232 いつかの、どこかの、だれかの話
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、預言者が3人、衰狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2018/01/26(Fri) 05時頃
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[「しにたくない」などと男が願ってしまったのは、何故だったか……。
悪魔と契約して不死の身体を手に入れてから気の遠くなるほど長い時間が過ぎてしまった。その切欠になる出来事も、もう遥か昔のこと。
ただ嫌に覚えているのは、契約する間際に悪魔が見せた表情……驚きと嘲笑と憐れみとが混ざった、奇妙な表情で悪魔は言った。
「本当に死ねなくなるが、いいのか」
死に瀕した男は心の底から生を渇望し、「いい」と答えてしまった。そして男は悪魔と契約し、死ねない身体を手に入れた。]
(1) 2018/01/26(Fri) 10時頃
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[飢えても、焼かれても、切り刻まれても、息が出来なくても、身体の血をすべて抜かれても 妻が、子どもが、孫が、ひ孫が天寿を全うしてもなお
――……男の身体は死ねなくなった。]
(2) 2018/01/26(Fri) 10時頃
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[いつしか男はその身体故に、とある“財団”の管理下に置かれるようになった。
因果法則を打ち破る存在全てを保護し、恒久の『世界平和』のために貢献する組織 ……そして人知を超える力を持った者たちは諍いのある場所に派遣されるのだ。
“ヒーロー”として。]*
(3) 2018/01/26(Fri) 10時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2018/01/26(Fri) 10時半頃
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[隣ではがさがさと問題集とノートを取り出す音。 試験を控えた彼は学校と塾までの中途半端に開く時間を、 クレアは学習で忙しそうな彼を邪魔しないように それでも一緒に居られるようにこのカフェで過ごす。
彼の塾まですぐで、クレアの学校とバイト先の間にある このカフェで時間を過ごすようになってもう三年。 試験はそろそろ大詰めなようで塾の後は会うことが出来ない。 夜遅くなるのを心配してくれてるみたいだから 先に帰ることに決めたのは自分なのにとても寂しい。]
ありがとう。
[テーブルにセットしてくれたポットから 琥珀色のチャイをカップへゆっくりと注げば、 赤い苺がぷかぷかと浮かんで来る。 子供のころ始めてショートケーキを食べた時のような そんなわくわくがある気がして、この瞬間が好きだった。]
(4) 2018/01/26(Fri) 10時半頃
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[手の中にある文庫は、とてもとても大好きな人と 紆余曲折の末に幸せに暮らしましたというお話。 そんなどこにでも転がっているような物語の 一つ一つ全てが、クレアは愛しかった。
障害を乗り越えていけばきっと、 今も隣にいる彼とハッピーエンドを迎えられると そう教えてくれているのだから。]
「そろそろ時間だな。」
[あっという間にすぎてしまうこの一緒にいられる時間。
今日も頑張ってと見送る背中に微笑みで見送れば 自分も文庫本を鞄にしまい、席を立った。]
(5) 2018/01/26(Fri) 10時半頃
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[最後にもう一度と、向けた視線の先には 彼と同じ塾に通うブロンドの少女がいて 彼はほとんど見えなかった。
彼女も同じようにいつもこのカフェを利用している。 そして彼と同じ時間にいつも塾に向かうのだ。]
やだなあ、いつも計ったみたいに 同じタイミングで席を立つのね。
[彼はモテるから、狙っている人は沢山いて 彼女もきっとそのうちの一人なのだと思う。 さらりと流れるショートボブの真っ直ぐな髪は 光るようなくすみのないプラチナブロンドで、 長くウェーブのかかったレディッシュのクレアとは 全く違う雰囲気をまとっているように見える。]
(6) 2018/01/26(Fri) 10時半頃
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[でもそれも紆余曲折の一つだと思えば なんて事はないのだ。 ちょっとした浮気ぐらいも許す覚悟は出来ている。
たまに繋がれる手をクレアが見ているなんて きっと思ってもいないのだろう。]
大丈夫。 最後にはちゃんとクレアのところに 帰ってきてくれるって、 クレア分かってるからね。
[席を離れる前にカップに残っていた 一欠片の苺を指で掴んで口の中へ。 お行儀が悪いけれど、そんなことは 大事な人が見ていなければ関係ない。]
(7) 2018/01/26(Fri) 10時半頃
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[彼のコートのかかっていた背もたれを するりと撫でてから扉へと向かう。
その席のテーブルには、カップが二つ クレア以外の人間には見えているだろう。*]
(8) 2018/01/26(Fri) 10時半頃
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[pi……gaga、ga…]
ひとりぼっちは寂しい、から
[アンテナを伸ばすために私は歩くの。 アンテナが大きくなるために私は探すの。 アンテナに夢をみるために私は求めるの。]
──めーでー、めーで、
[無人機達はミサイルを放って、泣いている。 この世界に人間なんてもういないはずなのに、 闘うために殺戮を繰り返して。]
≪BiBi…gi、BiBiGA──…≫
(9) 2018/01/26(Fri) 14時半頃
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[床に散らばったガラクタは、元々何の為にあったか。 それがかつてトースターと呼ばれた物とも知らず、 私のすぐ横で降り注いだビームから立ち去った。]
アンテナを伸ばさなきゃ …きっと、誰かが聞いて欲しがってる
[誰より助からないSOS アナタのこえが届いた時、 世界は平和だったのでしょうか?
平和って、美味しいのかな?
冷たいミサイルが何もかも奪った。 草原の雨となって降り注いだ。 ノルスタジアはもうない、もう消えた。]
(10) 2018/01/26(Fri) 14時半頃
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[それでも、] ≪gi、gi gigi…g…a…≫
[機械がいつまでも戦争をしている。 い、ろ、は、に、ほ、へ、と、 奪っていった。沢山沢山。]
…何故? もう、覚えてない
≪Pi──ga、gagaga…≫
[人を耕すには大地は汚れきっていた。 誰がはじめたのか知らない。 でも、全てを奪う為に始めたのは知ってる。
知ってる、何でだ、ろう。思い出せないや。]
(11) 2018/01/26(Fri) 15時頃
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[思い出せない。けど、知ってる。 私は今日もそれをするの。]
今日も怪音波、つけよう。
[遠くからやってくるSOS この音が聞こえた時、 世界は本当に平和でしょうか?
平和だといいな。 大きな大きな物が、意味のない争いを片していく。 ガラクタがレインレイン、 アンテナは今日も伸びていくのです。]*
(12) 2018/01/26(Fri) 15時頃
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― 潜入 ―
[コツコツ、固い靴の音が狭いコンクリートの通路に反響する。 敵本部へ潜入し、機密情報を奪取せよ……という大規模な作戦の、重要な斥候役だというのにステッキをつく足取りも軽く、良く磨かれた上等な革靴の音を消すこともしない。
なあに、急襲も罠も恐れる必要はない。拷問されても改造されても、いずれは元に戻ってしまう。 ……男に取り憑いた悪魔のせいで正気を手放すことも出来ないのだからね!]
此方、アンデッド。グラスホッパー、Ms.スパークルは応答せよ。
[インカム越しに別なルートで潜伏中の仲間に呼びかけると、押し殺した舌打ちが返ってきた。]
(13) 2018/01/26(Fri) 16時半頃
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『此方、グラスホッパーとスパークル。 ……なあ、アンタと違って俺らは隠れなきゃならねえ。 何もないのに連絡して来るなって何度言ったら分かる』
[つれないな、と男が笑えば、異常な跳躍力を持つバッタの名を持つ男はさらに不機嫌に唸るのだった。Ms.スパークルの声は聞こえないが、実態を持たず自在に明滅を繰り返す光体の彼女はきっとバッタの真横でチカチカ光っているのだろう。 しかし、敵陣のど真ん中に差し掛かろうともいう頃なのに、戦闘員にも、研究員にも……“財団”の情報が正しければ数多の改造された人間たちが囚われているはずなのだが。不死身な以外は一般人と変わりない男としては願ってもないことなのだが、これは聊か拍子抜けだ。]
さっさと撤収して、紅茶とスコーンで お茶会にしようじゃないか。
[冗談めかして通信を送ったが、仲間二人は黙りこくったままだった。]
(14) 2018/01/26(Fri) 16時半頃
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[……と、男は不意に目を凝らして通路の先を見つめる。]
……此方、アンデッド。 潜入経路の先、何かいるようだ。
[歩を進めたとてその影は反応を示さない。人の形をしているようだが、オブジェクトか……しかし、耳をすませばそれは何事か呟いていた。聞き取れないからと距離を縮めようとすると、インカムからバッタの何事か喚く声が聞こえた。]
『おい!アンタの回収は面倒なんだ! もっと慎重になってくれよ!』
[男の身の心配ではなく、男を回収する煩雑さの方が余程心がざわめくのだろう。男は口元に笑みを浮かべる。若者の真っすぐな正直さは嫌いではない。]
(15) 2018/01/26(Fri) 18時頃
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[さて、ようやく通路の先に蠢く影の正体が見える程度に接近出来た頃。
それは、幼い少女だった。 年の程5歳ほどだろうか。 丸裸の真っ白な体と、櫛梳られていない金色の髪が、非常灯にぼんやり照らされている。]
おや。そんなところでどうしたの。
[戦闘員にも、研究員にも見えないならば、逃げ出した被験者だろうかと辺りを付けて。 しかし少女は、男の問いかけに顔は上げたものの、にこりとも笑わない。]
(16) 2018/01/26(Fri) 18時頃
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[どんよりと濁った眼だ。 一瞬、少女を模した機工ではないかとさえ疑ったほどに。感情が見えない目だ。
少女が一歩、男に足を踏み出した。両手を広げて近寄ってくる様は、抱っこを強請る子どもにも見えるし、そういう動きをするように作られた絡繰りのようでもある。
繰り返し繰り返し、少女は何事か呟いていた。]
……えー、此方アンデッド。対象は5歳ほどの女児の模様。 被験者と思われる。若干の疲労が見られる。保護を試みる。
[保護を求める子どもなら、迎え入れてやらなくては。 男は笑みを形作って、そっと少女の痩せた体を抱き上げようとする。]
(17) 2018/01/26(Fri) 18時半頃
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[しゃがみ込み、少女の身体を抱き上げようとした男は真っすぐに少女の目を見つめる。 少女は希望の欠片も移さぬ瞳に、ただ男の顔を映していた。
少女の唇は未だに同じ言葉をつぶやき続けている。]
「これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。これがおわれば、ほめてもらえる。」
[「だから、しんで」と唇だけ動かして、少女は男の胸の内に飛び込んでくる。 少女の身体から生えた鋭い無数の棘が、男の身体を刺し貫いた。]**
(18) 2018/01/26(Fri) 18時半頃
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[水道管は上下左右にうねうね曲がって、あまり先が見えない。 その先にちらりと白い影が見えた気がして、アシモフは先を急いだ。遅れをとると、餌場を独占されてしまう。 人間が作り出す音は騒がしい。丸い団扇型の耳が騒音を捕らえる。ぐわぁん、ぐわぁんと細長い空間の中を反響して、腹の底を震わせる。非日常の狂乱が、音波を通じて伝わってくる。 やがてその音楽は明度を増して、光の中に飛び出した。]
(19) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[飛び出した先は、レンガの道。ネズミのアシモフには見えないけれど、赤色をしていた。 きょろきょろとあたりを見回す。人間より色覚認識能力が低くたって、カラフルな建物が建ち並んでいることが分かる。先ほどの白い影の姿は……無い。 愉快な音楽に紛れて、陽気なアナウンスが流れてきた。]
『ようこそ、夢の国へ! 時間も疲れも忘れて、どうぞ思うままにご自由にお過ごしください!』
[どうやらここは、遊園地のようだ。 ヒトにはハレの日があると聞く。時折非日常を演出して、精神に潤いを与えるのだ。 ここは、ハレの人間たちが集まる場所。こういった場所では寛容になりやすく、つまりアシモフもおこぼれをもらえる可能性が高い。嬉々として喉を鳴らした。]*
(20) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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「ウワァー、ネズミさんダー! ハジメマシテー!」
[そして、その鳴き声を聞きつけたのか。危機は、唐突にやって来た。 ひょいと首根っこを捕まれる感触、同時に持ち上げられてぶらりと四肢が宙に浮いた。 地面が遠く、ぼやけている。ネズミの目は良くない。 けれど、その視力でもはっきりと見えるほど近くにピエロの顔。彼は緑色の眉毛を上げて、喜色満面、口をゆがませていた。]
「夢の国でネズミさんに会えるなんテ! スーパースターの君ニ、ずっと会いたかったんダー。 今日は最高にハッピーな日ダ! ここに来てから、ずっとそうだけどネー。毎日が誕生日みたいだヨー」
[水道管で見かけた白い影ではなさそうだ。そもそも、ヒトはあの道には入れない。 ぶらぶらと尻尾を垂らしながら、ジジ、と警戒音を鳴らす。愚鈍な人間にネズミの高尚な言語を理解できないことなど分かっていた。が……]
(21) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[予想外に、ピエロは首を傾げた。こちらの言葉を聞き取ろうとするように、ウンウンと頷き始める。 アシモフは、ピクリとひげを揺らした。これが夢の国の力か。種族の垣根を超えるほどの奇跡。]
「分かっタ! 君、お腹が空いてるんダ!」
[が、やはりバベルの塔は崩壊したままだった。 不気味な化粧を施した道化師は、ポケットを探り始めた。バラバラと地面にぶちまけられるキャンディ。 その量は、物理法則に反しているように見えた。ひょっとしたら、彼のポケットもどこかにつながっているのかもしれない。アシモフが水道管で世界を旅しているように。 アレー? どこやったかナー? などとつぶやきながらごそごそしていたが、やがて目当てのものを見つけたのか、血の色に染め上げた唇をにんまりさせた。]
「ハイ! ドウゾー! 『彼女』も食べてほしそうだかラ、きっと喜ぶヨー」
[彼が取り出したのは、一枚のビスケットだった。何か文字が書かれている。―――『eat me』。 アシモフは鼻先をひくつかせた。毒の匂いはしない。けれど、突如として人間が差し出してきた食糧を、本当に口にして良いものか。]
(22) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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だが、選択肢はなかった。傲慢な人間は、ビスケットを強引に口に押し当てる。ガリ、とビスケットが削れて、思わず欠片を飲み込んだ。]
「オイシイネー」
[強引なやり口は不満ではあったが。ヒトはそんなものだ。 確かに、アシモフの大好きなバターがたっぷり使われていた。上品な甘さがちょうどいい。 警戒したのは最初だけ。ピエロは鷹揚に頷くと、ビスケットを丸ごと渡してくれた。両手に余る大きさのそれを、落とさないように必死に掴む。 ガリガリと前歯で削る。ネズミは食欲旺盛だ。一日に体重の三分の一の餌を食べる。上等なご馳走に、遠慮なく舌鼓を打った。 けれど、食べた瞬間に、ぐらり、視界が揺れたのは気のせいだろうか。]
「ン? ……」
[ピエロが首をかしげ、首根っこをパッと手放した。 文句を言う暇など無い。ふわりと胃袋が浮く感覚に、思わずビスケットを手放す。 高い場所から叩きつけられる。衝撃に覚悟して目を閉じた、が。 地面は、思いのほか近づいていた。己の体の巨大化によって。]
(23) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[足は地面に着いたのに、ぐんぐんと地面が遠のいていく。ぱきん、ビスケットが地面に落ちて割れる音。 もじゃもじゃしたピエロの頭すら遠ざかって、カラフルな建物の屋根の大きさになったところで、異変は止まった。]
「ワハァー、君、大きくなったネー。 よかったネー。夢の国のねずみさんにしてはずいぶん小さいかラ、心配してたノ」
[ぱち、ぱちとのんきな拍手。折れそうなぐらい首を曲げて、道化師が見上げてくる。 事態を理解して、チチと警戒音を鳴らした。こんな体じゃ、水道管に戻れやしない!]*
(24) 2018/01/26(Fri) 21時半頃
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[拾った。 拾った、沢山集めた。]
≪Bi BiBiBi、Bi…BiBiBi──…≫
[黒いガラクタ集めた。 遠くから電子音、ビビビッ…響いて煌めいて、 瞬いたあとはまた静かだった。]
…はろー、はろー、ぷらねっと
≪これは さんまんにせんななひゃく ななじゅうご かいめのそうしん てすと です≫
(25) 2018/01/27(Sat) 01時頃
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[かちかち、響いた音。 ぽちぽち、軽やかな音。 指を動かせば、宇宙空間に夢見た。]
…ひとりぼっちじゃない、誰かはいるのかしら。
[アンテナの首を動かして、目線の先に くるくる動く鉄の浮遊物を眺めた。 お星様流星群、地上に落ちて 無人な鉄の塊がキラリと瞬いた。
どっかに、どっかにこの声は届きますか。]
めーでー、めーでぃ…
(26) 2018/01/27(Sat) 01時頃
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──めーでーぇ……
(27) 2018/01/27(Sat) 01時半頃
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