266 冷たい校舎村7
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ 綺麗な青空を見た ]
(63) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
──目覚め──
[ 自室のベッドから見える窓の外は薄暗い。
時間の感覚がまるでなくて、 長いこと眠っていたような気もするし 全く眠っていないような気もする ]
──────
[ 思案すること49秒くらい。 窓の外は青空でもないし、大雪でもない。 ガラスの破片で付いた傷もない。
ただ、泣き腫らしたように瞼がひりついた ]
(64) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
ただいま …………
(65) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
[ 帰ってきたって理解して ぽそり、呟いた。 冷えた空気に私の声だけが溶ける。
──── 違う
こんなこと、1人で言うものじゃない。
服を着替えてコートを羽織って家を出ると 東の空がほんのり色付きはじめていた ]
(66) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
[ どこに行けばいいのかな、大きな病院かな、 無計画だった私は一度立ち止まって携帯を開く。
届いていたメッセージは2通。
1つは養くんの居場所を知らせるもの。
遡ったけどあのときのメールはどこにもない。 良かった。最後の挨拶は、要らない ]
(67) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
急がなきゃ …………
[ 私は言わなきゃいけない。 直接、伝えなきゃいけない。
沢山の ただいま と おかえり を。
だから胸が締め付けられるもう1通のメールは 今は見てみないフリ ]
(68) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
「 今夜19時 いつもの場所で 」 **
(69) papico 2019/06/18(Tue) 21時頃
|
|
[ 病院までの道は人も車もほとんどなくて静か。 夢中で早足になっていたけど、 もしやバスに乗るべきだった? いや、この時間はバスも走ってないかも。
運動はからっきしだけど、走るの平気。 信号で立ち止まると一気に身体が火照る。
それから、握り締めたままのスマホが震えて ビクッと震える。見るのが、怖い。
恐る恐る画面を見る。名前は表示されない。
何故なら相手の連絡先を消していたから。 ]
(82) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃
|
|
[ だけどアドレスには覚えがあるし、 内容を読めば名前がなくとも差出人は分かる。
消さずにいてくれたんだ。
…………彼にとっては消すほどでも、ないのか ]
(83) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃
|
|
___________________
To:高本悟
うん。帰って来たよ。 私も病院に向かってる。 ___________________
(84) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃
|
|
[ 短いメールを返して再び足は病院へ。
辿り着いた病院、 壁に凭れ掛かる彼を見つけたら 最初の「おかえり」を言おうかな。
1件連絡先が増えたスマホを握って ]*
(85) papico 2019/06/18(Tue) 23時半頃
|
|
──病院──
[ 最初の おかえり と 最初の ただいま を
眉を下げて口角を持ち上げる。
─── ああ 本当に私、帰ってきたんだ ]
(163) papico 2019/06/19(Wed) 18時頃
|
|
[ それから、養くんが意識を取り戻したって聞く ]
良かった …… ちゃんと一緒に、帰ってくれたんだね。
良かった ………… 途中で迷子にでもなってたらどうしようって……
[ 真っ直ぐこっちを向く彼の服の袖をぎゅっと掴んで 彼には顔を見せないように俯いて しばらくの間、乾いた地面を濡らした ]
(164) papico 2019/06/19(Wed) 18時頃
|
|
[ 差し出されたコーヒー缶を受け取って顔を上げる。
いつの間か冷え始めた指先がピリッとして すぐにじんわりと温める ]
うん………私も話したいことあるし。
[ 意識が戻ったばかりなら今はまだ養くんには 会えないかもしれない。 少し落ち着きたかったら座ろっかって 近くのベンチを指差した ]**
(165) papico 2019/06/19(Wed) 18時半頃
|
|
[ どうして袖を引っ張ってしまったのか その時は無意識だったけど、 きっと、1人では立ってられなかったんだと思う
ベンチに並んで握り締めた缶コーヒーを開けると カコッという音が人気のない朝の空気に響いた ]
……………………
[ 何をどう話そうって、お互い目は合わせず 自動販売機とか地面とか見つめていると 先に口火を切ったのは彼の方だった ]
(339) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
──────
[ 彼が何を言ってるのか 頭が追い付かない ]
(340) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
[ あのときと同じ台詞>>0:141 ]
(341) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
[ ──── とくん ]
[ あのときみたいに跳ねる鼓動に問いかけて
私は ……──── ]
(342) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
……………… 付き合わないよ。
(343) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
[ 手元の缶コーヒーに目を落としたまま続ける ]
何も求めてないって言ったでしょ?
それに ………… ちゃんと「ごめん」って振られてるし。
[ 付き合ってほしいなんて告白をしたつもりはないし あれが彼の返事だったと思う>>2:527 ]
(344) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
私は馬鹿だよ。普通の人間だよ。 高本くんが興味ない人種だよ。
[ 行いを思い返して改める ]
…………いや、普通以下かな。
それとも、あれ? 私が本当に価値のない人間に成り下がったから 一緒にいてくれるの?
[ 冷たい校舎で聞いたどこまでも傲慢で上からな 呪いの言葉を差し返す>>2:416 ]
(345) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
高本くんが何か抱えてて、 助けられるのなら、私は助けたい。
[ 今はきっと隠れてる煙草跡。
傷付けられている時だけ忘れられる
それくらいに嫌なこともあって、 そのうえ彼は傷付いている。
放ってなんておけるわけがなかった ]
だけど、
(346) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
私は、きっと 高本くんが思っているような女じゃないよ。
[ また、彼の言葉を借りて>>2:313 ]**
(347) papico 2019/06/20(Thu) 08時頃
|
|
[ 告白を断って、「やるなあ」って言われるとか 他の人じゃ絶対あり得ない気がする。
まぁ他の人に告白された記憶はないのだけど ]
一緒にいなくていいって言ってるのに。
[ 相変わらずの上からだなぁって、 私ももう、苦く笑うしかない。
そのうえ「お前以下」って続くとか なんで私この人好きなんだろう? って思わず自分で自分に問いたくなる ]
(379) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
|
[ だけど、その続きを私は黙って聞く ]
……………………
[ 進学校 受験戦争 良い大学
ずっと、捕らわれていた言葉たちの羅列 ]
(380) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
|
[ 彼が大学へ進まないことは あのときなんとなく、分かってた>>5:211
だけどそこに秘めた胸の内までは 私は気付けていなかった ]
(381) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
|
[ 最後まで聞き終えた私の右手は缶コーヒーから 離れて勢いよく彼の左頬へと向かう
5本の指をしっかり開いたまま パンって触れると、そのままそこに留まる ]
…………甘ったれてる。
[ ムカついたら叩いていいって言われた>>5:-99 思いっきり叩きたかったのに、叩ききれない ]
(382) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
|
────── じゃあ …………
(383) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
|
私と一緒に 落ちてくれる ?
(384) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
|
どこまでも どこまでも 堕ちてくれる ?
(385) papico 2019/06/20(Thu) 20時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る