255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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―公園―
ふーーーー…
[区役所で手続きを終えて、 昼飯を取るのに陽に誘われ公園へ移動して。
適当なベンチに座って重い溜息を吐いた。 傍らの袋の中には朝貰ったパニーニと、 その隣に途中で手に入れたオレンジジュース。 満腹には足りないが贅沢は敵というものだろう。 何時ものバタールはドーナツと一緒に孤児院で、 欠食児童の腹の足しにと置いてきてしまっている。
そんなわけで少しでも腹を満たそうと、 よく噛みながら頭の中のリストを整理していく
(37) 2018/12/02(Sun) 18時頃
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[区役所―― 怪奇現象>>1:401はともかくそこでの用事は、 セイルズの手厚い親切もあり、全て澄んだ。>>1:402 彼の去り際に投げられた言葉には、>>1:403 寂寥感を煽られはしたのだが、笑顔を返せたと思う。
あとは日常品の買い足し、花壇の修理、 毛布は数が多い分、発注になるだろうが、 新しい配達人の手によって数日後には届くはず。
そして、連絡。
懐に突っ込んだままの端末に、 布の上から触れてその冷たさに眉根を寄せる……。
いったいどんな言葉を用いればいいものなのか。 喉も呼気で痛めそうなほど深呼吸を繰り返して、 そうしてやぱり迷って、先延ばしのままになっている]
(38) 2018/12/02(Sun) 18時頃
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[そうこうしているうちに、 食べ物はいつの間にか胃の中へ、飲み物も空に。
端末は手の中に収まって、 メールの宛先をイルマに選んで、 文字を打とうとする段階で迷いに迷うこと数分。
諦めて端末を懐へ戻し立ち上がった。 メールが出来ないなら直接会いにいけばいい、 そうしたら自然と、詰まる言葉も出て来るだろう。
その前に気がかりなものを済ませるべく、 目的を果たそうと商店街へと小走りで駆けていく]
(39) 2018/12/02(Sun) 18時頃
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―夕刻・孤児院―
[午後は主に買い物などで過ごして茜時。 空はまだ暗いとはいえないが、半刻も待てば暮れる頃合。
結局、商店街での買い物は困る誰かを手伝ったり、 移動ついでに荷物未満を誰かに届けたりと、 気付けばもうこんな時間になってしまっていた。
連絡は未だ、付けられないままだ。 商店街で偶然出会うのを少し期待はしたが、 治療院に近づけなかった時点でお察しというもので。
足取り重く、孤児院の門を潜った。 庭の片付けを初めている年長組みが寄って来て、 来客を告げるものだから思わず双眸を見開いて。>>29]
(40) 2018/12/02(Sun) 18時頃
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マジか。 ふらふらしてる場合じゃなかったな。
[どうやら待っていてくれているらしい。>>32 どのくらい待たせたのか、と、考える前に体が動き、 子供たちを引き連れて待ち人のいる部屋へ。
辛うじて来客室の体を整えられた部屋ではなく、 厨房に続く、大きな広間らしい]
(41) 2018/12/02(Sun) 18時頃
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イルマ
[院内を歩くたびに増えていく子供たちの騒がしさは、 帰宅を告げていたけれど部屋を覗くなり名を呼んで。
見ればマーゴが茶を出してくれている。 院では高級品の部類である紅茶の意味することは、 お客さまではなく、だいじな人の証だ。
引き留めたかったり、憧憬を抱いてたり等々、 つまりは子供たちが出す場合は、 子供たちにとって好きな相手にしか出されないもの]
(42) 2018/12/02(Sun) 18時半頃
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イルマ、――
[そんな彼女の姿を目にして、 謝罪の言葉を先に投げようとし、呑み込んだ。
代わりに挿げ替えたのは情けない笑顔と、 安堵した吐息を混ぜてしまった歓迎の言葉で]
(43) 2018/12/02(Sun) 18時半頃
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――来てくれたのか。 良かった、会いたかった。
[ごめんと先に言えば、その話しかできなくなる。
孤児院の環境上周囲には子供たちがいて、 何より帰ったばかりの今は、想像しさも宛ら視線が集う。
あまり招集云々の話には向かないだろう]
(44) 2018/12/02(Sun) 18時半頃
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帰って早々だけどさ、 部屋で話さないか、離れの方で。
それか、外で飯を食いにいくでもいいけど。
[ごめんと言えば済む話でもない気がして、 併設した倉庫の自室へと誘ってからそぐわない気がし、 夕飯時を前に外へ誘うのをつけ足して。
彼女がどちらを選ぶにせよ、 子供たちの視線から逃れねば話にならない*]
(45) 2018/12/02(Sun) 18時半頃
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言葉のまんま。 だから連絡しようと思ったんだけどさ。
[頬を膨らませる姿に苦笑を滲ませ、>>61 謝らなくていいなんて無意味な言葉は口にはしない。
実際、悪いのは自分だったはずだ。 やり方も伝え方も、何もかも間違っていたと、 怒られて初めて理解する鈍感さに呆れられても仕方ない。 そう思っていても呑み込んだのは、 彼女が謝りたいのならそうする方が前に進める。 そんな理由でしかない――口にしたらまた怒るだろうし。
それが苦笑の理由だった。 子供らしさが残る仕草が可愛らしいとも思ったが、 これこそ言えば怒るだろう、たぶん]
(68) 2018/12/02(Sun) 21時半頃
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間違ったまんまは嫌だからな。 ああ、じゃあ部屋に……お前ら付いてくんなって。
[別れはもう少し先とはいえ、必ずやって来る。 それを予感する言葉は綴りたくはなかったから、 纏わりつく子供たちを追い払って誤魔化し、部屋へ。
そもそもただの倉庫でしかなかった一室は、 ベッドと小さな机と金庫の殺風景で小さな部屋だった。 サイドテーブルの上にはミムラスが一輪飾られて、 隙間風に花弁を揺らされているのが、 この部屋で唯一の彩になっているだろうか。
男の部屋などこんなものだ。 今、イルマが来ていることすら珍しいのだし、 しかも必要最低限のものしか置いていない]
(69) 2018/12/02(Sun) 21時半頃
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そこ座ってくれ、座り心地は悪いだろーケド。 お、何だ……今食っていいもんか?
[椅子もない部屋だからベッドを勧めて、 自分は入り口の扉を塞がない、奥の窓の傍で床に座った。
その際に渡されたリボンの袋を掌の上に乗せて、 解いていいのかと言わんばかりに指で摘んでいる]
(70) 2018/12/02(Sun) 21時半頃
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お前の作るもん、なんでも美味いもんな。 ありがたく貰う――あぁ、クッキーか。
[今日はどうにも菓子の差し入れに縁があるらしい。 リボンを紐解き、焼き菓子の一つを摘まむ。
刻んだナッツが入っているそれは香ばしい匂いで、 何の疑いもなく口に入れて、違和感に僅かに瞠って。 それが何かまでは分からないけれど、 釦でも掛け違えたかのような、奇妙な居心地の悪さ。 けれど言葉にも態度にもせず呑み込んで、息を付く。
菓子作りのことなど理解しない己の事だ。 怒らせてしまった前夜の影響もあるのかもしれない。
何よりわざわざ作ってきてくれたらしき礼の品を、 首を傾げるなど出来ようはずもない]
(73) 2018/12/02(Sun) 21時半頃
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うん、イルマの味だな。
[さく、と音を立てもう一枚。 ざく、と音を立てナッツを噛み砕く。
口角をあげて返す笑みは何時もと同じだ。 それでいてどこか不安げなのは、 昨日の続きをすべきか悩んでいるからで。
結局は、こうした。 視線をイルマから剥がして自分の脚へ。 胡座の姿勢だからうつむいたようなものだが、 口籠るでもなく言葉は自然と流れ出た]
(77) 2018/12/02(Sun) 21時半頃
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なあ、頼っていいかな。
[こんなことを聞くこと自体、また怒られそうだ。 そんなふうに思いながら避け得ない話題をゆっくりと*]
(82) 2018/12/02(Sun) 21時半頃
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[イルマが座るベッドの音はやけに軽く、>>86 あぁ、己とは違うと、今更な自覚が今更湧いてきた。
口の中で水分を奪うクッキーを飲み込んで、 口許に誘われ示された指先のテープに眉を顰めた。
特別性との言葉は素直に嬉しさが込み上げたが、 怪我するくらいなら別だ。 擦り傷も切り傷も、キングスにとっては『疵』。
疵物の未来は――と思考が流れかけて唇を噛んだ。 ここにも傷はある。破れて血が滲み、そのままだった傷。 薄い膜を取り戻していたそこに歯がまた圧力を加え、 やけにしょっぱく感じる血が僅かに洩れた。
こんな傷でも奴らは疵物とするのだろうか。 そんな考えが浮かんでも恐怖がない自分は何だろう]
(181) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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ん
[頼りない、に苦笑し、惑う視線を彼女へと。>>87 真っ直ぐに射抜く視線は少しだけ恐ろしく、 参ったなとまた苦味が増す笑い。
どうやら身近な人間に怒られたり泣かれたり、 その方が自分はよほど恐ろしいらしい。
それでもイルマに頼ろうとするのは、 他に浮かばないという理由も強かった、が――]
(182) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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あぁ、違う違う、そうじゃない。 孤児院のことは確かに―― 食事くらいたまにイイモノ食わせてやってくれたら、 そう思うのは本当だけどさ。
[なんせ彼女の料理は美味い。 年度予算が限られている以上、 食事も慎ましやかなココに加わる彩があれば、 子供たちは喜ぶに違いはないのだけれど。 クッキーへの違和感は今は消えて、 覗うような物言い>>87も、予定めいた計画>>163も、 ゆるゆると首を振って柔らかな否定を返す]
(183) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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鍵も、もう大丈夫。 中身も金庫自体も、孤児院全体のものにしてきた。
怪我したり、病気になったり、 真冬に暖房が壊れたり、とかそんなふうに、 お前の言う通り必要な事だけに使うってさ。
昨夜、皆で相談して、子供たちが決めたことだ。 あいつら自分で考えて行動出来ないわけじゃないし、 物事の分別がつく齢のヤツもたくさんいた。
だからそーじゃなくて、俺が頼りたいのは……
(184) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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[床を軋ませ立ち上がる。 安普請というよりは古い建物の一部は、 何処にいても音がなる防犯を考えれば最高の家だ。
イルマに存在を知らせながらベッドへ近寄り、 隣に座るまで拒絶がなければ隣に拳一つ開け座って。 視線が合うまで、身動ぎせず待ってから]
(185) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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残酷かもしれないし、無茶なことかもしれない。 まあでも、今までやってなかったコトやりたくてさ。
遊び相手になってくれないか。
イルマの時間あるときだけでいいし、 仕事終わりじゃ遊ぶにしても遠出できないだろうケド。
これまでは孤児院のことばっかで、 俺がどうしたいか、ってのをすり替えてたから。 独りでやるより誰かと――って、考えたら、 友達ん中で、お前の顔が浮かんだんだよなぁ……
(186) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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[断られるならまだしも、また怒られるのではと、 少しだけ口調が早まってるあたり情けないけれど。
居なくなる前にしたいことといえば、 ふわふわした形のない願望を形にすることだった。
街を見て回る、美味いものを買い食いする、 誰かと笑って同じ景色も時間も共有する。
残す側には残酷だろう。 残さねばならない己にとっても。
薄靄に隠された何かを引き出すのは、 別離の苦味を知るに繋がるのも理解している。 だから願っていいかではなく、 その細身に頼っていいかと口にした。
己の醜悪さも残酷さも理解した上で、 酷く喉を乾かし息を吐くにも痛いまま返事を待った**]
(187) 2018/12/03(Mon) 16時半頃
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[何だろう、喉がやけに渇く。 クッキーの甘さが残る舌が張り付いて痛い。 緊張しているのとはまた違う違和感は、 背筋を騒めかせたままその理由だけが行方不明で。
イルマが思案する僅かな間、>>218 居心地の悪さに貼り付いた舌を唇の内で動かしてみる。
己のモノながらまるで異物のようだ、 何故かそう感じて、微かな溜息で思考を散らす]
(235) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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へ ?
[そんなことを考えていたせいか、 言葉の意味が直ぐに頭に入ってこなかった。>>219 呆気にとられたかのように口を開けた間抜け顔。 それからじわりと言葉が頭へ浸透して、 口角が上がり、笑顔に見えるだろう表情を浮かべて。
実際のところ照れ隠しに近いそれが、 全くと言っていいほど出来てないのはさておき]
(236) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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あ、いや、……祭り、か。 思えば今まで無縁だったなぁ…… 屋台の粉もんって妙に美味そうでさ。 昔、買えないから指くわえてガン見してて、 邪魔だっつて屋台の親父に追い払われたコトあるわ。
[昔日の記憶はこの程度で既に薄れていたが、 彼女もそれくらいは憶えてくれていたらしい。
笑顔を実物に代えて視線を部屋に戻しながら、 昔はこの部屋もなかったなと思考を馳せ掛け留めて。
そうだ、もう夜も更けかけている。
夜通し昔話を話すのに付き合わせる程、 鈍いとはいえ流石に配慮まで欠けているわけじゃない]
(237) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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ありがとな、イルマ。 でも、無理だけはしないでくれよ。
[寝台を軋ませて立ち上がり、 灯を背にし逆光の中差し伸べる手はどう映るだろうか。
差し伸べた手は彼女の反応を待つのではなく、 怪我のある手>>86を掬いあげ、誘うように軽く引き。
立つのを促して、視線は指先の白いテープに落とす。
招集を受けて体を大事にとよく言われた。 疵物がどんな未来に繋がるかをよく表すそれを、 言葉にはしないが過るのは確かで。
傷がどのくらい深いのかと探ろうにも、 手当がすんだそこから窺える知識など己にはなく]
(238) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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怪我、とかさ。 時間だって無理矢理開けたりしなくていい。
[怪我とクッキーの味を結ぶ鋭さはなく。
それでも、遊ぶ約束だけは守らせるけど、 と言葉を継ぎ手を引けば立ち上がってくれただろうか]
(239) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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送るよ。 街灯のない夜道はさすがお前でも怖い……
んんん……? ……怖い、か?
[何だか怖がるイルマが想像できず、 神妙な顔つきで、微妙に首を傾げつつ。 家までは拒まれても明るい道までは送っていくと、 そこだけは頑として譲らなかった*]
(241) 2018/12/03(Mon) 22時頃
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─夜道─
[斜陽も過ぎて薄闇の路を歩き、 空を見上げながら何を話したかといえば。
あたりまえの日常を あたりまえに享受していた日々のこと。 互いに大人しい部類ではなく口喧嘩は多々あって、 それでも何故か仲直りはすぐできたよな、等々。 幼馴染として過ごした日々の全てを話すには、 到底足りない距離だから会話は短く終わったけれど、 明るい街灯が煌々と道を照らすまでは楽しくて。
その光の下、別れの言葉はなくただ緩く笑うだけ。 またな、すらなく、気を付けろよ、程度の軽い言葉と、 手を上げてイルマの背を眺めること暫し]
(294) 2018/12/03(Mon) 23時半頃
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[帰宅の足取りは引きずる程に重く、 渇いた喉を潤そうと手近な小売店で水を買う。
こんなに喉が渇く程、緊張したのだろうか。 それとも甘いクッキーが未だ残っているのか。 そんな思考も喉を潤す水が喉奥へ押し流して、 ふと、端末を長い間見てなかったと懐を探る。
着信ランプは緑色。 仕事用に設定したその色を見て、 指を忙しなく動かし着信の内容を確かめる。>>36
既に概ねとはいえ引継ぎも済ませた身だが、 託した新人に任せるには少し問題のある品らしい]
(295) 2018/12/03(Mon) 23時半頃
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