266 冷たい校舎村7
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……部屋、探すことになって。 僕、あの家を出る。たぶん。
[ 遠方に進学するわけじゃないけど。 と言って、僕は曖昧に笑った。
だって、そのころはまだ、 踏ん切りのつかないままだったのだ。 出ていきたいと、言ったわけでもなかった。
大したことじゃあないんだけどね。 進学を機に家を出る。だけのことですから。 というふうに、なんとなく笑っていたのだろう。**]
(648) nabe 2019/06/22(Sat) 08時半頃
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―― 病室にて:京輔へ ――
[冬は日没が早い。 夏ならまだまだ明るいだろう時刻、 茜色の空が眩しい頃合にやってきたキョースケに 俺は「よっ」、って軽く手を振る。 腹の中身がまだ完全には回復してない頃合だ。]
キョースケ。学校帰り? 来てくれてありがと。 これは、……差し入れ?
[渡された色鉛筆とゼリーに歓声をあげてから 俺は端末にぽんっと表示されたものに首を傾げて なになに、なになに、と動画を再生する。]
(649) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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[見慣れた階段の踊り場で 見覚えのある男女がなにやら話し合っている。 ひとりは、笑いをこらえている宮古瑠璃で。 もうひとりは――]
悟あーいつ、なにしてんの。 ばかじゃん ばかじゃん?! はははは、おっかし……ひぃ……はらいて…… お前が面白い男じゃねーか
[茶番なんだろうなあ、って思う。 思うけど、そんなことする仲だったんだ、って 俺は初めて知ったよ。 面白い男高本悟の動画を、笑い転げながら見て>>647
キョースケの笑い声とかまで入ってるので ああ、学校はいつもどおりなんだなあ、って それだけちょっぴり安心した。]
(650) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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おもしろすぎ。見せてくれてありがと あぁ、そういえば。
[学校、大丈夫だった? 七月運ばれてきただろ、って そんな物騒な話題から、報告を聞く。
こんな時期に不祥事なんて、 進学校からすれば大問題だろうな。 ……人の事いえねえけど。
皆の進学先に影響が出なければいいと思いながら 俺はキョースケの近況に耳を傾ける。 順調に受験勉強をしていて、それから。]
(651) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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家、出るんだ。 ちゃんと一人暮らしできそ?
[俺はそのふんわりとした報告を、微笑みながら聞いた。 少しぼんやりしたところがある幼馴染だから 家を出る、ってだけでも大問題だとは思うけど。
俺はそっか、って言って、 キョースケが持ってきてくれたゼリーの封を切る。 林檎味のそれをひと掬いして、 食う?って軽く差し出してみせてから
一口食べようが食べまいが、 俺は残りのゼリーを少しずつ食べる。 食べながら語った。]
(652) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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かってな事いうけど キョースケはきっと、それがいいよ。
……お姉さんのすること 好きにすりゃいいって言ってたけどさ。>>1:165 やっぱりきっと、ずっと一緒だと息が詰まるから。
応援してる。 どこ、って見つかったら、教えて?
…………うまかった。ありがと。
(653) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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[小さめのゼリーだったから、 男子高校生の手にかかれば 食べ終えるのに時間はかからない。
プラスチックのスプーンを口から離して
そろそろ予備校行っちゃう? って 参考書で重そうな鞄を見て
それが確か、冬のさなかの出来事。]
(654) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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「先生に明かしてもらえなかったのは悲しいよ」
「けれど試験に落ちた子と 同じタイミングで就職するというなら 君の家の事情もあるから、止められないな……」
(655) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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――退院後:昼休み――
[1月半ばに退院が間に合う筈もなく、 私立の後期試験がはじまるくらいの頃合に 俺はまた学校に来るようになった。
まあ、色々噂話はたてられるけど そこらへんは馬鹿っぽく
「皆久しぶりー!迷惑かけてごめーん!」とか 「ちょっと事故ったー!」とか
なんでもなさそうなふりをして笑って、 一応ごまかした。
何なら俺が病院に運ばれたことより 教師の一人が学校に来なくなって 女生徒が一人刺されたことのほうが 口さがない高校生たちの噂には上っていたかも、だ。]
(656) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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[ぽつぽつと学校に来るやつ、 試験があって来なくなったやつ 色んなやつがいるけれども
俺は昼休みに、キョースケの姿を見つけて 誰も座っちゃいない前の席から椅子を持ってきて ぽん、と自分の昼飯をおいた。]
(657) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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よー。 部屋、決まった? 俺は仕事探してるとこ。
[って、軽く言って笑って 目の前で林檎ジュースを飲みながら 唐突にキョースケに聞いてみた**]
(658) さねきち 2019/06/22(Sat) 10時頃
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──見舞い──
[ 頬を抓ってみても、 迷惑と言い放っても、 ただただ笑っている顔がある。>>441
笑顔の中にも少しの違いがあって、 そこに滲む色の違いまでもを 轟木颯太が理解していたかは別の話だけれども。
すんなりとそれを受け入れることは出来たので 気色悪いとは思わなかったらしい。
無事、生存確認を終えて、 気紛れに抓っていた手を離せば、 これまた気紛れに立ち上がっていた。 ]
(659) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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実はまだ、夢の世界でした ──……とか言わねえよな?
[ 痛い?それとも痛くない? 笑ってるこいつの顔じゃ判別はできないが 窓を開けながらこんな言葉も投げていて。
振り向いた先の顔が、 間抜け面から耐えられなくなった笑い顔に>>443 変わってゆくのを見つめることになった。 ]
(660) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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[ 開け放った窓から吹き込む風が、 千羽鶴をかさかさと揺らしたって、 拓海の頬を撫ぜ、髪を揺らしたって、 茹で蛸みたいに大笑いする拓海の頬は 赤いまんまで冷める様子はてんでない。
ただ、そいつがどうしても、 あの世界でみた動かないマネキンとは異なり 確かに血の通う人間であることを示していたから ほっと頬が僅かに弛んでしまっていたのに 自分ではまったく気付けない。 ]
笑いすぎだ、バカ
[ まだ傷も痛むだろうが、御構い無しだ。 ぺちんと頭にチョップをかましてやろう。 ]
(661) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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……通報、はどーだろな。 お前次第だなー、どうすっかな
[ それからやっぱり。 ふざけてはいるものの、笑う彼の胸中を 笑顔≠フ裏に隠された苦悩を思い チョップした後の掌をパーに開いて わしゃわしゃと乱暴に撫でてやる。 ]
(662) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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[ ひとしきり撫でてやった後、 隠すように添えた一羽の鶴の行く末知らず。>>445 気紛れに投げた視線の先のぬいぐるみについて 経緯を知れば、へえとだけ言葉を漏らした。 ]
……嗚呼。マネキン、
[ 初めて聞く、自らのマネキンの話。>>446 自分の傍にハートのぬいぐるみがと聞けば、 キモ、と内心思うもののその先を知れば 暫し、唇を閉ざしてしまう。 ]
(663) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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………、へえ
[ かろうじて出せたのは、それだけ。 偶然の一致、にしてはどうしてだか。 けんちゃんと堅治のちがいなんて───。
ぱくり、と頬張る口角から溢れそうな>>447 あまいあまいクリームに目を奪われる。 ]
知らねえだろーけど、 てんとうむしはしあわせを運んでくれんだよ ……お前にも、と思って、
(664) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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[ しあわせを運ぶてんとうむしのジンクス。 実は──……恋のおまじない、 そんな意味も込められているなんて 轟木颯太は知ってはいなかったけれど。 しあわせはいずれ訪れる、と願っている。
たとえ、この世が地獄だとしても ]
チリツモ、って言うだろ?
[ 塵が積もれば山となる。 と言いまして、些細な幸せが重なれば いずれは地獄も天国に変わるかもなんて、 拓海に向けて、しあわせを運ぶつもりだったけど。 湧いた頭でいられんのは、もしかしたら。 ]
(665) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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[ 別のこと、に気が取られてるからかもな。 ]
つーか、退院。あんま遅えと、 置いてくからな? はやく着いて来いよ
[ 軽く深呼吸した後に、 煙草を箱をポケットから取り出して。 窓際でライターをカチ、カチ、と鳴らしていれば 偶然、窓の外にいた看護師に怒鳴られる。
院内は全面禁煙だって大きな声が、 いまは何故だかありがたかった。 ]**
(666) ゆら 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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──病室──
[ ノックの音に入口の方を向く。 笑みを向ける彼の手には花束。
綺麗。
赤い花が様になるななんて、 花瓶に活ける姿を見て思った ]
…………へへ、やっちゃった。
[ 心配かけてしまったことにごめんねって謝って 大したことないんだよって笑う ]
(667) papico 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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そうだよね、養くんのお見舞い行くどころか 私が入院してるとか、笑えないよね。
[ 自由に動けないのはきっと私も養くんもだ、 同じ病院にいても顔は合わせられない ]
早く養くんの元気な姿、見なきゃな…………
(668) papico 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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……………………
(669) papico 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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[ 問いかけに少し沈黙して、口を開く ]
どうかな。
こんな風になる筈じゃなかったけど、、 自業自得に変わりはないし。
[ 彼はどこまで知ってるのかな
彼には知られたくなくて、だけど 黙ったまま傍にはいられなくて ]
(670) papico 2019/06/22(Sat) 11時半頃
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どう聞いてるか知らないけど、 多分、噂の半分くらいは本当じゃないかな。
[ 学校の先生に刺された事実は 事件としてニュースになっただろうし 事件場所が場所だけに、あることないこと 噂話はひとり歩きしているのだろう ]
(671) papico 2019/06/22(Sat) 12時頃
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………… 幻滅 した?
[ あの日のことで彼が彼を責める必要は皆無だけど 罪悪感があれば側にいてくれるかな なんて考えた私は、やっぱり性格、悪いね。
何もかも、落ちるとこまで落ちたみたい ]**
(672) papico 2019/06/22(Sat) 12時頃
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──冬:病室>>649──
……拓海くんがいないから、 みんな、笑いながら通り過ぎるんだけで、 高本くん、最後までやりきって、 颯爽と去っていったよ…………
[ やや離れてスマートフォンを構えていた僕は言う。 ちょっと思い出して笑いそうな僕である。 このおかしさを共有できたならよかった。 と、僕は清々しいくらい笑う姿を見ていた。
愉快な話もほどほどに、 僕らの日々はいつも通りな一面と同時に、 まるで地獄の様相である。という話もする。
クラスメートがふたり入院して、 いずれも警察が一枚噛むような話で、 それでも、僕の話に戻れば、そこにあるのは日常だ。]
(673) nabe 2019/06/22(Sat) 14時半頃
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……為せば成る。 という言葉を、信じようかと。
[ ちゃんと一人暮らしができるのか。>>652 という疑問をはぐらかしながら、 差し出されたスプーンに口をつける。
林檎だ。と思ってから、 見舞われている人にもらうのは、 どうだったんだろうな。と思ったけれど、 差し出されたら口を開くのは習性で、 ひと掬いはもう喉の奥だったから仕方がない。]
(674) nabe 2019/06/22(Sat) 14時半頃
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[ ひと匙を飲み込む間にも、 減ってく容器の中身の容量>>653と、 食べたり話したり、動く唇を見ていた。]
……うん、そうなんだと思うよ。 そうするべきなんだと思う。 それがたぶん、正しくて、 それができる僕は幸運だよね。
[ 少し目を伏せて、鞄の表面を撫でていた。 それってなんだっけ。と一瞬思い、 ……そう、僕は家を出るのです。 そういう話だね。と思って、微笑んでいた。]
(675) nabe 2019/06/22(Sat) 14時半頃
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でも、それなら、 今までって、なんだったんだろう。 ……なんてね、なんでもないけど。 というか、なんでもなかったんだろうけど。
[ 手持ち無沙汰に動かしていた指先が、 堂々巡りの思考の渦に入ると止まって、
視界に動くものがなくなったので、 僕はまたくだらないことを考えていたなって、 現実に帰ってきたみたいに、へへへと笑う。
気づいたら、ゼリーは空っぽになっていて、 もうすぐ予備校に行く時間だった。]
(676) nabe 2019/06/22(Sat) 14時半頃
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……うん、それじゃあ。 そろそろ行くよ。またね。*
(677) nabe 2019/06/22(Sat) 14時半頃
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