146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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ヴェスパタインに7人が投票した。
コリーンに1人が投票した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
クリストファーが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヤニク、モスキート、ティソ、ヨーランダ、ワクラバ、コリーン、シーシャの7名。
人は亜人のせいだと決め付けた
これまで隠れていた鬱憤や恨み、それから“差別”
それがキミ達に牙を向くだろう
これ以上に強い差別や、恐れていた人々は恐怖からキミ達を迫害するかもしれない
死ぬ事は無いが、今まで以上に強く当たられる事もあるだろう
反撃するも、沈黙するもキミの自由だ。その中でどう過ごす?
(#0) 2015/01/13(Tue) 00時頃
/*
本日は異論が無ければ最終日の進行で▼狼進行を取りたいと思います
また何かあれば、メモにてお聞きしますので意見を聞かせてくださると助かります
(#1) 2015/01/13(Tue) 00時頃
/*
一応who振りするつもりだったのを忘れていました
ヤニク[[who]]ティソ[[who]]の2人です
(#2) 2015/01/13(Tue) 00時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 04時半頃
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-少年と別れた後で-
[夜が近いと、そう伝えれば少年は急いで帰っていって。 自身も帰ろうかとふらり、足を踏み出しかけたところで、吹く風がフードを脱がす。 押さえようと伸ばした手は届かなかったようで。 漆黒から覗いたのは大凡似つかわしくない水浅葱。]
…ッ。
[勢いよくフードを被り直せば、憎々しいと唇を噛む。 その侭南の自宅へと帰っていくも何処か引きずる心持ちを、首を横に振って否定する。 その様が周りにどう映るかなど思考の外。 そうして開いた扉を潜った。]
(0) 2015/01/13(Tue) 10時頃
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-現在-
[普段の様に自宅を出てみれば、周りから向けられた視線は何時も以上に張り詰めた空気を齎す。 どうしてなのかは知った事ではないが、それでも可笑しいのは考える迄もなく分かった。]
…どうしたものですかね。
[溜息混じりにそう零した途端、何かが風を切る音。 嗚呼またかと思えば見る事もなく、前日と同じように払い落とそうと腕を振ったのだった。 ━━━━ ザシュッ 鈍い音と共にくる痛みで漸く自分の手を見、其方を見る。]
投擲にナイフですか、物騒ですねぇ…?
[僅か声量を張ってそう言えば、『お前が消したんだ!』と何故かの決め打った発言と、それを口火にくる罵倒、罵倒。
『人間を食べたって言ってただろ』
そういう言葉が飛んできたのはそれからどのくらい経ってからか。]
(1) 2015/01/13(Tue) 10時半頃
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[それを契機に出て行けという声は増えたようで。 しかし、黙っていた…は、もう我慢の限界だったのである。]
嗚呼、煩いですね…? そもそも、誰が人間と一緒に暮らしたい何て言うんです? 僕は唯、其方方が勇者と讃えるあの人間が仲良くしろと仰るから“仕方なく”従っていただけです。 元より、不可能だと思ってはいましたよ。 …まして人狼は人を喰って生きるものですし、貴方方はそれを良しとはしないでしょうから。 消してくださる“影”には感謝してます、…ある意味で。
[ではさようなら、と一方的に言いたい事だけ言えば、街の中央へと足を向ける。 その様子に気圧されたのか、暫しそれらの人間は黙っていた。 …が立ち去った後、はっと我に返って負け犬の遠吠えよろしく何ごとかと言い始めるも、それに返ってくる言葉はないのだが。]
(2) 2015/01/13(Tue) 10時半頃
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[今日は悪い夢をみることはありませんでした。 いつもどおり起きて、軽く朝食をとれば出かける準備を。 うさぎさんと、猫耳と、ことりさんのネックレス。 そうしてマスクをつければ、準備は完了です。
こころなし、うさぎさんの元気がないような気がしますが。 ——まがい物ですから、そろそろお別れが近いのかもしれません]
……いってきます。
[昨日あんなことがあって、ほんとうなら出かけない方がいいのかもしれませんけれど。 ひとりぼっちでこの家にいるのも、どうにも辛いものですから。
しんとしたお家を一度ふり返り、ため息をひとつ。 そうしてぱたりと扉を閉じれば、わたしは歩きだしました*]
(3) 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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[向かう先は、よく行く装飾品を売っているお店。 いつもであれば、先に中央の広場に寄って、だれかと遊んだりもするのですが……なんだか、昨日の店主さんの様子が忘れられないもので。
こちらに向けられる、昨日までよりずいぶん険悪な視線を、体をちいさくしてかわしながら。 洩れ聞こえるひそひそ話に、思わず足取りも速まります。
"亜人がやった"というのなら。 亜人もひとしく消えていることを、どう説明するのでしょう。 ——きっとどう反論したところで、わたしたちのせいになってしまうのでしょうけれど]
(4) 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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……店主さん、いますか?
[そうして目的地についたなら、お店の戸は閉じたままで。 そろりと声をかけてみたものの、返事はありませんでした。
もしかしたら、早く来すぎたのかしら。 いつもよりだいぶん早い時間ですので、店主さんもまだ起きていないのかもしれません]
少し、待ってみよう、かな……。
[お店の前で待っていたら、邪魔になってしまうかもしれませんが。 他に行けるところもありませんので、扉の横の地面にそのまま腰かけます。 お店に背を預ければ、手の中のうさぎさんをゆるりと撫ぜて。 そうして開店を待つあいだ、ぼんやり青いことりさんの姿でも、探してみたでしょうか]
(5) 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 12時頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 12時頃
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『♪som day i w t to r awa ,to t world f mi ni t...』
[目を薄らとあける。 紫の瞳は眠そうに、僅かな朝日を映しては鈍く光っている。
どこかから途切れ途切れ、泣き声にも似た、悲愴を含んだ歌声が聞こえる。
昨日、狐と道を分けた後は特に面白いこともなく、家に帰っても来客の気配がなかったものだから、集めただけの古書に手をつけて、夜通し読書に没頭していたのだった。
膝の上で開いていた本を閉じる。 遠くから聴こえる歌声に、迷い込まされそうな、誘い出されるような気分で、それも悪くないかとぼんやり腰をあげた。
今日は、装飾屋でもひやかしに行くかね。 はたと思いついて身支度を済ませれば扉をくぐる。 ほとんど癖のように、歌ともつかないような一節を口ずさんだ。]
”i baked you a pie ” ”oh boy,what flavor of pie? ” ”pie flavor! ”
(6) 2015/01/13(Tue) 16時半頃
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[例によって人少ない通りを歩いていると、数分もしないうちに背後から体を拘束された。 影に、ではなく。色も形もある人間が3人。
後ろ手を縫われ、お前も亜人なんだろう、"影"の正体を吐け。だとか、全く無様で頓珍漢なことを言い出すので、代わりにツバを吐きかけたら顔を殴られた。
流石にカチンときたので擬態を解放して、背中から飛び出した翼で大きく空気を掻けば相手は怯む、その隙に1人の喉を掴み、尖った爪を食い込ませればそれはヒ、と息を荒げた。 迂闊に手を出せなくなったあとの2人は人外めとか化け物とか、罵倒を吠えている。
チッと舌打ちをして掴んだ首を薙ぎ払い壁に打ちつけ手を離し、羽撃いて浮かび上がれば空へ退避した。 足元から罵声が聞こえる。 こんなのをまともに相手していたら阿呆だ。
奴らの亜人への嫌悪がまたひとつ深くなっただろうがそんなことは知るか、被害者になるのは御免である。
殴られて切れた内頬と唇が痛んで、再び舌打ちした。]
(7) 2015/01/13(Tue) 16時半頃
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[こうなってしまうともはや面倒だ。 身の丈ほどある大きな黒い翼も、山羊のような角も仕舞うのは億劫だし何だか癪だ。久々に解放感にも似たような気分を感じながら、空中から装飾店を目指す。しかしやはり、久々に飛ぶと疲れる。
好き好んで人間に擬態していたわけではない。矜持を捨てたわけでもない。 だが、自尊心に捉われているものは損を掴む。だから賢く生きるだけだ。 むしろ、そうするしかなかったのだ。 きっと多くの亜人が同じようにそうであり、そして心の内を抑圧されているのだろう。
しかしそうやって大人しくしていても舐め腐られ、侮蔑され続ける。何だというのだ。 影と、人間。 真っ黒な嫌悪感が胸に走り、血の味がする唇を噛む。
目当ての家屋を見つけると、その手前に小さな人影。>>5 滑空してその前に降り立った。]
(8) 2015/01/13(Tue) 17時頃
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ヨーォ、魔法使い様じゃん 何やってんだこんなところで?影に捕まっちまうぞ
[影でなくても人間が襲ってくるかもなァ、と装飾屋の前に座り込む顔見知りの少女を一瞥しては、フン、と鼻を鳴らした。
少しどけ、と扉を背にした彼女に促しながら、取立てのようにガチャガチャとドアノブを揺らす。]
おい、トカゲ屋ァ、開けやがれ。
[少女の様子を見るに、反応はなかったようか。はて。
扉には鍵がかかっている、だが問題はない。 鉄のコインを数枚取り出して、鍵穴に押し当てる。 簡単なまじないをかければ溶けて固まり、あっという間に合鍵のできあがり。鍵を回し、一瞬の躊躇もなく中へと踏み入る。]
トカゲ屋ァーーーー シッポかじらせろーーーー
[適当にふざけてワアワア騒いでみるも、呆れたようなあの低い声は返ってこない。しいん、と 人気のない空気に、青い鳥がちち、と鳴いたか。]
(9) 2015/01/13(Tue) 17時頃
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─回想─
[ >>2:108店の所在地を聞けば、 『ほんなら、騙されにまた行くわ』 と 礼ひとつ、皮肉っぽくひとつ
頭の中で反芻して 記憶に納める]
── 無茶言わはんなあ 帰ってこられんのかも、分からんのに
( むしろ 消えられんなら )
[ 帰ってきとうなど。
続いた言葉に、手をひらひら振り 明々とした賛は返さず、全ては笑みの中]
(10) 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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[ いつか言われた“死にたがり”なんて 言の葉が 泳ぐがきっと気の所為
狐がぜんぶ油揚げ好きとでも思うたんやろか >>2:109まあるくする目玉にくつくつ
続いた音には、真意は分からず 微かに眉尻を下げた ]
あら、どうもあんがとさん ── それは、
( こんな 半端もんでもか? )
[ すぅ と気持ちの冷えゆく感覚 揶揄の孕んだやりとりの真は見え辛い
否 正確にいえば、狐は拒んでいた また 種だけで嫌悪されることを ならば 見えぬ 知らぬ方が良かろう]
(11) 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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[ >>2:110再度あがった顔に、目が合えば は っとして、直ぐに目を逸らす 面と向かって『アヤシイ』と言われたんには
唯 、苦笑してみせるばかり]
怪しいんはお互い様やないんかえ じゃあなあ、悪魔の
[ 袖を振れば、振り返らず そのまま 場を後にした *]
(12) 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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─夜→現在/半狐と小夜啼く、─
『きゅう』
[ 悪魔と別れたあと、
ふわり、 柔い翼を広げ 月夜にうかぶ 鶯茶の ちいさな姿が舞う
小夜に謳う その小鳥は 白き装束の 肩口へ、ちょんと乗る]
…夜鳴鶯、 なんやこんなところに おいで、
[ 扇をぱちり 仕舞い 細く華奢な女々しい指を伸ばす
月に揺らぐ双眸は柔らかないろを浮かべ ほほえんだ]
(13) 2015/01/13(Tue) 19時頃
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……おまえ、何咥えとんのや?
[ たまにゃあ、戯れようか と 羽根をいちまい 振るいながら
指に移ろう 小鳥が嘴の先に咥えた透は 青白い月光を吸い込み まあるく 宵にちいさな天球として浮かびあがる
それを取り上げる前に 小夜啼くことりが白に押し付ければ
翳りをさせど 刹那、透へ戻る それが終われば 咥えて鶯は 『ぴいぃ』と啼き 足を指から離す
きれいな鳥は 謳うがごとく 誰かの遣いなんやろか それとも水晶の瞳を借りた わるいこか]
(14) 2015/01/13(Tue) 19時頃
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── ちゃあんと、返すんやよ やないと、大事なもん 盗られてまうよ
[ 夜鳴き鶯と めくらな、 ─── ふつふつ頭に思い浮かぶ噺は そんな言の葉を紡がせて 鳥を追う
小夜の謳が 冷めたこころを微かに揺らし
臆 また あの鱗を思い出してもうた 嫌やわ と からり 下駄を鳴らす しろい化生の徴が浮かんだのを知らぬまま
うしろから こん と石が叩きゃあ ぞわり 震えた背筋は 如何なる心か*]
(15) 2015/01/13(Tue) 19時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 20時頃
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……ご飯屋さん?
[店主さん、空から悪魔が降ってきましたよ、なんて。 もちろんそんなことは言いませんでしたが、予想外の場所からの訪問に、わたしは思わず確認するように彼>>9を呼びます。
しばしほうけたように彼を見ていましたが、促されればわきへどいて。 乱暴にノブを揺らすその姿を、注意もできずにみまもりました]
あ、
[鍵を作り、あっという間に中へと侵入する彼に、ちいさく声をあげ]
……そんなことをしたら、店主さんに怒られますよ。 わたしは知りませんからね。
[なんて言いながら、わたしも彼に続きました。 ……ええ、わたしは鍵が開いていたから入ったんです。 ちゃんと注意も……事後に、ですが……しましたから、不法侵入の責任は全部ご飯屋さんにあります。 けれど、まあ。彼が店主さんに怒られるときは、減刑くらいはうったえてあげましょうね]
(16) 2015/01/13(Tue) 20時頃
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[とかげさんの尻尾は、食べても美味しくないと思います。
そんなことを考えながら、騒ぐ彼の後ろできょろきょろ店内を見回しました。 窓の外に青いことりさんは見つけられましたが、肝心の店主さんがいません]
店主さん、居ませんね? ……何処に行ったのかしら。
["何か聞いてます?"、なんて。 彼の服を引きながらたずねれば、答えはどうだったでしょう。
……もしかして、と。そう思ってしまったものですから。 彼の服を引く手は、かすかに強張ってしまって。 それが気づかれないと、良いのですけれど]
(17) 2015/01/13(Tue) 20時頃
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― 昼:東方出入口 ―
[さて、先日は西方に向かっていて歩いていたはずなのにいつの間にか東方に来ていたらしく。そして、そこで眠っていたらしいとの話 どうやら今日も依頼のようなものは来なくて叩き起こされる事はなかったのだが、どうにも街が騒々しい]
……
[街を覗けば慌ただしく差別が起きていて。殴られる亜人に、水をかけられたり。家に避難をすれば石を投げつけられていたり]
…なるほど
[とは言え、元は人間。どうしてそのような事をしているかくらい理解は出来る 所謂、魔女狩りに似たようなものなのだろう。過去に見た魔女は、そういえばそんな事をされて火炙りになっていたか。その時の記憶はもはや薄い]
いてっ…
[ふと振り向けば1人の少年と、手に持つのは少年の拳くらいの大きさの石。当たった所から血は出なかったものの、クリーンヒットすれば少しはよろめいて それでも体制を立て直せば、少年の方へ向かっていく]
(18) 2015/01/13(Tue) 20時半頃
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…痛いじゃないですか 何するんですか
[ゆらり、ゆらりと。その眼は少年を見ているようで見ておらず、焦点の合っていない生気のない瞳でふらふらと その異様な光景に、石を投げつけてきた少年は叫び声を上げて逃げていく。人の顔を見て逃げるなんて、失礼な子なんだ。程度にしか思わないのだが]
さよなら、クリスさん
[それから、見知らぬ人。と呟いて ふと、飲み込む時の記憶を思い出す。あぁ、お節介な人だ しかし、そういう所がやはり“ ”
黒く淀んだ濁った感情は、ふらふらと街中へと歩き出す 目指す場所は特に無く。人気の無い場所へと**]
(19) 2015/01/13(Tue) 20時半頃
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『亜人め、お前らがやったんじゃないのか!』
[ ごん 、 振り返る頭に、固い礫が叩きつけりゃあ 温かい赤が、白に染みる
痛い、 疼く痛みと同時 どろり 昏い感情が持ち上がり
“あのこ”に逃げられた あの時が 込み上げて 不意に懐に手が伸びる
ばさり 落ちるは 大量の符 煩わしいなあ 扇の開く音と同 夜闇に 轟 怨の蒼焔が無数に上がった]
(20) 2015/01/13(Tue) 21時頃
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小生ならば そない力があるんなら いますぐ その煩わしゅう口を影に放るなあ
───のう 汝ら そない、 燃えとうか?
[ かかか、と 空に笑い 沈黙する口に 鼻を鳴らす そのまま 去ろうとした背に
『 ばけもの 』 と 忌む葉に ぴきり 何かが崩れるように 背を向いたまま 狐火が膨れ上がり ひとりの男を呑み込んで
わあわあ 喚くさまに、振り返らず 立ち去ろうとすりゃあ 焦ったか]
(21) 2015/01/13(Tue) 21時頃
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[ 一回り、二回りほど おおきな石が叩きつけられ 唇から紅が伝い 疎ましげに振り返りゃあ、惑うひと
きゃらきゃらと 可笑しそうに声をあげ
そこで 流るる血なまぐささとともに ぐらり ぐるぐる 世界はゆれて
─── 夜は、暗転す *]
(22) 2015/01/13(Tue) 21時頃
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