151 宇宙船は旅浪者の夢を見るか?
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えっ?
[キューブから手を離していたのは幸いであったろう。 また真っ裸に戻ったケイイチが、ふらふらと教室の端へ歩いていくのを目を丸くして見る。
その姿が、溶けた。 溶けたとしかいいようがない。 キラキラとした光が溶けて、幻のように宙に浮かんで───]
(57) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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!?
(58) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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[ぎょっとしたなんてものではない。 度肝を抜かれたというのが正しい。 少しの間、理解が追いつかずに目を瞬いた。 その視線の先、先より格段にしゃんとしたケイイチの姿がある]
お前────…、
…─────、 は、
(59) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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[それで。そんな理由で見せられない? 馬鹿な。…いや。
恐らく、彼の言うことは正しいのだろう。 確かにこれは素晴らしくもあり、危険な技術だ。 あまりにも飛びすぎた夢の技術だ───、けど。
何故彼は、自分にこれを見せたのだ。 彼の理屈からいえば、当然自分にだって秘するべきなのだ。 それなのに。明かした理由を、彼は己の心に問うただろうか]
(60) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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……お前の理屈は分かった。 分かったが…ああ、上着を着ろ。みっともない。
[もう一度、脱ぎ置かれた自分の上着を放りやり]
その説明は、僕にするべきものじゃないだろう。 この僕を、二度ほど会ったばかりの僕を婚約者より信用してるというなら話はまた、別だけどね───…
[衝撃から立ち直れば、また再びため息が落ちる。 顔を近づけ悪態をつき、そうして視線を合わせる。 彼に彼の心を問うように]
(61) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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『言い訳も、してくれないなんて。』
[確かに、その言葉が聞こえた 背中をさすりながら、何か言葉をかけるべきかと迷っていると、クリスティアは赤くなった目で、心配かけてごめんなさいと笑う]
謝らないで良いわ。貴方が一番辛いと思うから 私としては、私に対する蛮行と貴方を傷つけたと言う事だけで許せないのだけど…… クリスティアが信じたいと言うなら、任せた彼が来るのを待ちましょう……
[そう言って、もう一度背中をさすりはじめた]
(62) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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お前が何故、僕にこの説明をしてみせたのか。 ……したくなったのか。
良く考えてみるんだな。
それでいいなら、好きにするさ。 そりゃあ確かに滅多に拝めないほどの技術だ。 流出したら、大変だものな?
[肩を竦める。肩の鳥は、良く分からんという顔をしていた。 まあ、そりゃあそうだろう。鳥だもの]
(63) 2015/03/08(Sun) 02時半頃
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[フィリップから上着を受け取り、それを羽織る。 そうして、言葉を口にしようとして、言語にも異常が出ている事を察する。 故に軽く首を横に振り、端末に文字を打つ。]
『これでよかった。 俺は功を焦り過ぎて自爆しただけだ。 今、最低の変態野郎となって忘れてくれた方がきっといい。』
[そう打ちこんで彼に見せる。 そうして改めて文字を打ち込み直して…。]
(64) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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────…、
[顔を近づけ告げたのは、大体馬鹿だの阿呆だのといった悪態だ。 けど。示された端末に、少しだけ口を閉ざした。
打ち込み直された、幾つかの文字。 それに視線を向け、再び彼へと顔を向ける]
(65) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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[フィリップの言葉にじっと視線を向けながら少しだけ考える。 ほんの少しだけ、いや、僅かでもないが求めてしまったのだ。 知ってほしいという事、誤解を解きたいということ。 十分理解している。自分の事を理解出来ないほど愚かでもない。]
『自慢したかっただけだ。自分の技術を。 そして、悪用も何も、どうでもよくなっただけだ。』
[そう、悪用などされてもどうでもいい。 自分の儲けを優先すべきだ。自分の利益を。 俺はそのつもりでこの分野を死ぬ気で学んできたのだから。]
『上着、助かった。部屋で着替えてからまた届ける。 あとでメールする。』
[端末に文字を打ち込み、それを彼に見せれば、大人しく自室に向かうつもりで、ふらふらと教室の出口に向かった。
(66) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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[全て説明して貰って、情状酌量の余地すらない変態だと言う事が分かったら、 その時は自らの手で粛正するとまで言った彼女 私が出来ることは……]
無理は、しないで 親友の身に何かあったら、私は凄く悲しいから
[無理はしないで、と声を掛けることくらいだった]
(67) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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[こいつは極めつけの馬鹿か。 そんな表情を隠すことなく、ケイイチへと視線を向けた。 示された端末の文面をサッと眺めて、ふらふらと歩き出した彼の首根っこへと腕を伸ばす>>66 無事に捕まえれば、ぐいとこちらへ引っ張って]
その格好でどこへ行くんだ、この変態。 裸に上着だけなんだぞ、わきまえろ!!!
いいか、服を取ってくる。 それまでここで大人しくしていろ。 じゃないと、第二の被害者が出るだろう!?
[半眼で睨みつけて叱り飛ばした]
(68) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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『……流石にある程度は隠れているから大丈夫だろうと思うが…。 この時間、この辺りに人は多くないはずだ。』
[そもそも何も考えがなかったタイミングとは違う。 今はある程度は自分の状態を理解できているはずだ。 次の犠牲者など出るはずはない…。(意味不明な自信) とは言え、叱りつけられれば、仕方がないと言わんばかりに頷いた。
リスクは最低限にすべきだと理解している。]
(69) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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ううん……こちらこそ、来てくれて、ありがとう 来てくれて、凄く安心したわ 嬉しかった
[最後はちょっとだけ涙声になってしまったかもしれない 目元を拭って、そうだったわね、と少し明るく言って]
ええ、ここで暫く打ち込みをしたくて 今まで不便しなかったから知らなかったけど、私の持っているのだとどうしても出せない音があるのよ……
[そう言って、五線譜を電子ピアノに読み込ませる イメージした楽器を打ち込んでいけば、仮だけどジャズっぽい音楽が聞こえることだろう**]
(70) 2015/03/08(Sun) 03時頃
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クラリッサは、クリスティアに白衣を慎重に返した
2015/03/08(Sun) 03時頃
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ある程度だ。
……持ち主である僕が言うのだから間違いないが、 お前、そのままじゃ下半身見えるからな? 意外とそのスリットは深いんだ。 普段、問題になるデザインではないけどね。
[当たり前だ、一枚で着るようなものではない。 だからと息をつく調子で落として、部屋の物陰を顎で示した]
すぐ持ってくるから、その辺にいろ。 これ以上騒ぎを増やしたくないだろう?天才君?
[そうして彼がおとなしく待つ様子に、部屋をあとにする。 真っ直ぐに自室へと戻り、服を持ってくるつもりだった]
(71) 2015/03/08(Sun) 03時半頃
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………くっそ、
[眠い。そして空腹だった…ような気がする。 諸々吹っ飛んだ気がしながらも、アーサーから受け取ったチップとクリスティアに託された薬は大事に持って自室へと戻る。
服を一式調えたが、未だ同居人の姿はないようだった。 その同居人、よもやコモン・スペースで立ち尽くしているとは知る由もなく]
………あれ!?
[アイリスからのメールを再び確認して声を上げる。 なんとこれは、アーサーから辞書を借りる必要はなかったのか]
(72) 2015/03/08(Sun) 03時半頃
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[ケイイチに貸すための服を、一式適当な袋に入れて揃えて部屋を出る。 そういえば錠剤も託されたのではなかったか。 気がついて、歩きながら端末をいじる。 確か先日会ったときに、連絡先を確認したはずだ]
(73) 2015/03/08(Sun) 03時半頃
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……ま、これでいいだろ。
[急ぎのものなのかも知れない。 だから届けたいところだが、こちらも暇なわけではない。
ならばと部屋の番号を聞くという手段をとって、トレイルへとメールを送った。これで分かれば、帰りに少し寄り道をするだけで済む]
(74) 2015/03/08(Sun) 03時半頃
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─ 音楽室 ─
[そうして準備を終え向かったのは、ケイイチがいる部屋…ではなく、その前の部屋。つまり音楽室だった。 控えめにノックをしてから扉を開く。
ジャズのような音楽が聞こえてきた>>70 心落ち着かせるような音色に息を吐いて、首を巡らせる]
ああ、クリスティア?
[音楽が聞こえるということは、彼女たちも幾分かは落ち着いたのだろう。 そう判断して声を掛けた。そうして、手にしてきた袋を示す]
(75) 2015/03/08(Sun) 03時半頃
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─────…
[来るべきところを間違えたかと、一瞬思った。 回れ右したいような気分になる。 謎の液体を手にしたクリスの表情が、凄かったからだ]
ああ……、…これ。 あのままじゃ彼、また騒ぎを起こしそうだから着替えをね。
[そう、示した袋の中身を説明して]
(76) 2015/03/08(Sun) 03時半頃
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もし君が彼と話をするつもりがあるのなら、 これを君が持って行ってやってくれないかと思ってね。 一応、服を届けるまで動くなと言っておいたからまだいると思う…多分。
もし君の気が向くなら、なんだけど。
[一応、気は使っているつもりだ。 何故ならさっき目にした彼女の様子は、あまりにもショックを受けたように見えたから。……今はどうも、怒りに燃えているように見えるけれども]
どうだい?
[ひとまずは問う態で、首を*傾げた*]
(77) 2015/03/08(Sun) 04時頃
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ケイイチは、不意に立ち上がるとふらふらと歩きながら出口の方へ。
2015/03/08(Sun) 04時頃
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[出口の扉付近に辿り着くと少しだけしゃがみ込む。 思っていた以上にフラフラになっている。 体力も意外と消費が激しい。]
(ここで少し休んで…人の気配がなくなった瞬間に行くべきか。)
[誰かは知らないが人の気配を若干ながら感じる。 その気配が無くなるまでは移動は難しそうだ。]
(78) 2015/03/08(Sun) 04時頃
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ケイイチは、部屋を出ると自室に向かって歩き始めた。
2015/03/08(Sun) 06時頃
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[打ち込んで流し始めると、思ったより形にはなっていたようだけど、華やかさが足りない もうちょっとジャズ理論を勉強しておくべきだったと頭を抱えながら、試行錯誤で肉付けを繰り返していく
そうしていると、扉が開く音がする。顔を上げると、先ほどその場を任せた彼が居た]
お疲れ様です
[そのままクリスティアと話し出したので、手を止めて目を向ける 彼は着替えを持ってきていたようだ クリスティアがこちらを向いて行ってくる、と言った]
気を付けて その……本当に、無理はしないで
(79) 2015/03/08(Sun) 11時半頃
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[大丈夫、と彼女は笑っていたものの、とても、心配だ]
……様子を伺うくらい、いいわよね
[音楽室の扉をそっと開けて、向かい側の量子学研究室の様子を見る 扉が閉まっているので何が起こっているのかはこちらでは分からない もどかしいと思いながら祈るように扉を見つめる クリスティアは大丈夫なのか……中で嫌なことが起こってないだろうか とにかく二人の話が無事に解決することを願いながら覗いていると]
……!!
[クリスティアが教室から出て、そのまま走り去っていってしまった 見間違いじゃなければ、泣きながら…… その後遅れて、男が教室から立ち去る]
どういう事なのよ、一体どうして……
[ショックでその場に崩れ落ちる。何故……貴方が、泣かなけば、ならないの……]
(80) 2015/03/08(Sun) 12時頃
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すっかり忘れてた!聞こうと思ってたんだ。 昨日どうだったの。まさか——研究室直帰?
[自己紹介のやり直しが終わった頃、あっと声をあげてトレイルに聞いた。 昨日メールを受け取ったのは深夜過ぎ、 そんな時間まで教員と話し込んでいたのは激しい議論があったと予想して。
会った時のミルフィの顔色も悪いものであったが、 トレイルもよくよく見れば、眠っていないのが分かるような状態だったか、 机に並んだパーツ類やメールの内容を思い出すと珈琲でも持とうかと提案する]
……あれ?あんた艦離れるって。 うそ!じゃ、最近先生とやりあってたのは。
[>>12先に聞いたことを思い出したかトレイル自身から転艦の話を聞いたか。 研究開発の話や、移動予定の学園艦の話があれば興味深げに耳を傾ける]
(81) 2015/03/08(Sun) 15時半頃
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おめでとう!やったね。
でもトレイルも離れちゃうんだ。 まずいな、トチったら知り合いがごそっといなくなっちゃう。
モーニーカー。 もしだよ、シェルが駄目で残ったらモニカが頼りだよ。
[クリスも転校すると聞いていたし3年組は当然卒業だからいなくなる。 少女がどうなるにしろ、親しい人が次々この艦から離れるのは寂しいものだ。
傍にいたモニカに泣きついて肩をぽんぽん叩くが、 モニカも転艦か何かかこの舟から離れる予定があるかもしれない。
シェルドンが治らなかったらいよいよ危ないと実感し焦りの色を浮かべるが、 治るかどうかの最後の一振りはこの電子頭脳次第なのである]
(82) 2015/03/08(Sun) 15時半頃
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[ミルフィの表情へ力が戻るのを待ちつつ、マドカがモニカを紹介するのも聞いて、こちらへ話が振られると、ああ、と頷き]
昨日見せた食事ツールの改良案を見せに、相談しに行ってたんだ ちゃんと面と向かって話をすると時間経つのって早えのな ああご名答だ、夜中に話が終わってからは研究室篭ってた
[珈琲は大丈夫だ、ありがとな、と二本目の缶珈琲を取り出して一口呷ると話の続きを]
や、最近アイツとやりあってたのは食事ツールについてだけだ 転艦の話聞いたのは昨日の夜中、帰り際ギリギリ、まだ10時間も経ってねえはず
俺が意地張んのはやめるって言ったらアイツ驚いてた癖に、何気転艦準備進めさせられたらしくてなー よく知らねえ団体の訳わかんねえ大会に出すからレポート作れ、とかな それでもう後は食事ツールの改良版作成と必要書類揃えるだけなんだと、まあ卒業よりは遅くなるとは思うがな
[寂しそうに見えるマドカを認識していても伝えるべき事実は事実だ、ただまあ…]
シェルなら大丈夫だろ、駄目そうなら俺が乗り込んで行ってやろうか?
[励ましついでにふざけた事も言って、にっと笑った]
(83) 2015/03/08(Sun) 21時頃
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トレイルは、っと、すまんメールだ
2015/03/08(Sun) 21時頃
トレイルは、クリスのやつどうしたんだ…?という微かな呟きは周囲の者に聞こえたか否か
2015/03/08(Sun) 21時半頃
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[名乗りの挨拶はマドカがやってくれていた。 正直、やり直す勇気がなかったから助かった。]
そうなったら一緒に頑張るよ。
[まさか自分が転艦するとは思ってないから、泣きつくマドカ>>82をなだめるように撫でながらのほほん、とそういった。]
(84) 2015/03/08(Sun) 21時半頃
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紙の本はいいよー。とてもいい。
[さて、マドカからモニカを紹介される頃には、>>39 気分もだいぶ、落ち着いてきた。 紹介されたついでに好きなものについて話せるくらいには。
マドカとの関係については、彼女自身による説明に、 「たまたま会って意気投合したばかり」と追加しておいた]
ジャンル、は……学園ものをよく書いてる。
[学生が主人公ならばミルフィの中では学園ものなのである。 長期休暇中の寮でほのぼのする話あり、 色んな部活の部長が二チームに別れ戦う話ありと、 細かく突き詰めていけば実に節操がないが。 「学園ものの皮をかぶった何か」と呼ばれたこともある]
(85) 2015/03/08(Sun) 21時半頃
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―自室― [部屋に戻ると腕輪とキューブを机の上に放って椅子に座り込む。]
つ…かれた…。
[言語の方はまだ上手いこと喋れるようだが、肉体の方はそう上手くいかない。 三半規管の乱れの影響か、ずっと船酔いをしているような、そんな気持ちの悪い感覚と、体幹バランスも悪いまま。 幸か不幸か、あの後更に酷い副作用はない。]
……考え過ぎだったのかもしれないな…。
[身体の痺れや痛みを再度確認するように手を振ってみる。]
やはり、人間一人を分解して再構築するなど、無茶が過ぎたのかも知れないな。
[溜息交じりに着替えを始めた。]
(86) 2015/03/08(Sun) 22時頃
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