191 The wonderful world -7 days of MORI-
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2016/06/03(Fri) 01時半頃
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―― 中央エリア ――
…………。 ……あれっ。吾輩、死んだはずでは?
[抗えない運命に捕らえられたが如く、 闇の中に葬り去られたと思われた意識は、 何故か、自分がよく知る街の中に在った。
先ほどは店の中にいたはずなのに、 なぜこのような場所にと雑踏の中に立ちすくむが、 そこで音楽が流れ始めた。 自身の携帯端末がメールを受信した時に 鳴るよう設定していた音楽だった。
端末を操作してメールを開く。 そして、そこに書かれている"説明"と"ルール"に 男は眉根を寄せることになった]**
(42) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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― 北エリア ―
[ "気がついて"。
目に、耳に、身体のすべてに飛び込んで、きたもの。 ]
(43) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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[ 狭い空と、コンクリートジャングル。少しの、喧噪。 その世界の中心にぽつんと立っている、 イマドキ、セーラー服の女子高生。
一目見ただけなら、きっと、ただの日常。 そう、ありふれた現代の、ひとつの姿、なのだけど。
違和感。 ]
(44) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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……?
[ はて。どうして己は 此処にいるのか。 己の家は、ここじゃあ、ないし。
今日は、いつも通りに学校があったから。 ―― だから、そう、この続きも。 いつも通りに、帰ろうとして、…?
( ……それから?それから? )
靄がかかった様に、抜け落ちてしまったかの様に。 あるいは――徴収、されてしまったかの様に。
此処に来るまでのことが、思い出せ、ない? ]
(45) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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……?
[ ぽかん、と している 女子高生―― 森 里佳 は。 折られたスカートの裾と、短い黒髪を揺らし、 己を"通り過ぎていく"人々を 見渡して。 日常を探そうと、する。 非日常が其処にあることなど、未だ知らずに** ]
(46) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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―スクランブル交差点―
よぉ こ、 そー
[ふわり、 ふわり。
晴天に似合わないビニール傘を手に、宙に浮かぶ赤い影。 ゆぅるり 舞い降りる姿は、 魔法使いのナニーよろしく、と言うには、 些か、奇妙。
開いた傘に、飛沫模様。 微かに漂う、鉄錆の香。 往来に滴る、 赤い雫。]
(@0) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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[ホットパンツから伸びる脚は、通りすがりをすり抜けて、 コンクリートの赤いシミを、踏みつけた。 傘を、 くるり、回せば、 足元に、 カエルの群れ。]
いわれ なくって も ねぇっ
[好男子風の顔に、満面の笑みを浮かべて、 開いたままの傘の柄を、重たそうな胸元へと寄せる。 右足を軸に、一回転。 傘から離した右手を、思い切り広げれば。]
(@1) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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かんげー しまぁ す!
[“おひとりさま”は、ご用心。 都会に似合わない、奇妙なカエル<ノイズ>が、
人込みの中を、 駆け回る。]**
(@2) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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[ ――踵から消えた感覚と、ふわり重力を失った身体と くるり回った視界の果てに、見えた一瞬の赤。
不思議と痛みは感じなかった。
ただ、赤色が見えたその刹那に視界が暗転して。 そのまま、ぷつりとスイッチを切ったように五感の全てが途切れた。]
(47) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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…。
[何も、見えない。]
……、
…… ……。
[何も見えない、何も聞こえない。
熱さも、冷たさも、痛みも、何も。
何も、ない。]
(48) 2016/06/03(Fri) 01時半頃
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[――これが“死ぬ”ってことなのか? ぼんやりとした意識の中で、そんなことを考える。
そう長くない人生の中で、何度かそれに想いを馳せたことはあった。 でも、こんな終わり方なんて全く想像もしていなくて。
何も感じない、指先一つ満足に動かせない身体は、 自分とそれ以外の境界すら、とても曖昧に感じる。]
「 」
「 」
「 」
[何もない空っぽの身体と脳裏に谺すのは、ああ――…]
(……ごめん)
(49) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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[それから、どれくらいの時間が経ったのか。 ふわり、身体が浮き上がる感覚。 どこか既視感のあるその浮遊感のあと――……。]
(50) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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― スクランブル交差点 ―
[――唐突に、地面に投げ出された。]
…っ、
[直射日光に晒されたアスファルトの熱気と、 それが放つ独特の臭い。 耳をつんざく信号機のメロディと、雑踏。]
…。
[急激に刺激される五感に、思わず瞳を瞬かせる。
…どうしてこんなところに?
そのまま、身体を起こすことも忘れて呆然と周囲を見回す]
(51) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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[見回せば、そこに広がるのは確かに見覚えのある景色。
ここはモリ区の中央エリアにあるスクランブル交差点だろう。 その証拠に、雑踏の先に立ち並ぶビル群へ視線を向ければ、 その向こう側に見える建物は『ヴァニタス・コロシアム』。
さっきまで、自分は確かにあそこにいたはずだ。 だというのに、どうして――…]
(52) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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…っ。
[思い出そうとしたとき、不意に眩暈がした。
こめかみの奥が、なんだか酷く痛んで…そして何より気持ちが悪い。 暫くそのまま、目を瞑って不調が過ぎ去るのを待った。]
……。
[とにかく、いつまでもこんなところに転がっているわけにはいかない。 そこまで考えてふと違和感に気づく。
雑踏を歩く人たちの誰もが、地面に寝転がったままの此方のことを気に留めたふうもなく歩いているということに。 ……まるで、此方のことなど視界に入っていないかのような振る舞いに。]
(53) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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桐原 率。 その半生を言葉として表すなら。
絶望と呼べばよいだろうか。
(54) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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(……おかしいな)
……。 …?
[アスファルトから身体を起こして 周りを見回しながら唇を動かす。 『おかしいな』と呟いたつもりだった。
もう一つの違和感に気づいたのは、そのとき。]
…?
……、……!
[――声が、出ない。
はくはくと何度も口を動かして声を出そうとしても、 喉から溢れるのは音にすらならない微かな呼気ばかりで。]
(55) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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― 率という男の断片 ―
話をしようか。 語るのは、くだらない作り話のようなものだ。
この世界のとある場所に、一人の男がいた。 子どもと言っても未だ差し支えない年齢の男は、この世界にあまり好感を抱いていなかった。
男には力があった。勉学など励まずとも優秀であり、運動なら少しの期間でセミプロに並ぶ実力を持てる。 環境というものも、不本意ながら他者が羨む境遇だったろう。 なぜなら、男の父親は大会社の取締役。大物だったから。
それ程、全てにおいて恵まれていたにも関わらず。 男はこの世界に絶望していた。
(56) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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そんな男にも愛するものがいた。 多くの人間が嫌悪の対象になっていた男にとって。 彼女は、男にとって特別だった。
なんの能力があるわけでもない。 なんの才能があるわけでもない。 ただ、親が決めた未来の伴侶。 それだけの存在を、強く愛していた。
その理由は自分でもわからなかったが。 ただ、その時が訪れた時。 男は願い、言ってしまった。
(57) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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「もう、疲れた。 誰も彼もを失望させないように いい顔をし続けるのは、ゴメンだ。 僕は、この世を去る。これは我儘だが。 君とは、ずっと一緒にいたい。
一緒に、死のう。」
(58) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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男が間違いに気づいたのは。 彼女が息絶えていることを自覚した時だった。
その瞬間、男は自分の行為を悔やんだ。 共に死ぬということに、何の価値もないことを悟った。
だからこそ、願うんだ。
「もう一度彼女に、里佳に会えるなら。 今度は正しく、守ってみせる。」
霞む視界、閉じていく喉の中で。 涙を流し、そう誓った。
(59) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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― 中央エリア・スクランブル交差点 ―
[雑踏の中、倒れ伏したままで目覚める。 倒れていることに気がついた瞬間、体に力を入れ、全身のバネを使って文字通り飛び起きた。]
スクランブル交差点、だと。
[自分が置かれている場所、状況はすぐに分かる。 誰もがこちらに目を向けようとしていない。 いや、そもそも自分など存在しないかのように。 誰もが自分の影をすり抜けていく。]
……死んだのか? 俺は、もう、死ねたのか。
[異常な状況に、一つ思い出したのは、自分が自殺したこと。 そしてその死の間際の光景を思い出す。
息絶えた、彼女の表情を。]
(60) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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バカなことをしたもんだな。 せっかく自由になれたみたいなのに。
あんな奴と一緒に死ぬなんて。
[その眼には、強い嫌悪が写っていた。**]
(61) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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[さぁ、と血の気が引くのを感じた。 今の自分の顔は、きっと信号機さながらに赤くなったり青くなったりしているに違いない。
そうして、不意に聞こえてきた着信音>>#1 はっとしてポケットに手を伸ばせば、いつのまにか入っていた携帯端末を取り出す。]
(…『死神のゲーム』?)
[送られてきていたメールの内容の、 その突拍子の無さに思わず眉根を寄せる。
こんなこと、普段なら信じないし、 悪戯だと鼻で笑ってしまうようなことなんだろうけど。]
(62) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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……。
[――大切なもの。 エントリー料としてそれを徴収したと、 送られてきたメールには確かに記されていた。
喉に手をあてて、再度唇を動かす。 もしかしたら、という淡い期待はあっさり裏切られた。
信じたくなくても、信じざるを得ない。 ……今は、そんな状況だった。**]
(63) 2016/06/03(Fri) 02時頃
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[チェーンメールより悪質で不可解な文字の羅列曰く。
――一つ、大切なものを徴収された「らしい」 ――二つ、ミッションとやらがある「らしい」 ――三つ、点数が高いと生き残れる「らしい」
――四つ、]
(64) 2016/06/03(Fri) 02時半頃
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いい加減にしろ、Fuck'n frooog!!!
[一見通常より少し大きいくらいの蛙だ。蛙の筈なんだ。 それが一体どうして脚にタトゥーじみた模様を纏い 執拗に人間様を攻撃してくるのか。 いつの間に進化を遂げたのか。
理解に苦しむ。]
[BAM!!]
[手にした特殊警棒を唸らせて、 その蛙の頭を強く、脳が出るほど強く打ってやったところで――]
(65) 2016/06/03(Fri) 02時半頃
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