人狼議事


140 Erwachen〜lost wing of Jade〜

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視点: 人


【人】 紐 ジェレミー

「実は私ね、見たの。
 夢芽ちゃんが、ソラを飛んでるところ。」


[秘密よ?なんて微笑んで。
>>1:34学校から飛び出していく、彼女を見たのだと。]

「魔法使いみたいだった。
 夢芽ちゃんって、すっごく責任感強いし。
 いま、きっと戦ってるんだと思う。」

[友達だから。
クラスメイトだから。
驚かなかったといえば嘘になるけれど、
わずかに見えた真剣な表情は、確かに目に焼き付いている。]

「私たちが心配して騒いでたら、逆にあっちに心配かけちゃうかも。
 待ってたらきっと、夢芽ちゃんは帰ってくるわよ。」

[言いきった女生徒の周り、自然と頷きは広がっていった。]

(117) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

【人】 紐 ジェレミー


「……いないといえばさ。
 知ってる?
 夢芽ちゃんが通ってる、ゲーム同好会って。

 そこにね、寒川っていう男の先輩がいてさ……
 そのひとも、いま、いないんだって。」


[えー?それってもしかして、とざわめきが広がった。
彼らの中に広がりかけていた、不安という名の災厄は解けていく。


彼らの隠れた避難所のソラから、>>3:@9焔の欠片が降り注ぐ。
明るい明日を信じて、未来を願った。*]

(119) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 01時頃


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 11時頃


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 20時半頃


【人】 紐 ジェレミー

[>>108転がった、小さな贈り物を拾い上げる。
随分と繊細で、美しい細工。
雷神と謳われたかの戦士の戦いぶりからは想像もつかなくて、
思わず笑みがこぼれた。]


…… 友人、 …… 俺が?

[>>118続いた言葉に目を見開いた。
生まれてこの方、ただでさえ友人は少なかったのに、
ここまで傷を与えてなおそんなことを言う奴が現れるとは。]

ハワード。
お前、馬鹿だろう。

[失礼な物言いは、照れ隠しだと伝わるだろうか。
頼むから気づくな。]

(154) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

忘れた、のは、 あー……
お、お前がやったんだろう!
お前や観測者や、解析者が来るまでは忘れると、
そういう蓋を付けたくせに、

[ハワードがやったことだ。
それでもバツが悪く、なんやかやと言い募ろうとして、

>>120次の瞬間。]


っ  ハワード!!

[慌てて抱きとめた身体が、やけに軽い。]

(155) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

お前、  無理、してたのか……
この怪我、……………おれの、せいか……?

[疑問形だけれど。
それまでのやり取りの記憶が消えたわけではない。
幾らなんでも、書物が受け続けていいダメージではなかったのだ。

治療を、とポケットの宝珠に触れるが、
まだ取り戻したばかりの力は扱いが難しい。
とりわけ治療は、下手をすれば逆に傷を深める可能性があった。

(もちろん、ヨアヒムはそこらの宝珠魔導士とは違うため、
 問題なく行うことができたようだが)]

(156) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>142なんとか表紙を治すところまではいったが、その先は。
立ち上がる姿に、ちょっとまてと頭を引っ掴んで転がそうと思った、

>>140その時だった。]


寒川、先輩……

[>>143ハワードは彼を《解析者》と呼ぶが、
自分にとっては先輩のまま。
彼がたとえ、自分のことを不要と断言しようとも。]

……似合いませんよ、先輩。
そんな風に、仕事熱心なのって。

[詳しく知っているとか、親しい間柄ではなかった。
それでも、委員長に聞いていた姿とは違っていて、
言わずにはいられない。]

(159) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

[墜ちた雷撃の跡を見やれば、背筋が凍る。
解析者がいくらまね事が可能だといっても、
威力が度を越している。]

ここまでを学習する、《解析者》だと……?
まさか、1000年前のアレが、ここまで……

[1000年。
何かが進化するには、十分過ぎる時間だろうか。]

(160) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

[ここで、解析者について、皆の知識を補っておこう。

解析者とは、>>2:11膨大な《記録》を《解析》する者。
>>0:73「ヒト」の進化をかつてハワードが讃えた通り、
解析者とは三位一体のうち、人間のみが得る称号である。
>>0:102ハワードが知る解析者も、
1000年の昔に高みへたどり着いた人間だった。

1000年前は、世界最高峰の学び舎の最も優れたとされる者に、
解析者の”一員”となる栄誉の門が開かれていたものだ。


そう。
解析者とは本来は、
集められた最高峰の頭脳の結晶を指していた。]

(161) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

[たとえ数人が過ちを犯しても、
最終的な結果に誤りが出ないよう。
集団で形成される頭脳の働きは、あらゆる現象を、
攻撃を、感情を、軌跡を、歴史を、記憶を、記録を、
観測結果も何もかもを解析し、人類を支えていたのである。


そのうちの一人、最も優れたるとされる解析者の一員が、
低迷する後進の育成に嘆き、こんな夢を持つに至った。]

(162) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

[一人で全ての頭脳を満たせる、何よりも完璧な解析者。]

(163) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

[その発想こそが壊れ《バグ》っていたのか、
今や知るものはいない。

当時は一蹴された考えだが、
もしもそれが進化を続け、今に実を結んでいたとしたら?


断言する明確な根拠は無いが、現実は目の前にある。
1000年の時と重なった封印、
実際に何が原因でどう因果が成ったのかは不明。
寒川という高校生がそうなった理由も、
この場では解説できはしない。

しかし現在記録者と運命者の前に立つ解析者は、
当時の『集団の一員』とは違うレベルに達していることは、
見間違いようもないと言えるだろう。]

(164) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

──現在、友人と先輩と──


ダメだハワード、お前一冊(ひとり)では、

[見逃せるはずもない。
>>145一人で立ち向かおうとする歴史書(友人)を止めようと声を上げ、]


づ、 っぁ……!!

[>>153走った鎖に囚われる。
防ぐ術を紡ごうにも、ほとんど空になるまでハツに吸われた後だ。
満足な抵抗もできず、倒れこむ。]

(165) 2014/11/20(Thu) 21時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 21時頃


【人】 紐 ジェレミー

っく……先輩、 

[>>168倒れた身体を持ち上げられ、
眉間に皺寄せて見上げる。
まるで子どもを相手にしているような。

ああ、思い返せば、先輩は始めっからそうだった。]


先輩、っ やめて、ください!


[裏切りを責めるのなら、言葉を裏返したのは俺であって、
ハワードではない。
だから俺だけをと言って聞く歴史書(友人)ではないから、
先輩へ必死で叫ぶ。]

(172) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 22時頃


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 22時頃


【人】 紐 ジェレミー

ハワード、っ逃げろ、早く!!
お前だけでも!!

[未だ抗おうとするハワードへ叫び、
力を振るおうと気を集中させる。
けれどそれが形をなすより早く>>176]


っ ハワードおおお!!!


[吹き飛ぶ身体へ、>>180追撃は容赦がない。]

(184) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

寒川先輩…… そうじゃ、ないはず、ですよ……

[>>194小さな声で、否定する。
完全なる解析のためだけに生まれたのなら、
あの高校での日々はなんだったのか。
そんな相手のいるところに、あの委員長があんな風に通うのか。

思うけれど、その言葉を伝えるのは、
彼に響かせられるのは、俺じゃない。]

委員長、っ……!

[彼女なら。
彼女の声なら、きっと。]

(198) 2014/11/20(Thu) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

委員長、  先輩を、頼む


[それが虫のいい願いであろうと。
思いを音に変え、音は世界を包む大気を震わせ、
震えた世界はそれを身に刻む。

刻むその名を歴史と呼び、
歴史は歴史書に刻まれるものだ。

復元典である彼女に、きっと届くだろう。]

(199) 2014/11/20(Thu) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>193ハワードが構えた武器に、
先に反応したのはハツの方だった。
栞に触れてからずっと俯いていた顔を上げ、目を細める。]

……ハワード、 それが、お前の決断なら……

[その火力が自分を巻き込むおそれがあることに、
気づかないほど鈍くもない。
それでも鎖に囚われた俺が逃げるにはちょっときつかったし、
何より、先輩を裏切った罰は、どこかで受けないといけなかった。

せめて目を閉じないようにと、
ハワードを、寒川先輩を、見据えたままに熱と煙に巻かれた。]

(200) 2014/11/20(Thu) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

[爆風が身を焼き、焦がし。
痛みと熱に苦しさを感じるけれど、
それでも俺は、死ぬことはなかったらしい。]


…………あんたか、ソラの守護者。

[それとも、ハツだろうか。
目の前に散る雪の結晶が、爆炎から守ってくれたらしい。

生きた事を喜ぶべきなのか、一瞬の迷いの間に。]


せんぱい、

[>>214傷ついた先輩が、立っていた。]

(215) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

……先輩、無理はしないでください。
っ、  ぐ、

[先輩が俺を傷つけようとしていると感じても、
それでも今、先輩が生きていることに喜びを感じては、
あの歴史書への裏切りになるんだろうか。
俺はどれだけ、ヒトを裏切れば済むんだ。

胸の上、鎖骨の近くへ剣が食い込み、歯を食いしばる。]

ぁ、っ…… は、 先輩、 すみません、でした。
嘘を、…… つくかたちに、なって、しまって……

[”あのやり取り”は、確かに俺が、先輩と交わしたものだ。
記憶がどうとかなんて言い訳が挟まる余地などない。

滴る血に濡れた顔で、見上げる。]

(218) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

…… そうとは、限らないんじゃないですか、先輩。


[>>217先輩は、俺を後輩と呼ぶ。
なら俺は、先輩と呼び続ける。
壊れた学生生活は、まだ終わってない。]

むしろ、人間らしいって呼ぶのかもしれない……
なんて、思います、ね。

[先輩の言うバグは、役割を果たすだけの存在になりきれずに居る、
なんて状態をさしている気がする。]

……ねえ先輩、これ、外してもらえませんか。

[どうせ、大暴れできるほどの体力は残っちゃいない。
どうせ倒れるなら、鎖に巻かれて転がるよりは、
大の字のほうがマシだ。]

(221) 2014/11/21(Fri) 00時頃

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