人狼議事


155 【身内】砂煙の村

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視点: 人


【人】 伝道師 チャールズ

[何とも不服そうに零された坊主の言葉>>78に、教会の天井を見上げて頭を掻く。
いくら教えたのが自分と言えど、こうも強請られるとは……素直と言うか、マセてると言うか。どちらにせよ、その一言は余計だと。
仕方無しに舌を出せと言ってみれば、素直に差し出されたそれに満足しつつ。
あぁ、しかし思ったよりもこの坊主は、それこそマセていたらしく、突き飛ばさずに耐えるようにしてみせる様>>79には、少しばかり感心したか。

触れた唇は、女よりも硬く。甘さといえば、仄かに香るラムネの香りくらいのもの。
お世辞にも気持ち良いとは言えんキスを交わしながら、薄く開けた瞳でそれに耐える坊主をこっそりと見つめて。
男とキスをするなんざ、気持ち悪くて仕方がない。ロクに応えられもせんこんな餓鬼なら尚の事だ。
その気持ちは今でも変わって無いものの、それとは裏腹に楽しむように動く舌は――この様子だと、気付かれそうにはない。]

(82) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 …………、く、

[伸びた背は、徐々に下がり。それに従い離れそうになる唇を追うように、屈めた背はもう少し。
叩かれる背は痛くはあったが、あえて素知らぬフリをして――何だ、もう降参か、と。そう言いたげな視線を向ける。
そうすれば、まるで逃げるように。無理矢理に身体を離してくるモンだから、流石にそれ以上追う事はせんかったが。

あぁ、それにしても。顔を離した時の、坊主のその情けない姿>>80よ。
息も出来ん程に緊張でもしていたのかね、と。屈めた背を戻し再度扉に背を預け、伸ばした腕はまた組み直して。
だが、文句を言わんかった事は褒めてやろうか。自分がしてくれと言っておきながら文句を言われ日にゃ、その額を弾いてやったんだが。]

(83) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 嫌だね、何でお前さんに言われてやめなきゃならん。嫌ならせんかったら良いだけの話だ。
 前に言ったろう、臭いが嫌なら近付くな。それが嫌なら我慢しろ。

[坊主の恨み言>>81には、目を細めてそっぽを向いて。そう、嫌ならしなきゃいいんだ。自分はそれでも一向に構わんぞ、と。
――だが、どうせ嫌とは言わんのだろう?嫌ならとっくに、ここから逃げ出しているだろうよ……そんな狡い考えは、決して言葉にする事はなく。
それでも向けた視線にはきっと滲んでしまったから、気付いたか否か、それは自分には分からんがね。

ぐりぐりと押し付けてくる頭は少し鬱陶しくは思ったから、やめろと頭を押しのける。
そうすれば向けられた拗ねたような一言には――不愉快そうな、視線を向けた。]

(84) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……さぁな。してたらどうなんだ。
 餓鬼が、一丁前にヤキモチか?

[先までの表情とは打って変わり、つまらなさそうな表情を浮かべて。呆れと失望の篭った溜息は、隠そうともせずに。

先までそこそこにいい気分だったと言うのに、興を削がれたったらありゃあせん。何だって餓鬼はこういう時に、こんな面倒臭い事を言ってくるのか。
視線は、敢えて外さない。坊主に触れていた手を引っ込めて、じっと冷たく見下ろしてみせる。]

(85) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――……興醒めだ。一服してくる。
 過去をとやかく言う奴は好かん。

[溜息混じりに言葉を落とし、漸く坊主から視線を外して。腰の鍵を取れば、背後にある鍵穴にそれを差込もうとしながら。

今、現在の事ならいざ知らず。過去をとやかく言われた所で、自分に一体どうしろと言うのかと。
過去がどうあれ、今は。少なくとも今この時は、自分の目にはお前さんしか映っていないというのに――楽しんでいるのは、お前さんとの触れ合いだというのに。この坊主はそれでもまだ、不満なのか。知りもせん奴と比べて、何が楽しいのだろうかと。
これだから餓鬼は面倒なんだ、と。興を削がれた事を内心で少しだけ残念に思いつつも、出した舌で唇を舐めて。
そこに仄かに残ったラムネの香りに舌を打ちそうになりながら、手にした鍵を、カチリと回した。]

(86) ねこんこん 2015/04/14(Tue) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[音を上げた坊主の、恨みがましい視線>>89に嗤う。たまには我慢してみせろと言う坊主には、"我慢は体に悪いんだ"、と。お決まりの台詞を返してやって。
だったら自分は我慢してもいいのか、とか。自分は我慢してばかりだ、とか。そう思っているかも知れんが、そこは若いんだからオッサンを気遣え。

そうして結局離れない坊主には、満足そうに目を細める。思った通りだと思いつつも、内心何処かでそんな坊主を――あぁ、ここから先は無しにしよう。
そう思ってたのはさっきまで。今は向けた視線で分かる通り、あんまりいい気分じゃあ無いんだ。]

 …………さぁ?

[視線の変化に、坊主も気付いたんだろう。強張った身体>>90を見下ろして、向けられた問いにはただ一言そう返す。
溜息を吐く度に、震える体。それを見るのは気分が良いような――悪い、ような。

いや、恐らく気分が悪かったんだろう。それ以上見る気にもなれんかったモンで、一言断りを入れたのなら、上げられる素っ頓狂な声に小さく眉を寄せて。
それでも振り返る事はせずに、扉を開けようとしたのなら。引かれた腕>>91には、振り向かざるを得んかったが。]

(95) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 邪魔だ、坊主。俺は外に行きたいんだ。

[扉との間に身体を割り込ませ、出て行かせるまいとする坊主にうんざりとした声を上げ。それじゃあ扉が開けんモンで、ぎろりと坊主を睨み付ける。
だがそれでも、そうして縋るようにしてみせる坊主の腕までを、振り払う事は出来んかったが。

ひとつひとつ、並べられる理由達。坊主の胸の内を聞きながら、浮かぶのは全く違うひとつの疑問。
――どうしてこいつは、こうも自分に好意を寄せて来るんだろう。坊主の様子からして、自分の態度を理不尽に感じているのは推し量れる。
まるで、自分を独り占めしたいとでもいうような。そんな言葉>>92まで、吐いてみせて。
みっともなくも、縋り付いてみせてまで――俺に側に居て欲しいと言うんだろうか。]

 …………、はあぁ。もういい。退け。

[小さく落とされたごめんなさいと、もうひとつ続けられたごめんなさい>>93と。それらを聞き終えれば、またひとつ息を吐いて回された腕を払い、扉の前に立つ坊主の身体を押し退ける。
きっと、坊主は抵抗しただろう。だがそれでも、扉に伸ばす腕は止めず。
――腰の鍵をひとつ、掴み。開けたばかりの鍵をまた、掛けた。]

(96) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ……阿呆か。俺とお前さんで、幾つ歳が離れてると思ってる。
 お前さんが今まで生きてきた人生の倍以上を生きてるんだ、知らん事の方が多いだろう。

[閉めた扉へとまた背を預け、坊主の方へと手を、差し出し。その手に腕が回されればそれでいい。回されなかったら催促するように一度手を振り、それでも回されんのなら――諦めて、腕を掴むだけだ。

差し出した腕で坊主の身体を引き寄せて、共に扉を軋ませて。さて、どう話したモンかと天井を見上げて考えを組み立てながら、手持ち無沙汰に坊主の頭を緩く梳く。]

 ヤキモチは別に、過度で無けりゃ構わんがな。そういうヤキモチを妬かれても、俺にはどうも出来んだろうが。

[もしも、今。目の前に美女が現れて、自分がその女とキスを交わしたとしよう。それについてこの坊主がもしもヤキモチを妬いたなら、これ程うんざりとした気分にはならんかったろう――そりゃあ、元々そういう事を言われるのは好かんモンで、ゼロとは言わんが。
しかし過去の事に対して言われても、知らん俺が居るのが嫌と言われても、それはどうしようも無いじゃあないか。]

(97) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[ぐ、と。坊主の額を押して、視線をこっちに向かせて。見下ろす視線は呆れの色は篭っていようとも、先のように不愉快じみた色は薄れていただろう。]

 考えてみろ、今ここでこうしている俺は、お前さん以外には誰も知らん。
 それを知ってるのは、お前さんだけだ……それじゃあ不満か、ん?

[指の腹でぐりぐりと坊主の眉間を押して、問いを掛ければ坊主は何と答えたろうか。
我儘な餓鬼だ、それじゃあ満足出来んと答えたかも知らんが――まぁそれならそれで、もうひとつだけ餌をやろう。]

(98) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ


 ――他と"こういう"キスをされるのが嫌なら。
 他と出来んような、お前さんだけのキスをしてみろ、……ほれ。

[口の端を歪めて、目を細めて。坊主の身体から腕を離し、軽く身を屈め顔を近付けてやりながら、"出来んのか?"、と煽るような一言も添えて。
そうすれば坊主は、さてどんなキスをしてくれるんだかな。
先のような、拙いキスか。それとも俺を真似てみようとして来るか。それを少し楽しみにしている自分を自覚すれば、苦笑も漏れるというモンだが。

幾つも用意してきた逃げ道は、もうひとつも残っちゃいない。言及されてしまえば、自分は認める他無いだろう――この坊主を、気に入っていると。
幼い頃から見てきた餓鬼と、こうして触れ合う日が来るとは思いもせんかったがね。
相手は二十も下の餓鬼、しかも男ときたモンだ。男色家になったつもりは更々無いが、それでもこの坊主との口付けは悪く無いと思えてしまったんだから救えない。]

(99) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 03時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[坊主が触れてきたのなら、薄く薄く目を開けて。その様子を盗み見ながら、よく出来たご褒美をやってもいい。

まったく、この坊主もこんなオッサンに引っかかって哀れな事だ。それと同時に、自分もまたこんな餓鬼に引っかかって情けないったらありはしない。
自分の何が坊主をそうさせるのか、それは酷く気にはなるが、また今度聞いてみよう――坊主が後悔するまでは、時間があるんだ。

そうして坊主が、先に投げた問題の答えを出せたのなら。その時には約束通り、ちゃんとご褒美をくれてやろう。
それを自分が望んでいるのか、いないのか。そんなものは――もうとっくに、明白になっているのだから。]

(100) ねこんこん 2015/04/15(Wed) 04時頃

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