278 冷たい校舎村8
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「そーゆーの、マジきもいんですけど」つったら 数年口聞かなかったりしたけど、今は仲良し!
だってさあ、おれ生まれる前から 母ちゃん父ちゃんと家族だったのに、 今更血だのなんだのって負い目に思うの フツーにきもくねえ?きもいよぉー。
……そーゆー感じで、なんかさあ。 びっくりするくらい、チョーふつーだよ。 おれだけ幸せになって、………ごめんね。
(998) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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なーんて謝っても、 こんなのおれの独り言なんだけどさ(笑)
(999) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ いつのまにか、黒板にスクリーンが降りていて 文化祭の劇が映し出されていました。 ]
(1000) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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あ、文化祭の劇だー。 これ、おれが書いたんだあ。
…あーちゃんのこととか、おれのこととか? 脚本にすることで消化出来たらって思ったけど マジフツーに全然ダメだった(笑)
まあさー、投影することでなんとかなるんなら 自殺する人なんてもっと少ねーよなア!
(1001) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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……でもさあ、良い思い出になったよ。
…………おれ、いまのクラスのひとたち、 チョー好きなんだぁ……………。
(1002) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ 茜色の射す教室で、 みんなの死体が転がった教室で、 いっくんとあーちゃんは スクリーンに映し出される劇を見ています。 ]
(1003) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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もし…、あーちゃんが生きてたら、 あーちゃんバカだから他校だろうなー。
んで、おれがあーちゃんの話したらさァ、 きっとみんな会いたいって言って、
高3のあーちゃんとか、フツーに謎だけど、 どんな性格でも心乃ちゃんが受け止めてくれて いっちーとたつみんに勉強見てもらってさ、 はやみんに化粧教わったりして? それか、ワダツミちゃんと語り合うのかなあ。
ホント、みんなに会ってほしかったなー。 マジで、ぜってー楽しかったよ。
(1004) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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……つーか、おれが会いたかった(笑)
(1005) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ 教室が赤く染まっていきます。 いっくんは椅子をよせて、 あーちゃんに寄りかかりました。 ]
(1006) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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あ、見て。夕陽ちょーきれー。 …あ!てかこれ、おれの記憶の再現かなあ。 文化祭の準備ですげー綺麗な夕陽の日あってさ、
まだ女装してたレイくんが写真撮ってて、 ズーミンがその隣で笑ってて、 したら身ぃ乗り出したソーマ落ちそうになって、 ナツミがギャーって叫んだら若ちゃん来てさ、
おれ、友達いっぱいできたなあ。
(1007) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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ほんと、すげー綺麗だね。
ずっと見てたい景色って、 きっと、こーゆーのを言うんだろーね。
ねえ、おれ、ずっと見てたい。
(1008) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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……でも、もう朝になるから起きるかあ。
(1009) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ ぱちん。って音が鳴った気がしました。 気のせいかもしれないけれど。
隣にいたはずのあーちゃんが消えて、 寄りかかっていたいっくんの身体は 椅子に、床に、倒れて行って。
そのまま通り抜けて、落ちていきます。 ]
(1010) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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……おれ、大丈夫だよ。
(1011) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ みんなの死体もいつの間にか消えていて、 天井も消えていったみたいです。
一瞬で夜になった空には 星がきらきらと輝いていました。 ]
(1012) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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きっと、大丈夫。
(1013) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ たぶん、もうあーちゃんには会えません。 夢の中で会うことはないでしょう。
でもきっと、その代わりに、 次に夢を見る時には、 死体じゃない友達がいっくんを迎えてくれる。
そんな予感がして、だから、 きっと、大丈夫です。 あーちゃんが居なくても、いっくんは大丈夫。 ]
(1014) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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いっくんは思います。 もし、天国が空の上にあるのなら それはすごく、すごくいいな。
川に落ちて死んじゃったあーちゃんが、 苦しくて辛くて悲しくて嫌な思いをした場所から とっても遠い場所にあるから、いいな。
いつか、自分が死んでしまう時が来たら、 夜空を渡る電車に乗る時は、迎えに来てほしいな。 ……そんな話だったっけ?違ったかも(笑) まあ、いいや。って、いっくんは思います。
(1015) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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いつか、まで。おれ、生きていくよ。
(1016) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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めでたし、めでたし
(1017) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ ─→ ─→ ]
(1018) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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[ 目覚まし時計が鳴って、郁斗は目覚める。
どうやら随分長く鳴っていたらしい。 兄が壁をドンと叩いていて、 むしろそっちの音で目覚めたのかもしれない。
見た夢の内容は覚えてなかった。 なんだか、悲しい夢を見た気がする。 でもなんだか、優しい夢だった気がする。
とりあえず、いい夢だったのは確かで 喜多仲郁斗は、目を細めて笑った。 ]*
(1019) sa13ichi 2020/06/28(Sun) 21時半頃
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TO:紫織さん ------------------------------------ おかえり〜_(:3 」∠)_
ちょーお寝坊じゃん! ------------------------------------
(1086) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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── 少し先:お見舞い ──
[ 病院ってマジでチョー静かだな。って、 その日、喜多仲郁斗は思っていた。 ]
おはよぉ、紫織さん。 元気して…なかったかぁ! そりゃそーじゃん!ウケる!
あっ!つーか、見て見て! じゃーん!がおー!! これぇ!チョーかわいくね?
[ お見舞い品はライオンの顔のケーキ。 自分の分も合わせて、二個。 あ、ホールケーキじゃなくて、 ちっちゃいやつだよ、ちゃんと(笑) ]
(1087) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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[ ケーキ、食べていいって言われてただろうか。 まあ、ダメなようだったら 持って帰って家族にあげるだけだ。
食べれたとしても、持って帰るとしても、 どっちにしても、ずかずかと上がり込んで ベッド近くの椅子に図々しく座った。 ]
病院って暇じゃねえ? なんか漫画とか持ってくる〜? ゆーて、もー退院だっけ。
(1088) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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[ クラスの誰かが言っていたような気もする。 記憶を掘り起こすけど、 正確かどうかは分からなかった。 ]
……そーいやさ、 なんでもしてくれるって言ったよね。
だったらちょっとだけ、 おれの話聞いてほしいんだけど。
[ 足をぶらぶらさせながら、郁斗は話し出す。 ]
(1089) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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おれさあ、ずっと都合良い夢見てて。 …あ、夢って夜寝てみる夢ね!
まー、そーゆー自分にとって良い夢見てた。 現実では叶わないことがおきて、 代償も支払った気になって、 おれの思い通りにできる世界なんだよね。
マジ楽しくってさ、しんどくもあるんだけど、 見るのやめられなくって。あはは!
(1090) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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でもさあ、紫織さんが作った世界の中じゃ なんもうまくいかなくって。 ナツミなんか…マネキンになっちゃうし? マジ怖くて苦しい目にも合うし?
ゆーて、そんなん、当たり前じゃん。
だっておれの夢じゃないから。 紫織さんだって、おれのこと そんな深く知らねーもん。
(1091) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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おれの世界じゃない夢はさ〜、 おれのウソで塗り固めた世界とは違ってて、 これが現実なんだな。って思った。てゆーか。
なんかさー、すげー目が覚めたんだぁ。 あっ、チョーいい意味で!
あの世界の、あの校舎の中。 紫織さんにとって自分で作った夢の、 ウソで虚構の世界だったかもだけど、 おれにとってはけっこう、本当の世界だったよ。
(1092) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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だから、 おれに本当のこと教えてくれて、 ありがとー。って。
…あはは、なんか照れんね!
[ 喜多仲郁斗は笑っていた。
もう、夢の中でしばらく 死体の紫織は出てきていなかった。 ]*
(1093) sa13ichi 2020/06/29(Mon) 00時頃
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