15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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……セシル、
[呼ぶ、名前。手を伸ばしても届かぬ距離。 曲が止むと同時に、世界がまた一つ 終わる。]
[一度は迎えに来てくれた彼に、 その身を食らわれながらも手を伸ばしてくれた彼に
『…連れて行って、』
同じ言葉は二度言えない。 優しい音色、それが聞こえている間の優しい夢、 ―――…だから、]
(50) chiz 2010/07/28(Wed) 21時頃
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……行くのね…、
[優しく笑む彼に、淡い淡い微笑を浮かべて見送る態で。 ―――…黒髪の女の見る夢も ここで、]
…ありがとう…
[終わり。]
(51) chiz 2010/07/28(Wed) 21時頃
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―城下・街の隅―
…おあ? こほ―ぶ!土くさっ!
[地面の汚い土の臭いを感じ、目を覚ました。そのまま半回転して仰向けになる。
空には相変わらず下手糞な絵が描かれているが、黒一色ではない。気を失い、うつぶせに倒れたまま朝になっていたようだ。]
ああ、死んだと思った…。 なんだかんだで、意外と悪運の強いのな。
[体を起こす。周囲を見回せば、所々虫食い穴が混じる壁が2面ほどに広がっている。どうやら城の裏、街の隅で一人倒れていたようだ。]
壁がボロボロなのはいいが…街は、城はどうしたんだ。 ―流石にあれだけ燃焼すれば、崩れてもう殆ど無いと思うが。
[立ち上がる際に感じる気だるさに、まだ酸素が薄いのかと首を振った。]
(52) 10347 2010/07/28(Wed) 21時頃
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>>48 [必死になって首を振る拒否に、返す言葉は途切れる。
彼女が睨み据えた、蟲への言葉はこちらに通じない。 届くかどうかも、もちろん解らない。 ただ、もしかしたらほんの少しだけ、 そのおかげで自分は永らえたのかも知れなかった。]
……解った
ごめん 一緒においで
[離す気がないのなら、自分が走るしかなくて。
もし、最後まで走って、それでも間に合わなかったら。 この小さな命を、 まだこの世界を生きられる命を、 自分の我侭で連れて行く事を赦して欲しいと思った。]
(53) snow03 2010/07/28(Wed) 21時半頃
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フィリップは、何ならもう一度こける。
snow03 2010/07/28(Wed) 21時半頃
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あの子はお水を…貰えたかしら…
[最後にそう呟いて。 音が止んだ世界 ラメトリーの全てが燃え尽きた頃、 黒髪の女の形をしていた靄も 薄くなり、切れていった。]
(54) chiz 2010/07/28(Wed) 21時半頃
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[異形の声に。
虫は勢いを弱めただろうか、 それとも自分の気のせいなのか。
引っ張ってでも、無理やりでも、 連れて行こうと空いた手を伸ばして
聞こえたのは]
―― 一緒においで。
(55) Cluster 2010/07/28(Wed) 22時頃
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>>55 [伸ばされる手、掴み直して頷く。 今度は手を引くのでなく、並んで走った。 燃える空気に乗って、虫は止め処なく追って来る。 気温と酸欠と、喉の痛みに抗い続けたけど。
振り向いて、視界を塗り潰す光を見た。 追い着かれる。
死ぬんだ、と思った時、寒気がして震えた。
その、瞬間――]
(56) snow03 2010/07/28(Wed) 22時頃
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[泣きそうな、否、既に泣いている顔で、 ただ頷きを。
あとは、手を引き、また引かれ。 生き残るべく走ろうと]
(57) Cluster 2010/07/28(Wed) 22時頃
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鳥使い フィリップは、メモを貼った。
snow03 2010/07/28(Wed) 22時頃
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[走れども走れども終わりは見えず、 迷ってしまったかと思う程。
焔の追手は止まる事なく、 鱗があっても熱く感じられて。 酸素が薄くなるのがわかった。
彼の動きを追うように振り向けば、一面の光――]
(58) Cluster 2010/07/28(Wed) 22時頃
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飛翔。
黒い竜が、飛び立った。
(59) Cluster 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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― 泉の大樹 ―
[ 大樹は焔に燃え落ちて、 泉のその一滴も涸れ果てた頃 ]
[ それは 残されし者への最期の泉の祈りか ]
[ さわり ] [ さわり ]
[ 揺れる枝葉は、既にない けれど涼やかなその音色 ]
[ 風向きが 変わる **]
(60) sen-jyu 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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――ばさり
耳元の羽ばたき。
目を開いた。
(61) snow03 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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―城内・跡地―
[城、そして中庭に向かって歩いていく。遠目に分るほど、城は崩壊して形を呈していなかった。
街も同様だろう、門をくぐった時にはそれなりに見かけた廃屋は、遠巻きに見て数える程度になっていたように見えた。街にあったであろう、ヨーランダの持ってきた缶詰の家―いや缶詰は、まだ生きているだろうか。
近づけば、まだ熱の残る瓦礫と、何かが焼けた臭いで埋め尽くしている。]
焼け爛れた臭いはかなりきついが…腐臭のような臭いがあまり無いだけマシか…。
もう酸素はあるから大丈夫だろうけど、空気の薄さはまるで山の上のようだな。
雨の凌げそうな場所は、城は期待できないな。
[城内の跡から中庭にかけて、足場を確かめながらゆっくりと進んでいく。]
結局、何もかも、異形でさえも、みなこんがり焼けたんだろうな…。
(62) 10347 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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[ばさり、ばさり、 男を抱え、 両の翼を羽ばたかせる。
半人半竜のバランスを崩した身体は、鱗の割合が少し増えていた]
――――…っ!
[竜の声で吠え。
上昇、城から離れると、 空気が薄くなりゆくにも、あの虫のいる場よりは良いと思う。
ある高さまで来れば、 燃え上がる城を見渡せるに違いない]
(63) Cluster 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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[どこからか。
歌が聞こえる。
それは空耳かもしれない。 それは梢のざわめきかもしれない。
それでも、どこからか。
歌が聞こえてくる――
生きることを支えるのか。 死を招くのか。
聞くものにゆだねられる、*歌が*]
(64) sinotaka 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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―ラメトリー 上空―
>>60 [火を生み空気を焼く虫が、舞い上がる。
――上昇気流だ。
高く高く、光の噴水を吹き上げて。 雲に届くかと思われた光の帯は四方八方に散った。
ここを去り、また遠く。 どこか辿り着いた先で身を焼き、種を繋ぐのだろう。]
……――
凄いな、……
[見入る、光景。]
(65) snow03 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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ベネットは、AKYはあく。
ふらぅ 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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>>63 [ラメトリーの町に向けて風が吹き込んで行く。 熱に晒された頬に触れて過ぎる。]
……ホリー
[人ならぬ声に、視線を上げて。 ただ短く名を呼んだ。]
(66) snow03 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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―城内・中庭跡―
[清い湧き出た泉はもう水が無くなっていた。
近くにあった、ずっと泉を護っていた樹も同時に焼失してしまったようだ。短い間ながらお世話になっていた樹だ、一抹の寂しさを感じずにはいられなかった。]
これはあの異形の燃えた欠片なのか? まあ違っててもいいか…お疲れ様、お前もきっと頑張ったんだろうな。
[樹のあったそこに、僅かに残る何かの燃えたものを握り締めた。
踵を返した先は、城の跡のあちらこちら。そこに居た生活者の残滓をかき集めるように地面とにらめっこを始めた。]
(67) 10347 2010/07/28(Wed) 22時半頃
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ホリーは、いしきがとびとびであった
Cluster 2010/07/28(Wed) 23時頃
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[自らと共に、焔も上って来たが。 やがてそれらは散り散りに。
風が、吹き渡る]
――…フィル。
[ヒトの声で名を返し、 燃え行く城を、町を見下ろす]
(68) Cluster 2010/07/28(Wed) 23時頃
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セシルは、起きた。
siro 2010/07/28(Wed) 23時頃
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― バルコニー跡 ―
[ さわり ]
[ さわり ]
[全て燃え尽きた大地に鳴るのは止んだはずの音色、
それはヴァイオリンの音で、 涼やかな梢のざわめきで、 誘い招く誰かの歌声であった。
―――――…風が 変わる。 死を招く熱風から、涼やかな生を呼ぶ風へ。]
(69) chiz 2010/07/28(Wed) 23時頃
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[もぞりと、バルコニーで何かが蠢いた。 ずっと、靄に守られるように炎から身を潜めていたもの。
―――…新芽をつけた、小さな小さな箱仙人掌
[新たな生命は小さな根を蛇腹状に動かし歩き出す。 新たな水の、ある方へ。新たな命の、ある方へ。
―――…水は 命を、繋ぐから。
ふわりと優しい風が舞う、生へと導く風と音。 柔らかな棘をつけた葉が彼らに頷くように 揺れた。**]
(70) chiz 2010/07/28(Wed) 23時頃
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[脱出路を作ろうとするガストンを手助けしようと チャールズは転がっていた木切れで壁を突いた。 ほどなくして開かれる経路。 旅慣れた伝道師の脚は、まだ疲れを見せぬうちに]
コリーンさんっ……―――!!
[物音に振りかえり見れば 助け手を出す前に、燃え上がる歌姫の姿。
薄い酸素を掴むように、それでも差し出す手には 後悔の感情を刻むように紅が聖痕から滲んだ。]
―――……っ
[コリーンを気にした動作により、先を行く3人とはぐれてしまう。 と、肩から地面に滑り落ちるは、キツネリス。 小さく啼き見上げる姿は、まるでついて来いと云っているよう。]
(71) mitsurou 2010/07/28(Wed) 23時頃
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後を託すつもりでいた方に 先を越されてしまいましたしねぇ。
[ボロボロになった外套の下にあるのは ベネットに託され、コリーンに託そうとした手帳。 そして、アリーシャの形見に貰った 何も書かれていない本《運命》。]
(72) mitsurou 2010/07/28(Wed) 23時頃
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いきましょう。
[逝くという選択肢は、今はない。
――……行きましょう
―――……生きましょう
まだ、自分という本《運命》に白紙部分が残っているというのなら。 埋めなければならない。手帳の白紙部分を埋めるように。]
(73) mitsurou 2010/07/28(Wed) 23時頃
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[キツネリスが導くまま走りだしたのは、3人とは別の方角。 不思議と焼蛍虫は、その方角には向かおうとはしなかった。
まるで針の穴を通すような、焼蛍虫の被害ない場所。 建物の一角に身を潜め、座り込み、手帳を開いた。 そこから床に滑り落ちたのは2つの翡翠。 慌ててそれに手を伸ばせば、1度目拾った時には気がつかなかった]
『Silvia』?
[もう一つ、刻まれた名を知る。 それがどういう意味か、男に知る術はなくとも その名は確かに手帳に刻まれることとなった。]
(74) mitsurou 2010/07/28(Wed) 23時頃
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ガストンさんは、フィルさんは、ホリーさんは無事でしょうか。
[キツネリスをまた肩へと戻しながら呟く。 無事を願えば 嗚呼、手は無意識に胸元の銀の十字に触れてしまう。
祈りを空に向ければ、黒い影が光の中、空に向かうのを見た。 その風景に、祈りが聴き届けられたと思うのは 結局、どうあっても 男は神に遣える者でしかないということなのかもしれない。
そんな男の肩で、キツネリスが一度小さく啼いた*]
(75) mitsurou 2010/07/28(Wed) 23時頃
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>>68
その、……けほ
[薄い空気に小さく咳をして。]
そろそろ、下ろし、てくれないか……
[自分の体勢的に、少々言い出しにくいらしかった。
町や城は、夜明けにちらちらと火の残滓を残し。 焼蛍虫が去った今、少しずつ鎮まって行くだろう。]
(76) snow03 2010/07/28(Wed) 23時頃
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[弱々しく声を掛けられ、 彼には辛い状態にさせてしまった事にようやく気付く]
…む。す、すまぬ。
[眼下の火はその鮮やかな紅を失いつつ。 そろそろ大丈夫だろうかと、少しずつ地面へ近寄って行った]
(77) Cluster 2010/07/28(Wed) 23時半頃
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ホリーは、ねおちたらまけねおちたらまけ(ぶつぶつ
Cluster 2010/07/28(Wed) 23時半頃
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―城内・中庭回廊の跡辺り―
[拾った羽は、熱の中でもまっさらだった。]
なんだろうこれ…ああ羽だ。 そういえば赤い羽根と白い羽がたくさん落ちてたっけ。よく真っ白なままで残ったな。
[回廊辺りに金属片のようなが残っていれば、硝子だろうかと首をかしげた。]
ガラスか?うーん何か違う気もするが。まあきっと弾け飛んだんだな。…これも持って行くか。
(78) 10347 2010/07/28(Wed) 23時半頃
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>>77 [真顔で謝られた。 因みに年下の少女に抱えられていたのがちょっと、 という本音だ。]
……いや 良い……――助かった
[高度が下がれば、とん、と地面に降りる。 幾つか咳をして、地上から、焼けた町を見る。]
…………――
[足は自然、古城へ、中庭へ向かった。 がらり――瓦礫を踏み越える足音。 ホリーも多分、ついて来るんだろう。]
(79) snow03 2010/07/28(Wed) 23時半頃
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