122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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[顔がこれ以上不細工になる前に。 私は、あのこに背を向ける。 振り向いては、いけない。]
──── っ
[またねは言えない。 さよならが言えない。 捨て台詞さえ言えない無様な私は、 翼も持たないAの逃げる姿は、
さぞ、がっかりするくらい情けなかったんだろう。]
(357) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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[―――――――キィ ッ ……]
[大鎌の、鋭利な刃。 それを“悪”の首に添え 最期の刻を迎えようとして―――――止まる]
≪クラリッサ=フォード≫とは何者なのか
………お前の知っている全てを、吐いて貰おうか
[人形さえも、秘密として明かさなかった ≪クラリッサ=フォード≫その人の事を、問うた。]
(358) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 00時半頃
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[>>329>>331 主人の帰りを喜ぶ番犬。 ―― そして、彼から外される《鍵》。 この青年。どう見ても、先程の学生とは別人だ。]
クッ ハハハハ!! これは、思ったより骨が折れるかもね……?
[こんな時に、何でアイツはいないんだか。 目の前で、あんな会話を聞いていたから笑えてくる。 ―― 自分の相方は、騎士《ナイト》にはなれそうもない]
いいじゃないいいじゃない、燃えてきたわ!! 全員纏めてブッ殺してやるわよォォ!!
[浮かぶは、狂笑。
任務遂行率、350%…… ここで逃げれば、操鎖官の名が廃る!!]
(359) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 00時半頃
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くっくっくくくくくくくくけけっけけけけっけけけけ…
俺サマを…誰だと思ってやがるぅ…。
[血の塊を吐き出しながら、のろりと視たのは彼女の。 クラリッサの姿にしか見えない人形の、消えた左腕]
さすがはアイザック…。 手前のガキを、更なる高みへ導くために… だがなぁ…オヤジ…その手術は失敗だぜぇ…
[独白の様に、男は血の池にたゆたいながら嗤う。どこまでも]
(360) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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[鋭利な大鎌の刃が首元に。ひんやりとした刃先を感じた]
≪クラリッサ=フォード≫を知らねえとなぁああ?
きゃはへへへへへへへっ、オカワイソウな事で…
教えてやるよぉ、我が弟よ≪ブラザー≫ぁぁぁ…
世の中にはなぁ。 知らないで良い真実と。 知らない方が良い真実が。
あるんだよぉ…。
[嗤いながら、...の瞳は人形に宛てられていた]
(361) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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[>>333 その時。 操鎖官の目前の地面、光の茨が突き上げる。]
!!
[茨はそのまま、操鎖官を潰さんと叩き付けてくる。 咄嗟に後ろへ、また後ろへ2回飛び。]
(362) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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おらあぁッ!! 骨まで溶けろォォッ!!
――― bullet-α《バレット導ルファ》!!
酸蝕弾《acid》ッ!!! ――――
[合成されるのは、総ての物質を溶かす酸の弾。 茨は光。科学的な攻撃には効果がないかもしれない。
だが、茨だけでなく、直接術者を狙えば、 次の攻撃を放つ時間程度は稼げるはず…!]
(363) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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...左前腕部損傷。 ...修復をバックグラウンドで開始します。
[瀕死の悪を前にして、しかし彼女は戦闘姿勢を解かない。 何故か? まだ悪は其処に在るからだ。
男が前に出れば、彼女はそれを支援できるよう 遠距離武装を内部で準備《スタンバイ》させる。 修復に裂くリソースは少ないが、 かの天才の最高傑作はこの程度の損傷で 稼動に問題は出るはずもない]
(364) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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――――……。
[>>358 《クラリッサ・フォード》 その単語に彼女は僅かに反応する。 それは嘗て、犯罪者が愛した者。 それは嘗て、犯罪者を愛した者。
だが彼女はその情報を開示しない。 出来ないようにプログラムされている。 しかしそれは、他人が話すことを阻止するプログラムではない。
だから彼女は、ただ見つめるしかない。 何も映さない無機質な瞳を、血を吐きながら嗤う男に向けて。 まるで何かを訴えるように]
(365) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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[飛ぶことさえできないA。
逃げながら、 ────私は何から逃げているんだろう
躓くけど、かろうじて転ばず ────人生コケっぱなしなんだけど
ただ、胸を締め付ける痛みだけがうるさくて、 ────これが私の”罪”の音かな
めちゃくちゃに走っていた私は、]
(366) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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[>>356 彼女の決断の声。 ………そう、これでいいはずだ。 お互い了承済みならば、戦う時に後味が悪くならないはずだ。彼女もそう、覚悟したのだから。
……なんて、欺瞞だろう。 なら何故、私は>>357去るアイリスを見れなかった。 俯き、音と声だけで見送ることしか出来なかったのだ。 あの快活な親友が、悲しんでいる顔を見たくなかっただけではないのか。
…………去る音も消えて、その場に崩れ落ちる]
アイ……リ……ス……っ、……。
[堪えきれなくなった嗚咽を吐き出し、暗い影の中、独り**]
(367) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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── 時計塔 直下 ──
[大きな建物のそばで、うずくまった。]
っく …… ぅ……
[止まらない涙を抱いて、罪人に切り裂かれた痛みを抱えて。]
(368) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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お前が誰だか俺は知っている。
お前は、“悪” この世界に不穏と渾沌を齎す“絶対的悪”だ。
[>>360兄の視線の先には>>332左腕を消失した人形。 それを視界の端に捉えつつも、 男は表情を変える事はない。
“悪”を滅ぼす為に、犠牲は必要なのだと信じて]
俺は、こんなもの≪手術≫望んでいなかった。 こんな身体に成り果てるくらいならば、―――……
[嗤う悪。鎌を引けば、死ぬ、死ぬ筈なのに悪は嗤う。]
(369) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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それは、命を失ってでも、知らせたくないものか?
[男の表情は陰る。 自身だけ知らない事実がある事に 人形が隠すその情報に、苛立っていた。
>>361刃先を、首へと喰い込ませ その存在感を主張させる。
死への刻≪カウントダウン≫は始まっているのに―――……悪は嗤う。]
(370) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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…………ホリー、危ない!
[>>363唸り、様子を見ていた獣は、飛来物に反応する]
――――焔獄《タルタロス・フラム》!
[或いは、ホリーの反応が先かもしれないが かつて彼女の相棒を襲った絶対質量――――黒の焔が、狙撃主目掛けて7発放たれた その内数発は弾の軌道に重なったが、炎の赤で行方は追えずに]
(371) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 00時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 00時半頃
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おや、いい子だね。ケルベロス。 久々に開錠されて、羽を伸ばしたいのだろう。
[黒い焔を見て、穏やかに微笑む。 ゆるりと黒い毛並みを撫で、日常の話をするかのように。]
好きにおやり。 仕留めたのなら、魂でも何でも喰らうがいいよ。
(372) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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三位一体《トリニティ》は三柱だからそう呼ばれるからね。
今この世界に裏三柱《カノジョタチ》が揃っているのならば、必要はない。
[それは、あくまでも静かで、穏やかな死の宣告。]
表の世界が、世界の統制の為の女神なら 裏の世界は、世界の渾沌の為にある
つまり、女神達の構成は、因子と影でできている。
(373) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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── 同時刻 時計塔 ”悪”の懐 ──
[少女の涙に呼応するように、 喪うことを恐れるかのように、
銀時計は優しい光を灯した。]
(374) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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チィ 次から次へと……ッ!!
[>>340 目前に迫る、7本の光の槍。]
≪操鎖プログラム≫ 緊急マージン1047!!
反陽式光磁力バリア、発動!!
[ヴ ン ―― ]
[操鎖官の身体の前で、シールドが展開する。
致命傷は免れる。…但し、この槍を全て受ければ、 いくらシールドとはいえ致命的な損傷が生じる。 ―――それなら。]
(375) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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宿命の少女と、かつてそれであった者、そして、それらを纏める影の女神…… そして、その次の宿命の少女……
本当に、この世界は大変な事になってしまったね。
本来は、裏女神がすべて同じ時空に揃うなど、ありえないのだから。
(376) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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[対象は大きい。急げば、撃ち落とせる。]
――― bullet-ρ《バレット呑ー》!!
奪力弾《robbery》!! ―――――
[展開したシールドが完成する一歩手前。 飛んでくる槍の4本に向け、特殊弾を発射する。 槍に当たれば、負のエネルギーが対象に働きかけ、 威力を大幅に減らしてくれるだろう。]
[それでも、残った弾はシールドに直撃する。]
キャ ァ ッ !!!
[真っ向から槍を受けた反動で、18m吹っ飛ぶ。]
(377) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 01時頃
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魂! 食べる!! 覚醒めてからまだ一回も、魂食べてません!!!
高次元生命体の魂…… あれって、熟成されてて美味しいんだよなぁ…………
[ぱたぱた、と 主君の声に、獣は尾を振る
ただし その視線は、焔の向こうを見据えたまま
……じゅるり]
(378) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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――――…"絶対的悪"…かぁ…くけけけけっ…
ホンとウにぃい ソウなのかなぁああ…?
[その言葉を待っていたかの様に悪は嗤う。 果たして、正義とは、悪とは。 この世界に、それの明確な境界など存在しない。
何故、正義は正義と、悪は悪と呼べる?]
(379) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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俺はァ… 世界を救う為にやってきた。 セイギのぉ 戦士だぜぇえ?
てめえがどぉう思おうが。
俺のやろうとした事はぁ。 絶対の悪ではねェんだよぉ。
ジェイク―― まぁい すっうぃーと ぶらざぁぁあ…
てめえはよぉ…
(380) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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この世界の大多数でなくぅ。
唯ひとりふたりの、女の命をたすけてぇと思う。
唯その気持ちを悪だと断言は出来るかぁあぁ?
[それは男の、そして娘を想う父の心でもあった。 嗤う悪が、正義の正義たる所以を問いかける]
(381) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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まぁ、そういうわけで……君がいなくなっても支障は然程ないよ。 この子は優しいから複雑な顔をするかもしれないけどね。
[吹っ飛んでいく様子を見ながら、笑顔で歩み寄る。]
さて……裏の世界へと還るか、退くか。 選ぶ気はないかな?
(382) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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[――操鎖官は、おそらく誤った。無理もない。 正解にもっとも近い情報を持つ相方が、それを伝えていなかったのだから。
―−あ、あ……
[ベネットのかたちをしたものに抱かれながら――]
う、ぁ、ぁ……?
[葬鎖官に詰め寄る、青年。 その腕に抱えられた身体からも、光の茨がちきちきと決断を迫っていた]
(383) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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[正義の心を問いかける悪の胸元で。 まるで悪から零れ落ちる愛の光が輝いた様に。
ぽ ぉぅ アイの光が 優しく瞬いている>>374。
愛など持ち得ない悪の胸元で灯る光。 それは、何故かとても優しいぬくもりなのだ]
(384) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 01時頃
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……今の気配は…。
[白灰の霧の中、静かに街に広がる戦況の気配を確認しようとする。 だが黒《ノワール》お姉さまの様に魔力に長けているわけでは無く、 探査能力は五感の方が遥かに鋭かった。 それでも何者かの帰還>>313は感じていた。 明らかに空気が変わり、街全体が張り詰めた空気に包まれている。 それが書の持ち主のものだとは判らぬまま、 脚を向けようとした矢先、何故か霧の中で泣き声>>368が 聴こえた気がして]
……何を泣いている?
(385) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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………俺は、“悪”には惑わされない。
[そう、男の信じる正義とは 裁くべき悪とは―――とても不確かで、曖昧なもの。
だが男はそれだけを胸に秘めて、此処まで来た。 今も、そしてこれからも――――……
例えその行為が“悪”と呼ばれるものになろうとも]
(386) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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