171 獣[せんせい]と少女
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―――ばたんっ!!
[勢いよくドアを開ければ、 部屋の中には太陽の光が一気に差し込んで
…中のコリンは、どんな目で俺を見ただろう。 普段滅多に切らさない息を切らしながら
相手を笑顔にするには、まずは自分からと コリンの顔を見て、にいっと笑えば。]
へへ……みーつけ、た!
[「かくれんぼ」の終わりを 笑顔で、コリンに告げたんだ。]*
(354) 2015/10/12(Mon) 19時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 19時半頃
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[ヴェラせんせいの視線が同じになった。 こんなに間近で顔を見た事なくて、じぃっとつい見つめてしまう。]
わ…私の全部もあなたのものだよ。
[頭を下げて、赤茶の髪の毛が揺れて。 手の甲に唇を落されれば顔が真っ赤に染まった。
まるで、本で読んだ王子様とお姫様みたいで。 それからじわじわと嬉しさが込み上げてきた。]
(355) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[聞き返してくる、エフ先生の声。>>318]
わたしは、エフせんせいがいい。
[だからもう一回。黒い先生の目を見て繰り返す。 なんとなくまだ続きがあるような気がするのに、 エフ先生の口からそれは出てこない。]
……だめ、かな。
[ちょっとだけ、不安になる。 けど。]
(356) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[ユージン先生と聞いて、蒼い目を丸くした。>>319 そうだ、どうしよう。 また慌てだしてしまいそうなわたしを止めたのは、 今度こそ聞こえた、言葉の続きと。]
────うんっ!
[わたしが驚かそうとした時みたいに笑う先生の顔に、 ぱっと笑顔になってエフ先生に抱きついた。 エフ先生が、わたしだけの"せんせい"になる。 そのことがとってもとっても、嬉しくて。]*
(357) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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……ひゃっ! ユージンせんせい?
[いつから、そこにいたんだろう。>>301 ユージン先生の声にびっくりして 抱きついていた手を放して、振り返る。]
あのね、ユージンせんせい。 わたし…───
[エフ先生と行きたいって、言わなきゃ。 でも、ユージン先生の方がちょっと早くて。 わたしのさっきの声が聞こえちゃったこと、 わかってしまった。
ユージン先生の風が、通り抜ける。林檎が落ちる。 ぶわっと小麦色の髪を巻き上げる風はやっぱ優しくて ほんのちょっとだけ、さみしさが頬を撫ぜた。 蒼い空に弧を描いて飛んできた林檎を エフ先生と一緒にわたしも受け取って。]
(358) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[美味しそうな林檎に、わたしは笑顔になる。]
ありがとう、ユージンせんせい! うんっ。いっぱいいっぱい笑顔にするよ!
[ユージン先生の手が、ちょっと上がって。 そのまま下ろされる。 そして、ユージン先生の少女を迎えに行く背中に、 わたしは一歩だけ前に足を踏み出した。]
(359) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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あのね、せんせい!
わたしね、今のせんせいを見て こわいっておもう人は、いないと思う!
それでも、もしこわがらせちゃったら…… そのときは、昨日してたみたいに "ごめんね"って謝ればいいんだよー!
[きっとその気持ちは、今の先生なら伝わると思うから。 ちょっと小さくなった背中に、わたしの声は届いたかな。 届かなくてもきっと、誰かが ユージン先生にそれを伝えてくれるって。信じてる。]*
(360) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[あたしの興味は、いつもがっこうの外。
朝、鐘楼を鳴らすのも、大きな声で叫ぶのも、 先生の力をどうやって使うか考えるのも、 全部全部、口にするのは外にいる誰かのこと。
…そこに、誰がいるの? ―――知らない。 …その人に、何をしたいの? ―――わからない。
わからないまま漠然と、それを求めていたのは。 あたしが、物事の表面しか見ない子だったから。]
(361) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[近くにいる人のことは、全部知ってると思ってた。 10年も一緒にいるんだから…、って。
本を読むより、身体を動かす方が得意だったから、 ”新しいもの”に出会う一番手っ取り早い方法は、 自分がそこへ――外へ、行くことだと思っていたの。
あたしのすぐ傍にも、 不思議や驚きはたくさん、転がってたのにね。]
(362) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[忘れられた家で、忘れられた子になって、 こうして失ってみて、初めて、 当たり前に考えていた存在の大きさを想う。
先生達のこと。少女達のこと。 あたしは一体、どれくらい知ってるんだろう。
迎えに来て、って願った先生の顔を思い浮かべても、 果たして彼が自分のことを好いているのか、 確信が持てず、途端に自信がなくなってしまった。
もっと、内側に目を向けていれば、 みんなの色んな気持ちに、気付けたかもしれない。 それに触れる機会も、あったかもしれないのに。]
(363) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[窓枠に手をかけたまま、項垂れて。 返ってこない声に半ば諦めかけた頃、 カタカタ鳴る窓が、風の訪れを告げた。>>353
不思議に思って見上げたところで、]
“―――ばたんっ!!”
[突然背後から響いた音に驚いて、>>354 反射的に振り向くと、逆光の中に一人の姿。]
(364) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[影になっていても、すぐにわかる。 だって、ずっと待っていたから。
大きく見開いた瞳から、 ぽろりぽろりと、涙が零れた。]
………っ、遅い!
[かくれんぼの終わりを告げた待ち人に、 なりふり構わず駆け寄って、 ぎゅう、と強く、強く抱きついた。]
(365) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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遅いっ、遅すぎる! ずっと、待ってたんだから! 誰も来ないかと、思ったんだから!
[名を呼んだ人が、本当に来てくれた。
それが嬉しくて、悲しくもないのに涙が溢れて。 文句を言いながら、彼の服をたくさん濡らしてしまった。
それでも、見上げたユージンが笑ってたから、>>354]
(366) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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遅いけど、許し、あげるっ、 見つけ、くれて、
……あり、がと…っ
[しゃくりあげながらだけど、あたしも。 精一杯の笑顔で、今の気持ちを伝えたんだ。]*
バカっ、 でも、大好き! …せんせいっ!
(367) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 20時半頃
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― 鐘楼の足元で ―
……ありがとう。
[クラリッサの言葉は、自分だけが独占する。 特製のフルーツタルトよりも甘く。
じんわりと染み込む暖かい感情と共に微笑み、立ち上がる。]
出立の準備を、しようか。 挨拶も、必要なだけ。
……それから。 クラリッサ、君は、何処に行きたい?
[手は繋いだまま、クラリッサへと問いかける。 短くて長い、少女の時間を、沢山の喜びと溢れる幸せで満たすべく。]
(368) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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[ユージン先生の背中を見送ってから。 エフ先生の隣に戻ってくれば、 仏頂面に戻ってしまったエフ先生。>>320 ちょっとだけがっかりするけど、 ずっと笑ってにこやかなエフ先生も、想像できない。
でも少しずつ、 わたしが笑う時、一緒に楽しいって嬉しいって思って 笑ってくれるようになったらいいな。]
せんせい、林檎一緒に食べよう!
……あ。 もうせんせいって呼んじゃ、だめ?
[盟約したら、"従者"になるんだっけ。 おねえちゃんも、オズワルド先生を名前で呼んでた。 すぐに変えなきゃいけないのかな。 林檎を持っていない方の手を伸ばして、 エフ先生の空いてる手をぎゅうっと握った。>>321]*
(369) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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[ヴェラせんせいが立ちあがれば自然と視線は上を向いて。]
うん、準備しないとだね。 皆に挨拶もしないと。
[頷いて。 それから続く問いかけに暫し考える。 行きたい場所は沢山あるけど。]
ヴェラせんせいがいるならどこでも。 でも、お祭り行ってみたいなぁ。 お祭りって本の中でしか知らないけど、色んなお祭りがあるって。
[地元の聖誕祭も行ってみたいけど、色んな国の色んなお祭りを見たい。 ヴェラせんせいと見たらきっと楽しいだろう。]
(370) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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― きのうの朝の食堂・おくりもの ―
[アヤワスカに呼び止められて、みんなで並んでいました。>>284 アヤワスカのそばにモスキュートがやってきて、>>328 白いお顔がひとつ、頷いた後に、魔法のような時間が始まりました。
みんなの着ていた服が一瞬で、綺麗なドレスに変身したのです。 ひとつひとつはあんまり長くもたなかったけれど、 どれもみんなに似合っていたから、がっかりする暇もありませんでした。
ヒナコにアヤワスカがおくってくれたのは、 色とりどりの花があしらわれた、白いドレス。>>287
いつかアヤワスカに読みきかせた本の中で“お花のめがみさま”が身にまとっていた、>>176 いつかの夢の中で“お花のめがみさま”になりきったヒナコが身にまとっていた、>>0:77]
(371) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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……わぁ!
[思わずほっぺをむにむにしたり引っ張ったりしてみましたが、 いっこうにベッドに戻る気配はありません。つまり夢じゃないのです!]
ありがとうアヤワスカ。 わたしも、……だいすき!
[かくれんぼでやっと見つけた時には「こんなところに隠れてたんだ、すごい!」ってほめたり。 たくさん、甘えてきた時には“おねえちゃん”のまねして甘やかしたり。 そんな時間が楽しかったってこと、ずっと、忘れないから――]
(372) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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[魔法の時間の余韻に浸っていると、 手に手を取って喜び合うかのような面々の一角、つまりはモスキュートが、 パチン、と指を鳴らしました。>>331 アヤワスカの、見慣れたシンプルな服がふんだんにレースのあしらわれたドレスに変身して、 モスキュートがヒナコたちに視線を巡らせたとたん、 みんな、また、魔法の時間に元通り!]
さんぷん……
[さっき、ひとりひとりがドレスを着ていた時間よりも長く、>>332 それでもぶとうかいで、 まるまる一曲終わっちゃうような時間だったように思いました]
(373) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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はやく、はやくっ!
[そう言ってアヤワスカを手招きしつつ、 ヒナコはそっと、アヤワスカに協力した“せんせい”たちを見上げていました。
パティシアが書庫で服に関する本を読み漁っていたのを見たことがありましたが、>>236 もしかしてこの時のためだったのでしょうか。 そうして、想像を現実にしたのはモスキュートのちから]
(ねえ、モスキュートせんせい。
何分かあとにはあとかたもなく消えてしまう、 それだけのちからだって。
わたしのこころにはちゃーんとのこってるんだよ!)
(374) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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― 現在・巨大書庫 ―
[いまのヒナコはきのう朝早くに目覚めた時より、 それ以前のどんな時よりもずっとドキドキしています。
書庫があまりに静かだから、 あんまり大きくならないで、って思ってもどうにもできないままです]
ずるい……、ずるいですよー、せんせい。 そうやって、せんせいじゃわたしのいちばんになれないって、 あきらめちゃうんですかー?
[だからドキドキの音をかき消すように、>>348>>349 ちょっとだけ大きな声を出してしまいました。書庫にいるのに。 肩をすくめたけれど、モスキュートと合わせた視線は真剣なまま]
(375) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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わたしは、わたしの、いちばんかがやいてるところも、 ……そうじゃないところも、
せんせいにいちばん、見てほしいんです。
[そうじゃないところ、つまりは命のおしまいの時。 こんなつたない言葉で伝わればいいのですけれど。
やがて、モスキュートが頭を垂れて、>>350 大好きなお話の中の“きしさま”のように、誓いの言葉を述べていきます。 初めてだらけでますますドキドキしてきたけれど、 “お花のめがみさま”のように、返す言葉はなるべく堂々とした態度で]
(376) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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わたしは ―――ヒナコは、ゆるします。
き、きでんのせいやくを……
[この後どういえばいいんでしたっけ。 頭は真っ白なまま、だけど身体はおずおずと動いて、 モスキュートの白いお顔、その額に、触れるようなくちづけをおとしたのです。
―――“せんせい”が“せんせい”じゃなくなる日、 そのはじまりを祝福するために]
よ、………よろしくおねがい、しますっ
[顔が離れれば真っ赤になっているのがよく見えたことでしょう**]
(377) 2015/10/12(Mon) 20時半頃
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……ずっと、傍にいる。 クラリッサの、傍に。 何処に行くのも、一緒だ。
[首を痛めてしまう気がする。>>370 間近で見上げる視線に、少し考えて。 手を離すと、遠慮なくひょいと横抱きにしてしまおうか。]
ならば、まずはお祭りに、行こう。 色んな地域を回れば、珍しい美味しいお菓子も、ある。 グルメな旅、も、良いと思う。
[少女の一つ目の希望に、こくりと頷いた。]
(378) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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わ……っ
[ひょい、と軽く持ち上げられて横抱きにされれば紅潮していた頬が更に紅く。 でもちょっと考えてヴェラせんせいの首にそっと手を回した。]
うん、お祭り行こう。 きっとヴェラせんせいとなら楽しいと思うの。
お菓子、美味しいのいっぱい食べたい! あ、でもせんせいに私の作ったお菓子も食べてほしいの。 お菓子作りとか出来るかなぁ?
[旅をしながらお菓子作りは難しいかもしれない。 ああ、でもミッシェルおねえちゃんのように時々がっこうに帰ってこればいいのだ。 がっこうからそつぎょうするけど、でもまた来る事は出来るのだから。]
(379) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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後は海も見てみたい。 海って広いんだよね? 波ってなんだろう、どんな感じなのかな。 しょっぱい水って不思議。 この目で見てみたいの。
[青い空と同じように青い水が広がっていると本で読んだ。 がっこうから出た事がないから本で読んだだけの海は想像も出来ない。 とても広くて、空と海は繋がって青く広がっているなんて、どんな景色なんだろう。 他にも本でも読んだ色んな景色を見たい、ヴェラせんせいと二人で。 いっぱいいっぱい二人で見て目に焼き付けて。 沢山の思い出を作っていきたい。]
(380) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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― 窓辺 ―
[ 彼女の言葉>>339の委細が聞こえるわけではない。 風が教えてくれるのは、 背中に乗せてとせがんでいた小さなおんなのこが どこか不安な気持ちのまま 迎えにきてくれるだれかを、待ってること。
( 少女を蔑ろにする獣など、この世に居るものか )
けれどそう知っているのは、己が獣だからで。]
>>341 …………いるさ。
[ 誰に聴かせるでもなく 落ち葉で描くでもなく こぼれた声は、駆ける獣>>353の背中を押す。 風を喚ぶ少女の元へ、あのビリッと痛いあいつが 一歩でも疾く辿り着くように と。*]
(381) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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[盟約を終えた後、旅立って。 朝の鐘の音を聞いても、夜空の星を見上げても、 また全員と会えるかどうかは分からないから。
笑顔でさよならを>>272 途中でかき消えてしまった声の行方は分からない。
聞き分けが良かったいいこが言う>>273 せんせいが優しいせんせいじゃなくなったら、わるいこ>>274になるって。]
(382) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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( 知ってるさ。自分が優しくないことくらい。 )
[すっかり枯れ果てた枝葉のような指先に髪を撫でられ梳かれた時だって自分は、涙さえ出なかった。
ただ、ただ、こわくないよ 、と。 そう口にする彼女に、 「忘れない。覚えてる。」 と。 口にして笑顔でサヨナラをした。
あの子は少しだけ寂しそうに笑った。 命が潰えてしまう瞬間まで自分は縫いとめられたように動けなくて、 指先一本すら触れられずにただ、横たわる体を眺めていた。]
(383) 2015/10/12(Mon) 21時頃
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