266 冷たい校舎村7
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[だからきっと、 葉子が無事に大学に合格できた時にも 心からの笑顔を向けられるはずだ]
(888) gurik0 2019/06/23(Sun) 17時頃
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[――――そうであってほしい、と願う]
(889) gurik0 2019/06/23(Sun) 17時頃
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[握り返された葉子の手のぬくもりに、 俺は目を細めた]
物好きはお互いに、だろ。
[葉子の眼鏡をそっと外して、その唇に口付けた]
(890) gurik0 2019/06/23(Sun) 17時頃
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[お前のそういう顔を知っているのは、俺だけでいい]**
(891) gurik0 2019/06/23(Sun) 17時頃
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[ 春の陽射しが綻ぶ。]
(892) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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──自宅──
[ 広くなった。と錯覚する。 ひとり部屋になる子ども部屋の話だ。
引越し先に持っていくものなんて、 部屋の隅に置いていたベッドくらいで、 ごっそりとものが減ったわけではないのに、 まるで別の部屋みたいだ。
家を出ていく僕にも、 姉はやっぱり何も言わないし、 母の急かす声ばかりが階下でするので、 僕らの別離は劇的なものにはなりそうにない。]
(893) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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[ この部屋を出ていく。 出ていって、そう遠くない場所で暮らし、 たぶん、時々は帰ってくるけど、 とりあえずは、家を出ていく。
……というときにふさわしい言葉を、 残念ながら僕は持ち合わせていないし、 姉もやっぱり無言のままで、
かといって、 黙って背を向けるのも違うと思い、
僕はゆっくりと姉のもとへ歩み寄り、 いつも俯いているその顔を覗き込むように、 座ったままの足元にそっと膝をついた。]
(894) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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……姉さん、あのね。
[ 膝の上に置かれた手に、指先でそっと触れる。 ざらついた肌の感触はよく知ったもので、 僕よりも熱い手の体温も、いつもと同じ。
あの冷たい校舎から帰った日から、 その指が僕の頬や瞼に触れることはなく、 気晴らしのような戯れは、 間違いなく終わってしまったんだろうけど、
何も変わっていない。 ……と、僕は思って、 安堵したのか、泣きたいのかわからない。]
(895) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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ばかみたいでも、 姉さんの心が晴れるなら、 なんだってしてあげる気でいたよ。 必要とされたら、うれしかった。
姉さんは、僕の家族だから…… 僕は姉さんのことが好きだよ。今も。
(896) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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……でも、もう行くね。
(897) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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[ 階下で母さんが呼んでいるから。 僕が、その道で足掻くことを選んだから。
立ち上がって、歩き出そうと。 その手を離そうとして、
触れるだけだった僕の指先に、 姉の指が静かに絡む気配がしたので、 それを引き抜くように、僕は立ち上がる。
口を閉ざしたままの姉のつむじ。 それを見下ろしていた僕が、 どんな顔をしていたかなんて、 姉は知らないし、誰も知らなくていい。]
(898) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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僕は、出て行くよ。 姉さんも、生きて。
(899) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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[ ひとりで眠るには広く静かな部屋を去る。*]
(900) nabe 2019/06/23(Sun) 17時半頃
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―― 七月の病室にて ――
[白一色……に近しい病室にて、>>876 七月はベッドの上に横たわっていた。 そこにマネキンのありさまをだぶらせて想起することはなかった。 彼女のそんな姿を見ていないせいだった。
だけど七月にとってはやっぱり、 あのマネキンがさいごだったんだ…… と、ほんのり思わずにはいられなかった。 とりあえず、ホンモノだってことを示すように、 ケーキの箱を持っていない方の手をひらひら振っておいた。 にっこり笑いながら]
(901) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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あ、……うん、わかった。
[病室の片隅にはこれまた白一色の冷蔵庫がある。>>877 そこからペットボトルを取り出している間に、 ふたりぶんの紙コップが七月にと手は手近な場所に並ぶ。 その時の彼女は起き上がってコップを並べていたわけだから、 心底、ほっとした。 だってずーーーっと、白一色の天井をみているなんて、 つまんなそうじゃあないか。星だってない。
……だから、余計、プラネタリウムの星空を思い浮かべたんだろう。 ささやかな光景もまた、イロハにとっての唯一だった。 願わくば七月にとってもそうであればいいのだけれど]
(902) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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えー。
[忘れちゃったのならたいしたことなかったのかなぁ、って。 煮え切らない思いも苦笑にかえて、 ペットボトルを持ってベッドのそばに戻ってきた]
(903) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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…………。
[変なことかなあ、って。>>879>>880 内心思って小さく首を傾げながら紙コップにペットボトルの中身を注いだ。
いくらか中身の減ったペットボトルを抱えながら七月の語る声を聞いた。>>881 ああ、そうか、と思ってたとはいえ、 聞いてるこっちもちょっとくらいは恥ずかしかった。 だから、チョコレートケーキを口にする傍らで、 イロハはまず紙コップを手に取って、中身でもって喉を潤した。 渇いたまんまだと言えないこともあったからね]
(904) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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…………「こんな私」とか言わないでよ。
(905) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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中学の頃とか、高校入ったばかりの頃は、 ……ヨーコちゃんの方にこそ、「彩華なんか」って思われてないか気にしてた。 だってさ、勉強の方じゃとりえなんてないし、 難なく、あたしの憧れの高校にいけるくらい頭よかったヨーコちゃんのこと、 うらやましかったよ。やっぱり。
でも、ヨーコちゃん、陰口叩くのがシュミみたいなやつらとは、 なんだろ、ずーっと、ちがってたから……、 あたしなんかの面倒見てていいのかな、って思ってたけど、 でも、結局、あたしなんかとでもいっしょにいてほしいって思ったから、 勉強も頑張ったし……、 コイバナもできた時は何だか嬉しかったし……それに……、
(906) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[―――あたしは何を言ってるんだろう? 簡単なことだ。「なんで私と居てくれるの?」っていう、 問いに答えたいだけのことだ。
そんなの、特別な友達だからに決まってるじゃん、って。
彼女がひみつでやってたことについていろんな噂が飛び交っていたけれど、 真偽がどうあれ色々思ったことは大事じゃなくて、 どうやら色々手遅れだったことを理解した、 その時味わった何もできなさの方がずっと、イロハに大きなショックを与えていた。 ヒーローみたいな性質してないはずなのにね! だから]
(907) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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さっき、養くんのお見舞いに行ってきたよ。 お大事に、って言ってたし、 ちゃんと、前向いて生きてくって言ってた。
…………だから、 えぇと、 次はヨーコちゃんの番、 かもしれないし、
あたしからもお願いするよ。
これからも、 ともだちでいてほしいし、 道は別れちゃうけど、 ………お互い前を向いて歩こう。
[ずいぶんと消え入りそうな声で告げて――――……]
(908) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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あ、そのチョコのプレートみたいなのと一番ふわっふわなクリームのとこ、 どっちか好きなのもらっていいよ。
[こっぱずかしいのがダメになった、というか、 返事をもらうのがこわくなった、といいますか。 とにかく慌てて話題を切り替えてから、 ケーキの箱の中に入ってたフォークを包むビニール袋を開ける。 あらかじめフォークが二つ入っていたから、 こうやって分け合うこともできるのだ*]
(909) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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これは、合図だった。
(910) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ 真っ赤なからだに 黒い点々 ころんと丸いちいさな虫が 袖にちょこんと、ついている。 バトン、ほどの大きさの筒を握ったまま ちいさな虫に気づいたのなら そっと摘んで近くの葉の上に乗せてやった。
あたたかな陽気に包まれている。 ]
(911) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ トレードマークと化していた 真っ赤なパーカーは見当たらない。 襟を正しく着ていたのであろう制服の 一番上のボタンを、軽く開いた。
ちなみに。ジンクス好きな男のボタンは、 ぜんぶまるっと残されている。
そうして、木の幹に背を預けては ポケットの中へと手を差し入れた。 ]
(912) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ 校舎裏、特等席にて。 ひと筋の煙が空へと昇る。 これが、此処での最後のひとやすみ。 ]
(913) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ あの日から、今日まで。 振り返れば、いろいろあった。 前置きから始まった言葉。>>687 あの時は目が点になってしまって、 池の中の鯉みたいにぱくぱくと口が 動いてしまいそうになるのを堪えた。
そして、本音をぶつけてくれるような、 ───ひとりのともだち≠ェできた。 ]
(914) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ ちょっとだけ滲む涙も、>>684 タオルケットに隠れる姿も、>>689 それから、火を分けっこするのも、>>690
うれしく、って。 その日だけは俺も本音でお答えした。
『ありがとう』って、言った。 ともだち、って言ってくれて、ありがとう。 でも、一回しか言えなかったから、 タオルケットで更にぐるぐる巻きにして 前なんか見えないようにしてやった。
ついでに、お前はライター係なって、 誤魔化すような言葉を添えていたっけ。 ]
(915) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ そして、ともだち≠取り戻しもした。>>849
結局、半分こしたパンを食べ終えて お互い照れ臭そうにしながらも、 再認識できたってことがうれしくて しあわせいっぱいの笑顔につられ>>848 轟木颯太はようやく、破顔していた。
昔、みたいな。 思い出せてえらいでしょ?って言わんばかりに。 ]
(916) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[ はじめましての後のひさしぶりを超えて、 願って叶った約束を共有して、 しあわせを分け合えるようなともだち。
轟木颯太は単純なので、 昔とおんなじように何でも差し出した。 ……とは言っても、昔と違って ガムやらグミやらのお菓子の類が 主だったものではあったけれど。
───いまもまだ健在な、 天使みたいな笑顔をみたくって。 ]
(917) ゆら 2019/06/23(Sun) 20時頃
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