146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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…お酒が入らなくても、こうならいいのだけど
「…時期にこうなるよ。実際、懲りたみたいで人間の意識も変わってきてる。…それに、そのために、俺は帰ってきたんだし?」
ジョセフさんが…諍いをなくしに?
「その通り!これからは『名誉亜人大使』とでも呼んでくれ!」
はいはい、名誉亜人大使さん、皿洗い、お願いね?
「ハイ…」
[くすり、と笑いながら宴会の様子を見る。こうやってともに飲んで騒いで歌えるのなら、確かに…仲良くする、なんて絵空事ではないのかもしれない。…自分も歌いたくなってきた。歌い手はステージに上がって、歌の準備を始める…苦しいことを忘れるためではなく、楽しいことをもっと楽しくするために…]
(25) 宝井民 2015/01/16(Fri) 10時半頃
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[自分が身構えたと知ってか知らずか、『今更、って思うよなぁ』と困ったように頭を掻く。 何が起きたかは知った事ではないが、それでも変わっている事は言わずもがなで。 何故こうなったかを知る筈もないのだが。]
…あ、あんなものいいんです…ッ! 何ですか、今更、気味の悪い…。
[思わず荒げた声は自身を惨めにするばかり。 そんな言葉を吐いても、周りは此方を見こそすれど害意を向けてはこない。 耐えかねたのは此方の方が先で、素早く背を向ければ走り去る。]
…な、んなんですか…何故、今更、あんな…。
[混乱する思考は纏まるどころか縺れていくようで。 訳が分からないと人のない所に逃げ込んで。 そこで漸く口をついた言葉は、驚く程震えていた。]
(26) Penia 2015/01/16(Fri) 11時頃
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―IF・夕暮れ時/狼さんと―
[ゆうるり落ちていく日をぼんやり見つめながら。 ベンチのうえ、ふんふんと鼻を鳴らすうさぎさんの頭を撫でます。
フードもマスクも取っ払ってしまっているせいか、冷たい風にさらされたお顔はすっかり赤くなってしまっているかもしれません。
すこし前までなら、用心のために常に身にまとっていた魔法の粒子も、今はすっかりなりを潜めています。 差別もしがらみも無くなった今は、あのマスクはもう必要ないでしょう。 魔法を使わなければ、粒子を吸いこむこともないのですから。
あのマスクは、つけているととてもあたたかくて、安心出来ましたけれど。 ……こうして素顔をさらせるほうが、ずっとしあわせだと、そう思えますので]
(27) 製菓 2015/01/16(Fri) 13時半頃
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――あ、
[町並みをみまもるように視線を動かしていれば、見知った姿を見つけて思わず声をあげます。 まっくろい髪に、あかいお目々の狼さん。 彼は何処かへ行く途中だったのでしょうか。果たしてそれはわかりませんけれど]
アルゼルド、こんばんは!
[そう言って手を振れば、気づいてもらえたでしょうか。 どちらにせよ、マスクをしていないので、わたしだとわかってもらえるかは、わかりませんが。
彼が気づいていてもいなくても、おもむろにこちらから近づいて。 ちょい、と。その服のすそでも、ひっぱってみましょう]
(28) 製菓 2015/01/16(Fri) 13時半頃
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ちょうど良い所に会えました。 ……折角だから、いつだかの約束を守ってもらおうかしら。
[にこりと笑って、ぐいぐい彼の手を引っ張ります。 今回は魔法を使っていませんから、きっと振り解くのは容易でしょうけれど。 ベンチへ座るように導けば……さて、彼はしたがってくれたでしょうか]
(29) 製菓 2015/01/16(Fri) 13時半頃
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-IF:魔法使いの少女-
[自分の名前と一緒にこんばんは、と聞こえた事で、立ち止まって辺りを見回すものの。 その正体には思い当たらず、再び歩き出そうとすれば服を引く誰か。 其方を伺うと白い髪に虹の目をした見慣れない少女が一人。 向こうは此方を知っているようなのだが。]
あの…僕は貴女の事を知らない…気がするんですが。
[その言葉は聞こえたかどうか分からないが、『いつだかの約束』と聞こえれば、可能性として一人思い浮かべる。]
……モスキート、さん…? え、マスクとかはどうなさったんです…?
[戸惑いは残るが、ベンチへと彼女が引いて行くのには従って。 そこにはきちんと座って待つ兎がいただろうか。 取り敢えずそこに腰を下せば、少女の様子を伺う。]
(30) Penia 2015/01/16(Fri) 14時頃
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[やっぱりわかってはもらえないようす>>30ですが、そんなのさらりと受けながして。 けれどしばらくして気づいてもらえたのなら、だらしない笑みを向けてみせました。 "大当たりです"なんてはしゃぎながら、彼の手を引き。 もっともな疑問には、視線をついと逸らして答えます]
今日は風をあびたい気分なんです!
[答えにもなっていない事を口走りつつ。 彼をベンチに座ったのなら、行儀よくまっていてくれたうさぎさんの頭を撫で。 そうしたら、なにも言わずにそのうさぎさんを彼の膝のうえへと。 よし、これで逃げられませんね、なんて。 こっそりこころの中でほくそ笑み、ブーツを脱いでよいしょとベンチに乗り上げました]
それじゃあ少し失礼して。
……もふり。
[自分で擬音を口にしながら、フードごしに彼の頭に触れます。 そのままずりとてのひらをしたにずらして、邪魔なフードを取っ払ってしまえば。 ……さて、望んだものは目に入ったでしょうか]
(31) 製菓 2015/01/16(Fri) 15時頃
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--回想・店主のいない装飾屋で魔法使いと--
[誤魔化すような気休めを吐いたのは、優しさではなく意地に近いものだったのかもしれない。>>42魔法使いがそれをどう捉えたかに意識が向くことはなかったが、閉口した少女を一瞥した。きっと、咄嗟に濁した言葉でその不安が払われることはなく。
だって、 "影に呑まれちまったんだろうな、きっともう戻ってこないぜ" ――そんなのは冗談にもならない。全く笑えたもんじゃない。 嘘にならないかもしれない嘘など、何の面白みもない。]
そうしろ。
[大人しくここに滞在する意志を告げる声を聞けば、イイコだ、とばかりに頭の上の手を数度軽く叩く。気をつけて、と言われれば出口へ向かっていた足を少し止めて。]
・・・アンタもなァ、モスキート。
[きっと店主が帰ってこなければ、このお人好しの魔法使いは再び街へ出るのだろう。クリストフォロスを探しに。それを止める権利は自分には無い。かといってそれに連れ添ってやるほどいい奴でもない。だから、それだけ。
行く当てなどはなく、しかし待っていることも出来ず、何かに苛立ったままの内心に息を吐いて、通りへと向かった。*]
(32) antidope 2015/01/16(Fri) 16時頃
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--広場へ向かう道--
[切れた口が熱を持って痛み始める。 舌打ちをして、息を吸い込む。]
おいクリス!!!!どこ行った出てきやがれコラァ!!!!!!!!!
[人通りは少ないものの、人がいようが関係ない。募るモヤモヤと苛々を発散するように、探し人に大声で八つ当たりをする。
また静寂。
ふいに耳をぴくり、と動かした。]
(33) antidope 2015/01/16(Fri) 16時頃
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『There, no one can see me cry The tears of my lonely soul I'll find peace of mind...
In the dark and cold world of midnight...』
[細く高い歌声。今朝、聴いたものと同じだろうか。 いつだったか酒場で聞いたゴルゴーンのものとは、また別の色をした声。
誘われるように、細い路地へと向かう。 そこにセイレーンがひとり、抜け殻のように佇み、 空を見つめていた。]
・・・何、やってんだ。
(34) antidope 2015/01/16(Fri) 16時頃
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[そう声をかければ、赤く目を腫らしたセイレーンがこちらを振り返る。 黒い羽を見てびくり、と身構えるが、何をするでもない様子を察したのか、 すこし沈黙を置いたあとぽつり、と口を開く。
迷わせてしまったのだ、と。
昨夜、この場所で、彼女が"影"に襲われたということ。 それを"長身のリザードマン"がそれを庇い、逃されて、戻ってきたころにはその姿がなかったということ。
身の毛が弥立った。]
・・・は????
(35) antidope 2015/01/16(Fri) 16時頃
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[浮かぶのは、重晶石の色をした瞳。
連れ去られた?消えた?本当に?? 抜け殻の装飾屋で感じた不安が、実感として形を得ていく。
ふざけるな。 誰かの身代わりだなんて、本当にお人好しの莫迦だ。 ぐらぐらと腹の底から黒いものが込み上げる。
分かってる、あいつに怒ってるんじゃない。鈍間なセイレーンにでもない。恐らくは怒りですらない、どういう顔をしていいか分からない。笑えばいいのか。
ひとを呑み込むの影の噂に、今朝から姿の見えない蜥蜴男に、セイレーンの証言。パズルのピースがはまったって、何の絵が描いてあるか見えてこない。
"悪魔がまさかとは思うが 影に連れ去られたりするなよ 旨い飯が食えなくなる"
(・・・アンタが連れ去られて、どーすんだ)
ああ、こんな感情、面倒だ。 瞬間的に沸騰した感情は静まったあと、空虚だけが押し寄せた]
(36) antidope 2015/01/16(Fri) 16時半頃
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[びくり、
セイレーンが自分の背後へと目を向けると身構えて体を揺らす。
振り向けば、ゆるやかに近づいてくる武装した人間の形。 警戒し睨み付ければ、それは両手を緩く挙げ口を開いた。
『時間はあるか。少し話を聞かせてくれ。』
敵意もなく友好的でもなく、事務的なその調子に、何もかも飲み込めないまま気だるげに眉を顰めた。**]
(37) antidope 2015/01/16(Fri) 16時半頃
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― 数日後 / 東・『Snowlia』―
……調子ええのう
[ 鳴る鈴の音を聞きながら、去る人の背を見つめる さんざ、道楽で打ち捨てられていた細工たちが 大切に手に取られていくのは、不思議に思えた
それでも 、己が半端に揺れる存在なんは変わらんで ただ、憎悪と嫌悪だけで生きていた小生は
行き場を失くしたかのように ただ、惑うていた この、鬱々とした気持ちはどこぞ晴れんまま。 ]
( 噫、 なんやろなあ )
[ このまま、 ひとり 春に雪が溶けるように いっそ、消えてしまうのも悪うないんやろうか くつり嗤うて なんとはなしに ふらっと店も締めずに戸を開き、街へ踏み出した ]
(38) 雨京 2015/01/16(Fri) 17時頃
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--IF?:welcome,immortal--
ヒマ!!!!!!!
[悪魔は激怒した。 "定食屋ロングスプーン"の一席で、暇を持て余しつくしたのである。
例の件から、亜人差別が影を潜めていくらかたったころだろうか。物買いに不自由しなくなったのは何よりではあるけれど、おかげ様で来客が減ったのである。行き場のない亜人の足元を見ていたために商売あがったりというやつだ。それでも顔馴染みはたまに来てくれていたかもしれないが。
その日は寝起きから新メニューを思いついて、意気揚々と仕込みを済ませ、出来も上々、ダイニングには食欲を唆る匂いが立ちこめていた。 しかしだ、これは人に食わさないと意味がない。自分で作ったものを自分で食べて満足するだけなんて虚しい。ツマラナイ。なによりサビシイ。
ハッと思いつき、店を出ると腕組みをして少ない人通りを眺める。今は昼どきだ、誰か目についたやつを言いくるめて強引に引き込んでやろうと、そういう算段。**]
(39) antidope 2015/01/16(Fri) 19時頃
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-IF:魔法使いの少女-
[漸く誰かを理解した自分に怒るどころかはしゃいで手を引く少女のペースに半ば戸惑いながらも。 何故か『風をあびたい気分』という答えなのかどうか分からない言葉を口走る。>>31 行儀よく待っていた兎が膝の上に乗ってきたもので、食べてしまいましょうか、なんて思ってもみない事を口にしながら抱き上げる。 そこで何故かブーツを脱いでベンチに上がった彼女を見上げれば、謎の擬音を口にしながら頭に触れてくるという謎の行動。 はっと少女の目論見に気が付いたところで後の祭り。 抱えた兎が邪魔になり、抵抗する暇すらなくフードは外れてしまう。 黒の間に、少女が見ようとした水浅葱のそれはあっただろう。]
あ…な、何するんですか…!
[約束を反故にしようとしていた事はそっちのけでそう言えば。 兎を器用に片腕で抱えたままでフードを被り直そうとしただろう。]
(40) Penia 2015/01/16(Fri) 19時頃
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─ いつかの晴れの日 / 自店 ─
[ とん かん
いつも通りの青空が窓から顔を出す。いつも通りの作業で頭を起こし、オリーブグリーンを手の先に向けて
暑い作業場に1人 ]
いらっしゃい
[ からん、とドアの鐘を鳴らすのは、いつもの顔と───人間 ふ、と一瞬眉を顰めるも、其の儘許し
『これ、素敵だね』
指された洋燈のタグには "Little witch "の文字 ]
ああ お気に入りなんだ 人宛だから売れないけれど、 ゆっくり見ていってくれ*
(41) 朔 2015/01/16(Fri) 19時頃
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― 騒ぎの後 ―
[ 朝陽に星を透かした。 小鳥達のさえずりが耳に心地よい。
夕刻、誰も居ない店に帰った彼は、 数日ぶりになる寝床に勢いよく倒れ、寝た。
気づけば朝である。 今日ぐらい休んでも……とは思ったものの 何か動いていないと落ち着かない
とりもあえずは閑古鳥な店を開き 少ない客と小鳥と戯れていようかと思った のだが ]
( ……なんだ、 )
[ いつもより忙しい気がするのはきっと気のせいではない。 値切ったり冷やかすニンゲンどもも少ない気がする。]
(42) 310 2015/01/16(Fri) 20時頃
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……どういうことだ?
[騒がしいと訝しがる小鳥達共々、彼は首を傾げたのだった*]
(43) 310 2015/01/16(Fri) 20時頃
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−数日後・パパとの約束−
[あれからほんの数日で、街は平安を取り戻しました。 けれど外に出たくても出られないし、ママはなんだか元気がないし。 マリオにとっては、長い長い数日間でした。]
「マリオ、こっちにおいで。 外で遊ぶ前に、パパとお話をしよう」
[パパがそう言って手招きしてくれたのは、ある朝のこと。 やっとお外で遊べるとはしゃいで、少し硬い膝の上へよじ登ったマリオは、眼鏡の奥で穏やかに細められた眼を見つめました。]
「たとえばね、マリオ。 お友達が、君を困らせてしまったとしよう。 おもちゃを隠したり、おやつを取ったり。 とにかく君は、そのせいで悲しい気持ちになる」
[そのお話に、首をこてんとかしげ。 そんなひどいお友達はいないよ、と口を挟みたくなりましたが、お話の途中だからじっと我慢。]
(@0) bobonon 2015/01/16(Fri) 20時頃
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「けれど、お友達みんなが意地悪な訳じゃない。 意地悪をした子にも、理由があったのかも。 気づかないうちに、君もその子を傷つけていたのかも」
[今日のパパのお話は、何だか難しいようです。むぅと顔をしかめて、向けられた言葉の意味を考えます。 そんな息子の様子に、苦笑して。大きな手が茶色のくせ毛を撫でました。]
「影のお化けにも、生まれた理由はあったんだ。 みんなを隠してしまうのは、困ったことだけどね。 たぶん彼には、そうしなきゃいられないような事情があった。 だから、マリオ。もし君が、影の中身に出会うことがあったら……」
[その先に紡がれた言葉に、マリオは力強く頷きました。 パパは満足げに微笑むと、行っておいで、とお気に入りの帽子をかぶせてくれました。]
はぁい!いってきまぁす!
[元気よくお返事をして、マリオはお家を飛び出します。 さて、今日はどこで遊びましょうか。**]
(@1) bobonon 2015/01/16(Fri) 20時頃
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― IF:悪魔と出会うまで ―
[例の事件が終わってから、しばらくした話 自分を見る目が段々と侮蔑から違うものへと変化していくのを感じて。無関心、それが一番だったのに八百屋のおじさんも、肉屋のお兄さんも、自分に話しかけてくれるように]
……どうなんでしょうか
[差別が無くなる。それは嬉しい事だが、あくまで人間だけの話 じゃあ亜人からはどうなのか?自分はどうなるのか 亜人でも、人間でも無い自分はどうなってしまうのか]
…?
[ふと目にやった場所はとある定食屋 人通りの少ないその場所で、昼間だと言うのに客が居ないのは…と見た所に腕組をする男性>>39が居て、つい見てしまう*]
(44) 黒戌 2015/01/16(Fri) 21時頃
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― 騒ぎの後 ―
謝らなきゃ…
[街に戻ってきて最初に思った事はそれだった 一番は知り合いであるクリスへと。巻き込んだのは自分だと、きっと彼も知ってしまっている]
…会うのは少し、怖いですね
[自問自答を繰り返す こうして独り言をするようになったのも、何か変化になるのかもしれない。前は独り言をする考えすら無かったのだから
自分の感情と向き合う事で、少しは自分を理解したのかも、なんて]
……とは言っても、場所が――
[わからない。となって、結局東方出入口付近にて座り込んでしまって。何をする事も無くなって、少し眠ろうかと*]
(45) 黒戌 2015/01/16(Fri) 21時頃
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食べちゃだめですってば。
[狐さんといい狼さんといい、ひどいことをいうものです。 どうせ食べたって、おいしくなんてないのに。 冗談だとは思いますけれど、一応は釘をさしておきまして]
……お耳!
[浅葱色がぴょこりと覗くさま>>40に、歓喜の声をあげて。 そのままそれに触れようとすれば、抵抗の手が伸びてきます。
そうはさせるか、と。 わたしはすかさず彼の頭に抱きついて、そのままぎゅうと腕に力をこめました。 力いっぱい縋っているものの、きっと痛くはないでしょう。腕力はないんです]
(46) 製菓 2015/01/16(Fri) 21時頃
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……うふふ、してやったり。 可愛らしいですねえ。
[抱きついたまま、すりりとその耳に……彼の頭にすり寄ります。 嗚呼、やっぱり。人と触れ合うのは、あったかくっていいきもち。
彼のお耳を楽しげにながめながら、頭を抱えるようにして彼の黒髪に指をとおし。 するりと梳くようにその頭を撫でました。 まるで、いいこいいこをするみたいに。 ……彼は、いやがるかもしれませんね。
満足したならば、ちゅ、と。いちどそこに口づけて、ようやく彼を解放したでしょうか。 ふわりとしたその感触は、すこしだけ名残りおしいですが]
うさぎさん、ちょっと代わってくださいね。
[言って、うさぎさんを抱きあげおもむろに……彼の膝のうえに座ろうと。 そしてそれが許されたのなら、"楽しいですね"なんて、笑ってみせたでしょうか。 ……もちろん、揺りおとすのは簡単でしょうけれど]
(47) 製菓 2015/01/16(Fri) 21時頃
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― 逢魔ヶ時に悪魔を尋ねて ―
[鱗に覆われた指が扉を叩こうとして、 一度、二度、躊躇するように揺れた。
燃えるような夕陽に赤く照らされた東通りの一角。 定食屋「ロングスプーン」の、申し訳程度に出された看板が、陽を反射して光る。
石畳が敷かれた通りは静寂を保っていた。 中にヒトはいないか、寝ているか、 それすらもわからないほどに、店の中も静かだった。 烏の羽音。足元から長く、影が伸びる。 橙と黒に二分されたかのような世界。
彼は半ば祈るような心地で、やっと扉を叩く。]
シーシャ。飯、食いに来たぞ
[あの日と同じように、 ――扉が開いていたならば、がらりとベルを鳴らして*]
(48) 310 2015/01/16(Fri) 21時半頃
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― 夜空と蜥蜴と不死の男の噺 ―
[ それを聞いたのは、いつだっただろうか。 また、誰からだっただろうか。
――「影の元凶は不死身の男である」と。
そう聞いた時 彼が抱いたのは怒りでも悲しみでもなかった。 ――すとん、と腑に落ちたというのが正しいか。
思い出したのは星々の怨嗟の聲。 あれらが全てワクラバの怨念だったとしたら 否、あれらが全て、ワクラバの受けてきた言葉だったとしたら]
( そうか )
( ……だから、あそこはあんなにも )
[ 寂しかったのだ、と そう思った。 ]
(49) 310 2015/01/16(Fri) 21時半頃
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[ 店を閉めて寒々とした夜空を見上げ、 ふと、思いつきで東の入り口まで歩く
見つけた影に零した苦笑は、 屹度、誰にも見えていなかっただろう。>>45]
……ワクラバ。 風邪を引く……。
[おい、と、その肩をゆっくりと叩いた。*]
(50) 310 2015/01/16(Fri) 21時半頃
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― 蜥蜴人との再会 ―
[うとうとと、体育座りをしていた所に掛けられる声と、揺れる肩。寝ぼけた生気の無い瞳をその主へとやれば丁度自分が探していた人物で]
…クリスさん どうも、久しぶりです
[何時振りでしょうか、なんてとぼけてみせるが、冗談を言っている場合では無いらしく]
話、聞きましたよね すいませんでした
[すくり、と立てば頭を下げて。それに感情があったのかはわからないけれど彼には謝らなければいけないと 人に対して強気の彼が羨ましかった。亜人でも人間でも無い自分に優しくしてくれる彼に嫉妬していた 自分には良くしてくれたのに、仇で返すような事をして――]
――すいません
[ただ、それだけを言えばその場から逃げるように去ろうとして きっと自分と関わろうとは思わないだろうと、そう思って。だって、あんなにも醜い影の中に巻き込まれてしまったのだから*]
(51) 黒戌 2015/01/16(Fri) 21時半頃
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[体育座り。いつも以上に小さく見える彼を見下ろせば、 生気の無い闇の底のような瞳が此方を見る。>>51]
……ああ。久しぶりのような
[そうでは、ないような。 自分以外のヒトも飲まれた以上立ち上がり頭を下げるワクラバに、「別に構わない」とは言えない
ワクラバの内に燻る嫉妬の感情などは知らないが 彼は、結局の所彼がやりたいようにやっている。 それは今も昔も変わらず]
おい。
[二度目の謝罪とともに逃げ出そうとするワクラバの襟を掴み 彼は強引に相手を引き止める。「痛いです」と言われても知らぬ]
寝床なら貸してやる。寄っていけ
[じっと、ワクラバの左側が爛れた顔を見た。*]
(52) 310 2015/01/16(Fri) 22時頃
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