253 緋桜奇譚・滅
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『 あまぁい けむけむはないのかぁ ? 』
[そう言いながら、彼がやってきたのはいつのことだったか。 その時店に居たのは凜と雪女。
それから、塗り壁だった。 いつものように、皆で話し合いだか。 それとも、大騒ぎだか分からない事をしつつ。
最終的には汁粉を作るから。 匂いと湯気を好きに楽しんでいってと纏まったとか。
お代の取りようもないと皆で頭を抱えたのはここだけの話。]
(56) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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ええい、春でもなし。 浮かれる阿呆は何処のどいつじゃ!
[人の火消しもこの有様ではまともに機能していない。 木造住居の並びをまるごと燃やす火力ではないにせよ…
八手団扇を懐から取り出し、 天に向け、大振れば。
雲ひとつ無き空が急激に黒雲を増して ぽつぽつと雨が降り出した。 ―――雨足は次第に早まり消火に導く。
全盛期であれば鞍馬山の規模まるごとであったが 年老いた天狗爺が操れる天候の範囲は局地的であり、 せいぜい一角が限度であった。 京の町全域を囲いたがる火鳥の勢いを 皆まで消すほどではない。]
(57) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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―翌日・六道珍皇寺―
[それなりの時間にねぐらの無縁墓地から抜け出て来てみれば、確かに寺の境内に桜が一本咲いている。
淡い桃色というよりは、何か紅梅でも思わせるような、紅の混じった色合いだ。時折行き交う人々が桜を見上げてもいたのを、自分も近寄って眺めてみる。]
なるほど。これは確かに只事でない。乾闥婆の気がこれほど強く、陰気が溜まっているとは。とりわけ、井戸の辺りは、これなら功夫を積んだ人間でなくとも、何かあてられるところがあるかもしれんな。
冥府への道がこの近くにあるというのもさもありなん、だ。
[ならば、どうすれば良いのか。手っ取り早いのは己で事を起こしてしまう事だが]
それは良くない。我は他所者だ。目立ってはこの国への中華妖怪の植民計画に差し障りがある。 ここは、何か事が起きるのを待つか、他の者にやらせるのが良い。
[しかし、この都の傍にそのような怪異が都合よくあるものだろうか。桜を見上げながら、少々思案した。]
(58) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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いやぁ、壮観やねぇ。 力ない人間いうんは哀れなもんやな。
[焼け焦げた人間はもう贄には使えない。 だが別段困りはしない。 どうせ今は桜に贄を持って行く事も出来ないのだから。
楽しげに唇を歪めて。 しかし一人安全圏にいては真っ先に疑われそうだ。 だから時折、烏を撃ち落としながら歩いている。]
(59) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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[視線の先、雨雲を見た>>57 あんな真似が出来るのは幾人か思い当たる節はあるが。 誰だろう、と軽快な足取りでそちらへと赴き。]
天狗の爺さん流石やねぇ。 僕は水操るんは得意やあらへんから羨ましわ、その力。
[そこにいた天狗へと声を掛けた*]
(60) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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― 幕間・三峯茶房とお茶菓子と ―
[さて、お得意さんの1人?である。 三峯爪輔であるが。
何だかんだで、凜たちも気に入っていた。 特に、舶来の珈琲が凜は好きだったのだ。 自分の所で扱っている菓子とならば、一見したらお茶の方が良いし。 髑髏などはお茶しか飲まないと言い張っていたが。
凜としては珈琲と相性の合う菓子を見つけるのも好きだったから。]
(61) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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― 現在 ―
礼を言うわ。 ことのはの。
[こちらが撃ち漏らした相手を片付けてくれたようで。 とはいえ。都のあちこちで烏は飛び回っているようだった。]
へいも屋は無事……よね、その為に残って貰ったんだし。 三峯茶房は無事かしら。
[自分所のように、一癖も二癖もある妖連合って訳では無い故に。 店主が居れば良いけれど、留守だったらそうはいかないだろうと。]
(62) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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この程度しか『呼』べんか 儂も老いたものよ……。
[牛歩の歩みでは入り組んだ町の作りと 広々とした盆地のあちこちで上がる火消しに 追いつきそうにもない。
このてんやわんやならば隠さじとも 注意は火の鳥にばかり注力されよう。 変化を解き、天狗爺の身なりを取り 黒翼を広げ――――――飛翔せんとしたその刻。
思い当たる節を幾つか並べたうちで、 火と鳥を結ぶ妖に立ち会い>>60 地を蹴ることなく、山伏装束を揺らがせた。]
(63) 2018/11/08(Thu) 22時頃
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へいものー、おはよぅ。
[ふたつの返事が返ってくれば。 もうひとり>>55にも挨拶を返しつつ。 その周囲を煙の帯を後に流しながら、くるりと何度も回ろうと。]
『 汁粉もみんなぁも すきすき 』
[最初の時は汁粉の湯気と香りを用意してくれた。 だから、それからたまぁに煙はへもん屋を訪れる。]
(64) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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[尚、お代という概念は教えれ貰えてなければ、ない。]
(65) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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烏はたまぁに言葉とじゃれるけれど、燃えてはいないぞぅ。 火の烏ははじめて見るぞぅ。
[煙に巻かれて地面に落ちた烏。 火を上げ逃れようともがいているが煙は燃えない。 いずれ煙を固定化している妖力が切れるとしても、暫くはその拘束は解けない。
それに鼻先というか煙を近づけて、香ってみて。]
…… ふむん? 今はぁわからないなぁ。
[頭部っぽい場所を傾ける。]
(66) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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金鳥のか。
さてはおんし……
[いや、しかし。 遠目に見る限りでは火鳥を射ていたようにも。>>59 神使いともされる来歴>>40と 照り合わせてもこの様な騒ぎを 急に起こすかといえば確証に至らず 口に仕掛けた言葉は長鼻の下で飲み込む。]
(67) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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いや……。 妙なことになっておるが、 おんしは何者の所業が知っておるか?
年寄りの散歩を邪魔立てならともかく 町中を騒がすなぞ滅多もなし。
[ざぁざぁと雨の降りる雑音混じりだが 派手な髪と目の色ながら 書生じみた相手へと問いかける]*
(68) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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三峯茶房はこの前行ったぞぅ。 こぅひぃを香った。
心配?なら見に行くぞぅ。
[煙にも覚えのある店名>>62に。 くるりと回っていた動きを止める煙は、はっきりとした白い龍の形を成して、じぃっと凛と唐傘を見遣った。]
(69) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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まーね。
「烏がいつも燃えていたら。 この世の果てって話だものな。」
[ことのはの言う事>>66に頷いて。 しかし、心当たりは分からないらしい。
頭部っぽい場所を傾ける様子には。 まだ分かりやすいと笑って見せて。]
そうねえ、一緒に見に行きましょうか。 珈琲は良いものだものね。
(70) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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[天狗がどんな言葉を飲み込んだのかは勿論分かっている。 だがそれに気づかない振りをしてみせて。]
何者かなんて心当たりは幾つもあるんよね。 烏の妖は別に珍しゅうないからなぁ。 僕かってそうやろ?
[雨が髪と着物をじっとりと濡らして気持ちが悪い。 水滴のついた眼鏡は視界を悪くするので外して懐に入れた。 眼鏡を外せば瞳はよりはっきりと金色に輝いて見える。 空に輝く太陽の様に*]
(71) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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― 往来 ―
[さてオイラ、今日こそへいも屋に菓子を仕入れに行こうとしてたんだけど。 道中、なんだかやたら物騒な話ばかり聞こえてくるし、まぁそれだけならむしろ、凜なんかにも話を聞いてみようかなぁなんて思ってたんだけどね。
─────なんか、そんな場合じゃない気配だよこれは!]
ウおっ、なに、何事!?
[どこぞから悲鳴が聞こえて、何事かって見てみれば! 火のついた鳥みたいなのが飛び回ってるじゃないですか!]
(72) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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行こういこう!
[唐傘や凛>>70に。 角のある竜の頭部をぐいぐい押し付ける動作をして。]
言葉は、ちゃんとまねできるぞぅ。 色気もいつかできるぞぅ!
[ふわりと浮いた龍煙が地面に着地すれば。 忽ち形を変えて、白い犬煙の姿に。
ふわんふわんと重さ感じさせずに跳ねて、先導して行こうと。]
(73) 2018/11/08(Thu) 22時半頃
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えっ、なになにこれ?! まずいまずいまずいって!!
[嗚呼どうしよう、多分じゃなくてもこれ物の怪の仕業だね! それになんか一か所だけじゃないし?!]
つか待って、これ火事とかなったら笑いごっちゃないし! 暢気に買い出しだーとか言ってる場合じゃないよもう!
[こんな時、どうするか! そりゃあもう、勇猛果敢に!]
(74) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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そ、そうね。
[竜の頭部をぐいぐい押しつけられつつ。 犬の姿を取ってくれるならば、先導は任せつつ。
自分も唐傘と一緒に飛び跳ねながら移動するから。 多少の距離は距離と感じないぐらいの動きで。 奇妙な組み合わせの妖達は一路、三峯茶房へと向かっていくのだった。]
(75) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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─────逃げろーー!!
[ダダーーーーっと!! そりゃもう大急ぎで、オイラ店まで帰ったね! だって、大事なお店が火事になんてなってたら笑えないし。
こんなところで騒動に巻き込まれてる場合じゃないんだ。 すたこらすたこら。]
(76) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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[天狗爺の咎めようとした気配は 悟れていそうなもの>>71
顔を赤くして怒り出すわけでもなければ 往来や茶屋、菓子屋で時折見かける金鳥の 飄々とした気配と離れもしない。
京の人――ひいては妖怪すらも 無差別に脅かそうとする事態に 巻き込まれている割には変わらなすぎるともみえるが 京暮らしの年月が口ぶりから察せるほどには 上方に馴染み過ぎている様子でもあり。
京の住人には安閑とした気質持ちが多い――― 妖だけは例外、とはいわない。 変に謝るのもそれはそれで、結局は口を封じたまで。]
(77) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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― へいも屋 ― [少女から一寸ばかりの鱗を受け取る。 そして見せてくれたお礼にと2つの珠を見せてくれた。>>28 その内の1つを手のひらへ。 ]
すごく綺麗だわ…
[柔らかく光るそれに、おいえはつい惚けてしまう。 それから少女は自分の正体の事、記憶の事、珠の事を話し始めた―――]
――蛇なのね きっと綺麗な蛇なのね、 あなたはこんなに、 こんな にかわいい子なのだから きっと昔もいいこだったの よ
[いえは白の珠を少女の顔の近くまで持ち上げ見比べる。 穏やかな白に鮮やかな白。]
ほら、あなたに ぴったり
(78) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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[これが不相応なはずがない。 それに元が何であれ子供のように喜び悩む姿から邪悪なものを感じはしなかった。]
もし、それでも いいこだと思えな いなら 私が叱って あげるわ 叱って、しかってもだめなら私が おなかに もどしてあげる わ――
[にこりと笑いかけ白の珠を少女の手に戻す。 手の中で黒の珠と並んだ白の珠は再びしゅるり水を登らせた。 おいえの影響が残っていたためかは定かではないが、おいえにはそれが喜んでいるように見えたのだった。]
(79) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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そうじゃのう。
大陸――清から移り住んでおるものや めりけん蒙れの童女…… 実態が不定の怪に比べればな。
[古来の妖怪も様々ではあるけれども、 京に感じる妖気の『質』の類からして 珍妙さでいえばこのあたりか。
どれもこれも京の町に動乱を起こす 火鳥と仲良しこよしとは思えないが。
火を吐き出す鳥と名のつく妖怪なら 頭を揺らせば候補は限られない。 まして、天狗爺が京に潜む魑魅魍魎の全てを 網羅しているわけでもなし。]
(80) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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[と、と四足の一つを付けば煙が散る。 足音なども殆どさせず、一歩一歩を飛ぶように駆ける。]
ふむぅ? なんだかぁ、沢山けむけむしているねぇ。
[あちらこちらで火の手と共に、人や妖の悲鳴が上がる。
ふう、と煙の輪を吐いて烏を捕え。 或いは上がる煙をこちらへと吸い込み同化する勢いで、人の背で燃える火を消したりと。 しながら駆けて行けば、やがて目当ての店にたどり着く。]
(81) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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爪輔のー!
[どーんと勢いのまま扉へと体当たり。 衝撃が走る代わりに、犬の形が崩れて煙が広がった。]
(82) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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こうして世間話をしているのもな。 火消しに参らねば
おんしはどうする。
[小道から橋に通じるこの一帯を 飛び回っていた火鳥どもは 湿気に負けて火を出せなくなっている。
向こう岸から先は今も火に集られた住民が 亡者のような唸り声を上げていたり 叫び声と共に誰ぞが何処かへ駆けてゆくし>>76 心当たりが立ち話で潰せないと分かった今、 黒翼を広げ、舞い上がろうか。
天狗爺の進行方向と共に雨雲は後に引く。 『呼』んだ雲もまた、天狗の後を追いかけているのだ]*
(83) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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そうねえ。 多少はアフターサービスって事で。
なんとかしてあげようかしら。
[唐傘からは変わらず。 下駄が高速で撃ちだされていく。
下駄と言っても、妖力が込められた挙句に。 高速で射出される分、威力も相当なものだった。
次々と撃ちだしながら移動して。 辿り着いた先は、店の前。]
(84) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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あらあら、どーんとぶつかったりして。 店がけむけむしたら大変よ?
「たのもー!」
[唐傘は唐傘で、誤解を招くような声をかけていた。 彼はすでに帰ってきていただろうか。
それとも、これからだったか。 いずれにせよ、珈琲を早く飲みたいなんて思いつつ。]
(85) 2018/11/08(Thu) 23時頃
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