134 幽冥異聞
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シーシャに1人が投票した。
志乃に4人が投票した。
志乃は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
シーシャが無残な姿で発見された。
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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[全てが終わった――――わけではない。 怨霊ごと志乃と千沙は消えてしまったが剣がまだ残っている。 握られた剣は未だ白き輝きを放ち、そこに存在していた。
ふと気づけば剣と共に鍵が三つそこに在った。 これで封印をすればいいのかとぼんやり考えていたら。]
(0) laetitia 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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[リィン―――――――――――――。]
(1) laetitia 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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[鍵が共鳴してまるで鈴のように澄んだ音がする。 何度も、何度も音がして。 ふわりと鍵が浮き上がるとくるり、くるりと回転しだす。]
……これは。
[やがてそれは五芒星を描きだし扉が開く。 剣をそっと差し出せば剣は吸い込まれていき。 そしてふっと五芒星ごと消えてしまった。
そこに残ったのは三つの鍵。 ただの石ころに見えるそれは確かに鍵で。 手の平に納まったそれをまじまじと見つめ、それから溜息をついた。]
(2) laetitia 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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[これを誰に預ければいいのか。 三つを一か所に揃えておくはよくないだろう。 なるべく分散させたいとなれば。]
…一つはお稲荷さんとこがええやろか。
[逃げる人々を護ると言った伏見の狐ならば大切に預かってくれるだろうか。 一つは己が持つとして、もう一つはどこへやるべきか。 悩んでいて目に入ったのは飛縁魔たる童女。]
これ、持っててくれへん?
[ぽいっと童女へと向けて鍵を投げる。 剣に関わってしまった宿命だと諦めて保管に協力してもらえばいいと、にこりと笑いかけそう言った。]
(3) laetitia 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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[火矢が空を埋めるごとく、狐火を打ち上げるものの。 妖気を吸って変質した巨体には、薮蚊に刺されたほどでもないのだろう]
――……小手先では、止まらんか。 あやつに力を奪われたからの……、これが精一杯じゃが。
[小さく舌を打って、仕方がないと。 本来の肉ならともかく、この身体にはまだ、馴染みきっていない]
……保つか判らんが……まあ、やってみるより仕方あるまい。
[おもむろに――手にした霊刀を、己が胸に突き立てた]
(4) migya 2014/10/06(Mon) 23時頃
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くっ……が、……っ……!
[小狐丸――千年の昔、三条宗近が稲荷明神の助けを借りて打った名刀である。 そこに込められた稲荷明神の神力を――いま、己の体内に取り込んでいた]
……は、っ……ぐ……!
[失敗すれば、鎌鼬と同じような結末になりかねない。
分不相応な力は破滅を呼ぶが――三千年を越えて生きる霊狐は、神刀の力をすべて飲み干した]
ふ……、は、ぁ。 この天日を毀したければ、この三倍は込めておけというのじゃ……!!
[口許を拭って、空を見据える。 ――上空の巨体、鎌鼬であった怪異を見上げて嘆息して]
(5) migya 2014/10/06(Mon) 23時頃
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――天には日。
[燃え盛る妖気が巨体の更に上の上、天高くに凝集する。 闇夜に浮かんだそれは、夏の陽のごとくじりじりと地を熱する]
地には火を。
[同時に、地上にも焔が広がった。 白狐を中心として、円状に炎上する。 なにかの陣を描くように、円のなかに炎の筋がほとばしる]
天の焔は地を灼き、地の焔は天を灼く――、
[天の焔が徐々に落ち、地の焔が盛って紅炎がごとく噴き上がる。 天と地と、双方からの劫火が。互いに合流せんと、落ち昇り――焔で包むように]
イタチめ、この大たわけ――その膨れた身体、灰も残さず煙にしてくれる!!
[――突き出した掌を、握り込んだ]
(6) migya 2014/10/06(Mon) 23時頃
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――……あー、これはちと、……まずいかの。
[天空に生じた巨大な日輪のごとき焔は、役目を終えれば、弾けて散じ。
闇を裂いて、夜の都に雨霰と降り注いだ。 それは、幻想的な光景であったかもしれないが――現実問題として、このままでは大火になる。
魑魅魍魎の跋扈で、市中に残っている火消しもいないだろう。 これまで永く、人の世を見守り、人を助けて生きてきたのである。 千年の都を焼いた狐として名を残すのは、いささか、御免蒙りたいところだった]
……とはいえ、水術は遣えんしの……、 都合よく雨が降ったりは……せんかな、せんよな。
[どうしよう]
(7) migya 2014/10/07(Tue) 21時半頃
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[水術水術――と、悩んで、思い当たるのはひとり]
まあ……己が遣えんなら、遣える輩を呼ぶまでじゃな。
[かの娘が用いたような、伊邪那美を騙す禁術ではなく。
死んだ魂魄が黄泉に入る前。 それに見合った妖力を、代わりに黄泉に差し出す霊狐の術。 だから、正確には黄泉還りではなく――黄泉代りとでも呼ぶべきか]
……万年生きた、大霊亀の魂魄か。 さぞかし、払いは高そうじゃがな……。
ま、足りん分は……主神様へのツケでお願いしておこうかの。 稲荷様、伊邪那美の孫じゃし、なんとかなるじゃろ……多分の。
[不穏な言葉を最後に付け足して、胸に下げた宝珠に妖力を注ぎ込んでいく――黄泉に下る前の魂を留め、入れ違って黄泉へ下る代となるように]
(8) migya 2014/10/07(Tue) 21時半頃
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……終わったんか。
[剣と共にあった三つの鍵。それはその場から目もくらむばかりに輝く剣の消失と共に失せ、後に残るのは鍵の代わりに三つの石のみ>>3。 最初の通り、剣は封印されたのだろう]
結局、なんやよう分からんかったけど… しゃあない。持っといたるわ。 風雪様の形見や。……そこにジジイ加えたっても…ま、ええか。
[俯きながら意思を懐にしまい込む。すべき事は終わった。]
うちは…もう行くわ。風雪様との約束も果たしたし、後は何処ぞ落ち着けるとこ探してもええし。今からなら南の方が暖こうてええかもわからんな。 あんたはどないすんの?
……まあ、どうでもええねんけどな。 ほな。
[錠が何も言わなければ、振り向かずにそのまま歩き出す]
(9) (so) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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[鍵は受け取って貰えたらしい。 南へ行くというのならそれもいいだろう。 鍵は揃わない方がいいのならば、より遠くへ行けばいいのだ。]
ここは俺の生まれ故郷やからね。 このまま放置は出来へん、立て直すよう頑張るわ。
[魑魅魍魎どもは剣が封印されたと共に消え失せた。 しかしそれが残した爪痕は深く。 あちこちに妖とも人間ともつかぬ遺体が転がっていた。]
ほな、元気でな。
[一人は寂しかろうと言いかけて止める。 見た目は童女とは言え、己よりもきっとずっと年上の存在。 そんな安っぽい言葉などいらぬだろうと。]
(10) laetitia 2014/10/07(Tue) 23時頃
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…問題はどっちかと言えば賀茂やねぇ。
[本家は酷い有様だったが分家はそこそこ残っていた。 さて、誰が当主を継ぐのやら、だ。
己はやる気はないと言いたいが。 千沙の事を思えば下手な人物を当主に据えるわけにはいかず。 それならばいっそ己が当主になって、賀茂を正当な道へと導くべきなのだろう。]
あかん、頭痛い…考えとうないわ。
[額を抑え苦痛を訴えてみても、見ている者などいるのだろうか。 その時だ、空が急に明るくなったのは。
反射的に空を見て、そして日輪が爆発するのを見た>>7 降り注ぐ火の粉。 あちこちから上がる火の手。]
(11) laetitia 2014/10/07(Tue) 23時頃
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水月!!
[水の式を呼び出して燃えている箇所を消していく。 しかしこれだけ広範囲の火事を一人で消し去る事は難しく。 いっそ雨乞いの儀式でも行った方がマシだろうか、と天を仰いだ。]
(12) laetitia 2014/10/07(Tue) 23時頃
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─ 日輪落つる京の町 ─
[>>8 宝珠へと妖力が注がれるにつれて。 何処からともなく、光の粒が舞い集まり始める。 軈て、それが人の如く形を成したかと思うと。]
……して、お前か。儂を連れ戻しよったんは。
[輝く蝶が人形から離れ、飛び去っていく。 後に残ったのは、亀甲の黒衣を纏う、かの翁の姿。]
年寄りを呼び出しといて、いきなり尻拭いとは。 ほんまに世話の焼けるやっちゃなぁ……
(13) 2G 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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……まあ、ええわ。
流石に万年分の妖力には足りんさかい、 黄泉行きを無うなった事にはできんが…… お蔭で、まだ幾許かはこの世に留まれそうや。
[ゆるりと己の腕を見、着物の裾から足元を覗く。 ……幸い、まだ透けたりはしていないらしい。]
儂の迎えを引き延ばす代わりに、 アレをどないかせえっちゅう事やな?
[指さす先には、火の回りつつある京の町。 威力はあれど護るべき町を燃しては意味がない。]
(14) 2G 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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しゃあないなぁ… 任しとき。 どのみち、あら儂も放っとけんわ。
[そう言って、老亀はやおら袖を捲る。 両の手を天に翳せば、その身から玄き妖気が湧き。]
我が真名 蓬莱霊亀 大玄の名の下に希う
求むるは天なる瀑布 素戔男尊が神威の暴雨
今此処に撃ち降りて 荒ぶ八岐が焔を平らげん!
[唱えれば忽ち、燃えて昼の如く明るい空を雲が覆い、 小豆をばらまいたと見紛うほどの大雨が降り出した。 その勢いに、町の火は勢いを削がれ、消えていく…]
……さあ、これで礼は済んだやろか?
(15) 2G 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[まるで小豆をばら撒いたかのような雨が降る。 ぼんやりと天を仰いでいればしっとりと着物が濡れて。]
…ああ、終わったんやなぁ。
[火が昇華して、水が浄化する。 あちこちから声があがり、ぎこちないながらも喧騒が戻りつつある京の都。 完全な復興まではまだまだ時間はかかるだろうが、それでも一応の決着はついたと言えよう。]
(16) laetitia 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[後は残る一つの鍵をお稲荷様へと預けるだけ。 お供えに油揚げの一つでも持っていければいいが、今の京でそれを用意する事は難しい。
雨でぬかるんだ道を歩き伏見のお山を目指す。 千本鳥居、朱い鳥居の群れを潜り山頂を目指して登って行く。]
すまんなぁ、お供えもんも用意せんで。 後日用意するし、今日は勘弁したって。
……これを頼んます。
[鍵を山頂にある社の前にことりと置いて、それから頭を垂れた。
これで本当に終わりだ。 まだまだ問題は山積みだが、次第に京の都も元通りの活気を取り戻すだろう。]
(17) laetitia 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[ふと、山頂から都を見下ろせば。 ふわりと一匹の蝶が舞うのが見えた。 その蝶は天へと昇り、まるで行先を案内しているよう。
そこにとある男の面影を見た気がして。]
華月斎、おおきにな。
[小さく笑うと懐の鍵が共鳴するようにリィン、と小さく音を鳴らした**]
(18) laetitia 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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手に負えぬものを、先達に頼るのは当然じゃろ。
[悪びれもなく、言ってのける。 口調こそ平静を保っているものの、妖力の大半を失い、足取りは幾らか怪しい。しかも、それで尚]
――根こそぎ持っていってまだ足りんか、呆れるほどの大喰らいじゃな。
[やはり届かなかったかと、舌を打って]
……ま、そういうことじゃよ。 いささか、やり過ぎたのは認める。加減が下手での、どうも。
[肩をすくめて――大霊亀の術を、見守った]
(19) migya 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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……ふむ、流石じゃな。 まともに遣り合う機会がなくて、幸いじゃった。
[時ならぬ大雨に、頷いて]
うむ、確かに済んだの。 あとの猶予は、冥土の土産を好きに見繕うとよいじゃろ。 現世に未練があるなら、それを片付けるもよし。 万年に比べての幾許なら、そうまで短いものでもなかろうよ。
では、の。 また――とは、言いたくないの。 もし会うとしたら、次は黄泉じゃろし。
[小さく笑って、濡れた空気のなかを去っていった]
(20) migya 2014/10/08(Wed) 00時頃
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――……、意地も限界じゃね。
[暫く歩いてから、ずるずると。 そのあたりの板塀に身を預けてへたり込んだ。 妖力が素寒貧になってしまえば、体力はそこいらの娘と大差ない]
……いや、せめて宿までは……、 また野犬に喰われるのは御免じゃ……、
[元々の肉体は、不用意に野宿をしたとき、野犬に襲われ失っている]
あー……こういうときのために、連れてきたんじゃがな……、
[宿まで運ばせて、雨に濡れた衣と髪を整えさせて――と。 この疲れ切った身体で、それをするのかと思うと億劫に過ぎる]
全く……あの、大たわけめ。
[また、古い馴染みがひとり減った。 長い髪が吸っていた水が幾らか、地面に落ちたようだった*]
(21) migya 2014/10/08(Wed) 00時頃
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[大喰らい、の言葉には]
そらそうや、伊達に歳は喰うとらん。
[加減が下手というのは、炎だけではないらしく。 老亀は、狐の足元がふらつくのを見逃さない。]
……無茶しおって……
[そう呟いて、呆れたように笑う。]
ああ。お稲荷はんの一族に猶予を貰たからには、 それなりに、仕事はちゃあんとこなしたるわ。
そやで、黄泉で会わんようお前も養生しいや、 暫く休んだら町の再興や、また忙しなるさかいな。
[去り行く背中に、そう声を掛けた*]
(22) 2G 2014/10/08(Wed) 00時頃
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