122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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――……ん……、
[頬に触れ、涙を掬う指先に、ふるりと揺れて]
……ありがとう。でも……、
[たぶん、その面倒の切欠は。 きっと自分だ――とは、何故か言い出せなかった]
(297) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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[気づかれていないのか。 或いは、敢えて無視されているのか。]
油断できない、けど……!! アタシもそう気が長くないのよ……ッ!!
[懐から、魂泉の晶《ゲムマ・セノーテ》を取り出すと、 黒銀の機銃から端子を引き出し、接続《ジョイント》する。
ぐぬぬ……「らぶらぶ」の気配を感じる。 あと少し待って…限界まで溜めて。突入だ。]
(298) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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でも、はなし。 君は自分の事、ファム・ファタールかもって言ったけどさ……
[喩え面倒事のきっかけが彼女でも]
そりゃ、史実のそれに属する人の末路は大抵救われないけどさ。 そんなのは御伽噺だけで十分だよ。
(299) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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− 白い闇は駆ける −
[太陽が昇らぬ闇に打ち上げられた光>>20に気付いて 白灰の闇の中、白馬は脚を止めた]
優しい者がいるようだな。 闇に留まり過ぎると弱い者は狂うからな。
[創生し直すと決めたセカイではあるが、無闇に破壊され 傷付く者が増える事は良しとはしない。 叶うなら知らぬ間に運命を閉じさせてあげたいと 思う程度の慈悲は残っていた]
それにしても…異様な程、異能が満ち溢れているな。
[これだけ異能の力が溢れればセカイは歪んでも仕方ない。 そう納得すればソラで戦いの気配を感じれば眉を顰める。 黒《ノワール》お姉さまの気配を感じたからだ]
(300) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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何処の愚か者だ?
[黒《ノワール》お姉さまが敗北する等、想像すらした事も無い為 不機嫌な理由は単純に黒《ノワール》お姉さまに刃を向けた者が いると言うそれだけ。 その相手が彗星の1人だとは流石に知らぬまま、 何処へ向かうべきかと暫し悩む]
(301) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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……やめてよ。
[さっき(>>281)といい、いまといい]
……そんなこと、言われたら。 私だって救われるかもって、期待しちゃうから……、
(302) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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どうして、君が救われちゃいけないの?
[少しだけ、背をかがめて。 下から覗きこむように、笑う。]
ほら、行こう、ホリー。 何処から、何から手をつけていいのかはさっぱり検討もつかないけどさ。
(303) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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[>>295 巫女が去る。狙うなら、今しかない。]
いっくわよォォォ……!!
追加減力塊《エクストラバッテリー》追加ァ!!
魂泉エネルギー充填…… 250%ォォォ!!
[バチチッ! 機銃から、魂の力が溢れ出る。 遥か未来の研究では理論上、魂は機械の原動力となり得る。 その力は収束し、銃口に巨大な熱の球を作り上げて…]
(304) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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バ ク ハ ツ しぃぃやがれェェェェェェェェエ!!!
――― bullet-ε《バレット憧プシロン》!!!
爆 壊 弾 《explosion》 ッ ッ !! ―――
[突如として 銃口から放たれるのは、 魂泉の晶《ゲムマ・セノーテ》の力が増幅させた、爆発のエネルギー。
爆炎の嵐が、標的を仲間もろとも呑み込まんと。]
(305) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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――……だって、ベネット。 私は――私は、災厄の因子≪カラミティ・エンブリオ≫だから。
[その事実を、告げて]
(306) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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でも――あなたが、それでもいいなら。
それでも、救ってくれるなら……、
[行こう、という言葉に。頷いて]
うん――ありがとう。
(307) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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ッ!? ホリー、あぶな……!!!
[突然の大声。 驚いて顔を上げるのと、ホリーを庇うように立ち塞がるのは同時で―――]
(308) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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[爆裂]
(309) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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[悩む内に黒《ノワール》お姉さまの気配は場所を変えたようだった。 黒《ノワール》お姉さまがそこにいないのなら用は無い。 例え愚か者がこちらに用があったとしても、 私に用は無いのだから興味を思い出したら 会いに行くかもしれない程度。今はまだ]
それより書を探さないと…。
[S がまだ付近にいるなら覚えが無いか尋ねてみる為に 駆けようとした矢先]
(310) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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―――――…………やれやれ……まだ、"彼ら"に死なれては困るんだ……
[小さな溜息。 軽く掲げた手の先、薄く張られる光の膜。]
ちょっと、おいたが過ぎたようだね? 双鎖官。
………いや
(311) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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[目の前で吹き飛んだ肉体――]
えっ――……、
[――双鎖官の片割れ、嗤う漆黒≪ジェノサイド・メーカー≫ことナユタは。 宿命の少女≪ヒロイックエターナル≫たるホリーを抹消≪デリート≫するつもりはなかった(>>214)。
――それはおそらく、それがもたらす結果を知っていたからではなかろうか。 かつて、彼女の実の両親が、彼女を"殺せなかった"(>>1:331)理由を――……]
――……あ、ぐ……?
[ベネットの被弾、爆裂――その衝撃は、ホリー・ウェーズリーをも瀕死に追いやったが]
(312) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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裏世界の三位一体女神《ロストワールド・トリニティ》
違うな。 君は、正確にはその準、だね。
[先ほどまでのお人よしの学生とは、まったくの別人。]
ともかく、"私"は表舞台に出る気はなかったというのに…… 困った子だ。
(313) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 23時半頃
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…………?
[立ち去る巫女を、【トレイル】は怪訝な眼差しで見送って]
でも、ホリー……、……あ。
[見やった二人の様子に、察する ああ、これ、お邪魔虫ってヤツだ さて、どうしよう。空気を読んで、視線を……]
(314) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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…………?
炎の、臭い……?
[自分の知らない“炎”の気配に 犬は、周囲に目をやって]
――――ご主人! ホリー! 危ない!!!!!
[>>305爆煙に、爆風で相殺せんとして]
(315) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 23時半頃
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――――あれっ。
…………“主人《マスター》”!!!
[>>309>>311>>313炸裂した光に 《主君》の帰還を悟り。尻尾を振った]
(316) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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あぁ、久しぶりだね、ケルベロス。 真ん中の君は相変わらずの阿呆で安心したよ。
[尻尾をぶんぶん振る犬にさりげなく酷い事を言う。 其処は、あまり変わりがないようだ。]
悪いけど、"私"は表舞台から引いた身だからね。 暫くしたらまた戻るよ。この身体はこの子のものだし。 不正大好きな彼と裏世界でのんびりしていたかったのだけど…仕方ない。
[ゆったりとした苦笑。 まるで、先ほどの攻撃などなかったかのように。]
(317) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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くけけけけけけけええっ!!
悪≪罪≫を悪≪罪≫と裁定するモノ。 それがてめえだけの価値観に基づく正義だと気づかねぇ。
まだまだ若いですなぁああ、弟≪ブラザー≫よぉおおおお!!!
父を、兄を、ひよっこが超えられると思うなぁああああ!!??
(318) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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我ェぇ、アイザック≪不正≫を次ぐ者也ぃいい!!
全て≪∀≫を不正≪i≫で満たすときぃい!
世界は我が手の中に落ちるぅううっ!!!
[ブラックホールが形成した巨大な剣刃は虚無の軌跡を描く。 斜めに、十字に。そして刺突。 悪の象徴の仕掛けを弄ると、ブラックホールは更に強大な影響力を帯び。
辺りの空間や光を、何もかも纏めて消滅させる。真空へ流れ込む空気が、...の身体を中空に浮かせる]
(319) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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BHS フォードレス・エビル・インパクトォォオオ!!!
[真空へ流れ込む風が、悪を空に巻き上げる。 正義と悪は、どちらとも無く、空高く舞い上がり。
全て≪∀≫を飲み込む悪の波動は、ブラックホールを射出した。
それは、悪の象徴、アイザックのシンボルの形に切り刻まれたブラックホール!!]
(320) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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ひっっひゃぁああああああああああああああ!!!!!!
[断罪の刃が、虚空の悪と激突する!!
真紅の正義、概念武装。堕ちた鳳凰の翼が虚空を襲う! その正義たるや、ビッグバンと同格、いや或いは! 拮抗していると言う事がその威力たるやの象徴である様に。
嗤う。悪は嗤う。命を賭した殺し合いの恍惚に、嗤う!]
(321) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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[ゴ ッ ォ ――… … …]
わりぃな…… 俺サマに勝てるなんざ。 十億年は――
[やがて、力の激突、唸る炎と闇と虚空は鳴りを潜め。 悪は確信していた。首目掛けて堕ちる断罪のギロチン。 然し、これはブラックホール。最強にして禁断のテクノロジー。
悪に、正義まがいなどが勝てる訳が――]
(322) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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――――…ぎゃははは……は……ハ???
[その時だ。堕天鳳凰の、正義の処刑刃が首からそれて。 ...の心臓を深々と断罪(えぐっ)たのは]
(323) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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[――爆裂の衝撃波で吹き飛んで。 爆風に腹腔を破られ、壁に叩き付けられた小さな身体は。
ハラワタと共にぞるりと這い出た光の茨が、なにもかもなかったように]
(324) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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グギャァアアアアアアアッッ!!???
[見よ、悪は正義の名の下に、必ず滅びる! 正義の刃には、勝てぬ物など存在しないのだ]
バカ…なぁああっ…… この力は、闇巫女の…あ、あ、それだ、けじゃねぇなぁぁああ…
げふっ が はぁああっ!!
[それを証明する様に、断罪の刃を心臓に受けた悪は 血反吐を撒き散らし、仰向けに倒れながらびくびくと痙攣を繰り返す]
(325) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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オヤジ……こいつに≪アレ≫を施してやがったかぁあぁあ!? てめぇに欠陥秘法とまで呼ばせた、≪実験手術≫をぉおお!!
[断末魔の様に悪は叫ぶ、彼、ジェイクの力の深遠を理解したからだ。 だがもう遅い。すべての決着は正義の名の下についている]
(326) 2014/05/17(Sat) 23時半頃
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