人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 村娘 ラディスラヴァ

[ぼんやりと考え事をしていたせいでしょう。
厨房に入る幼馴染の声に、私は頭を上げました。>>502

それでも駱駝色のカーテンは揺れるだけで
その色を見せることはありませんでした。
例えばここで気障ったらしく、綺麗な色だったと謂われたら
きっと、俯いてしまってもっと隠してしまったでしょう。
分厚いそれを上げて見つめ返すなんて
そんなことが出来る性質ではなくて。
それでも。幼い頃。
腕を引いて歩いてくれたあの頃を思い返しながら。
私は彼に頷いて返すのです。

温かなミルクを待つ間。
右手は首元ではなく、ふわふわの毛並みを撫ぜていました。]

(510) 2015/05/13(Wed) 02時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

 …、……。

[新たにかけられる声は、ここの御主人のものでした。>>509
はっと佇まいを直すと、小さく頭を下げて見せます。
行き来する視線が、ジャムの小瓶と私を繋ぎます。]

 「おちゃ、ありがとうございました」

[掌に書きたくとも、ここからでは指が届きません。
書くものを持っているわけでもありません。
ですからゆっくりと唇を動かし、一音一音区切って
声なき声を紡いだのです。
お昼に出された甘いお茶の味を思い返しながら
ふっと、微笑んで見せました。]

(513) 2015/05/13(Wed) 02時半頃

【人】 村娘 ラディスラヴァ

[店主の柔らかな微笑みがこちらへと向かいます。>>514
私も同じように微笑んで返しました。
彼は、不安を解いてくださるような、そんな優しい表情でした。
だから、メアリーちゃんやグレッグくんが少し羨ましく思います。

私にはそんな風に安心をくれる両親がいません。

とても遠くで、離れて暮らしているのです。
幼い頃は、一緒に居てくれました。


離れていってしまったのは、どのくらい前だったでしょう。


思い出そうとして、ふわり。
駱駝色のカーテンが揺れていました**]

(519) 2015/05/13(Wed) 03時頃

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