人狼議事


140 Erwachen〜lost wing of Jade〜

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【人】 紐 ジェレミー

[眠い。
身体が重いし、傷も火傷も、じわじわと痛みに変わる。
なのに。]

…………わか、りました、よ……
ほんと、心配性っていうか、面倒見がいいのか……

[もたれた樹から、響く音がある。
世界をというより、翡翠を、それを取り込んだ者を案ずる声。
無意識なのか知らないが、声が大きいんだ。]

(4) kokoara 2014/11/23(Sun) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー




………………ジャニス、せんせい。


[もう、わかったから。
ため息をついて、目を開ける。]

(5) kokoara 2014/11/23(Sun) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

あなたがあの楔を見守ってくれて、…………追加で千年、になるんですかね?
叩き起こされたのに起きないような俺ですいませんでした。

[だから、そんなにこき下ろしてくれなくてもいいじゃないか。
やれやれって、>>5:99目の前に落ちている紙を拾い上げる。]

……あの結び目を解いたものは、この世界の王になる……だっけか。
迷惑な言い伝えもあったもんだよ。

[少なくともジェレミアスじゃない。
どこの誰が言い始めたやら。

>>2ほら、呼ぶ声が聞こえる。]

(6) kokoara 2014/11/23(Sun) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

……とりあえず。
仲間を、増やすところからか?

世界の立て直しなんて、俺たち二人じゃ全然手が足りないんだ。


[言ってみたら、笑えた。

誰も俺を理解しない世界だと思っていた。
俺は誰よりも特別で、たった独りの存在なんだと。

そんな俺が、仲間だと!
似合わない言葉にも程がある!]

(7) kokoara 2014/11/23(Sun) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

やれやれ。
狂った王に玉座を預けてたら、明日にでも世界が危ういぞ。

[それでも、寝てるだけとは言わないのだから、俺も大概甘くなったもんだ。]

天地樹、手を貸してもらうぞ。

"生あるものはいずれ死する。
死するもの、いずれ再び生を得る──これぞ理。"

[まさか忘れたとは言わないだろうな?
クソ怠い(ジェレミアス談)、宝珠魔導士たちの固定詠唱。
大きな術式の前の定型文にして、この惑星を一つの巨大な宝珠に見立てるという、トンデモ発想の産物。

詠唱は複数人の方が格段に効果がある。
続きを樹に預けた。
(もちろんのこと、知識はあるだろう、次は美村の番だ)]

(8) kokoara 2014/11/23(Sun) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[樹の唱えが。
姫の、いや、 女王の歌が。

重なるそこに、喪われた命は蘇る。


眼前でなくとも、理不尽を巻き返し、そして──────……]

(74) kokoara 2014/11/24(Mon) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

たとえ金のペンを持つ王《ゴルディオンカイザー・セイヴィア》だろうと、
テストはテスト、と。


──あれから、──


[俺は空き教室にいた。
図書室はまあ、勉強する場所ではあったんだけど、

”あいつ”がいるから。]

(75) kokoara 2014/11/24(Mon) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

俺が刺激することで、あいつが……
『そうしないといけない』なんて義務感に巻き込まれたら、
いけないから。

[それを言えば、”先輩”もそうだ。
何事も無かった顔をして行けばなんとかなるかもと思って行って、
あの警戒っぷりなんだ。
へこむぞ?餌付けでもしてやればいいのか?ええ?
まだ有休中なんだって自分に言い聞かせて、
とりあえず普通に後輩したが。

ああそれに、何がきっかけにアレが再び、]


…… なんて。
逃げてたって、仕方ないんだけどな。

(76) kokoara 2014/11/24(Mon) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[ため息と一緒につつくのは、数冊の図書。
返しといて!って言って逃げるクラスメイトの野郎にやられた。
置いてくるだけでいいから、て言うけど。言うけど。]

行くか……

[重い溜息をもう一つ。
向かった図書館の扉へ手をかけ、

 その向こうに────── ……   *]

(77) kokoara 2014/11/24(Mon) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

別に……面倒なだけで、嫌ってほどじゃ、ありません。

[>>79自分を呼ぶ声に、首をふる。
彼にとって自分は、ただの後輩だ。

手の娯楽小説、『雷神危機一髪』を押し付けて、
手続きを待つ。
無言。
労いのあとは、沈黙がある。]


…………。


[腕組みして、沈黙して。]

(85) kokoara 2014/11/25(Tue) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

……『確かに記憶を封じもしましたが、
   友人にこうも綺麗に忘れられるとなると…、
   流石の私も悲しかったですよ?』

……だっけ、か。

[おもむろに呟いたのは、>>4:120あの日の言葉だ。
やれやれ、なるほど。]

(86) kokoara 2014/11/25(Tue) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

……先輩。これ。

[そのまま下校しようと思っていたから、鞄は手元にある。
その中から、黒に朱のラインが入った万年筆を取り出した。]

先輩はもう忘れてるかもしれませんけど。
以前、先輩にペンを『借りた』んで、お礼に。
あのペンは、どっか行っちゃったんで、返せないんですよ。

[間違いでも嘘でもない。
あのガラスペンは3つの詠唱を重ねた大術式の中で
溶けるように消え、
きっと術の基盤を構築したのだろうと思っていた。
万年筆そのものは、通りがかりに見つけて
なんとなく買っていたものだ。]

(87) kokoara 2014/11/25(Tue) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

じゃ。
そんだけです。


[何をやっているやら。
押し付けてからため息をごまかしてさっさと背を向け、
逃げるように扉に手をかけた。]

(88) kokoara 2014/11/25(Tue) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

──少しだけ、違う話──

そういえば。
あれ以来、ハツはどこかに行ってしまった。

あの栞と一緒に、消えていた。


探そうかとも思ったけど、
あの栞には俺の力の欠片が入っている。
どうしても追いかけたいと思えばわかるだろうと思って、
放っておいてる。

(93) kokoara 2014/11/25(Tue) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

雷神を追いかけたのかとも思ったけど、
雷神が姿を現したときにはもう居なかったから、
なにか理由は別にあるんだろう。

俺にとっての非日常の具現化でもあったハツがいなくなって、
寂しいかと言われたら、別に、としか言えないけど。


あいつは他のやつらとは違って、
あの大術式のときは、消えていなかった。
だから、同じように人間として現れるということもなかった。

あいつの住処が移ったせいか、
あいつの叫びが直接響くこともない。
あいつが本当は何を考えているのかも、もうわからない。

(94) kokoara 2014/11/25(Tue) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

ただ。
帰って来られないわけじゃないだろうから、
今はこの、久しぶりの自由を満喫するだけだ。



胸に残った蕾のような痣が、
あの日々が幻じゃないと教えてくれるから。
心配なんて、していない。*

(95) kokoara 2014/11/25(Tue) 22時半頃

【人】 紐 ジェレミー

あ ?


[>>91かかった声に、足をとめた。]

……    ……

[咄嗟に出かけた名前を止める。
一度音もなく深呼吸して、ゆっくり、振り向く。]

(96) kokoara 2014/11/25(Tue) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

巴環、先輩。
急に、何言ってるんですか。

[選ぶ音は、今の名前だ。]

…………別に、構いませんが。
そんな、あー…… 宣言、するものかっつーと……
いいんじゃない、ですか?
もう、友人ってこと、で。

[動揺を隠すように、言葉を探す。

別に、友人になりたくなかったわけでも、ないんだ。
断る理由もないのに躊躇ったのは何故かは、考えないことにした。]

(97) kokoara 2014/11/25(Tue) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

えーと……
それ。一応、受け取ってもらえるってことで、いーんです?

それは、巴環先輩用なんで。

[いいのに、なんて言うものだから。
それだけは否定しておきたくて、首を傾げた。]

(98) kokoara 2014/11/25(Tue) 23時頃

【人】 紐 ジェレミー

[>>99改めて宣言されると、こう、複雑だ。
複雑な顔はきっと隠し切れない。
こいつは、敏いやつだから。]


……花とかは、いらない。
それに、

[なんとなく、そう、なんとなくだ。
少しでも、驚いた顔が見られたら、それでいい。]


もう友人、ってさっき言いましたけど……
そういうこと言われる前から、
ペン借りるより前から、友人でしたよ。


[今度こそそっぽ向いて、返事も待たずに図書室を出た。]

(112) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時頃

【人】 紐 ジェレミー

[”その名前”を呼ぶのは俺じゃない。
”その記録”を語るのは俺じゃない。

”その記憶”を起こすのは、俺ではなくて、──── *]

(113) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時頃

【人】 紐 ジェレミー

──後日談のひとつ:せんせいといっしょ──

[俺は多分、他の生徒よりチョークが飛んできた回数は上だと思う。
あんまりにも飛んでくるもんだから、
最近は慣れて回避に挑戦できるくらいだ。

なんだかんだ言ってチョークの主は教師だから、
意味もなく一撃を食らわせてくる事はない。
自覚はあるさ。
俺が授業中に、他所事を考えてたりとか、
そういうのが原因なんだ。]


……つったって。
仕事の通信くらいは、見逃してくれてもいいよなあ……

(114) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[今日の上の空の原因は、外から飛んできた『琥珀通信』だ。
世界の王というのは、直接の統治の仕事こそないが、
世界に揺らぎがないかチェックだとか、
ちまちま発生するやつらにデコピンしたりとか、
小さな仕事なら山積みだったりして、
首にかけた琥珀(術式が込めてある)から連絡が来るんだ。

通信の内容は、相談事だった。
術の構成だの何だのに関する助言を求められていた。
あの天地樹(宝珠魔導士)───名前がヨアヒムだっていうのは、
樹(本人)からも、その後やり取りをしたとある国の上層部からも
教えてもらっている───が即座に任務に出られなくなったこと、
そいつ(予想通りそんじょそこらの宝珠魔導士とは格が違う術者)の
活躍を見られなくなった、指導を受けられなくなったことから、
あの国は力ある後進の育成のために苦労しているようだ。

(だるいしジェレミアスは頭を使っていなかったので、
 質問は迷わずヨアヒムへスルーパスしてるけど。)]

(115) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[まったく読む必要のないクソ長い言い訳を終えて、
ため息を一つついて、頬杖ついて教卓を見上げる。
授業を終え、職員室へ戻るのか、荷物をまとめているのが、
先ほどから話題のチョークの主、永久野ジャニス先生。]

……

[本当に女になったと聞いたはずだけど、
あんまり変わったように見えない胸元をじっと見つめる。]

せんせー。
せんせーは、恋人とか作らないんです?

[おもむろに、ぽつり。]

(116) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

いやすっごく余計なお世話なのはわかってます。
十分わかってます。

ただえーと、……

[慌てて手を振った。
考えて、唸って、それから、]

……人間の一生って、限りがありますから。
案外、短いと思うんですよ。

[このくらいなら言ってもセーフだろうか、
という辺りで、言葉を選ぶ。]

(117) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー



せっかく時間ができたんだし、
楽しんだらいーんじゃないですか、って……そんだけです。

[>>43見守るだけでなくて。
もう少し、近くへ歩み寄る、とか。

似合わない事を言った自覚はある。
それでも、長いこと翡翠を見守り続けてきてくれた観測者に、
もうちょっと楽しい余暇があってもいいんじゃないk]

(118) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

「おまえジャニス先生なに口説いてんだよおおおおお!!!!」

と思った矢先に痛い!すげえ痛い!!!
違うから!俺が先生口説いてるんじゃないから!!
勘違い!!離せ馬鹿ぐぇ


[勢い良く飛び込んできた男子生徒の腕が、
ああ!喉に!喉に!

バタバタした空気に、
俺が考えてた真面目な話は全部吹っ飛んでいきそうだった。*]

(119) kokoara 2014/11/26(Wed) 20時半頃

【人】 紐 ジェレミー

──後日談のひとつ:せんぱいといっしょ──


せんぱーい、お邪魔しまーす……


[数えてみれば、あの出来事は転校から僅か1週間の事だった。
当然ながら何の部活にも入っていなかった俺は、
事が終わってから、ゲーム同好会に入った。
名前だけ。

活動内容としては、主に昼寝だ。
毎日じゃないにしろ、帰ったら王様仕事が待ってると思うと、
ちょっとの休憩は許されていいと思うんだ。]

(124) kokoara 2014/11/26(Wed) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

はー……

[今は枕と薄いい草のマットを(勝手に)備品に加えている。
いつでも快眠をゲットできる、快適空間の出来上がりだ。]

せんぱい、

……。 きょうも人間離れした指のうごきですね。

[ゲームそのものをほとんどやったことない人間にとって、
アクションだのなんだのをやってる奴の指の動きはかなり奇怪だ。
物珍しいものを見る目で、じーっと。

あまり近づかないのは、先輩が”戻ってきてる”って知った矢先、
ものごっつい警戒をされた記憶が色濃いからだ。
多分嫌われてはないはずだが。たぶん。]

(128) kokoara 2014/11/26(Wed) 21時頃

【人】 紐 ジェレミー

……おれもやったらできるかな……

[運命を書き換えるよりは簡単なはずだ。
が、できる気はあんまりしない。

こっそり家で練習してから来たほうがいいか、と内心決めて、
ひとまず平穏な時間を惰眠に変えることにした。


覚えててくれとか、思いだせとは言わない。
たとえ生き返ったからといって、
たとえあの時覚醒ハイ(力みなぎって勢いづいてた)だって、
俺が自分の意志で殺した相手だ。
元気にゲームしてるのを見てるだけでほっとするので、
今のところは十分なんだ。]

(130) kokoara 2014/11/26(Wed) 21時頃

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