105 CLUB【_Ground】
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/12/20(Fri) 12時頃
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……食べたけど。 ……なんだよ、ダメかよ……
[拗ねたような口調になった。 一緒に食べたいと 思ったなど 謂えば――いや、恥ずかしい か。
…………?
[黙ってしまったミナーを見、 首を傾ぐ]
(269) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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[気が付いたらソファーに身を預けて、電池が切れたみたいに寝落ちていた。
だから、職員に零したあの話は耳にしていない。 その日が来たら、と語った言葉を。
隠棲先の邸宅は、森の中の湖畔にひっそりと建つ。]
(270) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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……別に。
[一緒に食べている他の奴らが羨ましかったなど、 飼い主の矜持にかけて内緒にするつもり]
あれより美味いの作ってやるし。
[三十三年間ろくにしたこともなければ、 あまつさえ動物迎えたら彼らにごはん作ってもらおうと 本気で考えていたことすっとんでいる]
(271) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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− 自室 −
[だるいのに雨音だけは酷く耳に残る。 規則正しく落ちて行く音は物悲しさを片手に 眠りへと誘う手となっていく]
………ふ…ぁ、ぇ?
[雨音に打たれる様に意識が落ちかけた時、 扉から聞こえた声>>@147に思わず飛び起きた]
サ、サミュエル?
[何でだろう。チアキを見て欲しいとお願いした筈なのに。 それともチアキがすごく怒っていたから、 俺を怒りに来たのだろうか。 今考え付くのはそれ位で、開けるのが怖かったが、 震えながら目隠しを付けてもう一度名を呼んだ]
サミュエル…いいよ。
(272) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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ん、
[返事を受けて、部屋の中へ。 目隠しをしていても、甘い香りが届くだろう]
チアキの方には、ティーさんが行ってる。 ……お前、飯食ってないだろ。給食係にはバレてんぞ。
[隣に座って、トレイを膝に乗せる。 皿の中身は、林檎をシナモンで甘く煮た温かいデザート。 フォークで切り分けて、ヤニクの口許へ持っていく]
とりあえず、食え。
(@148) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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[扉が開く音と同時に甘い香りが部屋に漂い始めた。 食事だと気付くより早くお腹が鳴って、恥かしくて 少し俯いたが]
ほんと? よかった。
[チアキの事を聞くと声の方に顔を上げてやっと緊張を解く。 近くに気配がして甘い香りが強くなる]
……ありがとう。
[食事を取っていない事を指摘されて、反射的に ごめんなさいと言い掛けて訂正した。 喋れば誰かを傷付けたり、我儘ばかり言いそうで]
いただきます。
[唇の近くに感じる熱と匂いに鼻をスンと鳴らして 恐る恐る口にした]
(273) 2013/12/20(Fri) 12時半頃
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おいしい。
[温かさと甘さが喉の奥から身体に染みた]
(274) 2013/12/20(Fri) 12時半頃
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ん。
[おいしい、の声に、目を細める。もうひとつフォークにさしてまた差し出す]
ひもじいのと寒いのは、考えを悪い方にばっかり持っていくからな。 こういう時こそ温かくて美味いもんで、腹をいっぱいにするもんだ。
[チアキとのことを、まだこちらからは尋ねはしない。 親が子にするように、一口一口手ずから食べさせて]
(@149) 2013/12/20(Fri) 12時半頃
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……!!
[ビクッと身を震わせて、目を開ける。 何か言いかけたのは、擦れた吐息になってBGMに掻き消された。 怠そうに髪をかき上げて、書きかけていたメッセージを送信。]
おや、連れて来たのだね。 お幸せに。
[ミナーと連れ立ってきた狼の姿を見つけて、生暖かい目を向けました。]
(275) 2013/12/20(Fri) 12時半頃
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[1つ飲み込むとタイミング良く次が差し出される]
そうだね。
[温かいと気持ち良いし、お腹がいっぱいだと嬉しい。 それは判るから、一言だけで頷いて差し出されたら 差し出されただけ口にする。 動画で見た鳥の雛のようだとおかしくって少しだけ笑った]
(276) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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[>>271 ミナーを見つめ、 彼が内緒にするつもりのことには気づかない]
……、 ……――、!
楽しみ に、 ……してる
[少し小さなトーンで、 囁くように、狼はミナーにほんの少し目を細めた。きっと、これも――主と定めた者への特別]
(277) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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―VIPルーム―
[初めて見るもの、初めてかぐ匂い。 見回しながら上がってくると、 見知らぬ者のにおいがした。]
…… その、 声
[>>275 生暖かい目をじっと見た。 彼の顔にも、耳はない。うろこも、ない。]
クロイツ? ……若い
[驚いたような声。実際あけすけだ。]
(278) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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[少し笑った顔を見て、自分も同じように笑う。 やがて皿は空になり、トレイごと近くのテーブルに置く]
よし、ちゃんと全部食べたな。
[指先でヤニクの口許ぬぐって、ついでにほっぺたをふにっと押した。 どう話し始めるか、少し迷った後、口を開く]
……前にさ、俺、チアキに言われたことがあるんだ。 ちゃんとごめんなさいしたら、許してもらえるんだよ、って。だから大丈夫だ、って。
[大の大人2人が、小さなシマリスに諭されて仲直り。 なかなかない経験だった]
お前、最近あんまり元気ないよな。 それは、お前、チアキのことだけか?
[単に不安や寂しさで括るのは簡単だけれど。 ヤニクの言葉で聞こうと、その手の甲に手を重ねる]
(@150) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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ごちそうさまでした。
[カチャンとトレイが置かれ、口元を拭われて 食事が終わった事に気付くと食事の挨拶を口にする]
っ…あぐ…。
[拭われるだけだと思ったら頬を押されて、 少しムクレながら指だか手だかを舐めた。 お腹が満ちると身体も少し温かくなってきた。 温もりの気配がある事に気が緩んで尾ははたはたと 寝台の上で揺れていたが]
チアキは優しいよね。
[チアキの事と、手を重ねられて尋ねられた言葉に はたりと尾は寝台に落ちた]
(279) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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ん?
ああ。
[驚いたような琥珀色に、片目細めて。]
そう、クロイツだ。 良い耳をしているね。
それにしても、どんな風に思われていたのかな?私は。
(280) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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俺は元気だよ。
[普通通りに遊んでいたつもりだがサミュエルにはばれていた。 もしかしたらフーやティーにもばれていたのだろうか。
こう言う時に人間はどんな行動をするのだろう。 重なった手の温もりと優しい声に、時間はかかるけれど 黙秘する事は考え付かなかった]
………………。 あのね、俺皆を嫌いになったの。
[切欠はロールキャベツからだったが。 それから転げるように様々なものが重なった]
(281) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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……俺…イアンとテッドが買われるの知ってたの。 でも…お客さんがいる事…知らなかったの。
[今も監視カメラやマジックミラーの存在を知る事も、 見られている事も誰にも知らされていないまま]
皆色んな人間と話してたんでしょ? でも俺誰ともお話して無いから。 いらない子なんだって判ったの。
いらない子だから…いつ殺されるの?って フーに聞いたらそんな事言うなって困らせた。
そのままでもいいって思ったままチアキとお話したら チアキを傷付けたの。
だから、やっぱり俺はいらない…いちゃいけない子なの。
[何とか自分なりに話してはみたがサミュエルに通じただろうか。 話せば話すほど沼の中に嵌っていく事に気付いてはいない]
(282) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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おう。
[宣言してしまったことで、あとに引けなくなるが 後悔はない、あるのは羞恥心]
……、……!
[テッドの見せる、その表情に息をのんで。 拗ねる顔も当然可愛いのに、また別のものを貰う。
頬が緩みそうになるのを引き締めつつ、VIPルームへ]
(283) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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[ムクレた顔や、手を舐める舌のくすぐったさに、くすくすと笑み零して。 けれど尋ねた言葉に、揺れていた尾がはたりと落ちた。 あまり話したくないことかもしれないけれど、 ここで引いたら、このまま抱え込んでしまう気がした]
ん。チアキは優しい。
[否定はせず、言葉も足さず、そのままヤニクの言葉を受け止める。元気だ、という言葉にも、否定はせずに。 ただ手を重ね、その体温を感じながら言葉を待ち続ける]
皆を、嫌いに。
[予想していなかった言葉。だがそれすら否定をせず]
(@151) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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[先にレイたちはもう席についているのだろう、 ちらりと姿を探しつつかけられる生暖かい声]
おう。サーはまだ悩んでそうか?
[もう一人のワカゾーなど、もっとわからないが]
(284) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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[問いながら、 ミナーの側は離れないで。 尻尾が、初めてのものたちに警戒するように揺れた。 声をよく聞くように耳を動かし]
――まぁ、な ……、狼、だし、
[ちら、とミナーを見たのは、彼の敵ではないかを確かめるためでもある。] ――、声、聞いたときは、じいさんかな、って
(285) 2013/12/20(Fri) 13時半頃
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あぁ、私か?
そろそろ、決められそうだ。
さみしそうにしている子を見れば胸が痛まないわけでもないが、 同情だけで買い取っても、幸せには出来そうにないし、
悩ましいところだね。
(286) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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[素直な言いように、思わず噴き出す。]
そうかそうか、じいさんか。 まぁ、ご隠居さんだから、似たようなものだよ。
(287) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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[ヤニクが客と話をしていなかったのは想定外で、ただモニターを眺めて早いうちに目星をつけてしまった客も多そうなことを想えば有り得る話であった。
いらない子。いちゃいけない子。その言葉が胸に落ちる]
困らせて、傷つけたら、いらない子なのか?
[重ねていた手を肩に回して、沈みそうなその体を抱き寄せる]
誰かと一緒にいたら、傷つけたり、困らせてしまうことだってある。俺だっていっぱい傷つけたし、困らせてきた。 ……俺は、いらない子か?
[声は静かに、穏やかに。だたそっと寄り添うように]
(@152) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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サー、?
[疑問と共に ミナーを見た]
……それも、名前?
[彼も客。だれか決まりそうだと謂う。 買ってもらえるなら――しあわせに、と思い。ちらりと見えたモニタからの声に眉を寄せて拳を握りしめる]
(288) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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[話す間、サミュエルは何かを言うでもなく 黙って聞いてくれていた。 その静けさが怖かったけれど、重なった手の温もりに縋るように ぎゅと拳を握って言葉を待ったが]
サミュエル?
[抱き寄せられて、広がった温もりに困惑し。 問われた言葉に泣きそうになった]
(289) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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[テッドからちらりと流される視線に、 背中に回した手でとんとんと軽く撫で叩いた]
そりゃー何よりだ、楽しみだよ。 同情心で、一生つきあわすのも悪いし。
[そもそもそんなに金も無い、庶民だし。 迷わなかったとは言わないが、 これ以上エゴに振り回すだけの行為からは なるべくはやめに解放されるように願って]
(290) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/12/20(Fri) 14時頃
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…俺は…愛玩動物ってそんな事しない為に作られたんでしょ? 誰かを傷付けたり困らせたりしないで、 ご主人様に幸せになって貰えるように頑張れって…。
[前者のいらない子か?との問いにはそう返し]
サミュエルは…人間でしょ…。
[後者のいらない子か?との問いには短く返した]
(291) 2013/12/20(Fri) 14時頃
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[ぴくり、テッドたちがVIPルームに来たことを知りそちらをちらりと見る。
あぁ、優しそうな人だ。よかった、とテッドとその飼い主を見てほぅ、と息をついた]
ごめんなさい
[涙がついてしまったスーツを申し訳なさそうに見つめて謝る。テッドの元に行きたかった気持ちもあったが、何より先程囁かれたそれもあったし、離れたくなかったため遠くから二人を眺めていた。]
(292) 2013/12/20(Fri) 14時半頃
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「愛玩動物」だから?
[問いの答えに、一瞬平静さを失う。 その言葉が、ある記憶の場面と重なる]
そりゃ買われるために作られたし、目を見ればそいつを愛してしまう。 そんな、人間のエゴで手を加えられている。けど。
でも、ここは、違わねぇだろ。
[触れる、ヤニクの左胸。声が、震える]
ちゃんと、鼓動を刻んでる。生きてる。
(@153) 2013/12/20(Fri) 14時半頃
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