143 【R15】善悪の彼岸
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
モニカに5人が投票した。
藤之助に1人が投票した。
モニカは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
チアキが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、サミュエル、シメオン、藤之助、リンダの4名。
―キーンコーンカーンコーン‥‥
[1日の始まりを告げるチャイムの音。
それを聞きながら目覚める者、はたまた、用意された食事に手をつけながら聞く者もいるだろう。
普段通りの一日、のはずだ。
しかし、貴方達はその中の違和感に気付いているだろう。
ましてや、“宝物”を受け取った貴方達は尚更。
知らないはずの、いないはずの、誰かの痕跡。
それら全てが消され、なかったことになっているらしい。
残された貴方達は、何を思う?
周囲への違和感?教師への、他人への不信?去って行った者たちの安否?
誰かに問うた所で、答えは返ってこない。けれど、貴方達は決めねばならない]
(#0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
[決断の時はやってきた。
全てを忘却し、歩き出すか。足を止め、過去に縋るか。
選択すること。
それは貴方達に与えられた、最後の自由なのだから]
(#1) 2014/12/24(Wed) 00時頃
|
[かつ、とヒールの靴音が食堂に響く。 食堂の前に立ち、テーブルに座る彼らを見渡せば、子供たちと目線が合うだろうか。 向けられた目線が不安、疑念に満ちていようと、気にすることはない]
おはようございます。 皆さん、今日も元気そうで安心しましたよ。
[周囲に誰かいれば微笑んで、手元に握った3枚の書類に目を落とす。 紙に記された彼らの姿は、この場所にあっただろうか。 なかったとしても、この放送は寮内に、いや、ドーム中に伝わっているのだ。 聞こえていないはずがない]
(0) 2014/12/24(Wed) 00時頃
|
|
サミュエルさん、シメオンさん、藤乃さん。 おめでとう。 貴方達は大人になることができます。
[ぱちぱち、と軽い拍手の音が食堂に響く。 ここまでは、殆ど“昨日まで”と同じだ]
(1) 2014/12/24(Wed) 00時頃
|
|
ここを出れば、貴方達は子供であったことを忘れてしまうでしょう。 けれど、心配はありません。 大人になった貴方達には、必要のないものですからね。
[そう告げて、彼らに笑いかけるだろう。安心させるように。
記憶の忘却。それが何故か問われたところで、決して答えることはない。 少し考えれば分かる、単純なこと。されど、考えねば分からないこと。 それを考えることこそ、最後の課題なのだから]
ドームの出口はもう開いています。 準備が出来たら、出発してくださいね。
[にこり、柔らかい笑みを彼らに投げかけ、 踵を返そうとして、何事か思い出したように振り返った]
(2) 2014/12/24(Wed) 00時頃
|
|
そうそう、扉が開いているのは、【今日】だけです。 それを逃したら、次はいつになるか分かりません。気を付けてくださいね。
[そんな、聞きようによっては少々脅しに近い言葉も投げかけて、食堂を後にする。 決して、真実を口にするような真似はしない。
そう、この場所に残る者を待ち受けるもの、それは――― 他の“模範生”と同じ運命を辿ることになる、だなんて。
さて、彼らはどのような決断を下すか。非常に興味深い**]
(3) 2014/12/24(Wed) 00時頃
|
|
―翌朝・食堂―
[食堂内。今日も遅刻せずに席に着くことができた。 髪を結っているのは、いつもの藤色の紐ではなく。 ごくありきたりな黒のゴム。
自室に、昨日モニカから受け取った押し花はあって。 それを大切にしまって、今日もここで朝食をとる。
昨日"ひとり"で旅立って行った彼女が、 どうか元気でいるよう、願いながら。]
(4) 2014/12/24(Wed) 00時半頃
|
|
[やがて先生が来るだろう。 そうすれば自分は、"いつも通り"、話を大人しく――…
…――聞く、筈だったのだけど。 何故だろう。拍手の音は、安心できない。]
……!?
[その不安が当たったのか。 …先生の言っていることに、耳を疑った。 大人になれる。モニカの様に。そこまではいい。
だけど、忘れてしまう?どういうこと? 大人になる為のことを教えてくれるはずの先生の笑顔は。 やっぱり不安を加速させるだけ。]
(5) 2014/12/24(Wed) 01時頃
|
|
[不安を抱いたまま。 ぎょっとした表情で、視線を改めて向けるけれど。
それ以上は何も語らないと。もう、言ったと。 そう言わんばかりの顔で退室されれば、何も言えない。
だけど動揺は隠せない。 持っていたフォークが手から滑り落ちる。 皿を跳ねれば、嫌な音が響いただろう**]
(6) 2014/12/24(Wed) 01時頃
|
|
―朝・食堂―
[食堂、自分の定位置に着く。 まったく、4人しかいなかったのに、こんなにも大きなテーブルを設置しなくたって良かったんじゃないかと思う。 ――今更?それとも、いつも思っていたんだっけ。
首を捻りながら、それでも食事に手を伸ばす。 先生がやってきても、そのまま。時間はあるに越したことはないのだ。 だって、"モハンセイ"にならないといけないんだから。 昨日はどうにもぼんやりしていた気がするから、いけない。
そう、思っていたのに。]
……え?
[静止。数秒後、湧き上がるのは、喜びだった。]
(7) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
|
|
……夜に出発するんじゃねーの?
[教師の背に向かって、ぽつりと呟いたが、きっとそれは届かなかった。 準備をして、ということならば、荷物をまとめれば良いのだろうか。
なにはともあれ、これは良いことである。]
な、サミー、フジノ、一緒に行こうぜ。 準備しにいかねーと。
[記憶がなくなる、と言ったか。 不思議な話ではあるけれど、おとなになるために必要ならば、仕方ないのかもしれない。 だって、会いに行かないといけない。おとなになって、外の世界へ、預かり物を届けに行かねばならない。 なんせ、自分の手には、いつだって記録が、少年の記憶そのものが寄り添っているのだから。]
(8) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
|
|
[これさえあれば、なにも怖くはない。 自分の頭から消えたって、思い出はずっとここにある。 これさえあれば、記憶なんて消えたって、みんなに会える。みんなを探せる。 そうだよな?そのはずだよな?昨日、破り捨てたのは、えたいのしれないなにかだもの。
期待に満ちた瞳で、二人を交互に見つめる。 おとなになるのは、すばらしいことだと、そう信じてやまない瞳で。**]
(9) 2014/12/24(Wed) 11時半頃
|
|
[落ちたフォークを慌てて拾い上げる。 同じく食堂に居るシメオン>>9を見やって、 彼の表情でようやく、気付く。
そうだ。僕らは大人になるためにここまできた。 だから、先生の報せは喜ぶべきことなんだ。 あの図書室の世界から、 ほんとうの世界へと触れることができる。
でも、確かな不安は離れない。]
(10) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
|
|
……、 大人になったら…なったとしても、 僕らは僕らのままで、会えると、思う?
[思い出すのは昨日のこと。 いないはずの誰かを思っていた、モニカとシメオン。
そして"知らない子"と、モニカから受け取った押し花。 あれを受け取ったのは昨日だ。まだ、こどもの自分だ。
――受け取った。約束した。 それすらも、忘れてしまうということ?
問いかけ。教えて欲しいと言わんばかりの瞳で、 シメオンと、サミュエルを見た。]
(11) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
|
|
[フジノの疑問>>11に、ほんのすこし、躊躇った。 けれど、彼らには、自分のような手立てがないから。きっと、そうだ。不安の出処はそういうことなのだ。 だから、ニイ、と歯を見せて笑う。]
安心してよ。俺が、みんな迎えに行くから。 ヨリとも約束したんだ。すぐに追いかけるって。 記憶がなくなったって、三人のことは、見つけ出すさ。 どんなに広くたってさ。きっと、そのために描いてきたんだ。
そしたら、また、フジノとサミーとヨリと俺でさ、今みたいに、暮らそう。 出会い直すところからでも、俺たちならきっとうまくやれるぜ。
[ヨリは、一人先に旅立って、寂しい思いをしているかもしれない。 たとえ彼らとの日々を忘れても、この、記録を頼りにすれば、たどり着けるはずなのだ。 そうだ、スケッチブックに記しておこう。彼らを探しに行くこと。 この平たい世界に登場する、三人の友人たちを、必ず見つけ出すように、と。 記憶がなくなった自分にもわかるように、メモしておこう。
それは、そう悪くない提案に思えた。 そうすれば、4人でまた笑い合える日が、来るはずなのだ。**]
(12) 2014/12/24(Wed) 21時頃
|
|
[彼は、笑っていた>>12。]
それは、いいけど。
[本当かな。心はぐらつく。 確かに彼は、絵を描く人だ。だから確かにかたちで残る。 説得力は、ある様に思えた。 出てきたヨリ、は。"ヨーランダ"という子、だろう。
いないはずのひと。でも、確かにいたはずのひと。 モニカの様に、彼にもいたんだ。
だから――そういう、大事な人を探すと。 確かにそれは、良い提案に見えた。 それに自分だって、どうにかして探したい。
でも…"忘れてはいけない人"は別にいる。 それがあったから、緩く首を振って、告げる。]
(13) 2014/12/24(Wed) 22時頃
|
|
モニカは…"ホリー"も。 見つけ出してくれるかい。
[笑顔の彼と反対に、怖々と発する名前。 しかもひとりは知らない子。 "知らないホリー"を見つけろなんて、妙な話だけど。
忘れないでと願われたその子が、 その空間にいちゃいけない理由も、無かった様に思えた。]
(14) 2014/12/24(Wed) 22時頃
|
|
ー翌朝ー
[結局疲れ果て、昨日は泥のように眠った。そのせいか僅かに寝過ごしてしまい、チアキと約束をしたばかりだというのに先が思いやられるな、とひとりごちて苦笑を浮かべる。]
ちゃんと、約束守んないとね。
[よっ、と言いながらベッドから立ち上がり食堂へと向かう。身体は重いが心は充足感に満ち満ちていた。]
(15) 2014/12/24(Wed) 22時頃
|
|
[食堂に行けばそこにはシメオンと藤乃の姿があったか。昨日まではここにチアキもいて、4人で生活をしていたか。それも、なんだか過去の出来事という印象が強い。]
おはよ、シミー、藤乃。
[サミュエルは時折シメオンをシミーと呼ぶことがある。それはシメオンがサミーと自身を呼ぶことに起因している。]
こんなにここ、広く感じたっけ?元々”4人しかいなかった”のにな。
[そう言いながら、席について。いつものようにアナウンスを聞いて>>1、いつもとは違う間の抜けた声を絞り出した。]
は……外に?昨日の今日だな?俺たちの再会は思ったより速そうだぞ、チアキ。
[手首のミサンガに触れながら嬉しそうに呟いて。続く言葉>>2 >>3にその表情を今度は驚愕の表情へと、変貌させた。]
(16) 2014/12/24(Wed) 22時頃
|
|
記憶を全て、忘れる.....?
[リンダの言葉に目を見開き、そちらへ視線をやる。 待ってよ。記憶をなくすって、なに。俺たちはそんな状態で外の世界へ行って、生きてられるの。]
俺は、外に.......
[シメオンの誘いに顔を俯かせる。藤乃と、シメオンと、外に出て。それから、チアキと。シメオンの言うヨリ、のことはわからないけど、みんなで過ごせばいい。でも、]
みんなのことを忘れちまうんだろう、そんなんで、一緒に暮らせるのか?俺たちは、互いの事も覚えてられないんじゃないのか。
[その想いが、決意を鈍らせていた*]
(17) 2014/12/24(Wed) 22時頃
|
|
[サミュエルの言葉>>17を肯定しながらも、笑顔で答える。]
うん、きっと忘れちまうけどさ、やり直せば良いんだよ。 きっと、俺たちなら、うまくやれる。 でも、
[フジノの言葉には、眉を顰めた。 昨日も同じやり取りをしたような――あの場にいたのは、本当に今日と同じ三人だったか? 違和感をむりやり無視するようなやり方で、"今"に目を向ける。]
……昨日も言ってなかった? モニカと、ホリーって誰。
(18) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
|
|
[シメオンの言葉で、苦笑する。 そうか、昨日のあの子はこんな気持ちだったのか。 どうしてだろうね。どうして、覚えていないのだろう。 今更分かった気がして、もやもやとして。]
…君は、知らないかも知れないけど、 モニカは昨日…大人になる為に、ひとりで出た子だよ。
[でも、自分も今の彼の様な立場だった。 あの時は、とぼけている訳でもなんでもなかった。 今だってそうだ。 ホリーも、ヨーランダも知らない。変わらない。]
(19) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
|
|
[彼にとってのモニカもそうなんだろう。 だから忘れているなんてひどい、と。 そう糾弾なんて、出来ない。]
……ホリーって子は、僕も知らない。 でも、ここにいたんだって。
["ホリー"に関しては。 躊躇いがちで、そして他人事の様な言い回し。 思い出に、記憶にいないひとを紡いでいくのは、難しい。]
(20) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
|
|
[俯くサミュエルもちらと見て、]
分からなくても、僕は責めない。 本当は覚えていてほしいけど。
[昨日もあったね。こういうこと。 しらないこについて話すって…ホラーみたいだ。 内心で呟いて、席を立つ。]
(21) 2014/12/24(Wed) 23時半頃
|
|
君が僕らに対して。 やり直せるって言ってくれるのは、すごく嬉しい。 僕も出来るなら、暮らしたいって思うしね。
[でも。そう零して。]
多分、後になる。探すとしても。 僕は…まず、やらなきゃいけないこと、あるから。
[彼が覚えていないのなら、 まず自分がどうにかして探さないといけない。 どうにかして、なんとかして。 モニカたちを覚える為の何かを残さないといけない。
離別の宣言にも聞こえた言葉。 小さくごめんねと言ってから、食堂を出た。*]
(22) 2014/12/25(Thu) 00時頃
|
|
[フジノの背中を、黙って見送った。
おとなになるためにまとめる荷物なんてなくて、 ただ、今も携えているスケッチブックと、鉛筆と、あの子のハサミと色紙さえあれば、それで良かった。 最後に、この場所を、平面に閉じ込めてゆこうか。
そんなことを考えて、スケッチブックを開いた。 ガランとした光景を、真っ白な頁に落とし込もうとして――ああ、そうだ。残りの頁が少ないんだ。
今更新しいものをもらう気にもならなくて、食堂の椅子の上で膝を抱えた。 どうして、昨日はそんなにたくさんの頁を使ったんだろう。 とても大切なことのはずなのに、思い出せない。**]
(23) 2014/12/25(Thu) 01時頃
|
|
.....はは、そうだな。一度仲良くなれたんだもんな、またやり直せるって、そうやって、割り切れたらいいのにな。
[乾いた笑い声を上げて、シメオンと藤乃の方を見る。藤乃の言葉>>19には反論の意を唱えようとしたが、そんな気も起きなかった。]
俺には自信がないよ。「大人になった俺」は「今の俺」と同じになれるのかな。冷たい人間になってるかもしれない。お前たちを、突き放すかもしれない。
[それもあるけれど、それよりも、何よりも、一番恐ろしいのは、]
(24) 2014/12/25(Thu) 12時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る