195 【完全RP村】終電は銀河を駆ける
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[続いて雨里。黒幕の存在よりも目的を気にしている節を、藍里は目にしている。>>1:35>>1:73 目的地は終点の雨乃風駅。 ところどころの不思議さは、どこか雛子に通じるものがあるかもしれない。 引っかかる単語は”かえろう”というもの>>19
綺麗な景色だからかえろう――?
どことなく歯車が合わないような感覚がするが。 黒幕の目的を気にしているのも嘘にも思えない。]
(85) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[最後に、お坊さんこと田子浦 篤胤さん。最年長だろう。 最初に車掌に詰め寄ったのはこの住職と藍里だった。向けられた視線の値踏み方>>1:21 目的地は蠍ヶ浦駅にある寺>>1:60 こんな言い方を本人したら、怒られるかもしれないが。 この住職は、藍里から見て良い意味で俗世の人だった。
不思議な感性を持っているような節もなく、お盆時期で帰らなければいけない、というのも如何にもな理由だった。 幻想的な風景に魅入られるような様子もないのは、年嵩だからか。御利益だからか。
黒幕候補としてはとても遠い位置にいる]
(86) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[藍里は思考の迷路に沈んでいたため、豊田の言葉は耳に入らなかった。>>79
もしも入っていたなら互いに詰めようとしたかもしれない。]
[正直言えば、藍里は難航しているのだろう。 此処のひとたちは穏やかで、裏で謀ろうとして居たりする感触は、ない。]
[むしろ藍里よりもずっと、素直でまっすぐだろう。 絞られた候補に目を落とす。
黒幕の目的も意図も、保証されていない片道の列車の中では、ふせる。 何度、悪気があったわけではないだろうと思っても。
間違える可能性が過ぎっても、帰るためには決断することに藍里は迷いはなかった*]
(87) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/15(Mon) 23時頃
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[豊田の見解(>>59)をもって全員の意見が出揃った。 率はひとりひとりの顔と話とを照らし合わせて、考えをまとめようとするのだけれど、どうにもうまくいかない。
この優しく穏やかな空間からつまみだせる相手を、彼女はどうしても見つけることができないままでいる。]
――――グゥゥゥン
[座っていても体が傾くほどに、車両が大きく揺れた。 次の停車場はもうそう遠くはないのだろう。]
(88) 2016/08/15(Mon) 23時頃
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[有用。 そうは言っても乗客達には悪意らしいものは感じない。
黒幕探しの難航さのひとつは、きっとそれなのだろう。
黒幕探し。言い換えれば、犯人捜し。 そんな重い言葉を当てはめるには、この列車に乗る人々は役不足だ。 ひどく、いい意味で。 嫌な奴や面倒な奴でもいてくれたならば、“こいつでいいや”なんて疎ましい感情のままに押し付けることも出来ただろうけど。]
──うた?
[そんなことを考えた時、男の耳に微かに歌声が届いた>>25>>75。]
何の歌だい、それ。
[問いかけは、まずは雨里に。 答えが聞けなければ、秋夜の元へ行くだろう。]
(89) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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―原くんとお話―
[唐突に、それも人前で、泣くつもりなんてなかった。 そう彼に告げるのは、中々に言い訳がましいか。 早くこの場をどうにかしなくては、ただ、それだけ思っていた。
ひとつ。ふたつ。みっつ。
時間ばかりが過ぎてしまう。 そんな時に思い出した魔法――。
それは、お母さんが教えてくれたものだった。]
(90) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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――ほら、笑顔になってごらん。
だんだん、気持ちが勘違いして嬉しくなってくるから。
笑っているとね、幸せが向こうから寄ってきてくれるのよ――
(91) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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[差し出されたミントタブレット。 にこり、と笑って何事も無かったようにひとつ貰って、口に入れれば、。 呼吸する度にひんやりとしたミントタブレットの清涼感を感じる。]
えへへー。 ありがとー、これならねむけにも、せんそーにもまけないきがするよー。
[ガッツポーズをして、お礼を言う。 ――彼は、とても優しい人だ。とても。 理由はない、ただの勘だけれど。 彼は、黒幕ではないんじゃあないかって、思った。
おじさんも、おねーさんも、とてもいい人だった。 それなら――黒幕はまだちゃんとお話していない人なのだろうか、と ゆるり、話し合う乗客へと目をやりつつ。]
(92) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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うん。きっと、ここも世界のどこかなんだよ。 ちずにのってても、のってなくても、 雛子はちゃあんと、此処にいる。 だから――ここも世界。
[ひとこと、ひとこと、ゆっくりと。 何かを、それからこの状況を噛みしめるように。 きっと、この世界を知らない人のほうが世の中には多いだろうから。 しっかりと、自分の中に地図に記さなければ、と懸命に。
有無を言わさず渡されたハンカチには、驚いたように瞬き。]
わあ、まるでまほーみたい。
[と声をあげて、けらけら。 「あちらのお客様からです」とおねーさんの方へと手を向けられるとにこやかに手を振って、]
おねーさん!ありがとー!
(93) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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[と、大きな声でお礼を言おうか。 その後には青年>>53の方へと向き直って、]
あ、の、ごめんなさい。 ありがとーね、原くん!
[彼の名を呼んで、気を遣ってくれたお礼を言うだろう。]
(94) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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―黒幕のお話/おねーさんと―>>51
だって、ひとりじゃなにをしててもたのしくないかなって。
おいしいおやつをたべても、 だれにもかんそーをいえないのってさみしいとおもうよー。
[続けてそう主張を続けるものの、 「一人で読書」というおねーさんの意見には「あ、そうだねえ」と難しい顔。]
うー、雛子、本よんだりしないから思いつかなかったあ。 たしかに、ひとりのほーがいいこともあるかもー。
[そう答えると、顎に指を添えつつ他の人の黒幕談義に耳を傾けるだろう。 難しい話は得意ではない、きっと私の黒幕探しは直感に頼る――ある意味ギャンブルになってしまいそうだ。 その賭けの勝率を上げるためにも、今はちゃんと人の話を聞いておこうと。
――もちろん、賭けに負けた場合自分がどうなってしまうか分からないし、 負けるつもりは微塵もない。]
(95) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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―率ちゃんの実況―>>63
「路紀くんが雛子ちゃんを泣かせた」
[そう聞こえれば、ゆるりと其方を見る。 声の方向に居たのは黒髪の人物。>>63 そういえば、さっき原くんが声をかけたりしていたっけ。 ――それならば、二人は知り合いなのだろうか。
これは、非難なのか、からかいなのか。
私には到底分からず、]
(96) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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ふぇっ!? えっと、えっとねー、原くんは泣かせてないよ! だいじょーぶだよー!
[青い鳥を手に持ったまま、ぶんぶんと両手を振って否定の言葉を。 悲しい事を思い出してしまったとはいえ、 あらぬ罪を着せてしまった原くんに、申し訳なさそうな視線を向けつつ。
何かを考えているらしい彼女に、]
原くんはとっても優しいひとだよー。 すーすーするおかしもくれたしねー。
[にへらとゆるい笑みを浮かべて言ってみるだろう。]
(97) 2016/08/15(Mon) 23時半頃
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[小さく揃えたうたに、スーツ姿の男が問いかける。>>89 あたしは声を止めて、彼の方を見る。]
ほしめぐりのうた。銀河のうた、かな。
[それだけ言って、視線を窓の外へ移す。]
(98) 2016/08/16(Tue) 00時頃
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ほっぺ、抓ってみますか?
[ジョーダン>>75にはくすりと軽口を返して。 知らぬ二重奏をBGMに揺れる車内、 背もたれに身を預け豊田さんの言葉>>79を噛みしめ。]
成程、ってなんだか自分の事なので 実感はわかないですが、高橋さんについては同意です。
それと、豊田さん自身も、なんだか。 自分が黒なら、次で降りる、なんて。 言わなさそうだなって。 なんというか、本心を隠して、そういう事言えなさそうかなって。
[噛みしめ、出てきたのはそんな言葉だけで。 でも、絞ることができただけでも、有り難い。
ぐるぐると、考える中で、残ったのは――]
(99) 2016/08/16(Tue) 00時頃
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銀河のうた?
[貰えた答えは、見当のつかないもの。 首を傾げてしまったが、視線を窓の外へと移す彼女の視界には入らなかっただろう。]
(100) 2016/08/16(Tue) 00時頃
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