172 ― 恋文 ―
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鞄から取り出して、ただ眺める。
きっと返事が来ることは無いだろうと思っている自分と、 未練がましく返事を待ち続けてる自分。
そんな二律背反なモヤモヤを抱えていたもんだから、放課後ラブ・レターでその手紙を受け取った時は、吃驚する位感情が高まって視界が滲んでしまった。
(25) kanagami8 2015/10/26(Mon) 01時半頃
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[結局、感極まってしまいその場で返事を書けそうもなかった。
マスターに色々見透かされていそうで、手紙を貰ってからの流れが恥ずかしくなって、早々に店を出た。
帰り道、手紙を読む自分の頬が緩むのがわかる]
受験なのか。なるほどなるほど、それでか。
[手紙が返ってこないのが、自分の手紙の所為じゃないと分かると、何かこう、重いものが肩からポロッと外れた気分だ。
待ったかいがあった、救われた、と思いつつ手紙を最後まで読み進めると、最後に書かれた住所を見て、固まった]
(26) kanagami8 2015/10/26(Mon) 02時頃
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(会ってみたいと思ったけど、いきなりは違くね?)
[気づいたらどこか見知らぬ家の前で立ち尽くしていた。
住所が示すのは目の前の家]
(いきなりは違うよな。相手も吃驚だよな。だって知らない奴だし。文面からして女子だよなぁ。いきなり知らない男子の訪問て、恐怖だろ。せめて手紙のやり取りで遊びに行っていいですか?位聞いた後のがいいよな)
[インターホンを押す直前の姿で固まる事数分、結局押すことも無く、何かの敗者の様な姿でその場を後にした]
(27) kanagami8 2015/10/26(Mon) 02時頃
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[予想はしていた。 というより、期待していた。 マスターから運ばれてくる茜色があの日見かけたものだと。 待ち望んでいた筈の珈琲よりも先に手紙を開封していた。 ふ、と目が細まり、口許が緩やかな弧を描く。 読み終えてから飲む一杯は、甘い味がした。]
マスター、もう閉店前だし、少しだけ返事を書く時間をください。 さっきのと、合わせて渡してほしいんだ。
[返事が行き違ってしまわないように。 鞄に入れたままの、先程渡したものと同じレターセットから一式を取り出して。 ペンは相変わらず仕事で使うボールペン。]
(28) Ellie 2015/10/26(Mon) 02時頃
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[敗者の如く肩を落としてトボトボ歩るいていると、偶然コンビニを見つける。 フラッと店内に入ると、雑誌のページを無駄にめくって心を落ち着ける]
(なんでこんなに動揺してるんだ?悩むことはもうなんもないだろ)
[そう自分に言い聞かせると、不思議と気持ちも落ち着いてくる。 落ち着いて来れば、折角だしと何時も読んでる週刊誌を立ち読み。
コンビニを出る頃には、大分良い時間だった]
(29) kanagami8 2015/10/26(Mon) 02時頃
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[今更帰りが遅いからと親に心配されることは無いが、あ奴らは晩飯のおかずを容赦なく食べ尽くす。
急いで家へ帰ろうとした時、偶然見かけてしまった。 自動販売機の前で、女子高生がガラの悪い男達に絡まれてるのを]
ありゃ、うちの制服か?
[一生懸命謝る女の子と、寄ってたかって怖がらせてそれを楽しんでいる野郎ども]
(気に入らねぇ)
[ずかずかと近寄って双方の間に割って入る。女の子を守るように]
たしかに警察はいらねぇな。ちゃんと謝ってんだから許してくれんだろ?
(30) kanagami8 2015/10/26(Mon) 02時半頃
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[便箋に、絞り出すような筆圧で書かれていた文字が 廊下の足音に気づいて、止まる]
―――――――――――あら、ちかちゃん? あいてますよ、どうぞ。
(31) つちや 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[あの日、豊田さんに会う事は出来なかったけれど>>13>>14>>28 それでも、毎日稽古に勤しんでいた。やはり稽古の時間が早く終わるという事は中々無くて。 しかし、今日は学校公演の日。 放課後の時間を使って、来月の全国大会と同じ題材を上演する事になっている。 それが終われば、解散だ。反省会や舞台装置の撤去など後片付けはあるけれど、恐らくいつもよりは、少し早く帰れるだろう。そしてら、またラブ・レターに行ってコーヒーが飲める。最近は、それだけが楽しみで頑張っていた。
学校公演は、父兄の方にも見てもらえるように、一般公開もしているのだ。地域の応援もあって、ポスターを公民館や区役所にも、ポスターを貼らせてもらっている。 だから、どこかで学校公演の知らせを見聞きするかもしれない。]
(32) アリス 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[とうとう放課後になって、時間が迫る。場所は体育館のステージ。 部員みんな着々と準備整い始めた。役者はメイクをして衣装に着替え、舞台の上のセッティング、照明係、音響係、スタンバイOKの様だ。
「まもなく演劇部による、学校上演が開始します。」という校内アナウンスが入る。
上演が開始されて、オープニングの音楽に合わせて、幕が上がる。]
(33) アリス 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[話の内容は、”現代版ロミオとジュリエット”。 眉目秀麗成績優秀で生徒会長を務める女の子と、生徒指導室常連の不良少年のラブストーリー。
決して交わることのない2人が、ひょんな事から出会い、何かと会う事が多くなってくる。 互いがお互いの事を誤解していたのだが、交流の中で本当の姿が見えて来れば、徐々に惹かれ合う2人。 しかし、かたや生徒や先生の信頼が厚い生徒会長と、かたや問題児の不良という関係に、2人は頭を抱える事となる。
見せ場は、ラストの想いが通じあうシーンだ。意を決して、少年から切り出す事によって、少女も決心するのだ。思いを伝えあい、2人は愛は結ばれる。
秋の演劇コンクールでは、脚本・演技ともに評価が高かったようだ。 社会問題を取り入れて複雑な設定だったり、近未来な非現実的な展開のものが多い中、陽香たちの脚本は、等身大の若者による淡い恋心が繊細に描かれた脚本が好評だったのと、思わず審査員が学生時代の恋愛を思い出すような、役者のリアルな演技にが決め手だったようだ。]
(34) アリス 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[幕が降りれば、役者陣が舞台の前へ出てきて、来てくてたお客さんにお礼を告げて皆でお辞儀をした。
そして、片付けが終われば一目散に学校を後にする。 その姿をみた部員たちが、また好きな人の所に行くのかと見抜いて、笑っていたが。 陽香のその背中にエールを送ってくれた。]
(35) アリス 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[またラブ・レターに来れた。 ドアベルがなって、中に居たマスターが笑顔で迎えてくれる。]
こんばんは。い…いつもの、下さい。
[何だか緊張するも、内心常連さんみたいで、少し照れた。
コーヒーの挽き立ての匂いが香る中、いつもの席に座れば、周りをキョロキョロ。]
(豊田さんは……居ないか。)
[また会えなかった。会いたいのに、会えない日が続くとこんなに胸が苦しんだ。初めて知った。]
(36) アリス 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[オレンジの香りがしてきて。 マスターがいつもの如く、コアントローコーヒーと一緒に手紙が添えられる 灰色の封筒と、赤味の強い肌色の封筒が2通。]
わぁい!
マスター、ありがとうございます!
[先ほどの落ち込みは何処へやら。 文通の相手からのお手紙を受け取れば、直ぐに元気になるのだ。]
(37) アリス 2015/10/26(Mon) 03時半頃
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[敢えて、正体は暴かなかった。 だって折角のニックネームの魔法が解けてしまう。
文通が続くなら、彼とやりとりするのは変わらないのだから。]
(38) アリス 2015/10/26(Mon) 04時頃
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[大丈夫かな。好きな気持ち見えすぎて無いだろうか、この間文章。 でも、しょうがない。好きな人にお手紙書いているんだから。
そして、もう一枚を読みだした>>-170>>-171すると、なんだか嬉しくて感情が高ぶったのか、涙目になってしまった。続く言葉を読み進めれば>>-172とうとう涙が流れた。]
(…え?どうして?)
[100%の確率で、大人になったらここでコーヒーを飲んで文通する事はなくなる、と書いてあった。どういう意味だろう。私が大人になったら、縁が切れてしまうのだろうか。 今の時を大切にしたいと思うのは大いに同感だけれど。
今は考えられない。豊田さんと、文通が出来なくなるんて。そんなの嫌だ。
陽香は、涙を拭いて、大きく息を吐いて、気持ちを落ち着かせた。だってこのままじゃ、豊田さんに言葉を伝えられない。]
(39) アリス 2015/10/26(Mon) 04時頃
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[鼻をすすりながら、読み返していく。 貴方が好きです、とダイレクトに書かないように書かないように。 でも、嘘は書かず本心を書き綴りたい。
そんな風に考えて書いたら、何だか、もう好きだと言っているような感じになってしまった気がする。
でも、これが私の思いの全てだから。書き直す気にはなれず。]
ああ……恋子ちゃん。恋って難しいよ……。
(40) アリス 2015/10/26(Mon) 04時頃
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[会えない間、ずっと考えて居た。 これは、普通の恋じゃない。同年代や先輩に恋したとは違う、障害が大きい。 どう考えても、年齢がネックになるのだろう。私自身がどんなに気にしないと思ったり、言ったりしても、解決する話じゃない。 だって、一人で恋してる訳じゃないんだ。相手がいる。そう。それに、相手にだって選ぶ権利がある。
これから、沢山文通して、沢山会って、豊田さんを知っていけば、きっとどんどん好きになって気持ちが抑えれれないかもしれない。 今だって、こんなにときめいて、会いたいって思うんだもの。 彼の笑顔や声を思いだるだけで、胸が苦しくなるんだもの。
もっと好きになるに決まってる。
いつか告白する心の準備が出来ても、関係が切れてしまうのは耐えられないだろう。 私が彼を大嫌いにならない限り。]
(41) アリス 2015/10/26(Mon) 04時頃
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[残りのコーヒーを飲み干して、気持ちを落ち着かせる。 そして、マスターに]
お、……お願いします!
[と託した。
店の外に出れば、店内との寒暖の差を感じて、体が寒さで震えた。 豊田さんは、大丈夫だろうか。風邪とか引いてないだろうか。今、何をしているのだろうか。気になる。知りたい。
そして、今度会ったら、言うんだ。
「一緒にコーヒー飲んで、お話しませんか?」 って。
帰る間、彼の事ばかり考えていた。]
(42) アリス 2015/10/26(Mon) 04時頃
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――絵描きの冬――
[木枯らしが吹き込み、気温が一気に下がりました。 朝になれば、外には雪がうっすらと積もっていました。 冷たい風に首を竦め、家に引っ込みました]
[絵本は、完成しました。 きっともうそろそろ、マユミの手に渡ったでしょうか。 作業に集中すると、他のことが出来ません。 幾つか届いた手紙も、読む余裕が有りませんでした]
[イスルギさんから貰った筆だけは取り出して 絵本の製作に使用しましたが]
[今日は、ラブ・レターに訪れる予定です。 手紙は、そこで読みましょうか]
(43) かやせ 2015/10/26(Mon) 10時半頃
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――ラブ・レターにて――
[始めに開いたのは、マユミからのものです。 細々とした文字が、震えます。 容態が悪くなったのでしょうか。 無事であれば良いと、祈りました]
(44) かやせ 2015/10/26(Mon) 10時半頃
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[コーヒーを飲みながら、イスルギから届いたアルバムを開きます。 様々な毛色のニホンカモシカが、たくさん。 季節の空気と共に、彼らの姿が映し出されていました]
[手紙を読みます。 彼の絵は、確実に何かの影響を与えられたようです。 そして同じように、イスルギからの言葉は、彼にインスピレーションを与えていたのです]
(45) かやせ 2015/10/26(Mon) 10時半頃
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[次の絵本は、鹿の物語でも良いでしょう。 暫くは、のんびりしている予定ですけれども]
(46) かやせ 2015/10/26(Mon) 10時半頃
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[せめて、取り返しのつかないくらい痛いこととか、人生辞めたくなるようなことをされなきゃいいな、と、暢気とも言えるようなことを考えながら、ぎゅっと目を瞑って俯いたら。]
「たしかに警察はいらねぇな。ちゃんと謝ってんだから許してくれんだろ?」
[って、また知らない男の人の声。>>30 仲間割れ?今がチャンス?と、恐る恐る目を開けて顔を上げれば]
(だあれ?)
[見えたのは深緑のパーカーと制服みたいな大きな背中。癖の強い、黒髪。]
(…おうじさまだあ…)
[そんなにロマンチストだったかな、わたし。 ぽんと浮かんだ感想に内心苦笑しながら、目の前の袖をちま、と握った。]
(助けてください)
[めいっぱい念を送りながら。**]
(47) matsuko 2015/10/26(Mon) 15時頃
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―― 幕間:ある日の午後 ―― [そういえば。 ラブ・レターでの縁が、実際に出会うという形で実を結んだ例が一つあった。
ルーズリーフのお手紙のお返事を書こうと、何度も読み返していたら、とあることに気付いたのだ。]
これ、うちの売店で売ってるやつだ
[購買部で買えるルーズリーフには二種類あって、どこででも売ってそうな青い罫線のものと、黒い罫線にうっすら隅に校章が透かしこんであるものがある。 このルーズリーフは後者だった。
つまりこの手紙の送り主は]
…うちの学校の生徒?
[すごい!わたし名探偵になれるかも! と、発見したときは大いにはしゃいだのだけれど]
(48) matsuko 2015/10/26(Mon) 21時頃
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— 喫茶店「ラブ・レター」 —
[石動はいつものようにマスターを壁代わりにして雑談をしにやってきたところであった。 この暇人は店の常連客ではあるが、不定期にやってきたりやってこなかったり、来たとしてもマスターを壁代わりにしてひととおりしゃべり終えるとすぐさまいなくなったりという男であった。
さて石動がいつもの席につこうとすると、その席の隣には先客が居る。 >>45 見たことの無い男であった。 どうせなら女性が良かった。未だ見ぬワタヌキ風花さんが良かったと思いながら彼の隣に不可抗力で座ることになる。
まだ石動は、自らの盛大な勘違いに気づいてはいない。]
(49) es 2015/10/26(Mon) 21時頃
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マスター、エスプレッソを。 大丈夫、今日はそんなに長くしゃべりに来たわけじゃないから。
[そういって小さなエスプレッソカップを待っている間、ふと隣の男性のめくる本に視線がいってしまう。
本? ……いや、これは]
(50) es 2015/10/26(Mon) 21時頃
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失礼、そのアルバムは……うん、やはり僕の作ったものだ。 マスター、渡す相手を間違っているよ。
[そういって抗議するようにマスターを睨みつけるものの、帰ってきたのはどこか生温い視線。 たしかこの視線は、ワタヌキ風花さんのことを話すたびに石動が感じた(しかしスルーした)ものであった。]
……?
(51) es 2015/10/26(Mon) 21時頃
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[頭をよぎる可能性。]
いやいや。
[頭を離れぬ可能性。]
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。いやいや。
(52) es 2015/10/26(Mon) 21時頃
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[人目もはばからずぶんぶんと真顔で首を横に振ってからしばらく。 ぎぎぎ、と蝶番のさびついたドアのようにゆっくりと男に目をやると、口元にひきつった笑みのようななぞの表情を浮かべた石動は、棒読みのような声を出した。]
……あなたが、ワタヌキ、さん?
(53) es 2015/10/26(Mon) 21時頃
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でもうちの学校、900人いるよ…?
[可能性の多さに震えた。 どうしようどうしよう。悩みに悩んで。 結局うまい方法など見つからなかった。
そうして、せめてもと塾へ向かう前に、ラブ・レターの前を通っていたら。]
あ!!!
[うちの制服を着た女の子が、ポニーテールを揺らして入っていくのが見えた。あの子の顔は、知ってる。知ってるぞ!…なんでだろ??]
(54) matsuko 2015/10/26(Mon) 21時頃
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