35 星降る海岸に纏わるエトセトラ
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―寄合場の窓際―
…………、そう、ですか…。 いい、聞かないから。 きっと言ったらいけないことなのでしょう…。
[だから己の心にその欠片も残っていない。
痛くて―――、辛い。 祭りの夜が近づくたびに――――。
猪鍋を作りに行くために入り口向かう朝顔の背中を見る。]
………考える、何を…?
[ぽろり、零れる言葉。]
(34) mituki_ka 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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……そうやって、人のため、みたいなこといって…。 わたしたちのせいにするんですね…記憶を消すことを。
[傘の下で顔を隠しながら呟く。]
知って傷つく。 でも、知っても忘れる。 そう言ったのは朝なのに。 知りたいのか、って聞くんですね…。
知りたいんじゃないの…。
[去年の祭りの後。 練習していた琴の弾く意味を喪った。 突然、空っぽになった心。 気がついたら琴の弦を切って二度とは弾けないようにしていた。]
(35) mituki_ka 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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わたしは、あの時を返してほしいわ……。
[ただ、それだけ―――――。 現在から未来は一方通行、きっとかえらない。]
(36) mituki_ka 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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………でも、これも、わたしの勘違いなのかもしれない…。 忘れているのか、本当になかったのか…。 それすらも分からないもの…。
[真実も分からない誰かを憎むくらいなら。 なかったことにして笑うほうが幸せなのか。
今は、その答えをだぜない。]
ねぇ、"そらはなんであおい"んでしょうか――…。
[あの時と同じ問いが窓の外におちていく。]
(38) mituki_ka 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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……掃除。
[傘を閉じてそのまま箒を握りだせば。 後に広がるのは。
散らかりきった、嵐のその後――。**]
(40) mituki_ka 2011/08/21(Sun) 03時半頃
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―祭・当日―
……え…それはちょっと…。
[長老からの提案に苦笑いを浮かべる。 それから、視線を空へと向け、地へ向け。 引いてくれない長老を見た。]
………じじ様。 わたし、もう琴は弾かないんです…。 もう弾かなくなってから久しいし。 お祭りで披露するなんて…できません…。
[寄合場の入り口で新調した日傘を差しながら、やんわりと断る。 けれど、続いた質問に言葉を詰まらせてしまった。]
(108) mituki_ka 2011/08/22(Mon) 02時半頃
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どうして…弾かなくなったか…ですか…?
[その言葉にどう返答していいのか分からなくなって。 暫しの沈黙、―――――。 風が吹き抜け、木々の揺れる音だけが暫く響いて。]
……ときめきが…なくなったから、ですかね…。 ふふっ……嘘ですけど…。
嘘ですよ…。
[泣きそうな笑顔で長老を見れば困らせてしまって。]
うそなきすれば、ゆるしてくれますか?えーん…なーんて。
[舌を出してけろっ、としてみせた後。 役員の仕事の手伝いをしようと歩き出す。]
(109) mituki_ka 2011/08/22(Mon) 02時半頃
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[名前を呼ばれたような気がして振り返った。]
(110) mituki_ka 2011/08/22(Mon) 02時半頃
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[けれど、そこには長老がいるだけ。]
……馬鹿野郎と罵ることもできない…なんて…。 本当に酷い人……、馬鹿…。
[わたしは知らない。
どんな背格好で、 どんな服を着て、 どんな声音で、 どんな名前で、 どんな顔で、
どうして遠くから来て、 どうして、遠くに帰ったのか―――。]
……そっちの空も青いですか…?
[傘の下、空を見上げる。]
(111) mituki_ka 2011/08/22(Mon) 02時半頃
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[胸の空虚。
その言葉を置き換えるなら、きっと"ときめき"なのだろう。 月に星が昇るたびに、こんな風な思いをするのだろうか。]
……あなたも悲しんでくれているなら…。 お相子ですね…。
どこの誰かも知らない……傘の君。
[この傘が未来から旅をしてきて、ここに辿りついたのなら。 この気持ちがいつか届く日が来るのだろうか。
そして、この傘が生まれ変わったように。 変わらなければいけないことがある。
それなら、やるべきことは―――。]
(112) mituki_ka 2011/08/22(Mon) 02時半頃
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琴……。 きっと、好いてくれてたんですね…。 あー…これも分からないなんて…。 本当に、ひどい人。
[星とともに還る。 その未来の先にいる―――――。]
空が青い理由、分かりました。 きっと、繋がってる、って証なんですね…。
[悲しみの色、―――。 けれど、今は、消えた過去を繋ぎとめる願いの色。**]
(113) mituki_ka 2011/08/22(Mon) 02時半頃
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志乃は、つくねー!つくねー!いただきます。
mituki_ka 2011/08/23(Tue) 00時半頃
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―星降る夜― [砂浜には行かなかった。 行くと誰かを悲しませるような気がしたから。
星が月に向かって昇る夜。 ご先祖様の思いも、 未来から来た人の思いも、
星がその全てを輝かせて昇っていく。
海に映る月の中、魚影が揺れて。 月と星の空を魚が渡っていく。]
(270) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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………泣いたら、来てくれるかしら…えーん。
[寄合場の窓側から外を眺めて。]
なーんて…嘘ですけど。 琴、直らなかったんですよね…。 直ったのは4弦だけ、っていう…。 ふふっ、歯抜けの曲になっちゃいそう。
[奏でる音が星の光に乗るといい。 そんな思いで、足りない楽を奏でる。]
星ってなんで光るのでしょうか…。
[きっと、人が願い続けるからなのだろう。 そう、あの人は言ったのだろう、そう思って。]
(271) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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―祭りの後・初秋―
朝と夕は遠くに行ったらしいですよねー。 日向さんも都のほうに行ったらしいですし。
[いつもの様に空き地で会議を開く。 新しくなった日傘の出番は季節の変わり目に向けて、少なくなっていくだろう。]
……今日の議題はそうですねー。 おょ……?
[見慣れない男と、いつも語らう子供の姿。 子供が帰ってきたんだよーと楽しそうに笑いながらこっちに来た。]
帰ってきた……?ですか…?
[目が少し悪くなったのか、近づいてきたやっと気付いた。]
(272) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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『やってるね〜。今日のお題はオレの素敵なところなんてどう?』
思い浮かばないですね、馬鹿野郎。
[一蹴。]
………じゃあ、今日の議題は。 人はどうして温かいのか。 手を触れて、抱きしめて。 温かくないと駄目なのか。
[出稼ぎで遠くに出かけていた男。 それは、操作された記憶だけれど気付くことはない。
けれど――――。]
(273) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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『―――――…。』
なに?
『いや、なんつーか…、』
ダサいよねぇ…、あんた…。
『え……』
かっこわるい、すごく。もう会うことなんてないと思ってたのに。
[子供たちと別れた後、空き地に残ったのは2人。 そして、ぽつぽつと交わされる言葉。]
(274) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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………おかえりなさい。
『……うん。』
ただいま、って言わないんですね。
『そうだな。』
……変な感じ。
『かもな。』
[何か昨日までとは違う。 それは村の皆も感じることなのだろうか。]
(275) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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空、青いですねー…。
『青いなー…』
遠いところも青かった?
[首を傾げて尋ねる。]
『秘密。』
……死ねばいいのに。
『あー、ひどっ!!』
["ときめき"が星とともに降りてきて。**]
(276) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 00時半頃
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………ふふっ。
『何?気持ち悪い笑い声して。』
…今日の議題。 人はなぜあたたいか、ってやつ。 きっと、誰かを想えるから温かいんですよ。
[その伸ばす指先。 触れる大きな手に笑みを浮かべる。 記憶から痕跡が消えても。
忘れない、この温かさは。]
(293) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 02時頃
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もう、遠く、行かないでくださいね…。
[小さな声で呟いた願いは、星となる。**]
(294) mituki_ka 2011/08/24(Wed) 02時頃
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