122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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―― 此レヨリ、悪《葬鎖》を執行スル ――
(267) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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ねえ、貴方。
彼女がはぐれたと言うから連れて来たけれど。 ……任せても、大丈夫?
[どうにも覇気が無い気がしていた。 まあ、今まで闇巫女の会ってた連中があれなだけかもしれないが。]
妙な連中もうろついてるわ。 気をつけて。
(268) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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……うん。 とうさんが嫌いなわけじゃないし……そうね、できるといいな。
[ふっと、苦笑気味に頷いて]
ん……強くなんてないわ、私。 ほんとに……私なんて、全然……、
[――戦闘力、だけのことじゃない。
未知に放り込まれて。 ベネットは、友人を救った。私は、何も出来なかった]
――……あなたのほうが、よほど強い。
[自嘲と嘆息]
(269) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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[そこまで言ってからトレイルの方を見やり。 ペットと言うと怒り出したのを思い出しながら。]
まあ、こんな……番犬と言うか猟犬と言うか。 ともかく、ここまでの使い魔を連れてるのであればある程度は大丈夫なのでしょうけれどね。
(270) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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[>>86 傍らの親友が起き上がったことに、まずは安堵する。
……安堵してどうするというというのか。 >>88 彼女が改めて説明した内容は、なんら変わらず私を苛む。彼女の私への気遣い。親しみ。それすらも、今は。
けれど、事実は彼女に伝えなければならない。何処かに連絡したらしい彼女が戻って来たら、意を決して口を開く]
(271) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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……アイリス、あのね。 私は…………L.I.F.E、の、一員なの……。
[目を伏せながら、苦しそうに言う。
それだけ。それだけ説明すれば、わかるはずだと。
ああ、守るべき日常は、どこに行ってしまったのだろう ]
(272) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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あぁ、ちょっと疲れただけなんで気にしないでください……
[主に貴方みたいな連中のおかげです。 ともかく、ホリーに向き直って]
ホリー……?
[ぱちり、と瞬き一つ。 なんとなく、その手を伸ばして]
(273) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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そんなことないよ。 君は、俺をあの男の攻撃から護ってくれたり、隙を作ってくれたりしただろ?
俺が今までなんとかできてたのは、君のおかげだよ。
[くしゃり、と頭をなでてみた。]
(274) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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あら、それは良くないわ。
疲れなくなるような薬。 なんだったら用意してあげましょうか?
[聞き様によっては麻薬の売人のようですらあった。 勿論、彼が望めば本当に薬を渡すのだが。]
(275) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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お断りします。
[そんな怪しい売り文句で買う気は起きない。]
(276) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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[――父のように、巫女のように。頭を撫でる、暖かい掌に]
……ねえ、ベネット。
[涙を堪えながら。少年の胸に頭を預けるように、俯いて]
――……もし、もしね……? 私が、世界を滅ぼす化け物になったら――……あなたが殺してくれる?
[視てしまった未来のひとつ(>>1:501)に――彼なら、止めてくれるだろうと]
(277) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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……そうね、貴方はそれで良いのかもね。
ちょっと偉そうに聞こえるかもしれないけれど。 ホリーの事は任せたわ。
お父様があれだから、彼氏としては大変かもしれないけれど……ね。
[そう言って微笑むと、ホリーにも笑いかけた。]
それじゃ、あたしはそろそろ行くわ。
(278) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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貴方も、元気でね。 可愛いわんこさん?
[そう言って触れる振りをして。 左の首に魔力を介してメッセージを送る。
『貴方のご主人が巻き込まれないよう、違うタイミングで遊びましょうね』と]
(279) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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なぁに?
[緩く首を傾げながら、少々ぎこちない手つきで頭を撫でる。
零された問いに、一瞬だけ目を見張り]
……うぅん。それはできない。 殺さないよ。
もし、俺がそれをどうにかできるのなら―――
(280) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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俺は、君ごと世界を救うから。
[そんな事、本当にできるかどうかはわからないけれど。
ちょっと不安そうな女の子の前でくらい、格好付けたっていいじゃないか。]
(281) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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って、あ、はい。 わかりまし……か、彼氏って別にそんなじゃ……!!
[あ、でもあのおっかなそうな父親はちょっと勘弁願いたい。]
(282) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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あら、頼もしいわね。
セカイを救う為の力。 欲しくなったらいつでもあたしを呼びなさい?
これを持って、ね。
[強引にブレスレットを握らせた。 瑠璃世界《ラピスラズリ・ワールド》と呼ばれるそれは彼女に繋がる以外にも別の効果を持っていた。]
ある程度だけど、キミへの攻撃を防いでくれるわ。 彼女を守るのならば、それぐらいは必要でしょう?
(283) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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[現れた面々をとっくりと眺め。 一人は、明らかに強い闇のオーラを纏った巫女。 あれが、相棒の言う新しい《ターゲット》とは、つゆ知らず。]
あの女、船の中の奴に似てる……?
[ただし、性質は逆のようであったが。 そうして、もう一人の少女に目をやり息を飲む。]
! あっ あっちは取り巻きの!
[床を操作し、傀儡を邪魔した女。 先程の裁定者の事を思い出し、ぎりりと歯を噛む。]
(284) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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え、……、ぁ……?
[目を見開いて――開いたら、堪えた雫が落ちて]
ベネット……、 ……あなたって、ほんと……ばかね。
[ふるり、首を振る]
こんな面倒に巻き込まれて……、 逢って一日の相手を救おうだなんて……、
[それでも、あんまりのおかしさに、笑顔は戻ったけれど]
(285) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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[ベネットにとって幸福だった事。 それは生命の書《アカシックレコード》にまだヨーランダは気が付いていない事。
気づいて居たならば、こんな和やかな会話をする事もなく。殺してでも強奪しただろうから。]
照れない照れない。
お似合いよ、貴方達。
[そんな和やかな事を言っていた。 ケルベロスを連れているだけの好青年と思っているが故に。]
(286) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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――そこは否定するのね。まあ、そうだけど。
[泣き笑いで、ベネットの言葉(>>282)を流して――]
――……ええ、ヨーランダさん。
[手の甲で、目元を拭って]
その、なんといっていいか……お世話になりました。 父と仲直りできたら、いずれ、ご挨拶に伺います。
[去ろうとする闇巫女に、そう]
(287) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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わんこじゃないもん、今は【トレイル】だもん!
[むぅ、と頬を膨らませつつも 巫女の手拒まず、微かに瞼を伏せる
>>279触れる手に、火傷への忠告もさせぬまま。左の首は、瞬きを返す
其所で死ぬような肉体など、主君《マスター》とは呼ばない 言外。一瞬の思念は、伝わったかどうか]
(288) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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えっ、あっ、はい……? もう……茶化さないでくださいよ……
[強制的に握らされたブレスレットに目を白黒させつつも、返す事は多分無理だと悟る。 ともかく、ホリーの頬を伝う雫を掬いながら]
面倒は、こいつに逢ってからだし…… 其処まで頼られて、悪い気はしないよ。
(289) 2014/05/17(Sat) 22時半頃
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存在自体が悪≪罪≫であるお前が 俺の前に現れた事が罪だと言ったんだ―――…
[>>266取り出す武器の威力は、先程目に焼き付けている。 >>184SO−BHS ―――触れるものみな消滅させるブラックホール。
ふざけたものを創ったものだ、と舌打ちする。 ならばやられる前に―――処刑る]
(290) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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纏え正義≪ジャスティス≫
闇を掻き消す程に強く
揺るがぬ刃となりて、罪人を裁かん――――……
[ゴォ ォ ォ ォ ]
[男を取り巻く闇は、うねりを増して 殺戮人形《キリングドール》に集まり――
次に、人形の目の前にあるのは大鎌の柄。]
(291) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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[ヒュ ォ ォ ォ ]
[闇は形を成し彼女の眼前に集う。 大鎌の柄、その先に彼女は降り立った。
そして――――空に舞う]
(292) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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――――……断罪の刃《デス・パニッシャー》
[彼女の手に現れるは一振りの剣。 それは本来彼女に組み込まれた装備ではない。 闇巫女より与えられた、概念武装。 まるで血の様な、或いは炎のような真紅の刀身。 堕天鳳凰《フォールン・フェニックス》と銘を与えられたそれは 彼女の意思を反映しその様相を変化させる。
邪悪《敵》へと向かい、落ちながら振り下ろす刃は 彼女の身の丈ほども近くなり、それはまるで 悪を断ずる処刑刃《ギロチン》のようでもあった]
(293) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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そうね。 その時はゆっくりとお話しましょうね。
あ、何かあったらいつでも呼んで構わないからね?
[ホリーにはそう微笑んで返す。 彼女と、彼女の父と。 それからベネットとトレイルも混ざってのお茶会なんて楽しそうだけどと。]
(294) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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[火傷を負う事も無く。 伝わってきた思念は、なるほど“彼”らしいものだった。]
それじゃ、ベネットにトレイル。 また会いましょうね。
[2人へもそう告げると。 止められなければそのまま鳥に乗り込んで。
彼女は天へと去っていくのだった。]
(295) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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[ゴ ッ…… ゴ ゴ ォォ―――]
[唸るは炎。 響くは闇。
>>293堕天鳳凰《フォールン・フェニックス》の刃は 罪人の首を目掛けて一直線に――――堕ちる!!]
(296) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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