191 The wonderful world -7 days of MORI-
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―宵越屋・7階―
「ありがとございましたー」
[7階・子供用品売り場。 「夏のドキドキキャンプ日和」特集コーナーにて、 『狂愛!マブスラPassionLove』(>>135)に出てくる美少女達の絵柄の入った携帯用の薬ポーチと、プリントマスク4袋。 『狂熱!マブスラFireFight!』(>>135)のモンスターの入った柄のリュックサックを一つ購入。
お支払いは、魔法のカードこと自分のクレカだ。 まだ止められていなかったのでセーフ。 皆方に自分のカードを預け、会計をしてもらった。]
……なんつーか、すげー柄だけど 子供向け売り場だとこれが精一杯だよな… 薬局の近くを通ることがあったら、ちゃんとしたのを買いたいけど、今は時間が惜しい。 ミッションクリア優先にしなきゃな。
[『狂熱!マブスラFireFight!』リュックを背負い、ふーっとため息。169cm高校三年生は、リュック一つでまるで、 早熟な小学生男子のような佇まいになっていた。]
(346) 2016/06/08(Wed) 21時頃
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屋上は…こっからなら、 エスカレーターとかより階段のが近いな。少し先にある。 さっさと上がってバッチ回収しよーぜー。
[皆方に向かい、声をかけ、現在位置を途中で入手したフロアマップで確認 8階を越えたらその上がもう屋上だ。 下から、のっしのっしとクマー的なノイズが上がっている事には気づかず、人気のない階段へと向かう事にした。*]
(347) 2016/06/08(Wed) 21時頃
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―宵越屋・7〜8階ノイズ<グリズ>の居る階段 ―
[マスクと、ちょっとした医療品を入れたリュックを背負い進む。 勿論、自分としては非常時の備品購入のつもりだったので、保護的目線を向けられていようとは思わない。>>369 階段に足を踏み入れ進もうとしていた時に、皆方の言葉で足を止めた。]
>>376 ……どうした?輝にい?
[振り返り、その姿を確認する。 クマだ。 大きい。 変なタトゥーのような模様がついてる。 ぐるるるるっと、鳴いている。]
輝にい…さんけべつひぐまじけんって、知ってる?
[ちょっとひきつった顔で、不吉なことを言ってみた。 だってこれ、超怖いし。 超、人食いそうだし。]
(384) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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>>379 うわぁぁぁぁっ!!!
[予想通り、クマは自分達に襲い掛かってきて。 皆方の狼の手が止める。]
わかった!電撃…… いけーーーー!!!!!
[パチパチと中サイズの光球が出現。 クマノイズに直撃するが………図体がでかいためか、あまり効きがよろしくない]
もっと大きい電気なら…… いや、ここで力を使い果たしたらミッションが…
[自分達が向かっているミッションは、屋上のカラスからのバッジ奪取。 そして、自分が力を使い切ったら、屋上にたどり着いてもカラスを捕まえる手段はない。]
(385) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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……………。
[考える。最善の方法を。 長いようで、決断は一瞬。 こくりと…頷いて…]
先に屋上でバッジを取り戻す! そうしたら、残りの力で全力ぶっぱなせるから。 それまで、もたせてくれ!!!
[グリズに対峙している皆方に、そう声をかけて。 全力で階段を駆け上がり始めた。]
(386) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・階段―
―――ッ……く…そぉっ…
[駆ける。駆ける。全速力で階段を駆ける。 本心はすぐにでも戻って、皆方の加勢をしに行きたいのだが。 ミッションを失敗すれば、二人揃ってあの世行きなので。 どうしても、成功させなければいけない。
やがて、階段の上。明るい光が差し込んできて…]
(397) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・屋上―
……………ついた。
[宵越屋、屋上フロア。 夏になると、ビアガーデンで盛り上がる広場。 今はまだ、時期はずれなので店も閉まり、折りたたまれたテーブルや椅子が、出番を待つように店の隅に重ねられていた。]
(398) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・屋上―
>>392 ――輝に……あ、向坂せんせーと相方さん。
[彼らが追いついてきたのは、自分がカラスを捕まえようと、フェンスに捕まり回転位置を確認しているときだった。]
下に……階段の下に、ノイズがいてっ… 輝にいが、一人で止めてる! 早く…あれを、捕まえないと。
[カラスは悠々と羽ばたき、円を描くような動き。]
(402) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・屋上―
くそっ…動きが不規則すぎて電撃出そうにも…
[焦りながら上を見て……ふと、何かに気づいたように紀陸と向坂の顔を見た。]
(407) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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二人とも、協力…してほしい。
向坂先生の相方さん、君、飛べたよな。 あのカラスを、こっちまで落とすことはできるか? 落とせたら、俺の能力でトドメをさすことができる。
あの、咥えているバッジをコロシアムまで持っていけば、ミッションの一部が遂行できる。
[カラスのくちばしにある金色を指し示した。]
向坂先生…階段の下。8階あたりで、輝にいがクマノイズと戦っている。 兵隊の力を、借りられないだろうか。
………お願いします。
[二人の目をみて。頭を下げて懇願した。*]
(411) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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―宵越屋・屋上―
>>404 >>414
了解。対策はしてある。どーんと飛んでくれ!
[話がつけば、向坂先生の相方(紀陸)が、翅を出そうとする仕草。 あわててリュックから、先ほど購入したマスクを取り出し装着する。 「狂愛!マブスラPassionLove」のヒロインがでかでかとプリントされているが、実用性重視なのでそこは気にする余裕もなかった。]
(420) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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―宵越屋・屋上―
>>418
[身体に粉が接触しないよう、ぎりぎりまで袖を下ろし(いわゆる萌え袖状態だ)、目を細めて飛行する動きを見守る。 カラスノイズの動きは、徐々に…少しずつ弱くなり、痺れるように鈍くなり…
―――ぽとん、と落下する。 その瞬間を狙い、光の球がカラスノイズをパチパチと包んではじけた。]
(422) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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………。 よし!ちゃんと、レアバッジだ。
[カラスが消えた後、屈んで黄金色のバッジを拾い、 立ち上がった。 形といい、特徴といい、少年のなくしたバッジそのもの。間違いない。]
…………向坂先生の相方さん、助かった。 これをコロシアムに持っていけばミッションが一つ達成できる。
………? どうか、したか?
[あまりにアレな見かけを意識していないため、少しだけ不思議そうな顔。 美少女プリントのマスクはまだしたまま。*]
(430) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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まだ、戦っているようなら階段だけど、 戦いが終わっていたら、下で集合する予定にしてる。>>396
急いで、合流しなきゃな。
[向坂と皆方を助ける為に。階段に降りようと促した。*]
(433) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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>>441 ………組み合わせ? あぁ、このリュック。 7階だと、こういうのしかなかったんだよ。 実用性優先だから、しゃーない。
[美少女マスクのまま、やや理解しがたい顔で考え、自分の背負っているリュックが「狂熱!マブスラFireFight!」の柄である事を思い出した。 痺れ防止の萌え袖状態でリュックの紐をかけなおす。 色々な組み合わせが、既に絶望的だった。]
(453) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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>>451 倒せてたら。 下に、車を置いてある。
ちょっと今、輝にい…俺の相方、戦闘に集中しているみたいで。 前衛だし、気を散らせたらいけないから、変に飛ばせないし。
…………向坂先生のこと信用するなら。 わかった。それじゃ、頼む。
[戦況については、そんな事を報告。 そして、続く言葉を聞き、昨日の兵隊の様子を思い出し、皆方の力を思い出し…頷いた。]
(459) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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―宵越屋屋上―
>>460 [背中のリュックに、金属バットがポスターソードのように刺さって。 更に属性不明の外見になった。 バッジは、落とさないよう上着にくっつけておいた。
マスクは装着しているが、近づくので念のため、呼吸は浅く。 出発と同時に息を止める事にする。 下を見て、少しだけ身震いしたけどここは、我慢だ。*]
(467) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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>>468 時間もないし、急がねーとな。
[少し薄くなった手のひらの時間を確認。 ここからは、時間勝負でコインの運搬だ。]
>>469 おわっ!4枚! へぇぇぇ…そんなことも、できんだなー。
落ちてもっかい死ぬのはごめんだから、気をつけるよ。 …っと、こっから黙る。
[下手に呼吸をして痺れたら大変なので。 呼吸を止め、紀陸の胴体にがっつりとしがみつく。
暴れるというより、固まった状態で。 数十秒のふわふわ空の旅を体験する事に…*]
(472) 2016/06/08(Wed) 23時半頃
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――何言ってんだあの馬鹿親父ーーーー!!!!
……あ、悪ぃ…今の、関係なし。
[それは、降りてからか。それとも地上に降りる寸前か。 呼吸を止めていた圭一が突然大声で叫んだ。 幸い、びりびりは美少女マスクに阻まれて無事だったようだ。]
(475) 2016/06/08(Wed) 23時半頃
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>>482
[叫んだタイミングが、思い切り地上に降りる前だったので、ぐらんぐらん。 派手にゆれた。自業自得。]
―――…………。 大丈夫だ。 …向坂先生には関係ない。
[少しだけ、反応を返すのに謎の間があった。 関係ない、といいつつ、 とてもあからさまに赤くなり、視線を逸らす。 彼がどう解釈したかは、神ならぬ紀陸のみぞ知る。*]
(485) 2016/06/08(Wed) 23時半頃
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>>493
お。とーうちゃーく。 悪い。助かったよ。
[運命の境目とは、何気ないところで発生するものなのか。 実は、ものすごく、ものすごく危機一髪の状況だったのだが。 それは知らず、暢気にお礼を言った。]
車、あっちにあるから。 もう輝にい達乗ったって。
[ミニクーパーンを指差し、紀陸には向坂の隣。後部座席に乗るように指し示し、自分は助手席へと向かう。]
(497) 2016/06/09(Thu) 00時頃
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[もしまだそこに、沙音がいたなら。 おかげで助かった!と元気よく手を振ってから車に乗りこむ事になっただろう。
…実は、初日、沙音がスクランブル交差点で乱射した現場に居合わせていたのだが。位置が遠すぎて…そして、カエルから逃げるのに夢中で視認していなかった。ちょっとしたずれで、色んな何かを回避している事には気づいていないのであった。]
(501) 2016/06/09(Thu) 00時頃
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>>506 ――ぷっ…はは…すごい表現だけど、誰か、わかるや。 正直だな。覚えておくよ。
[表現に思わずちょっと笑ってしまった。 そうして全員車に乗り込むと…助手席に膝立ちし、後ろの二人に顔を向けて。]
今回は、本当…向坂先生達来てくれて助かった。 あ、そうだ。この姿じゃわかんねーな。
[思い出し、美少女マスクを外しながら二人に笑顔を向ける。]
俺は、北見圭一。 ちょっと色々とられた関係でこの姿だけど、向坂先生には、以前仕事でお世話になった事が――――わわわわわっ!!!
[お馴染みの…ここまでくれば呪いのような末吉モードで車が発進。>>508 シートの背に捕まり、あわててベルトを締めなおす。
そうして、コロシアムまで超速ミニクーパーンの爆走が続くことになった。]
(520) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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―ヴァニタスコロシアム―
――遅くなってごめん!時間、大丈夫かな!?
[コロシアムに到着すると、少年の下に急いで走る。 皆方は傍にいるが、二人もついてきていただろうか。
手の平のタイマー内は間に合っているが、確かこれは大会。 進行を気にしつつ、少年を発見。 勇者の誇り。金色のバッジを、手渡した。]
(522) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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タイマーは、最初より薄くなってたけど… これで、何個目なんだ… 今からじゃ、もう一個探すには…
[不安そうに、手のひらを眺めた。結果は――*]
(524) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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―車内―
>>527 6年前の姿だからねー。 記憶は、それなりにはあるけど、それなりにないって感じで。あはは。
[向坂は、こちらのことを覚えていてくれていて。 サイン会の時を思い出し、ちょっと嬉しい。 元々ファンだったし。]
>>540 紀陸さん、だね。よろしく。
[やがて車が発進し、その合間に向坂先生のパートナーさん、から自己紹介があった。 揺れにぐらぐらしながらも、その時はちょっと後ろを向いてぺこりと礼をする余裕はあった。 さすがに、何度も末吉運転を体験すると、慣れもくるというものだ。]
(548) 2016/06/09(Thu) 01時頃
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―ヴァニタスコロシアム―
二人とも、観戦に行くんだ。 楽しんでいってくれなー。
[二人とは途中で別れる。ちょっとだけ運営の人っぽい表現になったのは、それなりに長い間関わっていたプロジェクトだったので。 自分達はまっすぐに、少年の所へと向かったのだった。]
(549) 2016/06/09(Thu) 01時頃
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―ヴァニタスコロシアム―
…………!
[>>#8>>#9 バッジを手渡した瞬間、少年の表情が一気に変化した。 泣きじゃくる弱々しい姿は既になく。 背筋を伸ばし、精悍さすら感じさせる堂々とした様子で舞台へと向かっていく。
誇り高き黄金の戦士として。]
あ…タイマー、消えた。 よかった。俺達が持っていったので最後だったんだ。
[手のひらの光は、徐々に薄くなり…完全に消失した。 ミッション、終了。 緊張感が解け、はーっと、息をつく。]
(550) 2016/06/09(Thu) 01時頃
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輝にい、これからどうする? 多分…暫く経ったら、また、次のミッションがくるんだろうな。
[さすがに、マーブルスラッシュに興じるような 実年齢ではなかったので。 熱狂に包まれる周囲の様子には、 緩く笑うのみで視線をめぐらせ見守って。
後は、皆方の意向に合わせて 移動をしようと大会会場に背を向けた。**]
(552) 2016/06/09(Thu) 01時頃
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