39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が5人、共鳴者が2人、賢者が1人、導師が1人、賞金稼が1人、首無騎士が3人いるようだ。
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大変、人狼が出たよ! いつもは嘘だけど、今度は本当の本当に本当!
(0) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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[銀河ステーションには汽車の出発を告げるアナウンス。
汽笛の音が数度。
ガタン――と車輪が動く音。]
皆様、長らくお待たせしました。
[段階を踏んだ音の最後。
伝声管を通じて汽車内に響く車掌の声は、少しくぐもっている。
その声は、2〜4号車では皆に聴こえるが、
個室では聴きたくないと思えば、不思議と聴こえない。]
(#0) 2011/10/27(Thu) 00時頃
当銀河鉄道1111号は、今しがた銀河ステーションを定刻通り出立致しました。
当汽車は1日をかけまして、白鳥の停車場へ向かいます。
白鳥の停車場では、半日ほど停車する予定でございます。
外に出られる方は、くれぐれも乗り遅れのないようにお願い致します。
その後に関しましては、また後ほどご連絡致します。
終点サウザンクロスまで、同スタッフが対応に当たります。
何か御座いましたら、ご遠慮なくお声をおかけ下さい。
(#1) 2011/10/27(Thu) 00時頃
――…皆様の旅が、
幸いなものであることをスタッフ一同願っております。
(#2) 2011/10/27(Thu) 00時頃
[そして、ふつりと声は途切れる。
窓の外には、光り輝く三角標が、存在を主張するのだった。
三角標の明かりの中に、
紅や緑や紫や…――様々な色が混じるのは、
まるで切符に起きた変化を示すようにも思われる。
しかしながら、それを知っているのは、今は極限られた者だけか**]
(#3) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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ええ、合っていますよ。
[差し出された黒い紙を手にとり、銀のインクで判を押した]
ようこそ、アイリスさん。 車内の事はもうお聞きになりましたか?
[数人で歓談していたのなら、もう話題にでているかもしれない。 切符を返しながら、希望があるなら路線図も鞄から取り出して渡す。 問いかけてきた少年には>>0:160瞬きひとつ]
この列車はサウザンクロスに向かいます。 線路はまっすぐ続いていますので、逸れることはありません。 オスカーさんの持っていらっしゃった切符は当列車のものでした。 乗る列車は間違っていませんよ。
[彼の問いかけにはそう答えて微笑んだ]
(@0) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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スティーブンは、発車時刻が近づくと、一度車掌室へ。
2011/10/27(Thu) 00時頃
長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時頃
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…おっと、いけない。 乗りまーす!!乗りますよー!
[撮影に夢中になっていた男は、汽笛の音に気づいて、 慌てて最後尾の車両へ飛び乗った。]
(1) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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[>>@0合っている、と言われて、ホッとしながら、 車掌さん>>@0が、銀のインクを押すのを眺めていた。
路線図を手渡されれば、]
わぁ、ありがとうございます!
[思わずはしゃいだ声をあげて、受け取った路線図をしげしげと眺める。 オスカーへの説明を聞きつつ、サウザンクロスの場所を探したり。 自分も一人旅は初めて、だとはなんとなく言いづらくて黙っていた。]
(2) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時頃
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[最後尾のデッキからは、見送るように明かりを灯したステェションと、流れ行く三角標が遠ざかっていくのがよく見える。 刻一刻と変化する、色とりどりの光の花が散るようで、 カメラを構え、魅入られたように幾度もシャッターを切った。]
(3) 2011/10/27(Thu) 00時頃
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―― 三号車 ――
[路線図を見ていると、女性が声をかけてきて これは星見表か、と僕に問う]
違うよ、これは路線図だよ 車掌さんから貰えたんだけれど、君は貰わなかったのかい?
[そう、答えておいた どうやら、人が増えているようで 賑やかになってきている 僕から、何か声をかける事はしなかった 何故なら・・・何故だったろうか よく、思い出せはしなかった]
どうやら、列車が出るようだ
(4) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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― プラットホームから三号車へ ― >>0:123>>0:132 [老婆の姿は発車のベルが鳴っていてもそこにあった。 まるで、ベルなど聞こえていないかのように揺れている。 そして、そこに現れたパピヨンの姿に、また期待したような表情を見せた。]
――……ああ、待っているのです。 貴方……来てくださいましたか?
[きっと発車のベルが老婆の耳を少し、また遠くしていたのかもしれない。 ただ、差し出された手に笑みを浮かべる。]
行くのですね。 やっと、行けるのですね……。
[パピヨンの言葉ににこりと微笑む。そして、枯れた手を伸ばした。]
(5) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
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―3号車―
[そうこうしていますうちに、列車はがたんごとん動き始めました。 外に流れる景色が徐々に変わっていくのを見まして、思わずボクの心が小躍りしてしまいました。]
よかった。オスカーくん此の列車でよかったんだ。 さっきはああ言ったけれど、オスカーくんがもし間違った列車に乗ってたらどうしようかと、内心はドキドキしちゃってたよ。
[車掌さんがオスカーくんに向かって説明しています言葉に、あははと笑いながらそう言いました]
(6) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[困っている人は、放っておけない 何故だったろう、何故僕はそう思ってたんだろう 忘れてしまった、理由なんてなかった気もする]
まったく、もう
[記憶が、曖昧な気がする 何か、大事な事を忘れている気がする 気がするけれど、よくわからなかった]
(7) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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−三号車・回想−
[>>4青年の答え、そして問いに、]
そう、路線図なの…。 まだ車掌さんには会ってないの。さっき乗ったばかりなので。
[残念そうに眉をさげた。路線図はキラキラと光ってとても綺麗。]
教えてくれてありがとう。私はアイリス。 よかったら、あなたの名前も教えていただけますか?
[名前を教えてもらえれば、その名とお礼を口にして、 車掌を探しているらしい少年の元へと**]
(8) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
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>>0:137 [ふらりと立ち上がると、小柄な老婆はそれでも杖を助けに歩き出す。歩みは少し遅いけれど、仕草は柔らかく、とても上品に。]
ありがとう。 私は、汽車に、乗りたかったの…。
[パピヨンの同行に小さくお辞儀をして、 そして、汽車に乗り込むとき、一度振り返ってベンチを見た。]
――……ああ
[一つため息をついて、そして、小柄な身体は車内へ。 三号車に案内されると、また感謝の意を述べながら……座席にかけて目を閉じた。]
(9) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[>>0:158ネルが少年に言った言葉は 少年が思いつきもしない言葉だったので、 少年は夜の焔の瞳を大きくさせてから 感心したように頷きました。]
醍醐味…。 …うん。
その旅は、面白そう…です。
[同じ年の子に話しかけるように うっかり口調が崩れそうになって、 少年は慌てて言葉を付け加え]
仲間がいて、僕も嬉しいです。
[心強い、ネルの言葉に嬉しそうに微笑むも 同時に何かが、引っかかっているかのように 喉の辺りに痞えも感じて]
(10) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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―1号車― [発車のアナウンスを流し、無事に列車が動き出した事を確認すると、男はほっと溜息をついた]
駅構内でアナウンスしていた頃は 列車が出発するこの瞬間がとても好きでしたね。 手を振り返すのが日課だったんですが こちら側から手を振るのも、良いものです。
[列車の窓から、遠くなりつつあるプラットホームへ手を振る。 見送る女職員の姿が遠く、遠くやがて豆粒ほどの大きさになって]
(@1) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
スティーブンは、列車が安定して走り出した頃合を見て、各々の切符に判を押しに行く**
2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[このままでは、自分がわからなくなってしまう そんな気がして、揺れる列車の中、立ち上がった 近くでは、幾人かの人が話をしている
この中に混ざってみるのも良いけれど なんだか、悪い気がしてしまう]
失礼
[人の波を潜ってしまおう そして、もっと外の見える場所を探そう 何か興味を惹かれるものを探そう そうしたら、きっと気が紛れるはずだ そう思って立ち上がり、人の脇をすり抜けようとしている]
(11) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[>>@0白衣姿の車掌の言葉を聞いて、 少年はようやく安心したようだった。]
…はい。 僕は本当にそそっかしいものですから、 確認が取れて安心しました。 車掌さん、お忙しいところありがとうございます。 目的地に着くまで、どうぞよろしくお願いします。
[同じ目的を持つアイリスと名乗る女の人も、 白衣の車掌がきたことによって解決したようだった。 微笑む白衣の車掌の姿に丁寧にお辞儀をして、 ようやく安心したはずの少年は、 自分の周りをまた見渡す。 ひとつだけの荷物の旅行カバンは、 眠っていた席に置いたある。切符も持っている。
けれど何か大事な忘れものをしている気がして、 だけどそれが何なのかは思い浮かばない。]
(12) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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[アイリスと名乗った女性に、僕は名を名乗った気がする 僕はヴァンと言うんだよ、と
だから、車掌と一緒にいた彼女には、会釈をしておいた 傍には少年と、絵を書いている人がいて 失礼、と脇をすり抜ける
がたんがたん、と列車は揺れる 小さな黄いろの電燈が、車室を照らし出している 随分と、趣のある列車だ]
そうだ、食堂車に行ってみようか
(13) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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そう言ってもらえて、ボクも嬉しいよ。 よろしく、オスカーくん。一緒に楽しい旅にしようよ。
[オスカーくんの言葉>>1:10に手を差し出しまして。 嫌がらなければ、手をぎゅっと握りまして、がっしりと握手を交わしたことでしょう。]
あ、ボクまだ個室行ってないんだ。部屋確保しないと。 じゃあ、また後で。
[その場に居たアイリスさんとオスカーくんにぺこり挨拶をして。 ボクはスケッチブックを抱えたまま、個室の車両に向かいました。 鞄の中の鈴蘭の花が、ちゃりんと涼しげな音をたてました**]
(14) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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─ →乗車口 ─
[車内に足を踏み入れる。 一歩、二歩]
……おっと。
[一瞬の揺れと同時に、車窓から見える灯りが流れ始める。]
動き出したか──。
[しばし、その光景を眺めていたが、いつまでもブリッジにいても仕方がない。]
[微かに人の声がする方の車両のドアを開けた。]
─ →3号車 ─
(15) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
ニールは、窓際に座る人影に、軽く会釈をした。**
2011/10/27(Thu) 00時半頃
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
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あ。 ごめんなさい。
[脇をすり抜けようとする 色素の薄い少年の姿に道を開けようとして 少し当たってしまい慌てて少年は頭を下げた。
此方に話しかけてこようとはしてこない、 色素の薄い少年を夜の焔の瞳は見送って。]
(16) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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気にしないで 僕の方こそ、悪かったね
[小さくぶつかった少年に、そう声を返し 僕は、二号車に向かって進んでいく ちゃんと頭を下げられる少年だな、と僕は思い それはきっと、良い事だと思えた
二号車は、こっちでいいんだろうか? わからないけれど、まぁ歩いてみよう 違ったら、戻ればいいんだもの]
(17) 2011/10/27(Thu) 00時半頃
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―― 二号車 ――
[食堂車に行ってみると、そこにはテーブル席とカウンター席 一人でテーブルを占領するのも悪い気がする 僕は、カウンターへと歩を進めた
カウンターも、真ん中に座る事はまずない だいたいは、左端の席に座る 傍に壁があった方が、なんだか落ちつくんだ 背中を壁に預けると、ほっとするんだ
こう言う人間って、寂しがりな人が多いんだってね だけど、自分がそうだとは思わないかな]
…―――
[座ってみたは、良いものの さて、どうしようかな]
(18) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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…ん? あぁ、いけない…終わっちゃった。
[気がつけば、フィルムを一巻きすっかり使いきってしまっていた。 手間のかかる代物だから、流石に揺れる車内で立ったままフィルムの交換などという真似はできない。]
ま、いいか。 交換ついでに、腹ごしらえもしてしまおう。
旅はこれから、だしね。
[離れていく景色を名残り惜しげに見返って、 寝台客車の通路を、フィルムを巻き直しながら歩く。]
(19) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 01時頃
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…うん。 一緒に楽しい旅を。
[ネルに。 旅の仲間ができることは嬉しいことだと思い、 けれども少年はまた自分の隣を見る。 手を差し出されると少し照れくさそうに ネルへと手を伸ばし、親しみ込めた握手を交わした。]
(20) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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長老 ナタリアは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 01時頃
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はい。また後で。 …路線図、貰えてよかったですね? アイリスさんは行きたい場所はありますか?
僕は…目的地を誤らないのなら 寄り道も楽しいのかもしれない。 そう思ったら、白鳥の停車場がどんな場所なのか… 一人旅も楽しめそうな気がしてきました。
[ネルと一度別れを告げた後、 アイリスへと笑って、少年の瞳はまた自分の隣へ。 旅を楽しみたいと思う反面、 大事な忘れものがあるような、それが気に掛かって。 まずは持ってきた旅行カバンを確かめ直したほうがいい、 そう思うと置きっぱなしの席へと向かう。
新たに車両に入ってきた大柄の男の人が会釈をしたので 少年も頭を下げて会釈を返す。 そういえば、さっきぶつかった色素の薄い少年には 謝っただけで、挨拶をしそびれてしまった。]
(21) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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