88 めざせリア充村3
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― 拠点 ―
それでも良いよ。 白旗一枚掲げて青に亡命すれば良い。 心置きなくここの連中で遊んでやれる。
[あながち冗談でも無く。 捕虜を取った上での交渉の場で、 こちらの“仲間”を亡命させ青に引き渡す… それが俺の描いていた理想だった。
そんな悠長な状況でも無くなっただろうし、 あちらの“戦力”を削いだモニカの安全を 青が保証するとも限らない。 捨てた理想。]
………悪いな。
[かつての“仲間”を焼かせてしまった事を詫びる。 ヤニクの亡骸に一瞥くれながら。]
(9) 2013/06/29(Sat) 00時半頃
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うちの大将の首を土産にってのも 悪くは無いが。
…その前に、さすがに潰されるだろうな。
[国軍を内側から壊滅させるには、 残念ながら俺たちの力では足りない。 我々が大人しく飼われている身である現状が、 国というものの大きさを物語っているわけで。
ふと、頭を振るモニカを撫でたくなったが、 まだ触れる事は許されないだろう。
黙って右手を握り、 撫でる代わりにほんの微かにだけ笑いかける。 目元を細める程度の表情の変化だったが。]
(16) 2013/06/29(Sat) 01時頃
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まったく、面倒だよ。
[複雑な社会の壁というやつだ。
そこへ断りを入れてから近付く兵から、 現在の戦況とそこから発生した司令を聞く。 熱を冷ましていくモニカを眺めながら。
勿論、モニカとの会話は、 他の兵には聞かれる事はないようにと 注意は払っていたので問題は無い。]
……… さらに面倒な状況のど真ん中に居るそうだ。
[聞いたばかりの情報は、 なかなかひどい内容だった。]
(23) 2013/06/29(Sat) 01時頃
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行くか?……悪夢を見に。
[氷を食べるモニカに声をかけ、 赤の上着の襟を直しながら歩き出す。
適当な兵を呼びつけ、 “不死身”の亡骸には触らず 静かに眠らせておくように伝え。
いざ、向かうは最前線・D地点。*]
(26) 2013/06/29(Sat) 01時半頃
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死なないよ。
[地図に印を付けながら状況を説明し、 見送ってくれるモニカを一度だけ振り向き。 深く肯き、拠点を離れた。*]
(30) 2013/06/29(Sat) 01時半頃
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― 戦場・防衛地点 ―
[恐怖や躊躇いを忘れた異常な兵たちが 小競り合いを続けている箇所を避けて、 細い道を辿って目的の場所まで。
戦場の死臭や煙の臭いに混じって、 どこからか懐かしい風の匂い。
報告は既に聞いている。 今更、何を躊躇うものか。
対峙する二人の後方で右手を掲げ、 ナユタとリッキィの間に雷を落とした。 青白い光が風を弾き、轟音が響く。]
助けは居るか?
[そしてナユタの背へ声をかける。]
(33) 2013/06/29(Sat) 01時半頃
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久しぶり。元気そうで何より。
[右手の指先を擦り合わせ、 チリチリと残っていた火花を払い落としながら ナユタに並び立って、リッキィを見る。
二年半ぶりの対面となるわけだが、 昔の面影のまま想い続けた妹は すっかり立派になって 確かに戦場に立っているじゃないか。
雑兵に指示を出す様子(>>36)を 感慨深げに眺める。]
(39) 2013/06/29(Sat) 02時半頃
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[しばらく、膠着したまま妹と向き合って。 その間に交わしたかもしれない会話は、 青の援軍が到達するのを見つけて終わる。
進軍する青の兵隊たちを睨めるまま、]
ナユタ、
[傍らの友の名を呼び、促す。 大規模は戦闘の中では、 俺たちはいつもこうして並んで立ってきた。
水に呑まれた隊列に、電の矢を射る… 効率の良い広域攻撃は二人居てこそ出来る事。 どれだけ状況が変わっても、 俺の傍らに立っているのはいつもナユタだった。
体力の消耗が激しいせいで 長時間の戦闘は叶わない俺を助けてくれる、 心強い共闘体制。**]
(43) 2013/06/29(Sat) 03時頃
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実験動物としてあの施設に買われ、 兵器としてニュリクティに売られた。
ただ……それだけ。
[妹の問い(>>56)に答える声は、淡々と冷たい。 そこには俺の意思も思想も何も無い。
これは、 ただ道具のように売り買いされただけの 人間としての道を無くした“魔法使い”の末路。]
ごめんな
ほんと、ダメな兄ちゃんで。
[兄としての俺は、 俯く彼女にはただ詫びるしかない。]
(123) 2013/06/30(Sun) 00時頃
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[ナユタの生む霧に重ねるべく 打ち込もうとした雷の矢もまた、 リッキィの風によって阻まれ、失せた。
記憶にあった彼女より、 今の彼女はずっと強いらしい。]
強くなったなぁ…リッキィ。
[兵隊に囲まれ。 次の行動を始める前に、小さく呟く。
彼女の成長をどこか喜ぶような 彼女の成長をどこか悲しむような響きで。
本来ならばもっと違う…穏やかな日々の中で、 そう言ってやりたかった。]
(128) 2013/06/30(Sun) 00時頃
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[一瞬の、懐古、郷愁、感傷。 そんなものに気を取られている間に、 ナユタは傍らで膝をついている。
奥歯を噛み、 強い雷電の矢で周囲の死霊兵を射抜く。 その間にナユタに詰め寄る妹には気付かず。
操られただけの脆い兵たちは、 電撃を受けてその場に倒れただろう。
雨が降り始めたのはその直後か。]
(130) 2013/06/30(Sun) 00時半頃
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………、
[傍らの緊迫した光景。
銃口に睨められたナユタは血を流している。 視線さえ合わせぬ妹の、冷静な問いかけ。
降り注ぐ雨。
ナユタから送られた視線を受けて、 静かに、深く息を吸い込む。 次の一撃は確実に落とすために集中を。
ナユタの苦しげな表情(>>135)に、 強い眼差しを返す。
宙に出現した巨大な水の塊に呑まれた兵たちへと 天から垂直に落ちる雷槌をくれてやる。 青白い閃光が走り、轟音が再び周辺に響いた。]
(137) 2013/06/30(Sun) 00時半頃
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[もがいていた兵達は くまなく伝わる電撃によって一瞬で命を落とし、 苦しげな顔のまま水の中を揺蕩っている。
攻撃の成果を確かめるまでもない。 何度も、何度も、 俺たちはこうして人を殺してきた。]
ナユタ、さんきゅ。
[次の刹那は、 妹の向ける銃口も周りの様子も関係なく、 ナユタを見下ろし、笑いかけた。]
(139) 2013/06/30(Sun) 00時半頃
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[我ながら容赦無い電撃。 足元を流れていく水から伝う電気を、 脚から流す電気で相殺して消し去る。
普段ならナユタも水の壁で自分を護るはずが 今はそんな余裕も無いようで。
ナユタの前に立つ妹の頭へと腕を伸ばし、 小さな頭を鷲掴もうと。]
リッキィ。お前は強いよ。
……お前はどうしてそこに居る? お前は、俺たちを…俺を、殺したいか?
[先に受けた質問になぞらえて、 問いを、ふたつ。]
(152) 2013/06/30(Sun) 01時半頃
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[リッキィの頭へ伸ばした腕は、 彼女に弾かれるより早く、 どこからか飛んできた剣(>>155)へと向けて 小さな雷を放つために軌道を変えたか。]
俺は、違うよ。
[笑う彼女は、痛々しい。 リッキィを一瞥し、言葉を落として。
剣が飛んできた方向へと歩き出す。]
(164) 2013/06/30(Sun) 01時半頃
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ナユタ。 ありがとな、ずっと…助けてくれて。
[リッキィの放つ攻撃とは関係なく、 ナユタはもう“終わった”のだと判断をした。 あの傷ではもう助からないのだろうと。
ここを離れる間際。
まだ息のある、 生きる意思のある友を見捨てて、 別れを告げた。]
(165) 2013/06/30(Sun) 02時頃
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[勢いを無くした雨の中を、進む。
生温い雨粒が頬を流れていく。 右手に握った拳からパラパラと光が落ちる。 奥歯を噛み締め、前方を睨める。
雨が、止んだ。 ―――さようなら、ナユタ。
右手から溢れる光が大きく膨らみ、 空へと駆け登り、晴天に雷鳴を轟かせた。]
………ごめん、な、
[ごめん。
掠れた声は雷鳴に掻き消えた。]
(176) 2013/06/30(Sun) 02時半頃
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[泥濘んだ地面を踏みしめ歩き、 立ち止まった。
前方にはソフィアの姿。(>>168)
彼女との距離は5mといったところ。
手袋を外すソフィアの手元を眺め、 左手の小指をヒクリと一度震わせた。]
(182) 2013/06/30(Sun) 03時頃
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ああ。 強くなったな、あいつ。
ナユタと俺が並んでいて、 まさかリッキィにナユタを殺られるとは。 思ってもみなかったよ。
侮った。
[構えるソフィアの前にただ立って、 質問へは丁寧な感想を述べて返す。
ナユタはよく出来た“魔法使い”だった。 …そんな言葉も添えて。]
(186) 2013/06/30(Sun) 03時半頃
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生きるために。 生かすために。 終わらせるために。
[静かな声音で答えた直後、 ソフィアが動くのを見て一歩退く。
数刻前に握った手を、 もう一度握りたいと願っていた手を、 避けて遠ざかるために。 二度と彼女に触れるわけにはいかない。
決別の覚悟は既に出来ている。
右手を軸に使う魔法に比べて精度は落ちるが、 万が一のダメージに備えて左手を振るう。 指2本と上腕の一部を損ねた手で創る、 歪な雷の糸でソフィアの周囲の取り囲もうと。
青白い光の鳥籠は彼女の動きを止められただろうか。]
(194) 2013/06/30(Sun) 10時半頃
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…………“舞姫”……、志乃…、
[雨に濡れた戦場に響く 悲しみと苦しみ(>>192)。 美しく切ない響きは、 鼓膜ではなく心を震わせる。
どこかで、程近い場所で、 志乃が、終わりを迎えようとしているのだと その響きに呼応し震える心で感じる。
僅かに雷の籠が掠れて揺らぐ。
その隙は ソフィアを取り逃がしてしまうかもしれない。]
(195) 2013/06/30(Sun) 10時半頃
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[“舞姫”の音を無くせば 我が軍にとっての戦場は濁るだろう。 彼女の奏でる甘やかで残酷な音は、 退路も希望も断たれた兵士たちの 最期の救いだった。
ソフィアに破られ雷の籠は壊れた。]
志乃、ありがとう。
[駆けていくソフィアを負うことは無く、 戦場に響く死刑宣告(>>205)に 反応を返す事も無く。]
(209) 2013/06/30(Sun) 12時半頃
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…… ナユタは連れて帰る。
[まだ呆然としたままなのか、 動きの鈍いリッキィの傍からナユタを引き離し。
さすがにちょっと重かったが、 彼の亡骸を抱いてこの場を去るつもりだ。 ナユタは、叶うなら、 故郷の土に帰してやりたい。
途中、 もし背後に攻撃を仕掛けてくる者が在るなら、 そのすべての頭上に落雷を呼ぶ。*]
(210) 2013/06/30(Sun) 12時半頃
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― 拠点 ―
[“天使”に続いて“斬り雨”が討たれ、 “舞姫”の帰還も絶望的であるとの報告を。
“魔女”もまた、忽然と行方が解らなくなったと そこで諜報をまとめる男から聞いた。
ひとりすごすごと生きて戻った俺は、 しばし、“飼い主”たちから折檻を受ける。
濡れた地面に顔を押し付けられて、 泥を飲みながら、ようやく、少しだけ泣いて。
涙の滲む目元を靴底で踏みつけられ、 ほんの短い時間だったが そのまま気を失った―――*]
(211) 2013/06/30(Sun) 13時頃
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― 戦場 ―
[赤軍は、持ち駒の中でも選りすぐりの 使える“魔法使い”の隊の大半を無くし、 焦った末に、 無機質な兵器による防衛の体制を固めると決めた。
防衛地点として設定された拠点周りの数カ所に、 戦力のほとんどを集結させる命が下され。
半刻後には、 真っ赤な人の壁が、赤の拠点を取り囲む。**]
(212) 2013/06/30(Sun) 13時頃
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― 少し前。防衛地点 ―
[冷たくなったナユタを抱き、 その場で座ったままのリッキィの声を聞き そちらへと視線を落とした。]
……、
[ナユタを抱えたままその場に屈み、 正面からリッキィの顔を見つめる。]
(230) 2013/06/30(Sun) 16時頃
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さよなら。 青の風使い。
[再び立ち上がり、去る頃には、 彼女にだけ向けた顔や言葉の名残は無く。
チアキの声(>>227)が響く戦場から、 追撃の者を討ちながら敗走した。*]
(231) 2013/06/30(Sun) 16時頃
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― 拠点・医療室 ―
……アンタ、鬼だな。
[医療軍の控える、拠点再奥の小屋。
立腹した本隊の連中に踏み躙られ 複雑に骨を砕かれた左腕の切断に際して、 軍医・†ルシフェル†の仏頂面に 文句を言ってやる。
腕の一本程度では麻酔は使えないらしく。
ゴムチューブで全身を拘束され 簡易寝台に括りつけられた状態で、溜息を吐く。
放置していた壊死した上腕と 自分で適当に切って処置した指の付け根が 少しずつ腐りつつある事も考慮して、 腕一本捨てるのが最善と判断されたようだ。*]
(246) 2013/06/30(Sun) 18時半頃
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― 拠点・自室 ―
[まあ。良いか。 痛みに苦しむ方がずっと楽だ。
虚しく軽くなった左肩に右手を添え、 ベッドに腰掛けて息を吐く。 治癒能力者である†ルシフェル†によって 傷口は完璧に縫合されている。
しかし安易に痛みは忘れさせてくれないあたり、 やっぱり鬼だな、と思う。 出来るくせに。
痛み止めと一緒に渡された錠剤を 右の掌の上に転がして、眺めた。]
(250) 2013/06/30(Sun) 18時半頃
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[ナユタの遺体は、彼の部屋に安置した。 腐らないよう処置するのは難しかったから、 本国へ持ち帰るべき遺体のための棺に入れて。
すべてが終わったら、 骨を埋めに故郷に帰ろう。
なんて。思ってはみるものの。]
……出来るわけ、ねぇよな。
[俺はこの戦場で死ねなければ、 次は、開発中の無機質兵器のための “実験”に使われると未来は決まっている。
先の折檻の中で開示された未来だった。]
(252) 2013/06/30(Sun) 19時頃
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