48 マーメイドライン
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ベネットが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ミッシェル、ラディスラヴァ、ピッパ、ケイト、ベッキー、クラリッサの6名。
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― 仕立て屋の朝 ―
[その日の朝は、常より少しだけ特別だった。 ――といっても、海に浮かぶ伝承の光に感動した訳では無い]
『ころろろん ころろろん』
[目覚まし時計よりも先に、店に昔からあるレトロな電話の音に起こされたからだ。 電話は、都会に就職したきり音沙汰の無かった懐かしい友人からの物だった]
(0) 2012/05/17(Thu) 00時頃
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[街中でマーメイドラインが噂になっている事を知ったのは、それより少し後、店を開けてから。 装飾品を好む女性達は、噂好きの女性達でもある。 「とても綺麗だったわよ」と海色のボレロを注文した客の言葉に、「あたしも機会があれば見てみたいです」と返す言葉に特別の想いは無い]
[見てみたいと言ったのは本音だけれど、「機会があれば」と言っているうちは『機会』など来ないものだ]
(1) 2012/05/17(Thu) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/17(Thu) 00時頃
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[カフェから海岸公園へ向かう坂道。 海から、潮風がふいてきて、微かに潮の香りがする。
一人で過す事は、今はもう何も思わない。 ただ、時折。寂しさを覚えることも有るが。
姉が死んでから、暫くの間塞ぎ込んで。 姉の趣味だった絵を、自分が真似てただひたすら描いてる内に、 数少ない友達とも疎遠になった。
元々、無愛想な自分だ。すれ違う人の顔など、見ることも無い。 普段だったら……]
(2) 2012/05/17(Thu) 00時半頃
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[誰を探してる、と言う訳ではないが。 それでも、何故か目を向けてしまう瞬間が有って。
少しばかり、人恋しくなってるのだろうか? と、自問自答しながら。
気がつけば、目の前に海が広がる。 海岸公園へと、辿り着いた]
(3) 2012/05/17(Thu) 00時半頃
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[昼を少しばかり多めに回った時間。 約束の時間に合わせ、店先に『CLOSED』の札を下げてお気に入りのワンピースに袖を通してから表通りに向かった]
「ラヴィ、ひっさしぶりー!」
[約束のカフェに友人の姿を見留め、大きく振られる腕に小さく手首の動きだけで応える。 懐かしさに口元が綻ぶけれど、その学生時代の愛称を大声で叫ばれるのは好ましくなく、厚い前髪の下で僅かに眉を顰めた]
(4) 2012/05/17(Thu) 00時半頃
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「やー、相変わらずその暑っ苦しい髪型なんだね。なに?まだ先生に操立てしてるの?」
[彼女は先に注文を済ませていたのか、運ばれてきた冷たい珈琲のストローを咥える口で、開口一番に問いを寄越した。 配膳を終えたウェイトレスに注文をしようと開けた口が、思い掛けない内容に思わず「え?」と問いを返す]
「だってアンタ。クラリッサ先生が綺麗だって言ってくれた物を、他の人に見せたくな――」
――――っ、きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?
[慌てて旧友の口を塞ぐ]
(5) 2012/05/17(Thu) 00時半頃
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[唐突に、当時の事を思い出した。 たかだか数年前とは言え、若さに任せて浮ついた思考をだだ漏れにしていた事を目の当たりにさせられるのは居たたまれない気持ちにさせられる。 しかもよりによって、何故口が軽く人の感情の機微に疎い彼女に話してしまったのか]
……あの、何でもありません。 紅茶を頂けますか?
[ウェイトレスに向き直ると、引き攣った笑みを浮かべながら注文を済ませる。 「誤解されたらどうするの!」と恨みがましく旧友を見詰めてみたものの、彼方から瞳は見えないので効果の程は怪しい]
ああもう。 このカフェ当分来られないわ……。
[紅茶と軽食の美味しい、良いお店だったのに]
(6) 2012/05/17(Thu) 00時半頃
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[それからどれくらい経っただろうか。 旧友と近況や古い話に花を咲かせていると、時の過ぎるのはあっと言う間。 彼女は親戚の結婚式の為に帰郷しているらしい。「これから美容院に行かなきゃ!」と慌ただしく去って行った]
………………。
[カフェを出て、潮の香りを辿る。 潮風が髪を乱すのもそのままに、足元に纏わる長いワンピースの裾を、僅かに煩わしいと思いながら]
(7) 2012/05/17(Thu) 01時頃
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― 海浜公園 ―
[あれからどうしていたのか、よく覚えていない。 ただあのヒカリを見ていたくなくて。 まるで逃げるように海浜公園のベンチの隅に、膝を立てて顔をうずめていた]
……っく。 ふ…ぇ…っ、ん……っ。
[泣き声を埋めたスカートに涙とともに吸わせながら、 悲しさと悔しさと、そして妬ましさに。
心は嵐の海のように、荒れるばかり――]
(8) 2012/05/17(Thu) 01時頃
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[旧友の声が脳裏に蘇った]
「……クラリッサ先生は、海に『喚ばれ』たんだよ」
[懐かしさに飽かせ、先生の近況を知らないかと訊ねた己に返った応え。 もう何年も前の事。 先生は、既に生を絶っていた]
[知らなかったのかと気の毒そうに告げた彼女の表情が、心に刺さる心地がした]
(9) 2012/05/17(Thu) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/17(Thu) 01時半頃
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― 海岸公園 ―
[目の前に広がる、白い砂浜に、綺麗な青い海。 心地よい波音に誘われて。なんとなく砂浜へと降りた]
マーメイドライン。見てみたかったな……。
[実物をこの目で見れたら。未完成の姉の絵も完成する事が 少しは出来たのかもしれない、と。一人ごちながら。
周囲に、人影は有っただろうか?暫し、海を眺めて。 心地よく髪を梳く海風に、目を細めて*立ち竦む*]
(10) 2012/05/17(Thu) 02時頃
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―― 海岸公園 ――
["人事だと思えない"]
……
[純粋な同性愛、それがなんだか羨ましかった。 悲劇でも構わない、 あんな風に綺麗に死ねたら、と
そんな風に希ってしまうのは 憧れだけじゃないはずだった]
(11) 2012/05/17(Thu) 04時頃
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[街を抜けて 彼女のアパートの窓が開いているかどうかを見て 留守と知れば海岸まで訪れた。 明確に、探して、いた]
――ピッパ
[砂浜で佇む彼女の姿は、ただ、綺麗で。 見惚れ、小さく名を零す。]
あ、あの
[手ぶらなのは 仕事の後まっすぐに海岸に来たこともあるが 洋服を返したら縁が切れてしまいそうで 怖かった。]
(12) 2012/05/17(Thu) 04時頃
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[探した、なんて言えない。 何の用事もないのに。 会いたかった、なんて言えない。 恋人でもなんでもないのに。]
……奇遇、ね
[嘘つきはそんな笑みを作る]
マーメイドライン、見に来たの? もう消えちゃったみたいね。
マーメイドとセイレーンが出会った証だって。 もしそうなら――
[昨日の今日であの光が現れたなら 淡い笑みを浮かべて呟く]
ピッパがセイレーンなのかもしれないわね――
(13) 2012/05/17(Thu) 04時半頃
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[ウソとホントの混じった言葉は曖昧な響きを持って]
……だったら、いいのに、って。
[少しだけ困ったように笑う。 考えたこともなかった。 マーメイドとセイレーンが 互い、別の人を好きになってしまったら。
なんでだろう。泣きそうになる。 目を瞑って波の音を聴いた後、 ピッパに向き直って告げた**]
―――貴女が、好き。
(14) 2012/05/17(Thu) 05時頃
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― 海岸公園 ―
[暫し海を眺めて。 見れなかったマーメイドラインに想いを馳せつつ。
不意に。後ろから。自分の名を呼ぶ声がして。>>12 驚いて振り返ると。其処にはミッシェルが立っていた]
(15) 2012/05/17(Thu) 09時頃
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[公園に来るまでに。無意識に人の顔を見て。 誰かを探していた。
いや、ミッシェルを探して居たのかも知れない。
奇遇、ね。 と呟く、彼女の顔を見て。 無愛想と言われ続けた顔が綻ぶ]
ミッシェル。ホント、奇遇だね。 うん。仕事で私は知らなかったんだけれども。 今日、マーメイドラインが見えたって噂を聞いたから。
見れたら、素敵な絵が描けたかもしれないのにね。
[淡い微笑を浮かべる彼女が、とても綺麗で。 思わずジッと見詰めてしまう]
(16) 2012/05/17(Thu) 09時頃
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[マーメイドとセイレーンが出会った証。 そんな悲恋が、自分の身に降りかかる事など。 今の自分には、知る由も無く。
ミッシェルが呟く]
「ピッパがセイレーンなのかもしれないわね――」
「……だったら、いいのに、って。」
[その言葉に、思わず、息を飲む。 いや、正確には。その言葉を発した、ミッシェルが。 まるで美しい人魚姫の様に見えて]
あはは。私はそんなに綺麗な人じゃ無いと思うよ? 絵本の人魚姫に出てくる、人魚姫に薬をあげる魔女位? そんな、脇役がお似合いだから。
[少し演技がかった仕草で、懐から小瓶を取り出すような仕草をして。ミッシェルの前に、手を差し出した]
(17) 2012/05/17(Thu) 09時頃
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[彼女が、少しだけ困った様な表情で笑う。>>14 見る見る内に、その表情が切なげな表情に変わるのを見て。
自分の言葉が、ミッシェルを傷つけたのかと、少し動揺した、が。 耳に届いた、彼女の言葉で。 彼女が泣きそうになっている意味を知る。
―――貴女が、好き。
ミッシェルは、同性愛者だ。この”好き”は。 友達としてのそれや、親しい人に向けるそれとは、違う]
(18) 2012/05/17(Thu) 09時半頃
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[私、私は? 男性に、興味が持てないのは、私も、ミッシェルと一緒だから?
そんな事、考えた事も無かった。
しかし。自分を好きだと言う、ミッシェルの言葉は。 自分の胸をキュッと締め付ける。
嫌な感じではない。寧ろ嬉しくて―― でも、言葉が出てこなくて――
長くて、短い。刹那。 差し出した手は、行き場を迷って]
私。自分が。同性愛者とか。考えた事無かった。 でも、嬉しい。
[聞こえるか聞こえないか位の小さな声で、*呟いた*]
(19) 2012/05/17(Thu) 09時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/17(Thu) 09時半頃
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[ふと顔を上げた視線の先、 紅い瞳が映すのは金色の髪の女性と、そして――……]
――――……っ!!
[金色の髪の女性の奥に見えた長い髪の女性に、 唇から洩れるのは声にならない悲鳴。 見開いた眸は、きっと驚愕に大きく見開いているだろう。
だって、そこにいたのは]
…………セイレーン。
[三年前に海へと還って行ったあの方なのだから]
(20) 2012/05/17(Thu) 10時半頃
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……ちがう。
[かちかちと歯の根の合わぬ音を響かせ、ベンチから後ずさる]
そんなはずない。 だってあの方は三年前に海に還って行ったんだもの。
私を置いて、一人で、そう…海に――…!
[涙を吸ったスカートがまとわりついて煩わしさを感じるけれども、 今は驚きとそして恐ろしさのほうが勝って。
じり、じりと二人から距離をとる様に走り出した]
(21) 2012/05/17(Thu) 11時頃
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[三年前、岬の埠頭で出会った銀の髪のセイレーン。 キャンバスの上に、まるで魔法のようにすてきな世界を描くあの方に。 私が――人魚が恋をしたのは、きっと運命だったのに。
だけどあの方が選んだのは。 まるでリトルマーメイドの王子のように、隣の国のお姫様。
ちがう、と告げたくとも、魔女の呪いを受けた唇は言葉を発することもできなくて、 私はただ人魚姫のように見詰めていることしかできなくて……。
だから――……]
(22) 2012/05/17(Thu) 11時頃
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この恋が泡沫と消えるのならば、 いっそ――……。
[そう、いっそ。 泡となって海の藻屑となるくらいならば、と。
背中を押した手はいとも簡単に、あの方を海へと誘ったはずなのに]
(23) 2012/05/17(Thu) 11時頃
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[驚いた顔をして暗い海に沈んでいく姿を、私は最後まで見ていたから。 海へと還っていくのをちゃんと見送ったのだから。
戻ってくるはずがないのに]
……なのに、なぜ。 あの方があそこに、いるの――…?
[蒼白な顔で歯の根の合わぬ呟きを一つ洩らし、 逃げるように公園を飛び出していく影が、ひとつ**]
(24) 2012/05/17(Thu) 11時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/17(Thu) 21時頃
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― 港 ―
[街の喧騒を抜け、海へと足を向けた。 漁の時刻を疾うに過ぎ船も無く、常ならば釣り人でそこそこ賑わいを見せる桟橋。 釣り人達がマーメイドラインを見物しようと集まった野次馬を避けたのだろうか、今日はやけに静かだった]
[桟橋の先まで歩み、服が汚れるに構わずぺたりと座り込んだ]
……マーメイド、ライン。
[見たいと思った訳では無いけれど、そこにもう光は無い]
なんで、ヒトを喚ぶの。 あなたの側には永遠が、愛しい人が、いるのではないの。
[伝承の光が出会いの光だとしたら、今朝方の光は。 海に消えた二人は、今も共に在るのではないのだろうか。 海の泡しか知らぬ、伝承の結末は]
(25) 2012/05/17(Thu) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/05/17(Thu) 23時半頃
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―港―
…マーメイド・ライン、かぁ。
[明け方沖に浮いたという光。 今は見えないソレに思いを馳せながら、 少女はぼんやりと海を眺める。 …釣り具の腕輪は置いてきた。 読むための本も今日は無い。 沖をぼんやり眺めつつ、ぽつりと零すは独り言。]
アニキも見たのかな。マーメイドライン。 …アニキが居れば、アタシも悩まなくて済んだのかな。 どっかに、答え落ちてないかなぁ。
[桟橋に座る女性>>25が少し気になったけれど、 邪魔しちゃいけないような気もして。 数歩離れた桟橋の端に、シートを敷いてぺたりと座った。]
(26) 2012/05/17(Thu) 23時半頃
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