人狼議事


76 ─いつか、薔薇の木の下で。

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視点: 人


【人】 道案内 ノックス

あ…。

[慌ただしく部屋に入っていった先輩の姿。
一人でサイモンの部屋に行こうとしているのだという事に気付けば。]

あの。
先輩、一人で大丈夫ですか…?

[一人で行かせるのは、不安があった。]

(0) 2013/03/28(Thu) 00時半頃

【人】 道案内 ノックス

…あ、はい。

[オスカーの言葉に一瞬躊躇うも止める事が出来ず。
自分はどうしようかと考えているところでロシェの姿が目に入る。]

ヴェ…。

……ロシェ。

[シリィの部屋から出てきた彼の格好を見れば、僅かに瞠目した後に目を逸らす。
声は少し震えていただろうか。]

(5) 2013/03/28(Thu) 01時頃

【人】 道案内 ノックス

…俺は。
ちょっと休んできます。

[ロシェが立ち去ったのには心底ほっとして。
歩き回っていた分、少し身体を休めたくなったのでそう告げる。
オスカーには届いただろうか。
無理に浮かべた笑みは何処か空虚。]

―また後で。

[そのまま自室の方へと歩いて行った。**]

(9) 2013/03/28(Thu) 01時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/28(Thu) 01時半頃


【人】 道案内 ノックス

[オスカーの言葉には曖昧に笑って返しただろうか。

サイラスやロシェの話し声を背中で聞きながら、逃げるように部屋に入る。彼らのやり取りは見えていなかっただろう。

糸の切れた人形のように寝台に倒れ込み、身体を横たえて暫くじっとしていたが。]

…シャワー浴びたい。

[そうすれば今だけでも頭をすっきりさせる事が出来るのではと思った。
―身体と心は休息を求めていて。

廊下に人気が少なくなったのを見計らって、部屋を出た。]

(23) 2013/03/28(Thu) 11時半頃

【人】 道案内 ノックス

― シャワー室 ―

[シャワーのコックを捻って、降り注ぐ熱い湯を浴びる。
寮内を歩き回っていた所為で身体にまとわりついた薔薇の香りも、少しは落ちるだろうか。

結局一人で行かせた先輩は大丈夫だろうか。姿を確認できなかったシリィはどうしているだろう。

けれど、髪を洗おうと目を閉じて思い出すのは]

―おれは、何も見てない…っ。

[反射的に壁に手をつく。
そして頭に刻み込まれた記憶を誤魔化すように、首を振った。びりびりと痺れる手を抱き込むようにして。

記憶に蓋を出来るつもりでいたが、まだ時間が足りていなかった。
しゃがみ込んで膝を抱え込み、湯を浴びる。
シャワーの水音は堪えきれなかった嗚咽を掻き消してくれるだろう。]

(24) 2013/03/28(Thu) 11時半頃

【人】 道案内 ノックス

……。

[どれだけ湯を浴びていただろうか。

髪を機械的に洗い、泡を流せばコックを捻り。
濡れた身体をタオルで拭けば、くらりと頭が揺れてその場に座り込む。]

…湯あたりかな…。

[身体がまた熱を帯びた気がする。
―果たして、本当に湯あたりなのかは分からないが。

少し落ち着けば、湯冷めしてしまわないよう、新しい下着の上に持ってきた紺色の格子模様のシャツと黒いスラックスを身に着け。
今まで着ていた服とタオルは取り敢えず纏めて抱えた。

そのままゆらりゆらりと緩慢に足を動かして自室へと向かう。]

(25) 2013/03/28(Thu) 12時頃

【人】 道案内 ノックス

[もし廊下にオスカーの姿があったなら、駆け寄って彼の肩を叩きながら声を掛けただろう。

力なく笑顔を浮かべ、部屋に戻って水でも飲んだ方がいいとそう言って…、自分はそのまま自室へと入っていった。
―部屋まで送り届ける余裕は、多分なかった。]

(26) 2013/03/28(Thu) 12時頃

【人】 道案内 ノックス

― 自室 ―

[洗濯物は籠に放り込んで、ぼんやりとしたまま奥へと進めば身体を寝台に投げ出した。]

…ん…。

[部屋に着けば、安堵と共にどっと疲れが押し寄せていた。
寝台の上で身じろぎするのも億劫で。

身体に灯った熱はシャワーを浴び過ぎた所為にして。
今は只眠ろうと…目を*閉じた。*]

(27) 2013/03/28(Thu) 12時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/28(Thu) 12時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/28(Thu) 19時半頃


【人】 道案内 ノックス

― 夢の中 ―

[―ノックス。

聞こえてきたのは鈴を転がすような従姉の声。

優しく、賢い3つ年上の彼女が従姉である事が誇らしくて…恐らく、憧憬のようなものを抱いていた。

けれど中学生になれば、照れくさくて避けるようになった。そんな自分を彼女は笑って許してくれて。
―ある日、彼女と一緒に両親への贈り物を買いに行く途中。

脇見をしていた車に轢かれそうになり、彼女は自分を庇って…杖をつかないと歩けなくない身体になってしまった。

―彼女は自分の事を責めなかったけれど、罪の意識がそれで消える筈もなく。]

(46) 2013/03/28(Thu) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

[自分の所為で姉さんの足が悪くなったのに。

選べたかもしれない選択が、消えたかもしれないのに。

 ちゃんとしなきゃ。

  しっかりしなくちゃ。

それからは、努めて優等生を演じるようになった。
―全ては彼女の怪我を意味のないものにしたくなかったから。

家族は最初は驚いていたけれど、許容して…褒めてくれた。
けれど褒められる事を求めていない心はどんどんと冷めていって。
寮のあるこの学校を進学先に希望し、入学した。

家族や彼女の目を気にしなくて良い生活は、新鮮で刺激があって。
同室の寮生の真似をして酒を口にしてみたり、くだらない話をしたり、…そういった事を甘受している自分に嫌気がさした事もあった。

けれど段々とそんな感覚も麻痺していって。
―あぁ、だからなのだろうか。]

(49) 2013/03/28(Thu) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

[ごめんなさい。
  ごめんなさい。

 ちゃんとするから。

 ―これ以上、誰も傷つけない。

 悲しませないようにするから。


  だから
   どうか    …。]

(50) 2013/03/28(Thu) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

― 自室 ―

[目を覚ました時には、一筋涙が零れていただろうか。それを手でごしごしと擦りながら]

…姉さん。

[夢の中の彼女は昔と変わらない笑顔で微笑んでいた。
嬉しかったけれど、願望が見せた都合のいい幻影だと何処か冷めている自分もいた。]

どんなに苦しくても…。
俺は皆を守るから。

[今の状況はわけも分からず、恐怖もあるけれど。
友人や先輩がサイモンのように覚めない眠りについてしまうのは嫌だ。
―シリィが既に眠りについている事は知る筈もなく。

この意思だけはしっかりと持っていようと決めた。

けれど薔薇の香りの誘惑がある中、その一点が崩れてしまえば、もう立っていられないかもしれない。]

(51) 2013/03/28(Thu) 21時半頃

【人】 道案内 ノックス

…誰かと落ち合った方が良いかな。

[原因だと思われる薔薇には今は近づかない方がいいように思える。
まだ…寮内の方がましなのだろうか。]

…エリアス先輩達は何処にいるんだろう。

[オスカーにも先刻は声を掛ける程度しか余裕はなかったけれど。
暫く休んだおかげで、多少はましに動ける気がした。

寝台から起き上がると、彼らを探しに廊下に出た。]

(53) 2013/03/28(Thu) 22時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/28(Thu) 22時頃


【人】 道案内 ノックス

― 廊下 ―

[廊下に出れば、ヤニクの姿を見つけたかもしれない。
もし見つければ、その様子に違和感を抱きつつも近付いていき]

…ヤニク先輩?

あの、服を直した方が…。
風邪ひきますよ?

[彼が抵抗しないなら、手を伸ばして衣服を整えただろうか。
行為の名残や褐色の肌に残った痕に気付いても、気付かないふりをして。
寮内の薔薇の香りが強くなっている所為か、彼自身から香りがしている事には気付かない。]

その…、大丈夫ですか?

[そっと様子のおかしい先輩の様子を窺った。]

(56) 2013/03/28(Thu) 22時半頃

【人】 道案内 ノックス

っ…せん、ぱい?

[手の甲に触れられれば、びくりと身体を強張らせて動きを止める。
頭の中で警鐘が鳴っているのが聞こえたが、夢遊病者のような相手を振り払う真似は出来ずに。

笑顔の質にも違和感があったが、薔薇の香りに当てられてしまったのかと思う程度で、目の前の相手が既に薔薇の手にかかっているとは想像もできず。

動揺する頭で、誰かを探しているらしいという事は分かったが。]

あの子って、サイラス先輩…?
何処かに行っちゃったんですか?

[努めていつものように接しようとしつつ、問いかける。]

(61) 2013/03/28(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

……。

[彼の様子から、ヤニクがどれだけサイラスの事を大事に思っているのかが伝わったような気がした。

彼の潤んだ瞳から目が離せない。
息が触れるほどに近い距離に顔が近づけられて、一層警鐘は強く鳴り響くけれど。]

…大丈夫。
一人になんかしませんよ。

[あやすように優しく笑いながら、そう言った。

 だって、
  こんな顔をしている人を振り払えるわけがないじゃないか。]

(66) 2013/03/29(Fri) 00時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/29(Fri) 00時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/29(Fri) 00時半頃


【人】 道案内 ノックス

―嘘なんて言いませんよ。

[嬉しそうに笑う相手を見て、安心させるように頷いてみせる。
笑顔に違和感を感じつつも、鳴り響く警鐘からは目を逸らして。
自分と色の違う指が肌に這わされれば、無意識に声が漏れていた。]

…っ…、ん…。

[今までこんな風に誰かに触れられた事はない。
未知の感覚に戸惑うばかりで。

耳朶に這わされる舌を感じれば、慌てたように身体を離そうとするが、ヤニクの吐息に混じる薔薇の香りが、身体に灯った熱が思考を奪う。]

せん、ぱい…。
大丈夫、ちゃんといますから…。

[ヤニクの肩に触れながら、熱に浮かされた瞳を向けるが、彼にはどう映るだろうか。**]

(76) 2013/03/29(Fri) 01時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2013/03/29(Fri) 01時頃


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