人狼議事


266 冷たい校舎村7

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【人】 ニビル星 キョウスケ


 思い出す一瞬>>293なんて言わずとも、
 夏が来なくて、ひまわりが咲かなくても、
 世界が滅びゆくときがやってきたとしても、
 

(948) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 きっと僕はずっとこうして君を待っている。*
 

(949) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ──などと、思っていたのは嘘ではなくて。]
 

(950) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ 「夢幻病棟」という文字>>931に笑みをこぼした。
 あれから、約3年の月日が経っていた。]
 

(951) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


SUB:RE:「夢幻病棟」からのお知らせ
------------------------------------
おはよう、こんにちは、こんばんは。
久しぶり? になるのかな?

とにかく、久しぶりにみんなで集まれるといいよね。
お店の手配とか、用意するものとか、
手伝えることがあれば、教えてください。

楽しみにしています。またね。
 

(952) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ

──3年後──

[ 相変わらず、メールは下手です。
 直接の対話も似たようなものだけれど。

 打ち込んだ数行に、
 誤字がないことだけを確認し、
 迷わず、送信ボタンをタップした。

 みんなで集まるとすれば、
 それはずいぶん久しぶりになるかな。
 誰かが、ぬいぐるみを持ち込むなんて知らず、
 何か思い出話の種になりそうなものがないか、
 ぐるりと部屋を見回しもしたけれど、

 いつかの強気な宣言に則り、
 大切なものとして飾られたまんまの、
 スケッチが1枚、壁にあるくらい。]
 

(953) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ものが少ない。と言われる部屋に、
 生憎、そんなに面白いものは転がっていないし、
 メイク用品のたぐいももちろんないので、

 何か必要なものがあれば、返信があるだろう。
 ……と、指示待ちなところも変わりません。

 相変わらず、の部分の方が多いけれど、
 堂々巡りの旅に夢中になることもあるけれど、
 少なくとも、こうしてメールに返事を打てる。

 納得のいかないことばかりの、
 ままならない世界を今日もゆく。

 なので、そうですね。
 集合時間に遅れる人がいたなら、
 不機嫌そうな顔くらいはしてみようかと。]
 

(954) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


[ ……想像して、僕はやっぱり笑った。]
 

(955) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 ニビル星 キョウスケ


 つまり、僕の優しい地獄はこの冬も続く。**
 

(956) nabe 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  変化を良しとせず、時間を止めたい
  って、思ったのだとしても、

  あの校舎で私達を変えたのは、
  貴方でしか、ないの。ないのよ。

 

(957) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─ 帰り道につきましては ─

[ 卒業式の、最後の帰り道をね、
  車で帰るのではなくって、歩いて帰りたい。
  と我儘を言って、微笑みました。

  いつか、委員長さんに教えた進学先に
  合格することの出来た順風満帆な私は、
  噂のひとつに巻き込まれることなく卒業しました。

  柔らかい風が、私の髪を揺らしていくの。
  鋭さのある寒さは消えてしまって、
  あの澄んだ空気が、すこし愛おしい。 ]
 

(958) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 結局、次のペットを決めかねたまま冬を越して
  春という季節を迎えてしまいました。

  結論を先延ばしにすることは良くなくって、
  でもね。同じことを繰り返して同じ穴に嵌る
  こと以上に愚かな行いは無いと思うから。

  つまらないのだけれど。生きているから。
  これ以上の今は無いのよ。
  って、笑うことが出来る。

  ローファーの上に桜の花びらが落ちて、
  足を動かしてしまえば、それは地に舞って、
  踏みつけながら、私は進むのでしょう。 ]
 

(959) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ ひとつの結論は、すでに出ていて。
  死なれるのが嫌なら、別れる代わりに殺せばいい
  ……と、ただ、簡単な話でしかなくって。

  でも、流石にそれは躊躇われるし。
  別に私、殺したい訳でも、犯罪者になりたい訳でも
  微塵たりともないんですから。嫌だわ。

  もっと賢い人間なら、結論を出せるのでしょう
  けれど、私の納得できる結論を出せるのは
  私以外は、居ないでしょうから。

  もうすこしだけ、まどろみの時間を過ごす。
  それもまた、ひとつの結論かしら。 ]
 

(960) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ 私なんて、世界のゆがみの一つでしかないから、
  って言う言い訳すら、する気はないのだけど。

  これからも色んな人を不幸にしていくわ。
  何人泣くかも分からない。
  何人死ぬかも分からない。

  それでも誰かに依存されなきゃ、苦しいもの。
  生まれたんだから、好きなように生きていく
  しか、私達には、出来ませんから。ね。 ]
 

(961) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  誰かの救いになれなくたって、
  息するだけで、生きていける。

 

(962) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ たたたっ と少し前を猫が横切ります。
  私に気付いて、足を止めて此方を見ます。

  桜の海に浮かぶ真っ白い毛皮が、
  僅かに沈んで、肉球の足跡をつける。 ]


  にゃ〜


[ 私が鳴くと、猫はおずおずと近寄ってくる。
  雪は無いから、足跡は残らない。

  小さな鼻先に、私の指先が触れる。
  ただ、生きてる。生き物に触れた、感覚。 ]
 

(963) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  周りの生き物の、一人でも、一匹でも、
  どうでもいいことが、減りますように。

  と、誰かの祈る声が、聞こえた、
  気がして。

 

(964) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 
[ ……決めた。 ]


  今日から貴方が、私のペット


[ 今まで飼った誰よりも小さなその生き物を
  私は持ち上げて、微笑みました。

  ただ、可愛いだけの生き物を飼うのは
  たぶん、すぐ飽きちゃうけれど
  何かと甘い弟が面倒、見てくれると思うの。

  誰かは、無責任だと、責めるのでしょうけれど
  そんなの、こんな生き方しかできない私を作った
  神さまの耳にでも、聞かせてやって。 ]
 

(965) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  ひとりでも、生きて行かなきゃね。

 

(966) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 

  ……なんて絶対、口にしないわ。**

 

(967) sa13ichi 2019/06/23(Sun) 21時半頃

【人】 R団 タカモト




    「兄さんのうどん作ってる後ろ姿、
     わたし大好きなんだ」


 

(968) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト

―― 後日談 ――


[わたしがそう言うと、兄さんは
 はにかんで笑いました。

 頼りになる兄さん。
 格好いい兄さん。
 大好きな兄さん]
 

(969) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[店を切り盛りするようになった兄さんは
 すっかり頼もしくって。

 あいつがいればこの店も安泰だなって
 父さんも母さんも笑っていて、
 この家はいつも笑顔にあふれています]
 

(970) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[でもね、退院したその日。
 わたしは見てしまったんです。

 もう高校を卒業して、何年も経っているのに
 閉店後の誰もいなくなった店内で
 暗い顔をして英語の単語帳をめくる
 兄さんの姿を]
 

(971) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[本当はね、わたし気付いてたんです。

 あんなに勉強が好きだった兄さん。
 大学に行きたくないはずなんて
 なかったのにね。

 わたしの家の幸せは、
 きっと誰かの不幸で成り立っています]
 

(972) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[店には、いろんな人が来ます。

 店の人手が足りない休日は、
 たまに拓海兄さんが店の手伝いに来てくれて。
 兄さんにあんなに優しいお友達がいるのを
 わたしは嬉しく思うんです。
 幼馴染って、本当にいいなあって
 わたしはちょっぴり羨ましい。

 ときどき、うどんを食べにくるお姉さんがいます。
 兄さんは何にもわたしに言わないけど、
 きっとふたりは付き合ってるんだろうって
 わたしはとっくのとうに気付いているんですからね。
 女の勘は鋭いんです]
 

(973) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[綺麗なお姉さんがたまに暖簾をくぐります。
 兄さんは「悪魔のような女だ」って言うけれど、
 わたしにはとてもそうは見えません。
 人は見かけによらないんですね。

 定休日に店を訪ねてくることが多いのは
 京輔兄さんです。
 ふたりしてスケッチに出かけたりしているのを見ると、
 同じ趣味があるっていいなあって羨ましくなります]
 

(974) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[この店には、たくさんの笑顔があふれています。

 ある日、携帯電話を見つめる兄さんいっとうに
 素敵な笑顔を浮かべていたものですから
 わたしはこう尋ねました]


  兄さん、なにか良い知らせでもあったの?


[そうしたら、上機嫌に兄さんは笑って]
 

(975) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト




    「拓海からメール。>>931
     あいつ、粋なことしやがって」


 

(976) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

【人】 R団 タカモト


[同窓会のお知らせでしょうか。

 兄さんの笑顔がいつにも増して
 輝いていたものですから、
 わたしの頬も自然に緩みます]
 

(977) gurik0 2019/06/23(Sun) 22時半頃

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