195 【完全RP村】終電は銀河を駆ける
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2016/08/11(Thu) 01時半頃
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あなた方は終電に乗っています。乗っている理由は様々でしょう。
一緒に乗った人がいればにぎやかに、ひとりで乗っていれば静かに、車内で過ごしていることでしょう。
そして、これから起こることにまだ気づきもせず、あなた方はただ目的地へと向かう途中、駅への到着を待っているでしょう。
「『終電は銀河を駆ける』開幕でございます。」
どなた様もお乗り忘れのないようお願い申し上げます。
(#0) 2016/08/11(Thu) 01時半頃
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[ ─ ガタタン ゴトトン ─
そんな音とともに揺れる終電。 乗り口近くのロングシートの端に座り、男は眼鏡越しの視線を外へと泳がせる。]
……真面に話が出来ると思うか。 20年振りだぞ、実家に帰るのは。
[発作的に飛び乗った終電。 行き先は実家。 縁を切ったなんて言えば格好はつくかもしれないが、若気の至りからくる親との喧嘩で飛び出しただけ。 今は落ち着いた見目の会社勤めだが、やんちゃな時代もあったのだ。
一人終電に乗った男の話は、そういったモノである筈で。 少なくともこの時はまだ、そういった話だった。]
(1) 2016/08/11(Thu) 20時半頃
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はぁ……。
[こぼすのは溜め息。 実家に向かう終電に揺られる億劫さにつられ、自然と口からこぼれてくる。 いつもはきちんと伸びる背も丸まり、どこか所在なさげの様子だ。
数度目の溜め息の後、20年振りに実家に向かう決意が揺らがないようにとコンビニで買ったビール缶が、手から滑り落ちた。]
ちっ、
[中身は既に空で、車内の揺れに合わせて床を転がっていく。 男はそれを追うために立ち上がり、慌てて空いたビール缶を拾おうとするだろう。
他の乗客に迷惑をかけていないといいのだが。**]
(2) 2016/08/11(Thu) 20時半頃
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―――人は、旅をするの。 ゆらり。ゆらりと。 風の赴くまま、気の向くまま。 そうして長い長い旅を経て、世界の果てを目指すのよ。
おかあさんは、そう言って笑っていた―――
(3) 2016/08/11(Thu) 22時半頃
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せかいじゅうをたびするの? ねえ、それって、すごくすてきじゃない。
[そう返事したことだって。昨日の事のように思い出せるのに。 ――何故か記憶の中を真っ黒なクレヨンで塗りつぶされたみたいに、思い出せない部分がある。 嗚呼。もどかしい。
眉を寄せながらゆるりと瞼を開くと明るい小さな黄いろの電燈のならんだ車室が目に入る。
そうだ。私は今、旅に出ている。 おかあさんが言っていた“世界の果て”が本当に存在するのかを確かめる為に。]
――んんぅ。……くあぁ。
[大きく伸びをして、更に大きな大きな欠伸をひとつ。 それからのそのそと重い身体を起こす。 どうやら眠ってしまったらしいということに気が付くのはこの頃だ。 終電ということもあり乗客が少ないのをを良いことに、ボックス席の一角を寝そべる人間とその荷物で占領していたが――、流石に車掌や付近の乗客に渋い顔をされないか心配になってきてしまう。 今更になって寝台列車にすれば良かったか、なんてことも思ったが、もう時既に遅し。 いや、元々は準備に時間をかけて出発時間を大幅に遅らせてしまった自分自身が悪いのだが。]
(4) 2016/08/11(Thu) 23時頃
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……いま、どこらへんだろう。
[取りあえず遠くへ行けば何れは世界の果てへと辿り着けるだろうと、勢いで列車乗り込んでしまった。 そういえば行先と到着時刻さえ知らなかったっけ。 何処かに停車駅表などはないだろうか、と立ち上がるとそう遠くないところで誰かの溜息>>2が聞こえる。 恐らく斜め前の――乗り口付近の席に座する男性だろうか?
がたん。ごとん。
電車が揺れる。 それに合わせて床を転げるビール缶。 それはやがて私の足元に近い所にやってくるだろうか。]
(5) 2016/08/11(Thu) 23時頃
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[反射的にビール缶を拾い上げれば、時を同じくしてそれを拾おうとした彼>>2へと視線を向け、]
ねえ、ねえ。おじさーん。 ためいきは、しあわせがにげていっちゃうんだよー。 ……しってた?
[と、ビール缶を手渡しながらにこやかに声を掛けるだろうか。 旅の終わりはどうせ、まだまだ先のことなのだ。 こんな出会いも何かの縁、人とお話するのも少しばかりの暇つぶしにはなるんじゃあないかなんて思いながら。]
(6) 2016/08/11(Thu) 23時頃
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[カラカラ……
──コツン]
[ふ、と重たげに睫毛をあげて当たる感覚の正体を確かめるとそれは空のアルコール缶。>>2>>5]
[通路を挟んだボックス席で寝そべっていた少女がにこやかに拾い上げるのと持ち主であろう男が受け取るやり取りをジッと見つめる。
赤いカラコンの視線で思うことは]
袖振り合うも他生の縁
[口の中でそう呟くと、何だか面白くて口の端を にやりと吊り上げた。
終電は時間も遅い。一日のおしまいの時間をゆっくりと楽しまんと、視線を社内に彷徨わせる。]
(7) 2016/08/11(Thu) 23時頃
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[朝。この時期は夜明けも早い。虫や草木も静まり返った冷たい大地につっかけで歩き回るのが良い。]
[昼。蝉の合唱団がバトンタッチして鳴くのを耳にしながら、焼けた身体から汗を吹きだすのだ。]
[夕。太陽が沈んでから、蒼に染まり切らない西の空を未練たらしく眺めるのが良い。]
[夜。若い虫たち鈴の音を耳に、窓辺の風鈴の甲高い声と蚊取り豚の出す煙の独特な匂いを感じながら夜を過ごすのだ。]
(8) 2016/08/12(Fri) 00時頃
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そんな風に夏を感じながら過ごせたら一番いいけれど。
[ある日、部屋でそんな風にルームメイトに話したことがある。ルームメイトはひとしきり笑い飛ばした後
「そんなの無理無理。サマージャンボでも当てなきゃね〜」
なんて言うもんだから、俺はつまらないと団扇を扇いで口を尖らせたのだ。]
夢を買うなんてのはナンセンスだ。そう思わないか? とは言っても金がなけりゃ命も買えないんだけどね。
[そう言って、俺はまた肩に荷物を引っ提げて、安い給料の仕事に行くのだった。]
(9) 2016/08/12(Fri) 00時頃
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―――りっちゃんはえらいね
[否定も肯定もせず、ただにこりと笑んでみせる。 この類の言葉は聞き飽きてしまった。
病気が見つかって2年。 入退院を繰り返す生活も、痛い検査や辛い治療も。 我慢していることなんて他にも数え切れないくらい思いつくのに。]
海が見たい。
[別段、海に思い入れがあるわけでもないのだけれど。 ぽつりと口にだしてしまえば、なんだかそれが長年の夢だったかのように思えてきた。
体温計と血圧計を持つ看護師の背中を見送ると、彼女は大きく息を吸った。]
海を見に行こう。
[音をたてないように、ベッドサイドの小さなクローゼットを開けた。]
(10) 2016/08/12(Fri) 18時頃
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あっさりと抜け出せるもんだなぁ。
[リュックには、財布とスマホと薬だけ。 気抜けしてしまうほどに脱走は簡単だった。
ひとりで出かけるなんて、ましてや電車に乗るなんて、いつぶりのことだろう。 見なれない世界に好奇心が抑えられず、きょろきょろと他の乗客を観察する。
本当はあのこ(>>3)みたいに、髪をのばしたりもしたい。
短く切りそろえられた髪を指で梳く。 耳のあたりでマスクの紐がひっかかって、少しばかり悲しくなった。]
(11) 2016/08/12(Fri) 18時頃
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――――カタンコトン
[電車の揺れる音に身を任せる。 何ということはない、一日の終わり。 今日も少し残業をして、家路へと向かう。]
[一両の電車の人はごく僅かで、朝の汗まみれになって押しつぶすされるような密集が嘘のようだと、私は思った。] [夏の爽快な太陽はとっくに沈んでいるせいか どことなく落ち着かなげに視線を巡らせる>>11とほんの一瞬目があった気がした。]
(……私よりいくつか年下かな)
[そう思うだけ。特別に不思議に思わずに、残業で疲弊したからだを揺れる電車に身を任せた*]
(12) 2016/08/12(Fri) 20時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/08/12(Fri) 20時頃
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[ ガタタン ゴトトン
電車は揺れる。 それに合わせて、空き缶を追う足許が少しもつれた。 空き缶は年若い少女の足許近くまで転げていた>>5。 彼女が反射的に拾い上げてくれたから、屈めようとした身を伸ばし、片手はシートの端を掴む。 そうしていれば、この不安定な車内でもなんとかバランスは保てるから。]
ああ、有難うお嬢さん。 お手数かけて申し訳ない。
[彼女から空き缶を受け取りながら、にこやかにかけられた声に眼鏡の奥の双眸を数度瞬きさせる。]
(13) 2016/08/12(Fri) 21時半頃
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溜め息で逃げる幸せ、か。 その程度の幸せなら、自分から逃がすよ。 どうせの幸せなら、溜め息程度で逃げないものが欲しいからね。
[なんて小さく笑ってみせる。 さて、強欲さを見せた大人に少女はどんな反応を示してくれるか。
窓の外、流れる夜景。 電車は目的地に向かい、ガタンゴトンと音を立て揺れる。]
(14) 2016/08/12(Fri) 21時半頃
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[そんなやり取りをしていると、ふと感じるのは視線>>7。 赤い目は、カラーコンタクトレンズだろう。
面白げに吊り上る口の端を捉えれば、わずかに首を傾げる。 あの若者の視界に入ったかは判らないけれど。]
(15) 2016/08/12(Fri) 21時半頃
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[横目で捉えた青年から、空き缶を拾ってくれた少女へと視線を戻す。]
……若い子が多いな。
[その間見えた乗客の顔。 まるで家出をした当時の己のような年代くらいに見える顔が多いせいで、思わずそんな独り言がこぼれていた。
幸せが逃げそうな溜め息混じりで。]
(16) 2016/08/12(Fri) 21時半頃
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[いつもならば藍里は本を読んでボックス席に腰掛けてゆったりと電車の音を聞く]
[視線をあげたのは他愛のない、何てことはない。気紛れ]
[虫の声は聞こえども、どこか空気の澄んでいるような夜のせいか。 鼓膜を揺さぶったのは>>16のどことなく重苦しい溜息。]
(あら。上司に少し似てる……)
[いつも不機嫌そうな上司。夏の暑さに辟易しているのか、業績不振か。ここ最近な特にひどい]
[彼も仕事で悩んでいるのかもしれない。そんな想像をしながら、ぼんやりと車内を眺めていた*]
(17) 2016/08/12(Fri) 22時頃
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[溜め息が洩れるとすれば、実家に帰ろうと急に思い立ったからだろう。 普段は愛想の欠片が足りていない顔のまま、けれど溜め息は吐かずに仕事をしている。 夏の暑さに辟易していたとしても、無言で冷えたお茶をあおるくらいだ。
少し似ている誰かの上司>>17とは、やや性質が違っていた。**]
(18) 2016/08/12(Fri) 22時頃
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せんろは つづくよ どこまでも
たのしい たびのゆめ つないでる
[歌詞の意味も分からず、口ずさんで。 初めて見る景色が流れていくのを飽きもせずに、 目に焼き付けようとしていたのは今よりうんと小さな頃。]
(19) 2016/08/12(Fri) 22時頃
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