82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[なんとなくの気紛れで、 こんな機会は滅多に無さそうだからと 弱った師の体へ両腕を回して一度抱きしめ。
声で感情を伝える代わりにと トレイルがよくする抱擁を真似てみたが。
柄じゃないな…と思い。肩を竦め、笑った。
そんな唐突な行動に、 師は驚くだろうか。怒るだろうか。
何にせよ、キリシマの反応を見て、 「ありがとう」という唇の動きを残して 今日のところは帰る事にしよう。
修行だと、昨日の二の舞になっても困るしね。**]
(355) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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……それと。 実際にどんな状態になるのか、この目で見ておきたい。
[>>349弟の方への確認と共に、 兄の方の病状も、直接拝みたい意をチアキに告げる。]
…………。
[ただ病におかされて砕けるのを待つくらいならば。 ラーマとして、戦って死にたいという考え。
それにチアキが賛同するかはまた別の話だが。]
(356) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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それでは、俺たち…… キリシマさんのとこ、行ってくるので
[いくつか言葉を交わした後に、 陽が少し高くなり始めているのを確認すれば、 キリシマの所へいくからと、ホレーショーに頭を下げた。
ドリベルには、ひらひらと手を振って、]
それじゃ、また!!
[二人に手を振ると、 キリシマの家へと向かって歩き出しただろう。]
(357) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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[えっ、見せびらかすのか、という表情に一瞬なったが、 励ましになるようならばまぁいいか、と思い直し。>>354]
ナイス。
[口を大きく動かして、親指を立てれば、 描き写された絵を褒めていることは伝わるだろうか。]
(358) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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――――……?
[不意にぼろぼろと両眼から涙が溢れる。 相変わらず、―――無表情の侭で。]
………な。
[頬へ涙が伝わったことで、 漸く自分が泣いている事に気づいた。]
(359) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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それは、……できたら、ね
[>>356黒玉病という未知の病が、 実際にどういうものなのか、見ておきたい気持ちはあるが
仲の良い二人の兄弟。 ましてや、必ず死んでしまう病と言うのなら、 他人が見に行くのは、失礼になるだろうと、
攻芸がもし、戦って死ぬことを望んだら…… 俺はどうするだろうと、ちらりと思う。
きっと、その時にならないと分からないだろう。]
(360) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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[それからふっと、板の悲しげな表情と目をあわせ。 これだけじゃ少し足りないな、と思って、貸してほしいと、ちょいちょいとチョークを突く。
借りることが出来たならば、悲しげな表情の下に何とか、
「(`・ω・´) がんばろう」
と、凛々しい表情も書いた。]
(361) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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[>>357先を歩くチアキに気取られぬように、顔を逸らす。 俯き、急に流れ出した涙を手の甲で拭った**]
(362) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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[大きく動かされた唇を追い、どうやら上手く描けたらしいと 笑みのまま頷いた]
ケヴィン様とお会い出来て気が楽になりました。 私は少し重く考えすぎていたようです。
[主を守る為にと気を張り過ぎていたのかもしれない。 張り詰めた弦は必ず緩む。 余裕を持たせなければダメだと、ケヴィンに教えられた]
ケヴィン様こそ。 隻腕の戦士と呼ばれる日が来る事を楽しみにしております。
[親指を立てた左手に自分の手を重ねて、祈る様に頭を下げた]
(363) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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私?死ぬわけ無いだろう。 サミュエルに負けることも無い。
[>>351実際負けるつもりは無かったのだけど、 強がっているように聞こえてしまうだろうか。
>>355抱きしめられて驚いたが、 軽く呼吸を詰めるだけで逃げることもない。 ただ、弟子の様子が普段とは違いすぎるから 思わず髪をぐしゃぐしゃに撫でていた。]
(364) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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驚かすな、肺より心臓が止まる。
[トレイルだったら洒落にならんと思いつつ、 離れるまではそのまま抱きしめられていた。]
使えるものはなんでも使え、生きろ。
[感謝などいらんと後頭部に手刀を一撃落としてから 帰るのを見送った。]
(365) 2013/05/14(Tue) 01時頃
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[ケヴィンにチョークを突かれると>>361 どうぞ、と差し出して。 付け加えられた絵と言葉に、力強く頷いた]
ケヴィン様とホレ―ショー様にも アメノマの御加護がありますように。
[2人の幸運を祈った後、やっと用件を思い出す]
お願いがあるのですが。 森で修業をしたいのですが、流石に1人では心もとないのです。 どちらかが都合の良い時で構いませんので お付き合い願いませんか?
(366) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[道に迷わないように、いつものよう前を歩く。
一緒に生きる覚悟。 一緒に死ぬ覚悟。
そのことを考えていたから、 攻芸が背後で涙を流しているなんて、>>362 気付くことはなかった。
彼が何を思って泣いているのか。]
(367) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[サミュエルがいなくなると静かな家に戻った。 トルドヴィンが帰ってくるまで、出かけるわけにもゆかず、 用意してもらった牛乳をグラスに注いで飲みながら 一人骨の加工に集中する。 釣りくらいなら行けるかもしれない、 しかし魚より肉の方が美味い。
贅沢な悩みで頭を埋めながら、トルドヴィンの戻りを 待つまでに9個ほど針が出来上がっている。]
(368) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[笑み浮かべて、大きく数度頷いた。 少しでも気を楽に出来たなら、よかったと思う。
自分を指さして、声には出さずに、]
「が・ん・ば・る」
[と、動かした。申し出には、頷いて。]
「ことわる理由ない」 「兄もよろこんでつきあう」
[さくさくと書く。 後者は憶測だが、万が一嫌がっても蹴りだすくらいの心持ち。]
(369) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[それから、右腕をポンポンと叩いて、村長の家の方を指さす。 腕の件を報告に行ってくる、と伝えたい。
他に用件はないだろうかと首を傾げて。]
(370) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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―自宅前→キリシマ家前― [恐らく、サミュエルが去った後、 途中ですれ違うことがあれば、言葉―――サミュエルは筆談で、 少しの会話をしただろうか。 会うことがあれば、ドリベルが飲み込める調理方法を 自分に聞いてきたことを教えただろう。
無理はしなくていいから、食べれそうだったら、 試して見て欲しいとも、
そして、キリシマの家の前に立てば、]
おはようございます、いらっしゃいますか?
[コンコンと控え目に戸を叩いた。]
(371) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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私はほら、戦いではなく肺の病で死んでいるから。
[チアキには、再会した時に話したはずと、肺の辺りを撫でてみせる。 毎日のように服用していた薬の中には、あまり飲み続けると効能が薄れるものもあったから。]
あぁ、もし彼らに会って、何か話が聞けたら、教えてくれると助かるよ。
じゃあ、気をつけて。
[そう言って、手を振って二人を見送ると、ドリベルにも別れの言葉をかけ、一旦自宅へ戻ることにした。]
(372) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[骨の加工に集中しすぎていた。]
……ああ。開いている。
[>>371手を動かしながら声に顔を上げると、 普段なら迎えに出るトルドヴィンが居ないので 横着して座ったまま声をかけた。]
(373) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[道の真ん中で男2人、地面に落書きしたり笑ったりと 主を子供呼ばわり出来ない状況だった。 だがそんな事を気にする事も無く、 力強い返事をくれたケヴィン>>369に大きく頷いた]
ありがとうございます。
[修行についても了承を得ると深々と頭を下げて]
(374) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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お礼に今度ベーコンを作りますので、多目に差し上げます。
[主も頼もしい兄弟になら余分に分ける事を否とは言わないだろう。 腕を叩いて指差す方向を見ると>>370 どうやら呼び止めていた事に気付いて頭を下げた]
足を止めさせて申し訳ありません。 ありがとうございました。 お互い頑張りましょう。
[引き締めた表情で頭を下げて、ケヴィンを見送るのだった]
(375) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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あ、ただ…錬金術の兄弟には気を付けて下さい。 兄の方が、病を発症したそうですので。
[薬を飲んだケヴィンに何かあるか判らないが、 流行病なら注意するに越した事は無いと、兄弟の様子を付け足した]
(376) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[聞えてきた声に>>373 遠慮なく戸を開けるとお邪魔させて頂く。]
おはようございます、キリシマさん ヴィンさんは……お出かけ中でしょうか?
[いつもなら、すぐに出てくるのはトルドヴィン。 いないのかと不思議そうに首を傾いで、今朝の事もあったので 少しだけ不安が過っていた。]
あ、キリシマさん エルさんから、昨日、鹿肉貰いませんでした? あれを佃煮にしたんです。
沢山作ったので、お裾分けなんですが
(377) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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宜しければ、どうぞ
[薬の話を切り出すべきか、考えあぐねて とりあえず、先に当初のお礼を済ませようと、 緩く微笑みながら、籠の中から、竹筒を取り出した。]
昨日の腸詰も、ありがとうございました
[いつも助かってますと、]
(378) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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─ 自宅への道 ─
[チアキと攻芸は、やはり薬は飲んでいなかった。 ドリベルは、自分と同じく何の副作用も現れなかった。 サミュエルは……]
……あの薬は……
[薬は、本当に効くのだろうか。 不安が首を擡げれば、戻り道の足取りは、どこか重いものになる。]
………。 いけないな、こんなことでは。
[そんな、良からぬ思考を払拭するかのように、強く首を振る。]
(379) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[謝罪するトルドヴィンに、気にするな、と 掌を横にしてぱたぱた振ってみせて。]
「ありがとう 楽しみにしている」
[ベーコンの礼を書きつつ、そこでふと、いつも食品などと物々交換をしているパンは作れるだろうか、と思い至り。あとで練習しよう、と考えた。]
また、な。
[片手を顔の横にあげて、ひらりと振って。 薄く笑んだ表情で、トルドヴィンと別れた。**]
(380) 2013/05/14(Tue) 01時半頃
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[と、足を止めて振り返り。>>376
トルドヴィンの情報に、一瞬、僅か沈んだ表情になるも。
大きく首を縦に振って、今度こそ前を向く。**]
(381) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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トルドヴィンは今でかけていてな。
[細工を終えた針を置くと、 >>377チアキを迎えて座るよう示した。]
佃煮、美味そうだ。 助かるよ、料理は……下手だから。
[そういえば昨日燻製にしていたような。]
……何の相談だ。
[年若い彼がここに来る理由は、 そう多くないだろうと考えて切り出した。]
(382) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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はい、お気を付けて。
[今後1人で作る事になる肉の加工方法を思い出しながら 手を振ってくれたケヴィンを見送る>>380 少し沈んだ表情>>381に、余計な事を言ったかと内心反省しながら それ以上は何も言わなかった]
後はチアキ様と攻芸殿か。
[2人がまさか主を訪ねているとは知らずに、 音の無い村内に慣れる意味も込めて散策を続けていた**]
(383) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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幸いなる人
全き道と 御言葉守り 探す人は
アメノマ 共に 常にかわらぬ 恵み受け───
[歌いながら、ゆっくりと歩く。 途中何度か、ふざけたように、クルリと身を躍らせながら。]
───♪
……ただいま。
[家に着くと、部屋の中を軽く見回す。 やはりケヴィンはまだ帰っていないようで、少しだけ寂しそうな笑みを浮かべた。]
(384) 2013/05/14(Tue) 02時頃
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