人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

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【人】 白菊会 ミサ



    [ ながれぼし、と 碧に思った。
       なぜだか は、わからなくて、 ]

 

(7) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── 驚くものだから、寧ろ、
      此方の方が驚いてしまった気がする。

 
  いきなり、そう、
  わたしからしたらいきなり笑い出したものだから、
  思わず 、─── は? とか、
  巻戻った片目が瞬きを繰り返し、 ]

 

(8) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ひとのこと毒呼ばわりなんて、
  ……あなた、年上に酷い事言うのね。

 [ 生憎身体は"わかく"ても、
  この何のせんせいだかわからないひとよりは、
  長生きだから って 偉そうに。
  ……そのうち 何年、苗床に居たんだか。

  幾分か幼くなったのでしょう不機嫌面で、
  真白の布をせんせいへ投げてしまって、

      ( おばかさん!って、何時もの文句も! ) ]

 

(9) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ




             [ 同時、しらぎくが靡く。 ]

 

(10) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ──── ほしのいちぶか、わたしのいちぶか、
       手元に在ったいちまいは、
       周りをたゆたう花弁を見ながら、
          

           呑み込んでしまおう。 ]

 

(11) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



    ──── 十年も、生きているかしら、

 [ 白と、桃色と、緑色、
  其れより先に、紫と。

  声に出し、空想するより他無いけれど、
  ほしがもうひとつ、空から落ちた時、 ] 

 

(12) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



       [ 最後のしらぎくが、落ち ]*

 

(13) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ




      [ ───── 鏡を、見ていた。 ]


 

(14) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 星降る夜の、次の日だったと 思う。
  ……ように とは、それ以上の言葉で無く、

  "気がついたら" 此処に居て、顔を見ていた。
  其れだけに、過ぎなくて。

  わたしの、真白の苗床。
  窓の外には背の高い緑が見える、
  陽の照らさない 根城。 ]

 

(15) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ いつ 此処に戻されたのか、起こされたのか。
  只、記憶にある限り
  にんげんの顔半分だったのが、もう半分も戻っていて、

    ─── 嗚呼、否、すこぅし間違い。

  眼帯で片方が隠れていて、
  つい先程まであった花では無く、
  その元"なにか"の感覚がまるごと消えていたので、
  ……戻ったところで片目しか機能していないらしい。 ]

 

(16) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ はんぶん、で見るわたしの顔は、
  今まで( ……曖昧な記憶にある限り、 )より、
  何年分も 幼く見えた。
  
  鏡を持つゆびさきだって、一回り小さく。
  想像、空想通り 支払った養分は、
  戻ってこなかったらしい。 ]

 

(17) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ベッドの隣には、
  知らないおんなの誰かがいて、
  ……白衣の中から端末ひとつ取り出し、
  何かをひたすら、喋っていた。

  一気に夢見心地から引き戻されたわたしは、
  此処に居てもな と、気まぐれに
  脚の重たい身体を引き摺り、苗床を抜け出そうとして、


         ─── あっ と、頭上から声! ]

 

(18) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ "何時も"のように立ち上がろうとして、
  ─── また、見事に床に潰れていた!

  身体のサイズに合った寝間着の裾、
  相も変わらず蒼白い脚には、
  根のような"何か"の這ったような痣が
  薄ら 残っていたけれど、

  …………其れだって、きっと、
  わたしよりわたしに詳しい人たちしか、
  未だ 知らないのでしょう。 ]

 

(19) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  …………この、せんせい、の おばかさん、
        車椅子ぐらい用意しなさいよ……

 [ 床に伸びる
  ─── おとななんだか、こどもなんだかの、
  たいへんおもたい ちぃさな恨み言。 ]

 

(20) mayam 2019/06/21(Fri) 22時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……ちゃん じゃ無いわよ。
  何なの?あなたそういう趣味でもあるわけ?

 [ とししたせんせいのお迎えがあったよう。
  昨日よりもずぅっと高くなった背を、
  亀の動きで床に座ったわたしは見上げた。

  ……というより、諸々が機能しないとはいえ、
  わたしが"治って"にんげんになったのなら、
  交代するとか無いのだろうか。
  
  せんせいたちの都合なんて
  これっぽっちも分からないけれど。 ]

 

(30) mayam 2019/06/22(Sat) 14時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 手を貸すぐらいしなさい、とか、言った気がする。

  ベッドの脇に居たおんなの誰かさんは、
  着替えから目覚めまでの担当だったのか
  床に伸びた "かんじゃさま"を置いて去って行くし、
  
  それだから 伸びた先は必然的に、
  しょくぶつのせんせいになるわけで、─── ]

 

(31) mayam 2019/06/22(Sat) 14時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 
         無い、と 思ったのです。
         只、漠然と、其れだけを。


 

(32) mayam 2019/06/22(Sat) 14時半頃

【人】 白菊会 ミサ



       [ 片側の黒が ひとつ、瞬き、 ]

 

(33) mayam 2019/06/22(Sat) 14時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── それから数度、繰り返した。
  伸ばしたちぃさなゆびさきが、
  
      あれ?なんて、迷う仕草。 ]

 

(34) mayam 2019/06/22(Sat) 14時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ────── せんせい?


 [ 座ったまま、背筋も伸ばして、
  ─── 嗚呼 片目、ってやっぱり面倒くさい!
  高いところの碧を捉えようと、


     ほしの通った 在るはずの其れを、


  みあげている。 ]**

 

(35) mayam 2019/06/22(Sat) 14時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   [ 首を傾げた。おんなじように。
    怪訝な 顔で。

         端で、黒髪が揺れる。 ]

 

(81) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 手を、取られても、
  今でも勘違いじゃあないかと思っていて、

  ……だって抑 めのいろ とか、
  此までちっとも 見ていなかったもの。
  言ってしまえば 何かおかしい、程度で、

  わたしのように全部無くした訳じゃあ無さそうだし、
  ──── 鏡を見ても何も無さそうだし、 ]

 

(82) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……いえ、………、なんにも、

 [ だから手を取られても、
  求めておいて車椅子に乗らずこんな調子。
  片目を 彼方、此方に迷わせて、

  何が違ってしまったのか、だけ、
  暫く考え込んだ後、

  次々出される行き先に、漸く何時もの、
  ( ─── ええ、幼い其れではあったけれど、 )
  不機嫌面を見せ、 ]

 

(83) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



  ──── 女郎花。

 [ 適当に、何時か、聞いただけの花の名前。
  "きっと中庭にあるんでしょう" って。
  季節なんてちっとも気にしていない。 ]*

 

(84) mayam 2019/06/22(Sat) 23時頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ 道に散らばっていた筈の白菊も、種も、
  すっかり真白に戻っていた。
  昨日よりも、養分を取られてからも、
  もっと低くなった視界に 、……良い気分はしない。

  何の病気だろうが、
  状態なんて逐一確認されている身だから、
  姿の変わった、 なんて
  或いは、──── 生き残った なんて、
  書面上で知ったとしても目視すれば違うのだろう。
  白衣の誰かさん達の視線が
  顔も覚えていない、興味も無い誰かさんの何かが、

  それはそれはもう、

         ──── 全く腹立たしい。 ]

 

(85) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 白菊会 ミサ



   ……きらいよ こんな場所。
   ひとの居ないところが良いわ……。

 [ 何か布でも持ってくれば良かったわ。
  慣れるなんてあるのか、そんな風に、

  わたしの身を運ぶせんせいへ、また ひとつ。
  嫌がろうときっと世話を焼いてくれるのだから、
  目的の花の場所まで、
  きっと 直ぐ、連れて行ってくれるでしょう。 ]

 

(86) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 白菊会 ミサ



      ねえ、


 [ ──── 女郎花って何色だったかしら、
        硝子を通り抜ける間、純粋に問う。 ]

 

(87) mayam 2019/06/22(Sat) 23時半頃

【人】 白菊会 ミサ



  ……慣れないのなら、ずっと部屋に居るわ。
  ご飯は適当に持ってきてもらえば良いし、

 [ ……只、そうしたとしたら、
  今度こそ植物になってしまったりして。
  
  赤子まで戻ってしまうのは勘弁願いたい。 ]*

 

(95) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



         [ 白の中庭。 ]


 [ 日傘を忘れた と 思った。
  言われた通りシーツを持つべきだったけれど、
  ……まあ、暑いだけで眩しいわけでは 無いので。

  ─── きいろ。反芻。
  茎と葉の、みどりを捉えながら、
  咲いているどれかしら、とか、
  咲いていないなら、どれかしら と、

          頭上を見上げ、─── ]

 

(96) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

【人】 白菊会 ミサ



 [ ─── 片方の黒を、下ろし。

  花について何か言っているのを、遠くに聞き、
  寄せられたみどりの、その奥、
  白衣の袖を引っ張った。

     "こっちにまわって" って、 ]

 

(97) mayam 2019/06/23(Sun) 00時半頃

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