191 The wonderful world -7 days of MORI-
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God damnit……!
[げほ、と咳き込んで、必死に立ち上がる。 冗談じゃない、もう一度あの炎に焼かれたら今度こそ消滅する。 走り出そうとして―― そこで漸く、タイマーが消えている事に気がついた。]
[……ワタルさんや、ミームさんはどうなっただろう。 姿の見えないほかの参加者は。
何より、さっきより応答がないあいつは――]
( 卯月、終わったぞ ……卯月? )
[……あいつは何で応答しないんだろうな?]
(246) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[北へ戻ろうと走り出して 返ってきたものに思考が停止しそうになった。>>249
また? 勝手に? 今度は何をしたんだ? 苛立ちと焦燥と、 何より火傷の痛みが酷い。]
( 今どこだ?! なあ、――)
けほっ …………ッッ。
(254) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ぽたぽたと滴る汗と、血と。 一部爛れた腕や脚の皮膚。
そろそろ限界を感じる。 のに、倒れてはいけない理由ができあがっちまった。
ああ、あのお姫様は いつもいつもいつも本当に何も考えなしで 俺がどれだけ心配するかなんて、 全く、一つも、考えやしないで!]
卯月………ッ!!
[かすれ声で叫んで、 笑う膝を叱咤してまた駆け出そうとする。 背後で黒焔が舞っていた。
道中、茶髪の彼と出会っただろうか。]
(255) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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ワタルさん、ミームさん、 無事、だった、か… よかった。 ミッション、終わった、ぞ…
二人のお陰だ
[ちっとも「よかった」という顔はしてなかっただろうが 出会えたならきっと、そんな事を言うだろう。 気持ちだけは本物だが 言葉を伝える余裕がないのも事実で 会釈ができたなら、ノイズの群へ走っていこうとする*]
(256) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ワタルさんと会話した後の事だ。
銃弾の雨が地へと降り注ぐ。 不穏を感じてそちらへと走る。 (近づく頃には、彼はもう飛び去っていた>>@46 見覚えのある後姿が煙の向こうに消えた。)
煙とざわめきの中、 群るノイズどもと、 重力と共に落下する剣と、 その真ん中で膝を折る男女を見る。
あれはきっとコロシアムで見た二人組だろう。]
(259) 2016/06/17(Fri) 02時頃
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[それから倒れ込む白いワンピースは。 赤く染まったワンピースは――…………]
――、卯月――……ッ!
あんたがた、大丈夫か!
[掠れた声でその名を呼びかけたが 気絶してしまっているようだ。
俺は疲労の色濃いながらも、 まだ立つ少年の手伝いとなるように 無数の棘でノイズを排除しにかかろうとした。]**
(260) 2016/06/17(Fri) 02時頃
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