131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 20時頃
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― クロス・オブ・メサイア教団・教皇私室 ―
『せ、聖下ッ!!!』
[侍従の悲鳴じみた声が廊下に響き渡る。 豪奢ながらも落ち着いた白を基調とした私室の壁には、暗黒素《ダークマター》の刃によって胸を貫かれた教皇パルックの死体が縫いとめられていた。]
罪深き魂に鉄槌を。
罪なき者の血は闇に還り。 罪深き魂もまた己自身の血により贖われ。 闇へと受け入れられるであろう。
[窓枠に立ち、黒衣をなびかせるフードの人影。 慌てふためく侍従へと告げる声は厳かであり。 その胸元に揺れる黒曜の十字架が、その正体を如実に語っていた。]
(74) 2014/08/13(Wed) 20時頃
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聴くがいい。
我は『断罪の子羊』。 我が神ルゥ=カタストロフに代わり。 無辜の民を殺し、その意思を踏み躙るものに断罪を与える。
審判の時は来たり。 これは聖戦の始まりである。
[闇の断罪者は大きく開くように教皇の死体を指で指し示し。 ふわりと闇のヴェールが浮かび上がるような錯覚を残し、窓の向こう側へと消える。]
(75) 2014/08/13(Wed) 20時頃
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『だ、誰か!!邪教徒が!! 聖下が殺されてッ!』
[少し遅れて侍従の人を呼ぶ叫びが続いた。
だが大胆にもクロス・オブ・メサイア教の本拠地へと忍び込んだ断罪者の姿は、既に私室の窓からは見えなくなっている。]
(76) 2014/08/13(Wed) 20時頃
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……ハア……ハア……。
[足元の影と言うには濃い闇を蹴る足音はなく。 集まる人目を避け、軽々と壁を登り屋根の上を駆ける。
僅かに乱れる呼吸とぱたりと滴る赤い雫。 流石に教皇相手にただでは済まなかったと、フードに隠れた顔をしかめる。]
(77) 2014/08/13(Wed) 20時頃
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ミハイル卿、またしばらく任せるわ。
どうしても神聖十字軍ではね。
[討伐に来た風に見えてしまうしと告げて。 教団の中でも後方支援を主とする面々と。 それから力仕事を頼めるような王国民を呼んでから。
荷物を用意させるとスラム街を目指していく。 それはまだ、教皇パルックが殺される前の事だったのだ。]
(78) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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― 聖都レグレシア・スラム街 ―
[彼女の顔を見ると施しを求めて集まってくる住民達。 教団の面々は彼らに食料と少しばかりの硬貨を手渡していく。
それが足りていない事に教団は気がついているのだろうか。 クラウディアは微笑むと群集に語りかける。
本当に困ったらいつでもクロス・オブ・メサイア教団の門を叩きなさいと。]
そうね、この地区にも教会を作りましょう。 そうすれば……救われる人も増えるわ。
(79) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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― 聖都レグレシア・裏路地 ―
……撒いたか。
[断罪者は一度、振り返り。 宙で一回転しながら屋根より路地へと飛び降りる。]
……ハア……。 我らが暗黒の父祖よ。 罪深き魂へも闇の安息を……うっ……。
[今更、震える声で祈りを呟きかけるも。 こみ上げてくる嘔吐感に口元を押さえ、薄汚れた壁に身を預けて蹲る。]
(80) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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― スラム街 ―
[僅かばかりの施しをスラム街の住民達に配る。 それにどれ程の価値があるというのだろう。 ほんの一瞬の飢えを満たせば、更なる飢えが待っているというのに。 それを救ってやるつもりなどありはしないだろう。 ただ一時、救ってやったと上から目線で愉しむだけの行為。
教団の面々がそうやって施しを与えてやっているのを少し離れた位置から見て小さく舌打ちをする。 己は餓えてはいないし僅かばかりの金などいらぬ。]
(81) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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[別に教団に恨みなどないのだが。 だがあちらが診療所の存在を気にしているとなれば無視は出来ない。 元々情報を集めようと外へ出たわけで。 その情報源からやってきてくれたのだ。]
…教会か、そんなもので腹は膨れんがな。
[それでも救われる者はいるのだろうか。]
(82) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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― 回想 ―
[――妖精みたい]
["彼女"について一言で語るなら、そんな印象が第一に浮かんだ。 白銀の髪と真紅の瞳は、子供たちの間でも一際目立つ。 大人たちはその姿に、もっと別の印象を抱いていたようだけれど、そんなことは子供だった自分たちには関係がなかった]
[けれどある日、"彼女"はいなくなってしまった。 その理由について、大人たちは皆口を閉ざした。 ――少女のしつこい追及に耐え兼ね、つい口を滑らせた一人を除いて]
(83) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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― 聖都への道中 ―
――…………? 何かしら、今の雑念《ノイズ》。
[突然の、無意識的な記憶の奔流に、少女は光のない瞳を細めた。 "器"としての形は保っているものの、今や彼女の全身は預言書の記録媒体そのものであり、ヒトとしての記憶と感情は不要なものとして片隅へ追いやられつつあった。 しかし、それでも最低限は残されているそれが、周囲に広がる惨状に顔を顰めさせる]
これが――聖王国のやり口?
[ずきり。全身へ響く鈍痛が、少女を死に至らしめた傷と同じ場所から生じる。 過去にもそれと似た感情を抱いたことを薄らと思い出しながら、黒衣を翻し進んでいく]
(84) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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―聖都レグレシア・クロス・オブ・メサイア教団本部―
かつて、地上の人間には翼があった…
(85) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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と言ったら貴方は驚きますか?
[聖都でも一際の威容を誇るクロス・オブ・メサイア教団の大聖堂。文字通りの千年王国であるこの国の国教にふさわしき荘厳な佇まい。しかしそれは、聖堂の身廊を越えて、聖具室に近づくにつれ、控え目ながらも厳かなものへと変わっていた。 最も奥の部屋、その重厚な厚革のソファに、向き合って亜麻色の髪の女と客人らしき男が対峙している。]
申し訳ないですね、けれどそう突飛な話ではないのです。 いえ、こう言った方がいいかな…… かつて人間以前、地上では羽の生えた者達がこの世を統べていたのだと。そう、天の御使いのような、白い羽根の生えた者達が……ね。公にはされていませんが、そのことは古い地層を見ればわかる事です。
でなければ、このように今日、1000年を遥かに超える昔の遺物が王国の各地より掘り出されることもなく、私のような者がそれらの遺物を管理する立場に置かれる事もなかったでしょう。
(86) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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羽の生えた者達はいるのですよ。案外私達の近くにいるかもしれません。 それはそうと……捜索は進んでいますか? 聖典に記された旧時代の8つの器物―――レガリヤ。
「王の錫」「王の冠」「王の座」「王の目」「王の声」「王の姿見」――これらは既に教団の手元にある。
残りは2つ。所有者を自ら選ぶという「王の剣」に、書物の形を取るという「王の衣」。 肝心の残り2つが教団の元に加わらぬから、ブラック・ダーク・デス教国なき今でも私達の威光を遍く地上に届かせかねている。
……お願いしますよ。特務機関「Runatis」は、そのためにパルック聖下からも信任厚く、十字軍並みの権限を与えられているのですから。
(87) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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[深々と頭を下げた男が退出したのち、亜麻色の髪の女は青い椅子に深く腰掛けて目を閉じる。1年前に前任者の王弟、大公爵ヨアヒムがブラック・ダーク・デス教団の手の者と思しき輩に暗殺された。その後を継いだのは、この何処ともなく現れた女だった。教団の中でも言わば陰流のこの部署にいる者の事、パルックに縁のある者と周囲は自然と考え、今や自然にその座を占めていた。 ―――つまりは、全くの経歴不詳。クロス・オブ・メサイアの教えに忠実であるという事だけは確かであったが]
―――――均衡は危うい。 私がここで安穏としているのもいつまでの事かな…
(88) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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― 聖都レグレシア/裏路地 ―
[くるうり、日傘が舞う。 それに合わせて華奢な少女の体躯も踊るように動き、白銀が滑らかに揺れた。]
……あら?
[そして入った裏路地。 ステップを踏むように軽やかに歩けば、薄汚れた壁に身を預け蹲る人物>>80が目に入った]
……ねえ貴方、大丈夫? こんなところで蹲っていたら、体調なんてすぐ悪化するわよ?
[彼の肩をぽん、と叩いて。 気紛れにそう声を掛けた。]
(89) 2014/08/13(Wed) 20時半頃
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……あら。
[「教会で腹は膨れない。」そう言い出した青年を見やる。 やはり、神聖十字軍を連れて来なくて正解だったようだ。]
それは違うわ。 『人はパンのみにて生くる者に非ず』と言うじゃない?
ただ、生きているだけじゃなく。 もっと精神的に救われなければいけない。
その為に教会を建てようと思ったのだけれど。 気に障ったかしら?
[そう言って優しく微笑む。 周囲に居た子供達や病人など。
弱った者は次第に彼女に縋る様な気持ちへと傾いていくのだ。]
(90) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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− 昔の話 −
[王帝親衛隊隊長と呼ばれていた男がいた。 陛下直属の親衛隊を束ねる者は他の誰より己を律し、 王と王国の為に命は勿論、魂まで捧げるのは当然の事。
だが男はただ一度だけ王以外に心を捧げた事があった。
白い髪、真紅の瞳、一見して一般人とは姿が違っていたが 心はその髪が示す通り真白で、真紅の血が通う温もりを 持った女性だった。
清らかな命尊ぶ光の天使そのものの女性と 何故心交わす事になったか。
だが人の身で天使を想い、 心だけでなく天使と身体を交わした罪は重く]
(91) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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[天使は身籠り人となった。
だが人となっても男は天使を愛し続け、匿う様にとある村へと 移り住まわせたが。
その後に起きた悲劇を止める事が出来なかった事を 今でも男は悔んでいるのだと言う]
(92) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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[あちらから声をかけてくるとは思わず、一瞬僅かばかり目を見開いて。 それからにこりと笑いかけた。]
どうだろうな。 精神の救いなど余裕がなければ生まれぬ。 ああ、でも。
[くつり、と小さく笑い。 まっすぐに声をかけてきた女>>90を見据え。]
もう死ぬしかないならば最期に救いは求めるかもしれんな。 だが生憎俺はそこまで追い詰められてはおらんからなぁ。 救いなどといった曖昧なモノに価値は見出せんのだよ。
[教会を建てるよりも金でもばら撒いた方が余程喜ぶ人間は多いだろう。 スラム街とはそういった場所である。]
(93) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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[不意に肩を叩かれ>>89、びくりと顔を上げる。]
あ……。 い、いえ、大丈夫です。
[口元に笑みを浮かべ、黒曜の十字架をさっと服の下へと押し込む。]
少し旅の疲れが出てしまったみたいで。 休めばすぐに良くなりますから。
[顔の半分を隠すフードは悪い顔色を隠していたが。 左腕から滴り落ちた血が作る小さな血溜まりは隠しようがない。]
(94) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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刺客 博史は、メモを貼った。
2014/08/13(Wed) 21時頃
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―孤児院・奥の部屋― [部屋の前で一度だけノックする。]
先生、俺です。ドナルドです。
[そう言って扉を開くと、机に向かって何かをやっている先生の姿に笑みを浮かべた。]
食糧、お持ちしましたよ。 子ども達のおやつも一緒に買ってきたので、後で分けてくださいね。 それから…これ、少しだけですが…。
[そう言ってお金の入った封筒をジャケットの内ポケットから取り出して手渡す。 先生はありがとうと喜んで、それを受け取ってくれた。]
今日は少し時間があるので、子ども達を連れて近くの空き地に遊びに行って参りますね。 先生も、あまり無理をなさらずに、たまにはゆっくり休んでください。
[いつものように笑って声を掛ける自分の姿に、先生は安心したように頷いた。 その様子を確認すると再び孤児院の入り口まで戻った。]
(95) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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―孤児院の庭― [庭に出ると、再び子ども達が集まってくる。]
今日はご馳走が食えるといいな。 食糧、大量に持ち込んできたが…お前達があんまり食い過ぎるとすぐに無くなるから気をつけてな。
[そう言って笑いかけると、近くに転がっていた汚れたボールを足で蹴り上げて。]
久しぶりに時間がある、近くの空き地、こんな狭い庭じゃなくてもう少し広い所へ遊びに行こうか?
[そう言って子ども達を誘って孤児院の外へ。 近くの空き地に向かって足を向けた。]
(96) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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− そして現在 −
[罪は当然男にも及んだが、これまでの武功と忠義から 中枢から外され異分子狩りと言う任に就く事で 減じられる事になった。
今でも王帝と王国への忠義は揺るぎない。 ただ教団に関しては、 その愚行に対して当然快くは思っていなかった。
ただ王帝と王国の存続の為に必要と言う意味では 不可欠だとは理解していた]
(97) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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まあ、可哀想に……
神の救済を信じられないのね。
[目の前の青年の言葉に対し。 本気で同情した様子だった。
そうして、追い詰められてはいないと言う彼に再度微笑んで。]
いつでも良いわ。 教団にいらっしゃい。
礼拝堂で神のキセキを見れば貴方もきっと考えが変わるから。
(98) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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[不定期に行われる礼拝堂でのキセキ。 それまでは神を信じなかった荒くれ者や、絶望した若者が。
礼拝堂を出る頃には敬虔な信徒になっている事が多々あった。 そこで何が行われているのか。 それを正確に知っている者はクラウディアのみだった。]
(99) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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[フードは顔の半分を隠しており、隠された十字架には気付かないまま口元に笑みを浮かべる相手>>90を見つめた。]
……あら、旅の人? 奇遇ね、私も旅をしているのよ。
[微笑んでそう言いながら、視線は彼の左腕から滴り落ちる血により生まれた血だまりへ。 拒まれなければ怪我の様子を見ようと左腕に手を伸ばすだろう。]
…怪我、大丈夫? 放っておくと酷くなるわ、私で良ければ治療させて?
[怪我自体はいずれ治るだろうが、運が悪ければ化膿するかもしれない。 それに貧血を起こしたりして倒れられても夢見が悪いしと、そう考えて一つの提案を。 勿論彼が拒むのなら無理強いはしないつもりだ。]
(100) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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[空き地に向かう最中に近くの診療所の横を通る。 いつも子ども達が世話になっている診療所だ。 ちなみに、いつも嫌味を言われはするが、大人しく黙って聞いている。 こんなスラム街に住む孤児の面倒を診てくれる酔狂な医者などそういないのだ。 感謝こそすれども嫌味に苛立つ事は無い。 まあ、流石に嫌味に対して言われっぱなしもシャクなのでしっかり嫌味を言い返すが…。]
『イアン先生、今日いないみたいだねぇ。 僕、この前も先生に怪我診てもらったんだよぉ。』
[子どもの言葉に、一つだけ頷いて、また礼を言う理由が出来たと思った。 嫌味はその代償だ、有難く耳にする事にしよう。 ふと、辺りの連中がどこかに向かって歩いていくのを見た。 声を聞くに教団の人間が近くに来ているらしい。]
……チッ、教団の人間か……。 お前ら、あんまり教団の人間やら聖都の貴族やらに近付くんじゃないぞ。
[連中は死ぬ程嫌いだ。 スラム街に住む人間を人間として見ていない者が殆どなのだから。]
(101) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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さて、適当に商売に励むとするか。
[凱旋が終わればまた大勢の人並みに溢れる大通り。 そこに嘗て見た天使の似姿>>17に気付かなかったのは おかしな話だがそれは罰の1つ。
どれだけ愛した者の姿を探しても、その目に耳に。 天使と天使の血の声を姿を焼き付ける事は出来なくなっていた]
せめて…幸せに暮らしてくれていれば良いが。
[擦れ違っても、気付けぬまま聖都での暮らしは続く]
(102) 2014/08/13(Wed) 21時頃
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