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[ 彼女に向ける感情はあまりにも複雑だ。 憐憫、同情、好意、怒り、様々なものが 混ざり合って生まれている。
これがどのような関係なのかも分からない。 だけどそれを纏めたら結局出る答えは一つ ]
ははっ。 それじゃ辰巳君が俺のこと好きってことに なっちゃうなぁ。
[ おかしなことみたいに目を合わせて 同じように首を傾げてしまった。 考えるように唇を引き結ぶ。 どうしようもなくて声のトーンを落とした ]
(53) noil 2018/10/20(Sat) 14時頃
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あのね。 俺が笑ってる理由、分かっちゃった。
[ 依然として笑みを浮かべたまま続ける ]
笑ってないと、 溢れてしまいそうになるからだ。
[ 何が、とは言わない。 ただ、一瞬だけ露わにした表情はきっと 彼にしか見えないんだろう ]
みんな、……だいっきらい。
[ 本当で、本当じゃない言葉を紡いで 泣いているような、怒っているような それでも笑っているような表情をしていた。 それも再び窓に映ってしまえば元通り ]
(54) noil 2018/10/20(Sat) 14時頃
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やっぱり落ちちゃえば良かったな。
[ ぽつりとこぼす言葉は揺れている。 笑い話でもない癖に喉を震わせながら どうしようもないのに綺麗な空を見上げて 一層消えてしまいたくなる程、眩しい太陽を眺めて そっと、息を吸った ]
[ たった一人分の息を取り込んで それで腹一杯の器はやはり、 これが正解だとばかりに蓋を閉じた ]**
(55) noil 2018/10/20(Sat) 14時頃
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―― 翌日 ――
[冥々と暗い夜道を駆け抜ける。 どこまでも、どこへでも遠くへいこうとするのに―― どこへもいけないまま、焦燥だけが心を焼く。
俺の後ろには誰かが乗っている。 誰だろう。誰であれば……嬉しいだろう。
そんなことを思ったのだけれど、バイクを走らせるのに必死で振り向く余裕などなかった。 ヘルメットをしているはずの頭に、髪の毛をすりぬけ指が触れた。女だ、と理解する。]
「 九十九はさあ、 」
[夜風の中静かに笑い声が聞こえた。
――目を覚ます。]
(56) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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[がらんとした部屋で目を覚ました。 ぴぴ、と鳴る目覚まし時計を黙らせて俺は呻きながら起き上がる。部屋の中には誰もいない。不思議と、母さんが帰ってこない日々を思い出したが、その思い出を静かに思考から閉めだした。
身体が熱い。塗り薬を探したけれど、切らしていることに気がついて舌打をする。そもそもこれが火傷の後遺症なのかどうかも不明だった。風邪めいた倦怠感が全身を支配していて、熱病のようにも感じられる。]
……、
[自分の世話くらい、もうできる。 ちょっとばかし金を稼ぐには力が足りないくらいで 何も勉強せずとも点数を稼ぐにはちょっと馬鹿なくらいで 料理だろうが裁縫だろうが生きていくためならできるし一人で病院に行くことなんて簡単だ。 学校があったかどうかはさておいて、身支度を整え病院へ赴くのに時間はかからない。
……そういえば。 安住が運び込まれたのは、ここだったっけ。 ぼんやりと病棟を見上げ、現実感のないままに踏み入る。 予約した時間まではまだまだある。俺はぼんやりした頭のまま、入院病棟に赴きナースセンターを覗いた。]
(57) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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「安住栄子ってひと、ここに運び込まれたと聞いて……」
[なんとナースさんに問いかけたかは覚えちゃいないが、凡そそんな言葉をかけたと思う。 明らかに容態の悪そうな不良を見上げたナースさんは、視線をさまよわせてから、同僚といくつか、言葉を交わし、]
「個人情報になりますし、面会は……」 「けれど意識は取り戻したみたいで」 「あなたは、学友さんですか?」
[ほんとうに意識を取り戻した直後なのか、面会については断られたが、ナースさんは確かに俺にそういった。 目を丸くして息を呑む。 それから落ちた溜息は、なんの色をしていただろう。]
(58) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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……そう、ですか ありがとうございます
( 生きていてくれた。よかった。 ) ( ああ、生きてしまったのか。お前 )
(59) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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[軽く頭を下げ、俺はそこを後にする。 相反する二つの思考に頭を抱えそうになりながら、本来の目的へと向かう。
病棟の外で、俺は端末を手にとった。――いくらか迷ったようにあて先を探すと、その名前を見て、ほ、と息をついた。]
(60) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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───────────────── To 潮田 From 葛 ─────────────────
安住、目を覚ましたってナースさんから聞きました。
─────────────────
(61) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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[それから――これじゃあいつみたいだ、と洋次郎の顔を思い出しながら、違うメールで付け加える。]
(62) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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───────────────── To 潮田 From 葛 ───────────────── これから書く事、流してくれていいんだけど。
これから大変だと思うんです安住。 だから、過去に何をいって、何をいわれたとしても 潮田さんにそのつもりがあるなら一緒にいてやってください。
安住って 悪ぶって夜遊んで、吹奏楽もやめて でも昼の学校にも吹奏楽にも未練たらたらな奴だと、 少なくとも俺は思っていて
そういうやつって、潮田さんみたいな 吹奏楽にいっしょうけんめいで、 ひとに、優しくできる人 やっぱり羨ましくて眩しくて、嫉妬して嫌って でも見つめずにはいられなくって そういう自分も嫌いになってくと思うんですよ
(63) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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───────────────── なんか、どうしようもないやつだと思うんですよね。 そんな安住が夜に逃げたりしないように傍にいてやってほしいんです。 安住の「好きだけど嫌い」がまた安住自身に向かないように。 それって、潮田さんができることかなって思うんで。
潮田さんが、なのか、潮田さんにしか、なのかは俺には判断つかないけど。 思い当たって頼めるのは、潮田さんだけなので、お願いします。
なんか、長々とごめんなさい。 それじゃ。 ─────────────────
(64) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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[そこまで書いて、病院の天井を見上げた。 熱はまだ下がらない。
爺とババアがちらちらとこちらを見てくる。うぜぇとガン飛ばすだけの元気もなく、俺は自分の名前が呼ばれるのを待っていた。**]
(65) さねきち 2018/10/20(Sat) 16時頃
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― 現在/新聞部室 ―
噂を集めた時点では まだ安住に同情する声の方が多かったからな。
[ 仄日の言葉>>45に野帳にメモを取る ]
新聞は大衆に流れを作るものだ。 目にした人が話をする。 話せばそれが広がって、全体の意識となる。 そうして流れができていく。 少しの真実が含まれていれば、少しのコントロールで その流れは簡単に動きを変える。 事実だけを書いている新聞なんて今の世の中どの程度あると思ってるんだ?
[ 各務の言葉>>44にそう答えた ]
(66) hatum 2018/10/20(Sat) 19時半頃
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[ 写真を見た各務の声が変わった。>>43 万年青はにやりと口の端を上げる。 仄日が彼を連れてきたのはこのためなのだろう ]
ご想像通り、撮ったのは俺だよ。 彼女が落ちた現場の窓から。
[ あの瞬間を思い出す。 高揚した気分が甦る ]
……「落とした」といえば、 俺を告発するのか? 加害者とは、彼女を直接落とした人のことだけを指し示すのか?
[ 各務の様子を楽しげに見つめた* ]
(67) hatum 2018/10/20(Sat) 19時半頃
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──現在/新聞部室──
君は、何かが起こる前の日常に、 関心が薄すぎるのよ。
[ 各務公陽のことも、 恐らく安住英子のことも、 然程知らなさげな口ぶり>>66に、 淡々と指摘するように言う。
そういう人間もいるだろう。 安住英子がいて、私がいて、 すべて同じ種だというのだから、 なんとも大雑把な括りである。 或いは、それも些細な差異なのだろう。]
(68) nabe 2018/10/20(Sat) 20時半頃
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[ 加害者がいたら。 彼女を直接的に突き落とした人間がいたら。
そんな仮定の話が飛び交うのを、 やはり他人の話を聞くばかりの姿勢でいる。
もしも加害者がいたら。 見てみたかった。とも思うし、 そこに至るまでの道のりを、 そうも付き動かkした要因を知りたいと思い、 けれど、それだけであった。
案外、安住英子が死ななければ、 すべて明らかになるのかもしれない。 とも思うが、物語の終わりに相応しいのは、 主人の死。以外ないだろう。*]
(69) nabe 2018/10/20(Sat) 20時半頃
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― 新聞部部室 ―
[ 彼だけでなく、後輩の誰かとも面識があるらしい。>>44 文芸部と新聞部の繋がりは濃いのだな、 と思いながら聞いていた。 ]
貶めるって……。
[ 嫌いじゃないのに、貶めたいのか。 いつか聞いたことを思い出しつつ、密かに溜息。 隠す事無く口にする>>45ということは、 彼も同類ということなのだろうか。 面白いと思える事件以外に興味が無い>>68とか、 そういうことなのだろうかと見つめて、思い出した。 文化祭。3−Aの劇の最中、笑ってた男だと。 違うものを見ている人なのかもしれない、と思う。 紙面に載せた。ということは、 あの翌日に出された新聞は彼の仕事なのか。 視線を向けれた、淡々と。>>66 ]
(70) 襟 2018/10/20(Sat) 21時半頃
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は。知るかよそんなこと。 けど、あんたにとって学校新聞がどんなものか、 今のでわかった。気がする。
[ その態度は先ほど抱いた疑問に対する回答の様で、 同時にどうして隠すこともしないのか、わからない。 同類と思われているのか、それとも、 情報源と思われているのか。 後者の可能性が高いと見て、口を引き結んだ。 告発するのか、加害者とは何か>>67と問われ、 口を開く。 ]
必要なら。 けど、そう言うってことは、違うんだろ? ジャーナリスト魂かどうか知らないが、 写真を撮ったのは事実だろうけどな。 下手に出せば、あんたに疑いがかかるぞ、これ。
[ 心配しているわけでもないのだが、 つい口にしてしまう。 ]
(71) 襟 2018/10/20(Sat) 21時半頃
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過失の事故か、自殺か、どっちかじゃないのか。 ……自殺なら。 最大の加害者は、自分だろ。 安住英子自身が安住英子を殺そうとした。 それが誰の目にも明らかなアンサーだろ。 けど、その裏に潜む感情の発生源がある。 それこそが殺意の源だろ。 その場合。……俺も加害者になるんだろうな。
[ 写真から手を離す。 疲れと諦めの滲む顔で、すこし笑う。 ポケットの中の携帯電話が震えて、着信を伝える。 静かな室内でそれは酷くはっきりと感じられて、 俺はそれを取り出し、眺める。 通知は母からのもので、 安住英子が意識を戻した、という連絡だった。 ]
(72) 襟 2018/10/20(Sat) 21時半頃
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死に損なったみたいだな、えーこちゃん。 ……終わらせたかった人生の延長戦って、 しんどいだろうな。
[ かわいそうに。 哀れみを含んだ目で携帯電話を見つめた。*]
(73) 襟 2018/10/20(Sat) 21時半頃
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― 現在/新聞部室 ―
お前がかき回してる日常には 一応関心は持ってるつもりだけど。 面白くなりそうだからな。
[ 仄日の指摘>>68に反論はしておく。 とはいえそこに登場してる人物の中身自体にはあまり興味は確かにない。 他人から集まってくる情報ではそこまでたどり着けない。
傍観者、見守るというよりは観察している様子をちらりと見て 意識を後輩に戻す ]
(74) hatum 2018/10/20(Sat) 22時半頃
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[ 口が引きむすばれ、目の色が変わった気がする。 こちらになにも見せないように。 頭はわるくないらしい 心配でもしているような言いぶり>>71に ふ、と笑いをもらす ]
俺に疑いがかかる、 面白くなるならそれもいいな。 それに何の問題が?
ご明察。安住は自殺だよ。 なんなら証拠写真もある。 理由はなんなのかは知らないけどな。
加害者になった気分はどうだ?後輩。
[ 尋ねたところで各務の携帯が鳴り、 安住が助かったことを聞いた>>73]
(75) hatum 2018/10/20(Sat) 22時半頃
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助かったのか。つまらないな。
[ 万年青は半分落胆し、半分喜ぶ。
そして、情報集めているうちに手に入れた彼女のメールアドレスに一通のメールを送った ]
(76) hatum 2018/10/20(Sat) 22時半頃
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[ 返事が返ってきたら面白いなと、 小さく笑いながら、メール画面を閉じた* ]
(77) hatum 2018/10/20(Sat) 22時半頃
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[これまで面白くもないのに笑っているところ見ても、不思議なだけだったけど。 はじめて。その笑い方は嫌いだな、と思った。>>50
このひとは、何をそんなに否定ばかりしてるんだろう。 背負い込みたかったら背負えばいいし。>>52 それを誰が馬鹿にするというのか。
なんとなくここに、はのん先輩の通訳がほしいなと思いながら。 同じ方向に傾げられた首。>>53 真顔で瞬きをひとつ。]
(78) SUZU 2018/10/20(Sat) 23時半頃
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なに言ってんすか。 俺、四十崎先輩のこと結構好きっすよ。
……そっか。だから落ちてほしくないんだ。
[ああ、と納得して頷いた。 どうでもいいなら、気にしないし、気にならない。 どうでもよくはないから。
たぶん、四十崎先輩が落ちたら俺は傍観者ではいられないんだろう。]
(79) SUZU 2018/10/20(Sat) 23時半頃
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[変わる声色。>>54 離れることも距離を縮めることもしないまま、俺は隣に並んで少し低い位置で笑う顔を、見続ける。
一瞬だけ揺らいだ表情に、ほんの少し目を丸くして。 ふ、と小さく吹き出せば口端を緩めた。
そして、あっさりと。]
べつにそれ、 あふれてちゃってもいいんじゃないすか。
楽しくも面白くもないのに笑ったりとか、 ごまかしたりすんのって、息苦しいし。
[窓の外へ逸れていく視線。 俺は真顔に戻れば窓に凭れたまま、廊下の壁をぼんやり眺めて。 ふぁ、と欠伸がこぼれた。
ああ、なんか今ならやっと眠れそうな気がする。]
(80) SUZU 2018/10/20(Sat) 23時半頃
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