人狼議事


45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜

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クラリッサは、男の足元に転がる携帯電話に気付いた。

2012/03/09(Fri) 19時頃


【人】 道案内 ノックス

[けっつまづいて起き上がったら目の前にやたら可愛い女の子がいたけれど、まさか本当に奇異の目で見られているなんて思わないまま、桜の幹に触ったり、足踏みをして落ち葉をがさがさ鳴らしたり。]

 おー、これは、どうしてこうなった。

[夢か。
 夢なら説明がつく。こんな可愛い女の子が目の前にいる理由も、僕に話しかけてくる理由も――]

 あれ?
 僕? 僕に聞いてる?

[自分の顔指差し確認、女の子は頷くだろうか。]

(18) 2012/03/09(Fri) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

[神よ感謝します。
 いや、僕がしたら少しマズイかもしれないが、まあいい。
 でもあれだな、編んだ髪は似合っているけれど、あいつはもっとこう、きんきんの金色で、もっと気が強い。]

 えーと。
 えーとねえ。

 僕が聞きたい。

[答えはこれでいいんだろうか。いや、よくない。]

(19) 2012/03/09(Fri) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

 とりあえず桜があるところには間違いないんだけど。
 僕は地理は苦手だったから。

 で、ちょっと僕もお尋ねしたいんだけどね。
 変なこと聞いたらごめん。

 僕の事、見えてる?

[ばっ、と腕を広げてみる。
 ついでに小首かしげて、髪をさらり流してみたりするアピール。]

(20) 2012/03/09(Fri) 21時半頃

ノックスは、手を広げたその身体は、うっすらと夜の暗さを透かしているか。

2012/03/09(Fri) 21時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/09(Fri) 23時頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[気付けば人の声がした。
 あまり興味なさげに、けれど振り返る。]

 ここはどこだ?

 何故俺は、こんなところに……?

(21) 2012/03/09(Fri) 23時頃

ノックスは、ヒューの方を窺いながら、軽く手を振ってみた。

2012/03/09(Fri) 23時頃


【人】 手伝い クラリッサ

 ……あー。

[そうか。この人も一緒か。
 自分と。

 そんな認識を新たに。]

 見えて、る。
 うん。見えてる。

 私も見えてるよね。

 他に居ないでしょ。

 何処なんだろう、此処は。

[当たりを見回しながら呟いた。]

(22) 2012/03/09(Fri) 23時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[手を振る男に気が付くと、軽くびっこをひきながら、数歩歩み寄ってゆく。
 夢にしてはリアル、しかし現実味の薄い風景に、浮かぶのは怪訝な表情。]

 ……ここは、どこだ?
 俺はやっぱり、死んだのか?

(23) 2012/03/09(Fri) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[女としてはなかなかの長身。
 付き合って居た彼氏にも5cm程しか劣らない身長で。]

 其れ、貰うね。

[男の足元の携帯を拾い上げた。

 軽く中を開いてみる。
 電源は付いているようだ。

 ほっと。安堵の溜息が漏れた。]

 何だろう、此処。
 夢でも見てるみたい──……。

[呟きは、誰にともなく。
 誰にも興味なさ気な男>>21にも届いたか。]

(24) 2012/03/09(Fri) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

 そうか。見えてる。
 そうかー。

[うんうん、頷いた。よし夢だ。きっと夢だ。
 僕が夢なんか見るのかどうか知らないがこれは夢だ。]

 うん、見えるよ。
 だいたいね、僕からは結構人間は見えてるんだって。
 みんなが見たり触ったりできないだけでさ。

[ひらひら手振って、もう一回桜の幹に触れる。
 うん、しっかり触れる。どういうことだかわかりはしないが。]

 どこ、なんだろね。
 僕、あの場所から動いたのって4年ぶりでさ。

(25) 2012/03/09(Fri) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

 おや、お兄さんお仲間?

[近づいてくる男の人。
 やっぱり死んだのか、と言うのに、そんな風に首をかしげてみたりする。]

 ケータイ? どうぞー。

 夢、そうだね。
 多分夢、なんじゃないかな。多分。

[そうじゃなかったら、身体を取り戻す、なんて。
 夢じゃなかったら、なんて残酷。]

(26) 2012/03/10(Sat) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 仲間?
 お前も、兵役帰りなのか?

 ……ケータイ?

[首を傾げる男が持っているのは、トランシーバーの一種だろうかと。
 こちらも首を傾げる。]

(27) 2012/03/10(Sat) 00時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2012/03/10(Sat) 00時頃


【人】 道案内 ノックス

 へーえき?
 って、どこだっけ。
 お兄さんそこ帰り? っていうか死ん、だの?

[首かしげる男の人に、思い浮かんだ疑問をぽんぽんぶつけてみる。]

(28) 2012/03/10(Sat) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 どこ?

[怪訝そうに眉を寄せ]

 お前、徴兵されていないのか?
 …………。

 そうか、俺はやっぱり死んだのか。

[だとしたら、納得がいく。
 そう思うと、途端に笑いが込み上げてきた。]

 はは、ははは……っ!

 村に帰り着いたと思ったのも。
 あいつが、あの家にいなかったのも……。

 ならば、すべて夢だったのか………!

[笑い声は、力無いものだけれど。]

(29) 2012/03/10(Sat) 00時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/10(Sat) 01時頃


【人】 道案内 ノックス

 ちょーへい……ああ、なんだっけ、あれだ。
 軍人に、なるやつ。

[徴兵、は聞き覚えがあった。
 地理に加えて歴史も、と言うより社会科全般苦手だったのであやしいところはあるが、多分意味合い的には合っている、はずだ。]

 や、お兄さんが死んだかどうかまではよくわかんない、よ。
 僕も死んでるんだかどうなんだか、ちょっと今わかんないし。

[笑う男の人の隣に一歩、近づいて。くい、と少しだけ眉寄せた。
 現にいま自分はあそこから離れて、こうして大地を足で踏んでる。]

 何が何だか、よく、わかんない。

(30) 2012/03/10(Sat) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[桜の木に近寄り、言葉を交わす面々の言葉が耳に届く。]

……

[彼女も気づけばこの場に居たが、死ぬ様な目に遭った覚えはまるで無い。

煙草を挟んだ手をゆるりと口許へ運び、首を巡らせた。
山奥の様だが、そう言われてみればオフショルダーのカットソーとスキニーパンツという彼女の出で立ちでも不思議と寒くないように感じられた。]

(31) 2012/03/10(Sat) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[「兵役」の言葉に僅かに眉が寄る。

煙を薄い唇から吐き出しながら首の後ろ、長い髪をぐしゃりとかいた。]

(32) 2012/03/10(Sat) 02時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[夢なのか、現実なのか。
 生きているのか、死んでいるのか。]

 分からないか……。

[けれど、ふと思い立って左手を伸ばした桜の幹には、たしかに質感があった。
 ざらりとしていて、冷たかった。]

(33) 2012/03/10(Sat) 02時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 そこの女はどうなんだ?

[髪を掻き上げる女を見て、問いかける。
 しかし視線はすぐに外れて、月光色の、ほんの少し綻んでいる桜へ向いた**]

(34) 2012/03/10(Sat) 02時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/10(Sat) 02時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[其処の女と一瞥くれられれば、肩を竦めてみせる。]

サッパリ。

[追う様に、彼女もまた月光色の花へと視線を向けた。]

(35) 2012/03/10(Sat) 02時半頃

【人】 道案内 ノックス

 お姉さんも、みんな、よくわかんないのか。

[はあ、とため息ついてみる。
 男の人が桜の幹に触るのに、僕もまた手を伸ばす。]

 やっぱさ、触れるよね。
 変な感じ。

[物になんて触れなくなって久しい。
 何でもかんでもすり抜けて、最初は新鮮だったけど、3日で飽きた。
 それからはただ行く人を見守るだけの生活。]

 何がどうしてこうなってんだろ。

[今は、触れる、歩ける、さらに転べる。
 喜ばしいのか、何なのか、よくわからない。]

(36) 2012/03/10(Sat) 03時頃

ノックスは、辺りの落ち葉をさくさく踏み荒らしている**

2012/03/10(Sat) 03時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2012/03/10(Sat) 03時頃


【人】 手伝い クラリッサ

[>>25童顔の男は良く解らない事を云う。

 (見たり触ったり出来ない?
  瞬きしても消えないし、確かに其処に居るのに。)

 女怪訝そうに首を傾げ、再び桜の幹に触れる男の肩に手を伸ばす。本当に触れ無いのかどうか、確かめんと。
 しかし別な男が近寄って来たので、其の手は直ぐに引かれた。]

(37) 2012/03/10(Sat) 10時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[無事、薄闇に光を零した二つ折りの携帯電話を閉じ、春色のワンピースのポケットに仕舞った。女の片手はそのままポケットの中で、折り畳まれた携帯を触って居る。]

 夢、か。

[どうせなら、昨日の電話も夢なら良かったのに。]

(38) 2012/03/10(Sat) 11時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[目の前で繰り広げられる男二人の会話は、死んだの死んで居ないのと、やけに物騒だ。
 右腕にギプスを嵌めた男が突如笑い始めた段には、戦地で一、二本頭の螺子が弛んで仕舞ったのだろうか等と、少し失礼な事まで考えたが、力無い笑いの合間に漏れる呟きは憐れを誘う。

 そうか。この男も──。]

 (現実が辛いなら。
  このまま夢に居続けるのも、悪くないのかも知れない。)

[女の脳は既に、此の現状を夢と捉え始めて居る。]

(39) 2012/03/10(Sat) 11時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[>>31また一人。桜に誘われる様に近付いて来た人物は、上背のある女と視線を並べる程の──否、僅かだが見上げる程に背が高い。
 今はヒールのある靴を履いて居ないせいもあるが、普段道を歩いて居ても余り斯うした角度で同姓を見上げる事は無かったので、少しだけ驚いて。

 紫煙を吐き出す薄い唇を、榛色の目で追った。]

(40) 2012/03/10(Sat) 12時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[童顔の男はまた桜を触って居る。
 そんなに気持ちが良いのだろうか。

 女は漸くポケットから手を抜き出し、相当な年月を経て居るだろうに若木の様に滑らかに見える木肌を、そっと指先で辿った。]


 ────本当だ。
 (まるで現実、みたい。)

[触れた幹は、ざらりとした感触どころか、夜気に冷やされた冷たい温度さえも指先に伝えて来て。
 >>36「変な感じ」と零す童顔の男の感想に、男の感じて居る違和感の意味も知らぬ侭に、小さく頷いた。]

(41) 2012/03/10(Sat) 13時頃

クラリッサは、こうして大の大人が揃って桜に手を伸ばして居る光景は、端から見れば可笑しなものだろうなぁと思った。**

2012/03/10(Sat) 13時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2012/03/10(Sat) 13時頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/10(Sat) 22時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[ここがどこなのか、知る者はいないのか。
 もう一度、その場にいる者達の顔をざっと見回し、足を引きずりながら、別な木の根元まで歩いてゆく。
 そしてそこに、腰を下ろす。]

.o0(おかしな樹だ……)

[男の国に、桜の樹はなかったが。
 それでも知識としては知っている。
 しかし目の前にそびえ立つ桜の樹は、知識としてある樹の、どれとも違うような気がした。]

(42) 2012/03/11(Sun) 00時頃

本屋 ベネットが参加しました。


【人】 本屋 ベネット

[思い出すのはいつの頃だろう。
脳裏の記憶は本をめくるような感覚]

元々、仕方なかったんだよね。
そう。仕方なかったんだ。

[瞳の陰りは翠瑪瑙。記憶はいつも色鮮やか。
ただ、許されなかっただけだ。
一時の恋心は、淡雪のよう。今の思い、溶けるはかなさ]

(43) 2012/03/11(Sun) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[相手は海の向こうの留学生。
本が好きだといっていて。

時間が尽きたから帰っただけ。
国には婚約者もいるという。
彼女の家の愚痴、他愛ない話。
互いの国の話をしては、笑いあった季節も今は遠い]

こんな花がさいてたかな。
どんなに悲しい気分でもやっぱり花は綺麗なんだ。

[手のひらにひらり。桜の花弁が舞い落ちる*]

(44) 2012/03/11(Sun) 02時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2012/03/11(Sun) 02時頃


【人】 道案内 ノックス

[もしもその手(>>37)がそのまま伸ばされていたなら、きっとしっかりと触れることは出来たはずだ。
 ただ、僕自身もまだ気づいていない。
 きっと触ったらほかの人よりも少し冷たい。その身体も、ほんの少しだけ向こう側を透かしてうっすら暗い。]

(45) 2012/03/11(Sun) 02時頃

【人】 道案内 ノックス

[しかしてこのざくざくと物を踏む感触は新しい。
 ざっと12年ぶりだ。そう世間はミレニアムだ何だと騒がしくって、恐怖の大王が来なかったことすらきれいさっぱり忘れていたころ。
 さっき転んだときのように、つい考え事をしていて。
 そのまま思い切りトラックに吹っ飛ばされて以来の事だ。
 皮肉な話。
 あいつに振られるなんて思ってなくって、振られるのがこんなにショックだなんて思ってなくって、ぐるぐるぐるぐる思い出を頭の中で繰り返していたら、跳ね飛ばされたあとも、あいつのことが忘れられなくなった。
 大好きだ。大好きだ。少し背の低いあいつが、下から青い目で見上げてくるその顔が。
 大好きだ。本当は料理なんかしたことなかったくせに、得意だなんて見栄張って、ぐずぐずのお弁当差し出してきた包丁傷だらけの指が。
 気づいたら、それしか考えられなくて。
 気づいたら、僕の足は跳ね飛ばされた道路脇、ガードレールに縛り付けられていた。]

(46) 2012/03/11(Sun) 02時頃

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