266 冷たい校舎村7
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──回想:繁華街──
[ バイトを決めるにあたって、 一番に重要視したのは終了時間だった。 飲食関係がいい理由は、賄い及び廃棄品目当てだ。
幾つか候補を立て、 少ない貯金を握りしめ見学がてら店に行った日が懐かしい。 あまり規模が大きなところではないほうがいい。 商店街にあるうどん屋>>0:488、駅前の小洒落たカフェ。 他にも検討したけれど、繁華街にあるパン屋を選んだ。 うどんは持ち運びに適さないし、 カフェは仕事内容と時給が釣り合ってると思えなかった。 なお、良い点を書き加えるとするならば、 なめこうどんとランチプレートは美味しかった。
パン屋は客層があまり良いとは言えない点を除き、 文句の一つもなかった。 バイトをし始めて、もう早3年目となる。 ]
(292) 2019/06/09(Sun) 00時半頃
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[ その日も、ただ繁華街を歩いていた。 三年も通っていれば、 補導されそうなポイントは解ってくる。 堂々と制服で道を往けば、目が留まる。 制服から私服に着替えたその人は、>>57 常と雰囲気が違っていたけれども誰かは解った。 隣にいる人物だって、勿論。 葉子と学年主任の組み合わせに、 おやと言わんばかりに眉をあげた。 ]
(293) 2019/06/09(Sun) 00時半頃
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[ バイト先は繁華街の大通りの外れ。 そこから一本裏の通りに入れば、 いわゆる、“そういう”ホテルが立ち並ぶ。 互いに求め、 もしくは片方だけが求める二人組のための 部屋が縦にも横にも並ぶ。
詮索する趣味はない。 ただ。 学年主任の腕を肩に回されている葉子の顔は、 どうにも浮かないように見えた。 余計な御節介かもしれないけれど、 ]
……──こんばんは。
[ わざと擦れ違うように歩いて。 二人になんでもないように声をかける。 そして。そのまま歩き去ってゆくのだ。 ]*
(294) 2019/06/09(Sun) 00時半頃
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―― 回想/文化祭準備中・轟木と ――
残念ながら服のサイズにふつうというものはないんだなぁー。 そんななんかのゲームの難易度みたいなの。
[察しがよくて助かったなぁ、とは思ったが、>>221 肝心の答えは適当極まりなかったので、結局裁縫箱の中からメジャーを取り出すにいたる。 いつものテンションより何割かは確実に増していた。
完成したブツを見せたのはそれから数日後。 轟木がゾンビ服を着た時の想像図は頭の中にあるものの、 着替え終わった彼を実際見れば思わず感嘆の声を漏らした。 想像図通りである。やったね]
(295) 2019/06/09(Sun) 00時半頃
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そうだよー。
[頷く。>>222 相原に2割手伝ってもらったことは己の名誉のために伏せておいた]
ま……ぼちぼち、かな。 んん? 悪くないってどういう意味かな? ひょっとして褒めてくれてる……?
[褒められて悪い気分などするわけもない。 轟木の中でのイロハの印象がある意味ランクアップしたとは知らず、 照れたように視線を明後日の方へと向ける]
いやでも本職に比べればまだまだよあたしなんて…… 大学入ったらちゃんと服の勉強もして、いろいろ作ってみたいけどねぇ。
[将来の展望を語るイロハの表情に曇りはなかった]
(296) 2019/06/09(Sun) 00時半頃
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あとは顔だけか……今のままでも迫力あるけど、 もう一押しって感じだもんねぇ。
[さらっと失礼じみたことを言いつつ。 蛭野の手による口裂けゾンビメイクの出来栄えに、 だいぶ迫真の悲鳴をあげてしまったのはまた、別の日の話*]
(297) 2019/06/09(Sun) 00時半頃
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――寂しい教室で――
[しんしんと降りつむ雪を見つめている。 教壇に座り込んで、 靴下を脱いだ足を広げて、 指先を広げて。
空調は効いていても、 どこかひんやりした空気に小首をかしげ、 しんしんと降りつむ雪を見つめている。]
(298) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[いまだ教室に残っている相原を真似して 参考書をめくってみようかな、と思ったけれど めんどくささが勝って動かないまま。
ふと――…… 机と椅子の足が林のように見える、 その隙間に、赤い紐を見た気がして 思わずそれを引き寄せた。
手に取ればそれは誰かが置いていった エナメルの鞄の肩掛け部分だ。 ため息をついてそれを落とす。
こんなところにいるはずもない。]
(299) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[……嫌なことを考えたな、と首を振って 俺は立ち上がる。 宇井野の本の記述が本当なら、 ここは誰かの頭の中なのだろう。 だったら、早く出なければ。]
(300) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[はやく、―――――きゃならない。]
(301) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[俺はまたふらり、と教室の外に歩きだす。 向かう先は階下。
けれど昇降口に向かうわけでもなく、 ふらり、とあても無く**]
(302) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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―― 回想 / バイト ――
[高校1年の、春だった]
いらっしゃいま、せ。
[その日もうどん屋に立ち、客の相手をする。 と、見知った顔がそこにいて>>292 俺の表情は凍ったのだった]
……田所。
[教室での余裕めいた笑みは鳴りを潜め、 若干ぎこちない動作で水を運ぶ]
(303) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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なめこうどんですね。 承知いたしました。
[注文を取って、それから しげしげと田所の目を見つめて]
ここに俺がいたこと、 あまり言わないでほしい。 隠しているわけじゃないんだけど。
[そうお願いをしたことだろう]
(304) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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……バイト? うちにあまり賄いとか期待しない方がいいかな。 あまり廃棄とか出る場所じゃないし。
(305) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[級友と一緒に働くだなんて、考えられないだろう。 だから俺は、必死に彼女にそう伝えたんだ]*
(306) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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―― 回想/文化祭準備中・蛭野と ――
わぁ。なんか哲学してるみたい。 でも、……なるほどね。普通か。
[つい軽口を叩いてしまってから、>>247 ゾンビだけの世界に思いを巡らせて、頷いた。 人間が残らなくてみんなゾンビになっちゃえば、 おかしいっていう人はひとりもいなくなるし、 ゾンビと戦うアクションものみたいなことは起こらない。
……おかしいっていう人がいなくなれば、 裏だったものが表になる。 なんだかあれみたいだ。表裏を一回だけひねって端を繋げた輪]
(307) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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[ようやくと、蛭野が落ち着いた微笑みを見せたので、>>248 胸にたまっていたものを吐き出すようにイロハは長い息を吐いた。 そうしてひとつリクエストをする。 承諾の言葉が返ってきたから、かろやかに笑って]
……わかった。楽しみにしてる。*
(308) 2019/06/09(Sun) 01時頃
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今も覚えてる。哲学みたいな話。 もし、おかしい なんてくくりがなかったら、 今とは違う生き方ができたのかな。
君のお姉さんも。 あたしのお母さんも。**
(309) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[ 鳶が鷹を生む。 ことわざを知ったとき、自分のことだ。と思った。 ]
(310) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[ しかし鷹は、井の中の蛙であった。 入学試験は主席ではない上に、 初めて定期テストの結果が張り出された日は、 上には上がいるのだと実感した日でもある。
どのように呼ばれようとも、 比喩されるものが鷹だろうと、蛙だろうと、 田所怜奈は田所怜奈でしかなかった。 ]
(311) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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──回想:バイト検討──
[ 思い立って学校帰りに寄ったうどん屋は 通いやすさもひとつ良い点としてあげられる。>>253 席に備え付けられたメニューを広げていれば、 ふいに名を呼ばれて顔をあげた。
まさかそこに首位入学者がうどん屋に、 百歩譲って客としてではなくて、 店員として存在していたことに驚いた。 でも首位だろうとバイトくらいはするのだろう。 ]
奇遇だね。
[ メニューのひとつを指さして、 なめこうどんを注文した。 ]
(312) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[ 注文を伝票に書きつけるなどの作業を見つつ、 はやく裏にいかないのだろうか、とも思う。>>304 ]
……うん? うん。 隠しているわけではないけど、言わないでほしい。 いいよ。言わないでおく。
[ 悟の言葉を復唱し、了承する。 願い事を一蹴するほど、嫌がらせをしたいわけでもなく、 特別このことを話したいと思う相手もいない故に。 ]
(313) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[ その後、運ばれたうどんに舌鼓を打つ。 気に入った。
帰り際、会計の最中に悟へとバイトの打診をするも、 返された言葉に首をかしげる。>>305 ]
そう。 じゃあ、何がよくて高本は働いてるの?
[ 今後のバイト選びの参考になるかと思って、 まさか実家だとは思いもよらずに質問を放った。 それが、二年と半年以上前の事。 ]*
(314) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[静かな中、時折紛れ込む不協和音。 何かを引っ掻くような音や 心音が紛れ込むおどろおどろしい曲。
その話>>250になった途端、 紫苑は表情を緩ませる。]
やだなぁ、それ。 絶対怖いじゃん。
[お化け屋敷で作った音響は 全て紫苑の自作で、 けれど、それは誰にも内緒だった。]
(315) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[「ガチすぎて引くわ」 佐藤さんが別れ際そう吐き捨てたお陰で、 紫苑はまたひとつ賢くなった。
なるほど、こういう趣味は 隠した方が良いらしい。勉強になる。
それでも、作ったものを 褒められて嬉しくならない訳が無い。 自信作だった。あの演出は。]
振り向いた轟木くんが 口裂けゾンビになってたりしても嫌だな。
そうなったら、一人で逃げるよ、俺。
[その頃には、そんな軽口が叩けるくらいには 調子を取り戻していた。]
(316) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[けれど、それも少しの間だけのこと。]
え、あ、ちょっと!
[ひょいとイヤホンを奪われる。>>251 咄嗟に伸ばした手は空を切って、 片方だけのイヤホンは 彼の耳に収まっただろう。]
(317) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[イヤホンからは、 周波数が合わないラジオのような 雑音が聞こえてくるだけだ。]
(318) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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[けれど、それは、今の紫苑にとって はるちゃんと自分を繋ぐ数少ない糸でもあった。]
っ、返して!
[紫苑は乱暴にイヤホンを奪い返す。 き、と轟木を睨みつけて、 はぁ、とため息を吐いた。
少しだけ、青ざめたような顔をして。]
(319) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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……みょんみょんの曲、 聴こうと思ったんだよ。 ほら、こんなに静かだと不気味でしょ?
[流行りの歌手の名前を挙げる。 目線を轟木から逸らしたままに、 紫苑はかつかつと校舎裏に続く扉に歩み寄る。
結果はやっぱり昇降口の方と同じで、 ビクともしない扉を 紫苑は少し苛立たしげに叩いた。
どん、と鈍い音がした。*]
(320) 2019/06/09(Sun) 01時半頃
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──回想:小さいころ──
[ 名前を呼ぶたび、名前を呼ばれるたび、>>0:668 お互いの絆が深まった気がしていた。 自分の家とは両親も、家も、何もかも違った。 けれど、それ以上におともだちになれて 自分が拒絶されなくて、手を差し伸べてくれた。
当時のフータ少年にとって、 けんちゃんと遊ぶ時間は支えだったのだ。
同時にけんちゃんという唯一の友人を 失ってしまいたくないという一心で、 贈り物をしていたなんて知られてしまったら 打算的だと思われてしまっただろうか?
ううん、えがおが見たいのだって本当の理由だよ ]
(321) 2019/06/09(Sun) 02時頃
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