255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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[可愛い服をこの中からどう探せば良いのだろう。 店員に流されるまま選べばいいか―― というか、着替えには下着まで含まれるのか。 着替えを何も持って行っていないと思えば そういう事なのだろうけれど。 送りつけられた店では下着の取り扱いもある。 益々フローラに似合わない、奔放なデザイン。]
『サイズはMで良かったか?Sか? 靴下くらいならともかく 下着はカップだとかあるんだろう。 俺には分からねえし 自分で選ぶ方がいいんじゃないか。』
[遠まわしに衣服だけなら買って帰るが 下着のサイズなんて 流石に把握も想像もしていないし 無理だろうと言いたげな内容で返信する。]
(57) 2018/12/06(Thu) 23時頃
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[元自警団ならば、手荒な鎮圧等で恨みを買う事もあるだろう。 薬屋の店主である男も、客と接する口調ではない等の言い掛かりは度々。 しかし、ココアに怨恨の線は思い浮かばない。>>28
雑貨屋でのトラブルは知るはずもなく、 男は黙るヌヴィルを見ていた。>>29]
猫…猫の治療か それは違うだろうな。
…まぁ、なんとなく、なんだけど。
[そこだけは否定した。深く理由はつけずに。 猫の治療に、劇薬は不要だ。 むしろ、とどめがさせる。]
(58) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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負けられたくないなら、 俺が値段を言う前に出すといいぞ。
[食用での召集等、どうせ死ぬのにと思う者もいるとは思うが、 サイラスはきっとそうしないだろう。 最後までヌヴィルの健康を気遣う。 だから今日も少し、彼の気持ちを値段に乗せる。]
俺の顔? いらないな、そんなの。 サイラスに描いてやれば良かったのに。
[彼なら自分の絵でも"セミヌードデッサン"でも大喜びする事だろう。 そんな懐かしい存在の話をしてしまうのも、 手帳が店に戻って来たからだろう。*]
(59) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[別れ際の言葉には気にするなと返した後、 帰っていくヌヴィルを見送り、>>33 ワカナの待つソファへと戻る。]
待たせた。 見たいのなら、これから案内する。
[金庫のある、倉庫へ。 店の奥を指して、ついてくるように促して、 男はそのまま歩き出した。]
(60) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[話している内に外は暗くなっていた。
階段を上がってすぐ。 倉庫を開け、灯りを点ける。 然程大きくない金庫がそこにあった。]
これが、そうだ。
[そこで漸く男は振り返り、口を開く。 ワカナは付いてきていただろうか。 思いやりに欠ける男は、歩調を合わせる気がない。 迷う程の家でもないし、と。*]
(61) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[花屋の家は、 お店に隣接しているようなものだ。 2階は寝室、台所は1階で
お手伝いちゅう、はっと気づいたのは 具材を煮込んでから。
そう煮込んでから]
……焼肉のつもりだったのに。
[うっかり、してたと 慌てて冷蔵庫とお鍋を見比べ、半分は焼こうって決めた。 まだのこっているものを野菜とともに盛り付け
携帯をチェック。兄が来るまでに なんとか誤魔化す、もとい言い訳を考えようとする*]
(62) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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― 拾い話 ―
[兄からのメールが届いたのは いつだったか。とりあえず、んっとと。考える]
『Mがいいかな。 靴下は新作のピンクくださいって言えばわかるよ 服は兄さんの好みで選んでくれたら嬉しいな>>55
下着は、ショーツとブラだけは買ってきて ショーツは花のやつ、黒い色で
同じブランドの、ブラ Cの80』
(63) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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どーかな。 パン工房だけに恨みがあるなら、 人知れずに店を破壊だけしたほうがいいし。
ココアさんがどういう状況で、 手に怪我をしたかにもよるけど……
[視線は指先に落としたまま、 顰めた顔は不快感というよりも苛立ちに近い。 誰かを傷つける影とは勿論違う怪我だが、 痛みがあることに違いはない。
つまり怪我を心配するのも同様で、 視線を外す時にすら、眉根は皺が寄ったまま]
(64) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[今更兄に、気兼ねするつもりはなく。 衣類だけじゃなく、下着の注文もするのは
色気も何もなかったかもしれない**]
(65) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[此処から一番近い通り沿いの ブティックを目指して車輪に運ばれていく。 嫌だな、と感じたのは 男が下着まで扱っている女物の服飾店に ひとりで入るのがどうにもむず痒い、 ――と、いうだけではなくて。
表に見えるように展示されている華やかなワンピースは 朝に出会った時のパピヨンが着衣していたものと 同じデザインであったからだ。 白いマネキンの隣に写真家の男などいないけれど。
着いた後にメールを打ったが>>57 返信を待つ間、背後から声をかけられた。]
(66) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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動かない物を壊すより、 挙動の読みにくい人間を壊す方が…… なんつーか、リスク高い気がすんだよな。 やる側の心情なんかわかんねーけど。
[思考は荷運びに例えたがそれを言語化までは出来ず、 怖がらせる意図はないので曖昧に苦笑で誤魔化して。 愛されキャラというのなら尚更、>>35 何故、というのが付き纏うだけに違和感も拭えない。 それに心配でも孤児院のことがある以上、 パン工房の件に深入りすることも出来ないのだし]
(67) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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心配してるってコトだろ? 家とか鍵、ちゃんと掛けろってヤツ。
[何しろ自分と違う細腕なわけで、 招集される人間を標的にするのならイルマは安全か? といえば、これまた願望でしかない。
彼女に親しいパン工房や、 出入りしている孤児院が標的になっているなら、 イルマだって例外ではないと言葉にするかは迷うけれど]
(68) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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夜でも不安なことがあれば遠慮なく鳴らせよ。 メールじゃ俺は起きないからな?
[気をつけるよ、と言うかわりにそう返して、>>37 自然と大通りの光に視線を逸らし、笑顔を戻す。
戻そうとしなければ険しい表情だったのは、 このままゆけばパン工房が見える、という理由で。 家まで送った方がいいか過るも、 孤児院に早く戻らねばという焦りも浮かぶ。
結果、角でいつものように立ち止まって]
(69) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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あ…?
[それが店員――とは思わなかった。
女性物だけを取り扱う店だから 店員は、女だと思ったのもある。]
な。
[気色の悪い雰囲気を纏う男が フローラの下着のセンスを朗々と語るのを 呆気に取られ、口が塞がらない。]
(70) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[なんで? なんでこの男がどんな下着を選ぶか把握しているのか。 サイズまで語るのだから余計に意味が分からない。 フローラちゃんの彼氏です とでも自己紹介があったとして、 理解できない、無理だ。
フローラとこの男とでは年齢に開きがあり過ぎて。]
(71) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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俺、ちょい珈琲やら買って帰るからここで。 飯、ありがとな。 サンドイッチ、すげー美味かったよ。
[珈琲に徹夜の友の栄養剤。 脳内で買い物をいくつか思い浮かべながら、 手を軽く上げ、ゆっくりと別れを告げて。
その背が去るまで見送ることにした*]
(72) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[―――顔も声も覚えのない男は去っていく。 茫然自失から返ってきたのが今。]
お前、っな。 なん……なんなんだよ……
[ブティックを出て行く男を追うにも、 距離はとっくに開いていて。 店を慌てて出ても、通りは人気が無かった。]
(73) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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あ、あいつに付け回されてんのか? あいつが犯人だったのか……? いや、 だが……
[配達の商会を装った男とは別人だと思う。 声すら聞き覚えが無いだけに 山羊の頭を押し付けられた異常事態は アポロの耳にも、記憶が刻まれていて。]
――――っ
[直後、届いたメール。>>63 服の採寸や靴下のことよりも目が向くのは やらしい意味ではなく、 今しがた口添えられたブラジャーのサイズと メールに書かれているサイズの一致。
……だけではなくて。 好むデザインまでも。]
(74) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[動かない物を壊すより人間を壊す。 確かにその方がリスクは高いだろうけど。 その分効果的ではないのか。 とは口に出さないけど。]
メールで起きてよねぇ。 うん、でも何かあったらすぐ電話するよぉ。 こういう時はやっぱり頼りになるよねぇ。 私もそこそこ力持ちだけど叶わないもん。
[介助をする事もあるから。 女にしては力もある方だけど。 やっぱり男性には敵わないわけで。
ただ、いざという時に電話をして。 お互いに距離があるのなら。 間に合うの、という疑問はあるけども。]
(75) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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美味しかった? よかった、今回ちょっとアレンジしたから。 少し心配だったんだよねぇ。 帰ったらシチューも食べてよね。 子供向けだから物足りないかもしれないけど。 愛情たっぷりだから、なんて。 まあ、普通に美味しいと思うよ。
[私は照れたように笑って。 それからバイバイ、と手を振った。 数歩歩いて、一度振り返って。 そこにまだピスティオがいたから。 私が行かないと何時までもそこにいるんだろうなって。 なんとなく分かっていたから。 今度は振り向かずにそのまま歩いて行った*]
(76) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[なんとなく、セイルズさんが戸惑っているのを感じる。>>53 困らせてしまったわって、申し訳なくておろおろ。 視線をさ迷わせて、 窓硝子に挟まった封筒を見つけて。>>54 怖くて怖くて。 セイルズさんの腕に掴まって震えたの]
う、うぅ……、セイルズ、さん……。
[セイルズさんが肩に腕を回して、優しく撫でてくれる。 その温もりに今は縋って身を寄せて安心するの。 それは降り積もるように、優しくて――]
(77) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[恨まれるような事はしてないって。>>56 きっぱり言い切ってくれる声が頼もしくて、 どこか救われたように感じた]
ほんとう、ですか……?
[なら、あの封筒は一体なんなのだろう? 誰が何の為に――? 得体の知れない恐怖に体は震えて。 じっと封筒を見つめていたわ。
でも、今は一人じゃない。 傍にセイルズさんがいるものって思えば少しずつ落ち着きを取り戻していくの]
(78) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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[しばらくして、ようやく落ち着いて。 封筒から目を離してセイルズさんを見上げたわ]
ごめんなさい、もう……大丈夫、です。 あの…、あの封筒……、 昨日、剃刀が入ってたのと同じ柄の封筒で。 怖くて、怖くて……、
[なんとか怯える理由を説明しようとして。 封筒の中を、確認しないといけないと思っていても。
やっぱり怖くてできそうにない。 でもセイルズさんに頼むのも申し訳ない。 結局、私は怯えながらセイルズさんを見上げておろおろと。 どうする事も出来ずに狼狽えていたわ。*]
(79) 2018/12/06(Thu) 23時半頃
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うん
[タツミが店の入り口から戻ってくる。>>60 今の会話の相手は、声やシルエットから、ヌヴィルだと知れていた。
しかし、声はかけない。 別に、後ろめたいことをしているわけではないのだが。]
(80) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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[いや、気持ち悪い。 無理だ。 何が嬉しいのかにたついて、 訳のわからない人物から 勧められたデザインなんか。
フローラの要望であっても 生理的に、嫌だ。
それに、花に―――蝶。 幼い頃、蝶にもみじみたいな手を伸ばす 幼い妹の姿は知っているけれど アトリエで抱いたパピヨンの着用していた 下着に、デザインが似ていて。]
(81) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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[彼の案内する、という声にソファから立ち上がると、彼の後ろへとついていった。]
(82) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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『服のサイズは解った。 靴下もお前の言うとおりのやつが 置いてあるらしい。
だけどその下着、売れ筋らしいな。 俺の前に来た客が 買って帰っちまったよ。
だから、別の同じサイズのやつを 見繕ってもらうよ。』
[嘘を――ついた。]
(83) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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これが、サイラスさんの残した金庫…
[案内された先は、倉庫だった。>>61 彼が、陽が落ち、暗くなった部屋の明かりをつける。 あの日、遠目から見ただけで通り過ぎた金庫が、目の前にあった。]
…試してみましょう。 開くかどうか。
お願いします。
[タツミに番号を合わせてみるよう、促した**]
(84) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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パピヨンみたいな下着を あいつが着けてるなんて、
[服だって、少女の域を超えない格好を している印象が男の――アポロの脳内では強く。 だから。 もっと、子供っぽい下着を付けるのだろうと そう、思っていたのだ。
ガキっぽくクマがプリントされているだとか。 少女らしい小花柄であったりだとか。
アポロがフローラという少女を 妹と“認めようと”していた頃の印象から 大きく掛け離れないものでないと―――]
(85) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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気持ち悪い………。
(86) 2018/12/07(Fri) 00時頃
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