135 赤い月夜の吸血鬼
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ロビンに3人が投票した。
ラルフに1人が投票した。
オスカーに2人が投票した。
カリュクスに3人が投票した。
ロビンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ヴェスパタイン、ホレーショー、ジリヤ、鬼丞、ラルフ、オスカー、メアリー、カリュクスの8名。
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[頑張った。自分で自分を褒めてやりたい。 猫用にチーズを用意し、近くまで運んだときそう思った。 可愛らしくチーズを強請る声に、あのネズミは襲われていないだろうと安心もした。 きっと何処かにかくれているのだろう。
幻の城でお茶や酒、それにあわせたものを用意する。 元からこの城の執事として働いていたかのような錯覚を覚え始めていた。]
(0) 2014/10/13(Mon) 01時頃
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―食堂 幻の城が重なった一瞬―
[不可思議な感覚に呑まれている刹那的な時間 食堂の其処此処に濃く浮上した幻影のような物の中で 女性がやけに明るく手を振っている姿が見えた。
反射的に手を振り返そうと思ったが、 片手を持ち上げたところで 再び揺らめき世界は元の様相に近付いた。
赤き月夜と血の呪いのせいか 完全に消え失せたりはしなかったけれど。
短い接続の間に “あちら”に伝えられたものと言えば、 上げた右の手首で揺れた腕輪の音色と ピッパに向けた間抜けに驚いた表情だけ。*]
(1) 2014/10/13(Mon) 01時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 01時半頃
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[ふと、窓の外を見る。 やはり、月は満ちない。つまりまだ、所謂"悪夢"は続くだろう。 変わらない夜に、皆辟易しているのだろう。その証拠に、諍いが何度も起きている。
はぁ。
少しだけ、思考が止まる。 事は深刻だ。だから早急に、答えを探しに行く必要があるかもしれない。
――だが、実はもう一つ気になることもあるのだが。]
(2) 2014/10/13(Mon) 01時半頃
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[顎まで伝った赤いものに気付かず。 ホレーショーを見つめ、 満たされた心地の中、まとまらなかった疑問をようやく言葉にする]
俺、ずっと気になっていたんです。
貴方が言っていた、 あのもうひとつの世界の、黒い棺に辿り着くことを望む、ということ。
……何故それは、俺以外の誰か、なんですか。 理由を教えて欲しいんです。
[声には、どこか切実さが滲んでいた]
(3) 2014/10/13(Mon) 02時頃
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……。
[そして、どのタイミングだったか。 頭に直接響くような、冷静で落ち着いた男性の声に目を瞬かせる。 一瞬驚いた。 でもすぐに、同じ吸血鬼である彼だと分かり、 こちらも音にはならない声で返そうと]
(4) 2014/10/13(Mon) 02時頃
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今……何か 見えたような ?
[薄らいだ揺らぎを見つめていた目を瞬かせ 改めて椅子のひとつに掛けて カップの縁に唇を寄せた。
幻覚だろうか 揺らぎの中に 見覚えのある淑女の姿が在った気がして カップを持つ右手首を逆の手で軽く撫でた。]
(5) 2014/10/13(Mon) 02時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 02時頃
オスカーは、玄関扉の古い文を、たどたどしく諳んじた**
2014/10/13(Mon) 03時頃
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[ふぅ、と一つため息。おもむろに見取り図を仕舞うと。 食堂のジリヤとカリュクスに向けて。]
ちょっと、また散策に行ってきます。 一人で、調べたい物があるので。 ミルクティー、ごちそうさまでした。
[そういう名目で、彼女らと別れを告げた。 他に侵入する人物がいなければ、食堂はジリヤとカリュクス、二人きりになるだろう。]
(6) 2014/10/13(Mon) 03時頃
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―食堂→2階礼拝堂― [向かう先は、サミュエルと通った2階の礼拝堂。 ここで、しばし人を待つ。**]
(7) 2014/10/13(Mon) 03時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 03時頃
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[ベッドに長々と寝そべってぼやけた息を吐く]
……そうだな…
[手を伸ばしてオスカーの顎を拭った]
めんどくさい事情は省くと、 つまり…お前は俺のものだから
(8) 2014/10/13(Mon) 07時半頃
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[省き過ぎた。 少し考えるような間をおいて、]
眠り姫だって、 呪いの途中で勝手に起き出したら童話にならんだろ
俺は自分では起きられないし、 「ホレーショー」も棺を開けられない。みたいな話
外から来た者が必要なんだ
(9) 2014/10/13(Mon) 08時半頃
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[肩を竦める]
…要するに、俺に近過ぎる「オスカー」も棺を開けないってだけわかればいいのさ
まだ「ホレーショー」があるから時間はある お前の心が移ろう猶予も。だからこの話は今はまだ気にしなくていい
(10) 2014/10/13(Mon) 09時頃
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……
[顔を上げた。 誰かがどこか、城の窓から外へ出る気配>>5:185]
ああ…でも、そうだな
もう、これ以上は俺の腹が減り過ぎて、…
[幻の城の外では、実体でなければ出来ないことは多い。 たとえば、誰かと血をやりとりするとか。 城の領域の外へ出るとか]
もうやめるか…
[呟いた「ホレーショー」はその場から消えた*]
(11) 2014/10/13(Mon) 10時半頃
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[それきり、城のどこにもその姿は現れない]
―二階・礼拝堂―
[ビシ、と、ステンドグラスに皹が入った。 外から突き破られるように厚い硝子が割れ、礼拝堂内に赤い月光が注ぐ。
ステンドグラスの下へ飛び散った色硝子に交じり、無数の黒い硝子の破片も積もっていた。 どこからか降ったのは、砕けた蜻蛉の意匠]
(12) 2014/10/13(Mon) 11時頃
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[ぼーっとしたままあれは夢だったのだろうか、と考える ラルフの姿>>5:178を見つけたのはそんなときだったか。無意識のまま小さく頭を下げる
ラルフのことを気にするでもなく、そのまま放心していると、今度はジリヤが食堂へと入ってくる>>5:182]
…あ…えっと…た、ただいま……
[帰ってきたのか、帰らされたのか、どうなのか。それはわからなかったが でも本当にミルクティーを用意して待っていてくれたことに、帰る気がなかったことに対する罪悪感を覚えながら、急に現れたことを不審がられないといいなと思った]
……あ、ありがとうございます…
[渡されたミルクティーにゆっくり手を伸ばして口へと運ぶ その暖かさは、ゆっくり体を満たす。甘くて優しい味がして。ジリヤの心のようだな、なんて思った]
(13) 2014/10/13(Mon) 12時半頃
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…あ…はい… …いってらっしゃい…
[相変わらずぼんやりした意識のままミルクティーを啜っていると、席を立ったラルフの声>>6が聞こえて。それを見送る 彼が何を考えているかは知らぬまま]
………………………
[ジリヤと二人きりになった食堂。なんだか重苦しい空気が流れている気がして内心焦る 何を話そうか、と考えているとひとつ思い浮かんだことがあった]
…あ、あの…… …そ、その…さっき銃の音が聞こえましたけど…っ… だ、大丈夫でしたか…?
[ここに来る前ずっと気になっていたことを尋ねた**]
(14) 2014/10/13(Mon) 13時頃
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―食堂―
[ラルフが席を立っても(>>6)食堂内はやけに賑やかで、 夢と現が重なったような二重世界の残滓に加わって どこかから音楽まで聞こえる。
舌を慰める程度の存在でしかないミルクティーは まだ空には程遠いカップを受け皿に戻した。
愛しんでいたはずの甘さが 渇きを煽るだけの物と成り果てた事を実感して、 編んだ髪の下へ差し入れた指先で“傷口”に触れた。]
…城主の部屋では 何かおもしろい物を 見られた?
[好奇心は満たされたのかと訊ねながら、 せっかくならお菓子も添えればよかったと思い付き。
「少し待ってて」と声をかけてから厨房へ下がり、 すぐに、少女が好みそうな菓子を選り戻る。]
(15) 2014/10/13(Mon) 13時頃
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―5号室―
[顎を拭われ、恥ずかしくなる。 “ホレーショー”の前の自分は本当に子供そのものだった。 だからというわけではないが、 彼が説明してくれる間は、真面目な顔を崩さずに]
……。
[答えをすべて理解できたわけではない。 でも、ふわふわしていた予想に、芯が生まれたような。 そんな心地がした]
ホレーショー様が、眠り姫。
[そこでだけ、復唱。 思わず無邪気に笑ってしまったのは相当失礼だった]
(16) 2014/10/13(Mon) 13時頃
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[席を立つ前に受けた銃声についての質問には、 「暴発した銃による事故だったわ」と偽りの斯々然々。 怪我人は居らずもう銃は放たれないとも それに続けて言い添えていた。]
持って戻った菓子類は広い卓の上、少女の前に。 チョコレートにビスケット クッキー ギモーヴ カスタードタルト。]
焼きたてのスコーンがあれば 完璧だけど それは またの機会にしましょうか
[彼女の向かいに掛けたジリヤは 明けぬ赤い夜という異常を忘れたように 或いは忘れようとするかのように 笑みを浮かべて、楽しげに振る舞った。]
(17) 2014/10/13(Mon) 13時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 13時頃
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[彼が、今はまだ気にしなくていいと>>10 言うのなら、その通りなのだろう。 素直にまた頷き、与えられた言葉をきちんと記憶していく]
えっ、
[瞬間、“ホレーショー”の姿は幻だったかのように掻き消える。 この部屋のどこにも、気配の残滓すらない。 影はどうだったのだろう。 結局届かないままだった手が、ぱたりとシーツに落ちる。
もう“ホレーショー”には会えないような。 そんな予感が胸を過ぎった]
(18) 2014/10/13(Mon) 13時半頃
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な、なんだ?
[突如、向かいの礼拝堂から響く音>>12。 硝子が割れた? そうだ、待ち合わせた人は、もうそこに居るのではないか。 慌てて部屋を飛び出す。 何があったのか分からない。 でも礼拝堂の扉に躊躇いなく手をかけ、押し開いた*]
(19) 2014/10/13(Mon) 14時頃
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―屋上―
[月射す空中の庭。 東の空に、まだ朝を告げる紅の光はない]
[置かれた盃>>5:161の液面に、波紋が滴った。 甘やかな花蜜の薫は、薔薇と撫子。けれど今は、鬼丞の背で盃を献ずる菊の香を映して。
異国の詞を乗せた子守歌が、扇に遊んだ]
(20) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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――ッ!?
[彼を待っている間の事だろうか。 急に窓硝子が割れ、>>12反射的にそちらを向く。]
これは――?
[割れた破片に近寄ってみると、多数の色硝子に、無数の黒硝子。 そして、妙な形で割れている硝子の破片を幾つか手に取り、繋げてみれば。 蜻蛉の形が浮き上がる。
この様な物、前に来たときには、見なかった気がする。 それに、この厚い窓硝子が勝手に割れるとも考えづらい。
もしかして、この硝子の破片は、何らかのメッセージなのだろうか? その直後にオスカーがやってくるだろうか。]
(21) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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あっ、ジリヤさん!!
[食堂から出る際、ジリヤと行き違う。>>5:144 玄関ホールで会った時は不安に満ちた表情を浮かべていた彼女が微笑みを浮かべるのを見ると、にこりと笑顔で返す]
はい、わかりました!! ありがとうございます、ミルクティー、好きです!!
[そう応えると、特に何か変に思うようなこともなく、 くるりとその場で一回転して、2階へ続く階段へと]
(22) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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あ、オスカー――。
["彼"の名を呟く。その顔を見て、何故だか安心したように顔を緩める。]
なんか、急に硝子が割れて。 大丈夫です、こちらは、怪我とかはしてませんよ。
[そう、安心させるように言う。 なんだか、こんな物が落ちて来て、と 例の蜻蛉の意匠を見せただろうか。**]
(23) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 14時半頃
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[意気揚々と階段を駆け上がり、一直線に4号室の扉を開ける。 その中はしんと静まり返っており、目的の人物の姿は無かった]
……あれ。
カリュクス、ちゃん?? いない……ですか?
[部屋の中をくまなく探してみるも、やはりその姿はなく。 一体どこに行ってしまったのだろうかと心配そうな表情を浮かべる。]
―――?
[と、ふいにどこからかロビンスの声が聞こえたような気がした。 部屋を出てきょろきょろと廊下を見回すも、その姿は無く。 気のせいだろうかと首を傾げる]
(24) 2014/10/13(Mon) 15時頃
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……カリュクスちゃん?ロビンくーん?
[名前を呼びながら廊下を歩く。 取りあえず食堂に戻ってみようと、 先程上がってきた階段を降りて、再び食堂へ]**
(25) 2014/10/13(Mon) 15時頃
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[礼拝堂に足を踏み入れた瞬間、息を呑む。 吸血鬼のものとなった赤い瞳には、 意識していないにも関らず、幻の城の情景が映り込んでいた。
経た年月を思わせる厳かな礼拝堂。 重なるのは、豪華絢爛な広間。
境界が薄れているのだろうか。 そう考えた時には、幻の世界は薄れていってしまう。 ぼやける人影。ふたつ。 ロビン、と声に出さずに名を呟いた]
(26) 2014/10/13(Mon) 16時頃
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