278 冷たい校舎村8
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それって……
[呆けたように、息を飲んで。 それからゆっくりと、唇を緩めた]
(498) gurik0 2020/06/27(Sat) 01時頃
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これから先は いくらでも俺を独り占めできるんだから、 ……許してくれ。
[照れたように、ぼそりと言い放つ。
いつものように、誠香の頭に手を伸ばして わしゃりと頭を撫でた。
――それから。 いつもとは違って、まるで恋人にそうするように 誠香の背に手を回して、強く強く抱きしめる]
(499) gurik0 2020/06/27(Sat) 01時頃
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何度でも言ってやる。 大好きだ、誠香。
[今までの“好き”とは意味合いの違うそれを、 噛み締めるようにして、言った]**
(500) gurik0 2020/06/27(Sat) 01時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ 打ち明けるつもりなんかなかった、 涙ぐましい(?)誠香の苦労は、 当然ながら怜の知るはずのないものだ。 食ってかかられて>>494 苦労は苦労だよ! と返す。 およそ告白の現場とは思えない、 甘さのかけらもない空気だった ]
(501) takicchi 2020/06/27(Sat) 02時頃
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性別度外視なんだったらそんなこと気を使わないんだよ! 辰美はでかい? それなら阿東なら、 意識して車道側歩くんだな!? 確かに阿東が僕の頭撫でるなんて 全くイメージできないけど! 今言ってるのはそういうことじゃないだろ!? 僕が男子に照れもせず撫でられるのは 変だって話をしてるんだろ!?
無茶苦茶じゃないってんならあれだ、 めっちゃ矛盾してたよ! 僕を女の子扱いしながら、 氷室を男扱いするなって、横暴だ! おーぼー!
[ それでも、その関係は居心地が良くて、 苦労といいつつ、誠香はその関係が大事だったのだ ]
(502) takicchi 2020/06/27(Sat) 02時頃
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[ 運命なんか感じてないと言ってやったら、 運命かわからないと返ってきた。>>497 それでもいいや、と誠香は思った。 そんな劇的なの、求めてない ]
……お互い、一緒にいるのが当たり前なら、 一緒にいるしかないじゃん。
[ 電流が走らなくても人は生きていけるけど、 空気がなければ生きてはいけないのだし ]
(503) takicchi 2020/06/27(Sat) 02時頃
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[ 零してしまった小さなヤキモチには、 これからいくらでも独り占めできるときた。>>499 それならそうさせてもらおう、と誠香は思う。 なにしろ、怜の彼女は嫉妬されていじめられたり 大変らしいし?>>1:693 割り込む隙なんてありませんよー残念でしたー。 それくらいのアピールという名の先制攻撃は 必要だろうなあ、と思っている。 ……とはいうものの、 ]
照れる! 照れるから!
[ 頭を撫でられるのはやっぱり照れる。 恥ずかしいものは恥ずかしい。ので。 誠香は逃げる……のではなく、距離を詰めた。 ぼふ、と怜の胸に顔を埋める。 抗議するように、ぼそりと言った ]
……だから、顔見んな。
(504) takicchi 2020/06/27(Sat) 02時頃
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[ 背中に怜の手が回って、強く強く抱きしめられる。 噛み締めるように告げられた言葉に、>>500 怜が自分のことを大好きなのは知ってたけど、 その大好きは知らなかったな、と思った。 だから、ぐりぐりと怜の胸に頭を押し付けて、 誠香も自分の気持ちを返す ]
僕も好きだよ、怜。 ……ずっと、好きだった。**
(505) takicchi 2020/06/27(Sat) 02時頃
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――後日談――
[ あの校舎から帰ってきてから、数日後。 母の仕事が休みの日に、たくさんの話をした。
解離性同一性障害……二重人格であるということ。 中学の時、嫌がらせを受けていたこと。 片方の人格が一時的に消え……否、眠っていたこと。
お父さんが死んでから、仕事が大変そうで、 頑張っているお母さんに、 心配も、迷惑も、かけたくなくて。 ずっとずっと、言えなかったこと。]
(506) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ 話し終わったら、母は泣いていた。
ごめんね、って。 今まで気づかなくて。 性格が変わっていることに、違和感はあったのに。 前より明るくなったのだから、きっと良い変化だ、 大丈夫だって、言い聞かせてた。 思いこもうとしていた。 母親として、本当は、もっと、 子供のことを見て、 気にしてあげなきゃいけなかったのに。]
(507) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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……違うよ。 僕達が、お母さんに黙ってたのが悪い。 お母さんは、悪くないよ。
[ 見ていられなくて、 泣いている母の手を包み込むように握る。
僕が、久しぶりに、直接見て、話して、触れた母は。 なんだか記憶にあったよりも小さく見えて、 こっちが心配になって。 でもこうして、また話すことができただけで、 懐かしくて、嬉しくて、暖かい気持ちになれた。]
(508) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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それに、きっともう大丈夫。 つい最近まで、僕も、俺も…… 互いに居場所を譲ろうとして、 でも幸せにはなりたい気持ちもあって。 ずっと悩んでたけど。 二人でいっしょに、幸せになろうって決めたから。 お母さんも、応援して、支えてくれたら嬉しいな。
[ 笑ってそう伝えたら、 母はこくこくと何度も頷いてくれた。
今からでも遅くはない。 お互いに支え合って幸せになればいい。 これからは、三人で。]
(509) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ それから、念の為、 母に付き添われて病院に行った。 精神科、に足を踏み入れるのは、 ちょっとだけ勇気が必要だったけど。
やはり、解離性同一性障害だろうと診断されて。 人格が統合できるようにサポートする、と言われたが、 二つの人格で協力して生きていくと決めたから、 大丈夫ですと断った。 一つの人格の方が生きやすいだろうけど、 統合、と言えば聞こえはいいが、片方の人格が消える、 と、考えたら、怖かったから。
結局、これといったことは行わないが、 一応数か月に一度は通院して話をする、 ということで落ち着いた。]
(510) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ それと。 “俺”と“僕”による、話し合いをした。 筆談だったり、母に伝言してもらったりして。
とりあえず、当面……少なくとも卒業までは、 今まで通り、基本的に“俺”が表に出ることになった。 ただ、自宅でとか…… 可能なら、事情の知る友人と遊んだりする時には、 ちょこちょこ“僕”も表に出て、 少しずつ、人格の交代にも、他人と触れ合うのにも 慣れていくことにした。
そして、大学では。 全面的に、というのは難しいかもしれないが、 “僕”も積極的に表に出て、大学生活を楽しむ、 というのを目標にした。]
(511) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ 更に、決めないといけないことが、もう一つ。 それぞれの人格の名前である。 お互いに、そっちが颯真でいいと 押し付け合う形になった。
中学までお前が颯真だったんだから お前が颯真でいいという俺と、 今はほとんど君が颯真として表に出ているんだから 君が颯真でいいという僕。
生まれて初めての兄弟(?)喧嘩といえるかもしれない。]
(512) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ 最終的には、母の、
「もう、全く。二人合わせて颯真でしょう? だから……颯と真で分けて、 颯(はやて)と、真(まこと)でいいんじゃない?」
という言葉で決着が着いた。 基本的にどちらも颯真だが、 あえて片方について話をするなど時は、 颯と真で呼び分ける。
話しかける方も、今どちらの人格か気にせず 颯真と呼べるから、これでいいと双方ともに納得した。 というか、気に入った。
颯真という名前を捨てず、 人格個人の名前を新しく貰えたのが、なんだか嬉しくて*]
(513) はねねこ 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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──ある日の放課後──
[ ……夜の波止場でも、 別によかったんだけどね。 礼一郎は罰を与えられない生き物だから。
けれども忙しなく生きる高校生だから、 近場の屋上でふたり手摺にもたれている。]
(514) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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……そ。 それで合ってたのかは、わかんねえけど、 ケーサツ呼ぶより、逃げるっていうから。
……虐待とか、……あとなんだろ。 家に帰れない子どもが逃げ込むとこ。 そういうのがあんだってさ、実は。
[ 都合よく遠方に気のいい知人でもいれば。 ……それでも誘拐になっちゃうか。とか。 空想と現実的な考えを行き来しながら、
礼一郎は手摺に背中を預けて、 友人とは反対の空を視界に入れた。]
(515) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ 礼一郎の心配をしている。 ……と、隣のそいつは言っていて、
やっぱりそれはなんだか照れ臭く、 へへ、だか、ふふ、だか、 あまりカッコのつかない笑いが漏れるので、 逆を向いていてよかったなって礼一郎は思う。]
ありがとな。 へーきじゃないけど、だいじょーぶ。
[ 震えてもいない声で礼一郎は言う。 何を隠すでもなく、偽るでもなく、そいつには。]
(516) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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……たとえば、 葉野が退院したらさ、 お帰り会みたいなの? したいなって、 病院にいたとき、話してて、
そういうの、投げ出すのも違うし、 ふつうに参加すんのもな。みたいな? ほら、知ってるやついるかもしんないし。
堂々巡りにしかなんないこと、 考えたりはするけど、 [ 慰めや激励がほしいんでもなく、 自虐でもなくそう思うから、淡々と言うんだけど。]
(517) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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最後まで、あれ──妹には、 ごめんとか、思わなかったけど、
俺がふつうに生きてるのが不快。 ……みたいな他人がいるのは、 当然、つか、いるべきだと思うんだよな。
(518) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ へーきじゃない、の内訳は、そんなとこ。]
(519) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ だってそうだろ? 礼一郎がこうして生きてることとか、 楽しそうに笑うこと一つひとつを、 許せないと思う人がいて当然じゃないかな。 不快に思う人がこの世には当然いるべきだ。]
(520) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ これからの人生が、礼一郎は少し怖い。 重ねた罪は消えないので、ずっと礼一郎と共にある。
礼一郎はそれとどう付き合っていくんだろう。 これから出会う人たちと、どう向き合うんだろう。
知り合って早々、 笑えない昔話なんてするもんじゃないし、 かといって親しくなって打ち明けるというのも、 不誠実なふるまいといって差し支えない。 ずっと隠しておくのは論外だし、きっとできない。]
(521) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ そういう、きっとほかにもある、 もうどうしようもない問題を抱えてくのが、 法に裁かれない、決まった償い方も与えられない、 礼一郎がせいぜい背負うべきものなんじゃないかな。]
(522) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ でもね、そう理解した上で、 礼一郎は多少手摺にもたれかかったって、 ちゃんと自分の足で立ってるから、]
(523) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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……ま、だいじょーぶだよ。 なんとかやってくんじゃねえの。
[ そっと向けられた視線を受けて、>>470 礼一郎は、穏やかに笑って辰美を見てる。]
(524) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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[ ……そんなことより、とは言わないけどさ。 君の話ですよ。こっちが気になってんのは。]
(525) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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……さらっと言ってんじゃねえよ、 んなこと。ほんっと、おまえさあ。
[ つらつらと並べ立てられた出来事の羅列は、 到底その口調と均衡がとれていなくて、 礼一郎はなんだか、……なんだろうな。 思わず、というふうに顔を顰めている。
いくら見ているって宣言したって、 友だちがふわりと柵を越えてくとこ、 見たくないんだけど、どうすりゃいいかな。]
(526) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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家、出るのは……よかった。
……でも、俺は、 おまえがそんなふうに自分の話する限り、 ぜんっぜん、安心しねえし、 心配して、ずーっと追っかけるからな。
言われんでも勝手に、 様子見に行くわ、バカ。
[ 明るい声で言われたってさ、>>474 礼一郎はちょっと怒ったように、 ……心配を、不機嫌に隠そうとして、やめた。]
(527) nabe 2020/06/27(Sat) 02時半頃
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