15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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旅を初めて。 気がついたの。
人と出会うたび。 誰かが誰かを壊すことに。
あたしは、どんな時でも。 歌うことしかしてないのに。
そして、いろんな所に。 さまよったの。
誰かは残るんじゃないかって。 でも誰も残らなかった。
(275) 2010/07/21(Wed) 14時頃
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ねえ、不思議な話でしょう。 あたしは、ただ。 歌ってるだけなのに。
[女は。 色のない瞳で。 小さく笑って。 口を閉ざした**]
(276) 2010/07/21(Wed) 14時頃
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―中庭―
[中庭に辿り着くまでに、誰かに逢っただろうか。 逢った人が有るならば、挨拶を向けて もう黄昏の世界なりに陽が昇ったところで泉の傍に寄る。]
フィルさんですね。 もう、おはようございます、でしょうか。
[静かに挨拶をくれる人との距離をつめながら ふっとチャールズは思い出す。]
嗚呼、丁度お逢いできてよかった。 これを渡そうと思っていたのです。
[差し出すのは小さな小瓶。 城下の民家に在った――……白骨した人が護っていたもの。 煌々と輝いていた頃の陽の光を凝縮したような甘い花の蜜。 今の世界では、とても貴重な物に違いない。]
(277) 2010/07/21(Wed) 14時半頃
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喉に佳いですよ。 お茶に垂らしても佳いかもしれませんね。
[受け取ってもらえたか否か。 受け取ってもらえなければ、微かに苦笑を浮かべて それでも泉の畔に小瓶を置く。
そして、泉から水を汲もうと水面を覗き込めば 胸元の銀が光を弾いた。 その存在に、思い出すのは(>>256)マーゴの言葉。 唯微笑を持って“是”と暗に示した。思わせた。
けれど……―――]
(278) 2010/07/21(Wed) 14時半頃
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―――……私の裡の“神”は、あの時死んだのです。 信じているのは、信じた振りをしているのは 此処《ココロ》に触れた人々の裡の神にすぎない。
[独り語が我知れず零れた。 フィルが傍にいるだろうことに思い至り 誤魔化すように水面に伸ばす右手には]
―――……っ
[甲から掌に釘で貫かれたような聖痕《スティグマ》。 それはまるで、漏らした言葉に対する罰のように。 けれど逆に、まだ男の裡に神はいると示すようでもあり。
チャールズは何かを堪えるような表情を 揺れる水面に晒した。]
(279) 2010/07/21(Wed) 14時半頃
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― 小倉庫前 ― [マーゴを拒むような言葉をセシルは言わない。 そのことに、彼がヴァイオリンを取りに行くことに、 ホッとするように淡く笑みを浮かべた。]
鳴らないのは…残念ね
[ヴァイオリンのこと、聞けるのなら聞きたかったと。 歌うことと違って喉が渇かないから。]
(280) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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……妹さん…見つかると…いいわね……
[口にするのは水汲みに行った時の会話]
セシルの妹さんは…幸せね…
[ぽつり、ぽつり、と言葉を零す。 足は感覚を無くしたかのように、痛みを感じないのに 壁で身体を支えないと歩くことが叶わない。]
…この世界で誰かを強く思ったり… その人の為に何かをしようと思うのは…
難しいことだもの
[紺の瞳に映るのは薄明かり。 焼蛍虫ではなく、夜が明ける前の澱んだ空の明るさ。]
(281) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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みんな―――…自分が生きる為に、 それだけの為に…一生懸命だから
誰かを気遣ったり想ったりすることは… とても 難しいこと
[自分以外のものを気遣う余裕なんてないから。 気遣って水を分けてしまえば、自分の命が削れてしまう。 そう思っていた。そんなこと、忘れてしまっていた。]
―――…羨ましい…わ、
[セシルを見上げて、そう囁く。 紺の瞳が眩しいものを見る時のように細まった。
誰かを、強く思うことができるセシルが。 誰かに、強く思われているその妹が。]
(282) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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……ここにいる人たちは、
みんな――…綺麗…
[裡で何を考えているのかまでは知らない。 けれども、ベネットの怪我で多くの人が訪れたように、 ここの人たちは誰かを気遣っている者が多い。]
―――泉のお水のように…とても綺麗…
[呟きは羨望と、寂しさの混じる響き。 空いている一室に辿り着くとセシルにお礼を言った。 ヴァイオリンを取りに行くのだろうか、否か。 彼の背を見送ってから一人部屋に残る。]
(283) 2010/07/21(Wed) 15時頃
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マーゴは、ベッドに腰掛けると、ゆっくりと目を閉じる。
2010/07/21(Wed) 15時半頃
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[色のない歌姫の紡ぐ、悲しく凄惨な歌。 何処か心奪われたように、鉱質な指先はそれを書き留める。]
争うものをすべて壊して、君と二人きりになったら… もう壊すものがなくなれば、君と共に生きていられる?
それとも、二人きりならば、君自身と壊し合うしか無いの?
[魅入られたように呟く言葉。
聞こえる歌が沁みるたび、ぼくはぼくでいられなくなる。]
(284) 2010/07/21(Wed) 16時頃
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ヨーランダは、シィラに包まれて眠っている。
2010/07/21(Wed) 16時頃
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―倉庫― [ガストンはまだその場にいただろうか。 いたとしても気にすることなく。
ベネット>>284にこたえる]
わからない、わ。 誰かと二人、残ったことがないもの。
いつもいつも。 残されるから。
でも、そうね―― あたしと、誰かだけだったら。
壊しあうのかも、しれないわ。
(285) 2010/07/21(Wed) 16時頃
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[色のない瞳を瞬かせ。 かんがえるように言葉をつむぐ。
白に近い銀を揺らして]
あたしは…… ただ、誰かにいてほしいだけなのに。
[小さな呟きが。 無意識に零れ落ちた。]
(286) 2010/07/21(Wed) 16時頃
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― 空き室 ―
―――――……
[部屋を包むのは静寂、 マーゴの零す吐息がかき消されてしまうほどの。]
大きな部屋…
ここには…どんな人がいたのかしら
[大きなお城、華やかなドレスに、王子様とお姫様。 そんなものに憧れていた時もあった。遠い昔。 本の中でしか見たことのない世界。 黒髪の女の故郷は、城とは縁遠い山奥の集落だった。]
(287) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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[居てあげるとは、言えなかった。 あまり長くは持ちそうにないから。
それだけでは、なかったけれど。]
そばにいられれば、いいのにね。 [彼女の意思とは裏腹に、既に魂は囚われている。 彼女の中に潜む何かは僕の心を狂わせていく。 許せず赦されぬ罪の記憶が、融けて混じって殺せと歌う。
生身の左手は、身に帯びた山刀にそっと触れていた。*]
(288) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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[家族は幼い頃に亡くしたけれど、 皆に慕われていた長老の孫ということもあって 皆が優しくしてくれた。随分と甘やかされて育った。 ――…何もできなくても、誰かが全てしてくれた。 それが許された。それに甘えていた。
だから世界が壊れ、集落の水が尽き、 集落の皆が水を求めて移動を決めた時、 独り置いていかれるのは仕方のないことだった。]
―――…私を連れて行けば… それだけ皆の命は削れるもの…
[一人だけ、別れを嘆いて泣いてくれた人がいた。 もう、顔も…声も、名前も。よく覚えていないけれど。
箱仙人掌(ニムス)と出会ったのは…その、少し後。]
(289) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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―ヨナの塒― [扉を幾つも幾つも開いた、 それは他者に届くまでの距離に似ている。 開いた扉の数だけ、次の扉に期待と惧れが増えてゆく]
ヨナ……?
―――……シィラ、
[部屋を埋めるような異形の体、 とぐろを巻いたそれの中心に、銀の髪の一房が覗いたような気がして]
――……ヨナ、
[名を呼ぶ]
[“天使”はほんの少し、震えて。 触手の一つがする と、視界の端で動いた気がした]
(290) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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[ それは ]
[ 『殺してしまうの?』 ]
[ 聞こえるはずのない幻聴 ]
(291) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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―城内・小部屋―
[>>276彼女の独白を、静かに聞いていた。自分を全く見ていない、この場所に彼ら二人きりになるような感覚で、自分はお邪魔だったかな、と思う。
>>274彼女にも異形が住み着いていると聞こえた。チャールズ、ソフィア、>>58友達になってくれといたポーチュラカ、そして>>262マーゴと自らを呼ぶ少女のことを、何気なく思い出した。]
(292) 2010/07/21(Wed) 16時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/07/21(Wed) 17時頃
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[思い出すのはニムスのこと。 彼(ニムス)がいなくなって――… ここに今はまだ、水はあるけれども それがもしもなくなった時…
その時はどうやって生きていくのか。]
―――……っ
[誰かを頼らないと生きてはいけないのに。 一人では生きていくことが出来ないのに。 そう考えると、とても心淋しくなって。 足を引き摺って部屋を出る。
誰かを探して。 人を―――…探して。]
空き室→
(293) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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― ヨナの塒 ―
[ノック音、扉の開く音。 それに反応するのは、ヨナではなく、シィラ…。]
――……ギィ……。
[その紅い眼がぎょろりとラルフの姿を捉える。 裡なる子は護るように……。]
(294) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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―中庭― >>277>>278 [水を求めて来たのだろう、チャールズにおはようと返す。 首を傾げれば差し出される、金色に透けて光る花の蜜。]
……んな
[貴重なもの。 思わず首を横に振る。 けれど、傍に置かれる小瓶を捨て置く事も出来なくて。 それを解っているのだろう、彼は僅か笑んだようにも見えた。
チャールズの胸元で、銀が静かに揺れる。]
(295) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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―倉庫―
そう、ね。 かなわないから、願うの。
[ベネット>>288に小さく頷く。
もうすでに歌に囚われてるとは知らないけど。 そうでなくても無理そうなのは見て取れて]
話、きいてくれてありがとう。
[色のない瞳が小さく笑う。
そしてガストン>>292に視線を向けて]
あたしが、こわい?
[白に近い銀を揺らして、問う]
(296) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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>>279 [それから、耐え兼ねたように水面に落ちる独白。 声の主を流し見て。]
……――っ何
[眼前で現れる、手の甲を穿つような赤い痣。 目を瞠って、……一度黙った。 チャールズの表情から、痛みを伴う物だと思われた。 泉の縁に座っていたのを彼に向き直る。 出血の有無だとかをざっと検分した。]
……これ いつも、増えるのか?
[砂のような声音は確認に近い。 聖職者らしい事に照らせば、聖痕、とでも呼ぶべき物か。 祝福とも呪詛ともつかないしるし。
紺青の眸を仰いだ**]
(297) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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―ヨナの塒― [鳴き声に、ふと我に返る]
――………、 なにもしないよ。
[シィラの大きな一つの眼が、こちらを見ていた。 警戒されているのだろうか、 それはそうだと思いながら、刃を引きずり一歩近づく]
……ヨナ、眠っているの?
[問いかけたのは異形へだったか、護られ子だったか。 あるいは独り言めいた呟きか、声音に安堵のようなものが混ざる]
(298) 2010/07/21(Wed) 17時頃
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>>298
ギィ………ギィ………
[シィラは、ラルフが近づくと、また鳴いた。 それは警告にも受け取れるような声………。
だけど、きっと、今、踵を返しても、その触手は背中に飛ぶだろう。
なぜなら、彼は今、シィラの標的になっているのだから。
シィラは、裡なる子を抱きなおす。 銀髪がするりとその身体に毀れた。
何も気づかず、ヨナは眠っている。]
(299) 2010/07/21(Wed) 17時半頃
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>>299 [繰り返される鳴き声、 それはどこかで聞いた獣の警戒音に似ている。 ――子連れの獣の、外敵への威嚇の声を思い出させた。
今、近づくべきではない、と思うのだけれど]
―――……ヨナ、
[零れた銀の髪に思わず手を伸ばしかけた、 その足も動いて、保たれた距離の均衡を壊す]
(300) 2010/07/21(Wed) 17時半頃
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>>300
[近づいてくるラルフに、シィラから触手が一本飛ぶ。 それは的確にその額の中央を狙って……。]
――……?
[その凍りかけた空気に、ヨナも目蓋も動いて……。]
(301) 2010/07/21(Wed) 18時頃
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>>301 [空を裂く触手から身を護る術は それを斬ることだけ、しかなったのだけれど]
[ ころさないで ]
[動かせない左腕、わずか遅れて右手が動く]
―――……ッ!
[急所を庇った右腕の肉が抉られる、 腕を貫いたそれは、少し狙いが外れてこめかみを裂いて]
………は ぁ、……ッ、つ。
[逃れるように身を退ければ、片目の視界が濁った]
(302) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
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>>302
――……? なに?
[妙な空気の動きに、目蓋があがる。 銀色の髪がそのほうを向けば揺れて……。]
――……!
[映るのは、頭から血を流すラルフの姿……]
え………
あ、駄目………
シィラ? 駄目………シィラ……
(303) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
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こ ろ さ な い で
[みるみる顔色が青くなって、 掠れた声で、そうシィラに訴える。]
殺さないで……駄目…… ラルフ……。
[その言葉にシィラの触手も止まる。 そして、シィラを掻き分けて、立ち上がろうとするのだけど、シィラは離さず、身体はシィラの身体にのめりこむ…。]
(304) 2010/07/21(Wed) 18時半頃
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