241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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── っと! マユミ、ソイツもお願い!
[ 飛び込んだ拍子に、ニーナといったら、 唯一の武器も手放してしまったものだから!
胸元に、抱え込むように林檎を携え、 丸腰のまんま、一蓮托生でもない相手に叫ぶ。
光の一太刀受けた程度の獣は今も、 そりゃあ元気に跳ねていたことだろうから。*]
(154) 2018/05/21(Mon) 23時半頃
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──ちょっ と、マユミ!
[ これまでの、どことなく楽しさのある ……掛け声めいた叫びと違って、 その時ばかりは、ニーナだって慌てた。
ノイズが動かないのを良いことに、 マユミに駆け寄り、ついでに武器を拾う。]
大丈夫? ……ああ、もう そこまでしなくたって!
[ 倒れ込んだのところに手を差し出し、 ニーナは「 立てる? 」と問いかけた。]
(173) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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女の子が、あんな無茶しないでよ ああ、びっくりした 生身で突っ込んでくんだから
[ 怪我の様子だとかを確かめて、 ……ノイズは消えたわけじゃあないから。
ニーナはこれだけは、と、 懐から真っ赤な林檎ひとつ取り出して にいっと笑ってマユミに示す。]
(174) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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……でも、ほら!
果実のひとつ目はここにある ────君のおかげさ!
(175) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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[ それから、周りを見回して、 なぜか声を潜めてしまう。]
……でも、とにかくさ ここに長居するのは危ない
一旦、ゴールに急ごう ──ほら、背負うから!
[ 体格差を考えれば、 別に無謀なことを言ったつもりもない。
早くしなよと促して、 ……さすがに、その場合は ノイズの急襲があったら サイキックのひとつ、 飛ばしてほしいとは頼むけど。*]
(176) 2018/05/22(Tue) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 00時半頃
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──西エリア/盟海珈琲店へ──
[ 辿り着いた場所で、 ニーナはマユミを下ろして、 擦り傷まみれの脚を隠すように、 ほんの小さな抵抗としてソックスを引き上げた。
肩の方は、ひどい破れ方をしたわけでもなし、 制服も黒いから、……一旦目を瞑ろう。
多分、歯型の周りが痣になってるんだろうと、 昔、犬に噛まれたことを思い出した。
……これじゃあ、レディぶれないなあ。 とも思ったが、今はとにかく マスターをぎょっとさせなければ良しとしよう。]
(192) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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[ 素知らぬ顔で、店内に入れば、 ……なんだか空気が淀んでいる気がする!
メニューを覗き込んで>>#11見れば、 一本の横線が引かれた行に目がいく。]
──あれっ マスター 今日、林檎のシュトゥルーデルないの?
[ ……あ、そういえば。 生前、ここには来てたよなあと、 ”マズいかも”に気付いても、もう遅く。
マユミが知らないようなら、 ”アップルパイみたいなもの”と 簡単な説明を添えて。]
(193) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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……あっ! マユミ、そういうことじゃないかな?
[ 背負う間、彼女に預けていた林檎を思い出し、 マスターのほうを視線で示す。
……マユミの手から、 林檎はマスターへと渡っただろう。
なんせニーナには他にも気になることがあって、 ……どうしてこうも、店内の空気が重いのだ?!
それも、客の片方>>#12には見覚えがある。 きっとそれはマユミもおんなじだろう。
ニーナは男にすすすっと歩み寄り、 カウンターの席ひとつぶんあけて、 ちょっと遠巻きに声をかけた。]
(194) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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……ぽっと出の女の子、なんて 言ってるから、負けるんじゃないですか?
[ カウンターに頬杖をついて首を傾げる。
……とはいったが、 ゴツい身体が一回り小さく見えて、 なんだか少しばかり可哀相だ。]
そんなにじめじめしなくたって あんな派手で喧しいひと、 当分は語り継がれますよ、きっとね
忘れられるのが嫌なんだったら、 また、出直せばいいのに
[ ……眉を顰めて、ニーナは言った。]
(195) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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[ つい、流れで注文までしそうになって、 いやいや違った、と思い直す。
ニーナはこの店のメロンソーダが好きだった。 ああでも、ここ3年は珈琲ばかり飲んでいた。]
──ああ、なんだか 煮え切らない人だなあ!
そんなに言うなら、 私が取ってきてあげる
……お姉さんは、 次のキャラ設定でも考えてて その珈琲を飲み終えるまでにね!
[ ……なんせ、多分それは ”みっつめの果実”のことだろうて!]
(196) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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[ なんにせよ、南にいったパートナー、 それ以外の参加者の動きが未だ見えぬのだから、 保険をかけて、自分が向かうしかあるまい。]
……マユミ!君のパートナー、 東に行ったわけじゃないんだよね?
他の人が到着する気配もないし、 念の為、私もバナナストアまで ひとっ走りしてくるよ
……店内を鉄臭くするのも忍びないし
[ 君はどうする? と彼女に問うたなら、 今度は蕗之原ストリートを東へと、 向かうつもりで、店を後にして。**]
(197) 2018/05/22(Tue) 10時半頃
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──西エリア/盟海珈琲店──
あれ、シュンタロさんじゃないか! 久しぶりだな、もしかして お届け物にきた──って、
……どうかした? 顔色が悪いけれど
[ ここに来たからには、 ミッション関係だと思ったのだが、 どうやらそういう訳でもないらしい。
慌てて声をかけたが、 机に突っ伏す>>204を見て、 それ以上深追いすることもせず。]
(247) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ そして、思う。
マズい、やはり 誰も東に向かっていないのでは……?
そんな考えが過ぎったもので、 ニーナは慌てて店を飛び出した。
別行動をとるというマユミに、 「 またあとで 」と手を振って、 それから、ジリヤにテレパシーを飛ばす。*]
(248) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ かくして、ニーナは走った。
『 初夏、満天の星である。 』 という一節が過ぎったが、 生憎、初夏ではあれど、 頭上に広がるのは満天の星ではなく ただ澄み切った青空であった。
道中、豪雨もなければ濁流もなかったが 日継塚アヴェニューを川に見立てるが如く 悠々と泳ぐ魚影を見つけて、ニーナは激怒した。
魚の類で鰓呼吸を諦めて良いのは、 鮫だけと相場は決まっている!]
(259) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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──東エリア/バナナストア──
[ ──そんな、少しのドラマを経て、 ニーナは東エリアと懸命に走り、 すこぅし、傷を増やしながらも バナナストアへと駆け込んだ。]
──圭さん! なんだ、よかったあ
[ どうやら、心配のし過ぎだったようで、 そこには既に他の参加者の姿があった。>>211]
なかなか誰も来ないもんだからさ、 誰もこっちには行かなかったのかと思って! ああ、でも入れ違いにならずに済んだ
(260) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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──それで、バナナエムブレムはどこに?
[ 彼女の予感など知る由もなく、 ニーナはにっこりと笑って尋ねる。*]
(261) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 21時半頃
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──東エリア/バナナストア──
──おい、早急に君のパートナーを呼べ!
[ ニーナは叫んだ。
激怒した、のフレーズは 今こそ使うべきだったと悔いた。]
バッジなんて、 君にもらった改造バッジと あとはホーリーバッジもひとつしか……
[ 頭を抱えそうになる。 こっちには時間がないってのに!]
(269) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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ええと、 とりあえず私もジリヤを呼ぶよ
ホーリーバッジをいくつかと、 ……多分、バッジをふたつくらい 持っていたと思うから
[ そう言うなり、 これまでにない切迫感で念を送る。
やあ、ジリヤ 残念なことに詳しく説明する時間がない。 とにかく、マブスラに使えるバッジを持って、 至急バナナストアに向かわれたし! *]
(271) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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[ 悪い予感なんて、ニーナにはなかったのだ!]
……こっちはジリヤが来てくれたとして、 合計値68! 君たち、73以上ある?!
[ 咄嗟に計算はした。合ってる、合ってるはずだ。]
最悪、プシュケーランドまで走るけど…… ああ、さっきまでなら北エリアにいたってのに!
[ もしかすると今日は 健康運がめちゃくちゃに良い日なのかもしれない。 ため息をつきつつ、一旦パートナーの応答を待って。*]
(274) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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──良かった! 君たちにはまた助けられたな
ジリヤも来てくれるはず ……ただ、もともと 南エリアから盟海珈琲店のルートで 動いていたはずだから、……遠いな
[ 安堵しつつも、ちょっと視線は遠くを彷徨い、 ……ふと気付く。]
……というか、 ほんの少し借りたいだけなんだけどな……
[ もしかしてそれをはじめに言えばよかったのか? ふと、新たな嫌な予感を覚えつつ、最悪それを試そう。*]
(276) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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──ああ、翔也さん!
来てくれて良かった、 まったく、君がくれた助言だってのに またこんな形で会うことになるなんて!
[ 最も多くのバッジを持つ翔也>>277が その場に駆けつけたなら、ホッと一息。] そう、ジリヤも間に合いそうだ
なんせ、めいかい──盟海珈琲店に、 翔也さんにやられた狂戦士が やたらに落ち込んでいるんだから、 わたしもびっくりしたんだけどさ
[ ジリヤが到着するまでの間、 経緯でも簡単に説明してみようか。]
(288) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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それが、マブスラを諦めて 田舎に帰るなんて言っててさ
最後に一目、 バナナエンブレムを見たい──! なんて、言ってるもんだから
[ そんな話を、した。 そこまで話したのはいいが、 ふと、飛んで来た質問>>278に、
そういえばまだ会ったことがないのかと、 ニーナは少し考えてから、 少し、照れたような面持ちで一言。]
(289) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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そう……だなあ、 ……すごく、きれいなひとだよ
(290) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ なんせニーナは彼らの繋がりなど知らないし、 彼女は間違いなく、花園で一番の花だったのだ!*]
(291) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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──東エリア/バナナストア──
──ああ、ジリヤ! 間に合ってよかった、怪我はない?
[ ニーナは安堵と喜びで はしゃいだ声を上げたが、 他のふたりがどうかは知らない。
喜色満面に彼女を迎え入れ、 手持ちのバッジを手早く確認する。]
うん、ホーリーバッジが4つに ロリータ、焼肉定食、 それから君にもらったワクワクハート ……これで、目標レベルには達したはず
[ ……それじゃあ早速! と、 促すように翔也の方を見たが、はてさて。*]
(300) 2018/05/22(Tue) 23時頃
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[ にこやかにっじリヤを迎え入れたはいいが、 不可解なのは、翔也のその反応>>305。 きょとんとして、ジリヤと翔也を交互に見て、]
……どうかし── あっ!
[ 今度はニーナがセルフで口を塞ぐ。
彼の反応の理由に、思い至ったのだ。 そうだ、ジリヤのエントリー料──!
ニーナは、翔也が駆けてく>>307直前、 その袖を掴んで、小さな声で囁いた。]
(308) 2018/05/22(Tue) 23時半頃
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[ ──って。
それだけ告げればすっきりした顔で、 戦場へと赴くちいさな戦士>>307を 手を振って見送ったことだろう。*}
(309) 2018/05/22(Tue) 23時半頃
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[ 勝負がついた瞬間、 ニーナは”らしくもなく”、 ガッツポーズで喜んだ。
爽やかに挨拶を交わし、 ( 爽やかなのは翔也だけだったが ) こちらへと戻ってくる>>316のに、]
そうだ、急ごう そろそろ傷心の元王者の 珈琲も冷めきってるだろうし
[ 強く一度頷いて、再び西エリアへ──*]
(321) 2018/05/23(Wed) 00時頃
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[ 新旧イエローマンの邂逅>>#21──、 を、ニーナは笑みを浮かべて見ていた。
……のだが、 マスターの声>>#22に、振り返り、 ぱあっと顔を輝かせて、 弾かれたようにカウンターに駆け寄った。]
マスター、本当? じゃあ私、メロンソーダが……あっ!
[ ぱちり。 何かが噛み合うみたいに視線は座席>>#22へ。 ひっそりと置かれた小さな輝きを見て、 ニーナはぐるりと店内を見回した。]
(333) 2018/05/23(Wed) 00時半頃
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…………マユミ?
[ いくら目を凝らせど、 そこに彼女の姿は見当たらず、
──なんだか、厭な感じだ って、
今度こそ、ニーナは思ったのだ。 そして、同行した3名に向けて、]
……あのさ、北エリアのミッション マユミって子と一緒にクリアしたんだ ちょっと、今見当たらないんだけど
……このバッジが、ミッションの報酬なら ひとつは、彼女が受け取るべきだと思う
[ ……どうかな? と、恐る恐る。*}
(334) 2018/05/23(Wed) 00時半頃
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