人狼議事


160 東京村

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地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/03(Wed) 16時半頃


【人】 地下鉄道 フランク

― 新宿 Bar「roooooot!」 ―

[店内がようやく賑わってきた。Barとは付いているが、はっきり言ってバーカウンターがついてるだけの庶民的な居酒屋だ。俺は注文のあった酒とドライフードを出すだけでよかったが、代わりに本物のBarが作り出す大人の雰囲気というものは失われている。]

 はい、生2つ〜。

[フロアスタッフに生ビールを渡す。我ながらいい出来の泡だ。
 満タンのグラスの代わりにオーダーの紙切れをもらい、オーダーボードに貼っつける。
 俺の城であるこの場所は、ただのアルコール受け渡し場と化している。チェーン店に一人で来る客は少ないし、来てもカウンターに座りたがらない。
 新宿には、もっと立派な一人飲みの為の店がわんさかあるんだから、
 ここで一人で飲もうとする奴がいたら、俺が別の店を紹介してやりたいぐらいだ。]

(17) 2015/06/03(Wed) 17時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

 …………

[つい昔を思い出す。高級クラブでバーテンダーをやっていた頃を。
 酒棚にはクソ高い酒が並び、周りに綺麗な女が沢山いて、気の利いた客も沢山いた。
 酒もおごってもらえるし、給料も悪くなかった。ココの倍以上だった。

 それが、一年もしないうちに。仕事の帰り、飲酒運転で事故った。
 縁石に乗り上げてずっこけただけだったけど、バイクの後ろに店の女を乗せていた。

 しかも、手を出しちゃいけない女だった。]

[唯一の幸運として、俺も彼女も大怪我をしただけで済んだ。
 降りた保険と、店をやろうと貯めていた貯金を全部払って、ようやく示談になった。]

(18) 2015/06/03(Wed) 17時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[俺が本当に苦しむのはこの後だ。
 その女は社長の愛人で――……俺もそれは薄々判っていたことだったが、本当に迂闊だった。
 その店をやめた後、系列店は勿論のこと、”高級”と名のつくクラブ、パブ、夜の店ではどこも雇ってくれなくなっていた。
 上手く潜り込んでも、2〜3ヶ月するとなぜか契約が更新されなくなったりした。
 本当にこういうことってあるんだ、と後半は笑えてきた。
 そして、俺は高級店でリッチに働くのは諦めた。

 電車かタクシーで帰ること。そういうルールだったのに。
 そんなもの、当たり前のことなのにな。]

 ”どうして電車で帰らなかった?”
 ”なんでタクシーで送らせなかったんだ?”

[いろんな人間に何べんも聞かれた言葉だ。

 電車が怖いからです。誰かが運転する車が怖いからです。
 どこか知らない場所へつれていかれそうだからです。

 そんなこと言えるわけがない。言ったとしても「そうなんだ、じゃあしょうがないね」なんて言ってもらえない。]

(19) 2015/06/03(Wed) 17時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[あるいは、遠くの街に行けば――……
 そう思わないこともない。しかし、この国でのトップはこの街だ。東京だ。
 新宿であり、六本木であり、渋谷なのだ。
 田舎の高級店よりも、都会の大衆酒場のほうがまだマシに思える。]

 『オーダー!』

 あ、わり!

[底辺の酒場でも、威勢がよくて気持ちがいいことだってある。
 オーダーは――……ジントニック、カルアミルク、カシスオレンジ。

 次の休憩時間が待ち遠しかった。]

(23) 2015/06/03(Wed) 18時頃

フランクは、追加のうっす〜いハイボールを適当に作っている**

2015/06/03(Wed) 18時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/03(Wed) 18時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/03(Wed) 23時半頃


【人】 地下鉄道 フランク

はあ。

[事務所のロッカーを開け、スマホを取り出した。
 中央線のダイヤは復旧してきたらしく、本日入り時間から来る予定だったスタッフが二人フロアに入った。
 彼らと入れ違いで休憩に入ったのだ。]

 あ。タバコもすいたいな〜っと。

[閉じかけたロッカーを半分開き、ごそごそとタバコを手探りで取り出すと、再び鍵をかける。
 事務所から裏口に回ると簡素な非常階段があり、そこにさらに簡素な喫煙所があった。

 昔カッコつけて買ったジッポで火をつける。といっても1万ぐらいだけど。
 ふう、と一息ついて非常階段から路地裏を見下ろす。自分のバイクと、その向こうに繁華街らしいネオンと人混みが見えた。
 下界を見下ろすようで気分がいい。

 スマホのロックを外すと、いつも通りに様々なコミュニケーションツールが口々に話しかけてくる。
 それを面倒臭がる人間がいるのは知っているが、自分は全くそう思ったことはない。
 むしろ、よく誰からも連絡がなくて生きていけるものだ。
 孤独感というものを知らないのだろうか。
 自分以外に誰もいない世界なんて、そんなのは――……]

(104) 2015/06/04(Thu) 00時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[メッセージを順序良く返していく指が止まった。
 アイリスからDMの返事があったのだ。>>1:290

 ”今夜行きます。”

[ただ、それだけだった。]

 (………なんか怒らせた?)

[明らかにいつもと文章の感じが違う。顔文字どころかハートマークの一つもつけてこない。
 よくよく思い起こせば、ひとつ前のDMも素っ気なかった。
 それでも――彼の頭には、彼女が別人かもしれないなんて考えは浮かびもしない。
 あまり熟考もせず、すぐに返信する。]


 『D A_i_lice りょーかい。なんか怒ってる?』

(106) 2015/06/04(Thu) 00時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[タバコを一本ゆったり味わって吸い、それからすぐにフロアに戻った。
 アイリスが来ているかもしれない。

 怒ってるのか、怒っているならば話を聞いて謝らなければ。

 店に呼ぶんじゃなかった。最悪、みっともない所を皆に見せることになる。
 女の扱い、こういうときになるとヘタなんだよな、と独り言ちた。]

(108) 2015/06/04(Thu) 00時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[フロアに戻った時、尻のポケットに硬い物体を感じた。]

 (やべ、スマホ……)

[”一応”従業員のフロアへのケータイの持ち込みは禁止となっている。勿論持ってきてる奴もいるが、それでもサイレントモードにしている奴が殆どだ。自分のスマホはおそらく普通に音が鳴る。]

 ごめん、点検行ってくる。

 『は〜い。まだゆっくりしててもいいんですよ〜』

[点検とは「トイレ」という意味だ。前は『1番』とかだったが、テレビやらネットやらであんまりにもやるんで、1番=トイレだと判ってしまい、お客さんを不快にさせるから……という理由で最近変わった。確かに、さっきウンコしてきたのか?と疑い出したら、そいつの手で切られたライムなんて見たくもないだろう。イメージするだけでも気分が悪い。]

[従業員用のトイレは事務所に行く前にあり、ロッカーに行くのも面倒だったのでそこでサイレントモードにすることにした。スマホをいじるついでに、自分のタイムラインをぼんやりと眺める。何度も同じツイートがRTされていることに気づき、本文もろくに見ずに画像を表示する。]

(126) 2015/06/04(Thu) 00時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[添付されているのは2枚の画像。>>#1
 1枚目、アルタ前だというのは判る。しかし、そこに散らばっている物体はよくわからない。トリックアートか何かだろうか。
 これが何に見えるか?とか。何色か?とか。何個見える?とか。そういったものだろう。
 普段通りにフリック操作を行い、2枚目を表示させる。>>#2

 ……うぉっ 

[2枚目、それは顔――というより、生首だった。
 画像を切り替えた瞬間に殆どアップで表示されたため、反射的に驚く。]


 ん




 えっ、   うそ

[スマホの画面を、反射的に押し付けるように胸に当てた。
 その画面に写った、2枚目の写真の顔を、見ないように。隠すように。見なかったように、胸に押し付けた。]

(130) 2015/06/04(Thu) 01時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[2枚目を理解したとき、さっきまでまじまじと見ていた1枚目の意味を把握する。
 心臓がどく、どくと破裂しそうに脈打っている。これでは、スマホに心音を聞かせているようだ。]

 うそだろ

[アイリス。
 その生首の顔は、自分の下でよがってみせた、アイリスの顔そのものだった。]

 ――いや、マジ、ありえない。

 ありえないし。コラだろ。

[コラ、が何なのかよくわかっていないが、写真をいじくる技術だというのはふんわりわかっている。
 自分を安心させるために、知っている単語を出したかっただけだ。]

 マジでないわ。だってこれから――― ……!

(ちょっと待ってくれ。
 じゃあ、今から会うアイリスは誰なんだ?)

(131) 2015/06/04(Thu) 01時頃

フランクは、顔面を青白くさせたまま、フロアに戻った。**

2015/06/04(Thu) 01時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/04(Thu) 01時頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/04(Thu) 14時半頃


【人】 地下鉄道 フランク

― 新宿 Bar【roooooot!】 ―

 『いらっしゃいませ〜!』

[失踪したアイリス。
 アイリスではない口調のDM。
 アイリスと思わしきグロ画像。
 今からやってくるだろうアイリス。

 それらがぐるぐると頭の中を舞う。]

 (気分悪くなってきた………)

[バーカウンター内には自分のほかに一人いるし、本日のスタッフ数は足りている。
 ちょっとくらい気を抜いてもいいだろう……そう思った矢先、カウンターにゲストが通された。(>>174)]

(178) 2015/06/04(Thu) 21時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

 いらっしゃいませ。

[俺って、腐ってもバーテンダーなんだ、と思った。
 客が目の前に座れば、無意識ににおしぼりを渡している自分を見つけたのだ。]

 ご注文が決まりましたらお声掛けください。

[側に立てかけてあるメニューを手のひらで指し示しながら、営業スマイル。
 奥の黒板を示して、『おすすめはあちらです。ではごゆっくり……』

 その胸元には、”中島”と名札が付けられていた。
 それに気が付かなくても、彼のTwitterアイコンに設定されている写真と、同じ顔だと判るだろう。]

(179) 2015/06/04(Thu) 22時頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/04(Thu) 22時頃


【人】 地下鉄道 フランク

[Bar「roooooot!」のメニューは、Barに必ずあるドライフードは勿論、ソーセージやチーズ盛り合わせ、格安のピザやパスタから、何故か普通の居酒屋みたいなだし巻き卵まで、だいたいのものが揃っている。

 黒く細長いメニューを開けば、最初に次のような文章が記載されているが、だいたいの人はろくに見ない。

 『oが6つのroooooot!は、皆さんの根っこ(root)であり、どんなに入り口や出口(o)が別れていても、結局は戻ってくる場所でありたいと考えております。』

社長に会ったことはないが、たぶん嘘だろう、と思う。]

(183) 2015/06/04(Thu) 22時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ッ……

 (いま、アイリス、と言ったのか?)

[言葉が出なかった。息を飲んで、相手の顔をようやく見る。口元に青い痣があったけど、それより何より。

 微笑んでいる。>>180

 どこか、アイリスを感じる顔で。]


 ………あのDM送ってきたの、あんたか………


[ようやく絞り出した言葉は、バーテンダーが客に向かって吐く言葉ではなかった。]

(184) 2015/06/04(Thu) 22時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

(>>185)

(なんだこの女……)

[そう思った。悪い夢でも見ているのだろうか。
 会話が通じているようで通じていない。
 酒の好みを知りたいだと?]

 いや……ちょっと待ってくれ……
 あんた誰だ?

 ……なんでアイリスのアカウントを使えた……?
 何の用で俺に…… 俺に会いに来た。

[落ち着こう。落ち着け。相手のペースにもってかれたらダメだ。]

(186) 2015/06/04(Thu) 22時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

(>>182 >>187)

[スタッフが注文をとる。エクストラゴールドはあるらしい……が、両脇の二人を見ると、年齢確認をお願いするだろう。
 店を追い出す為ではなく、アルコールを頼ませない為に。

 女性の店員はひとしきり説明したあと、メニューを裏返し、ソフトドリンクとスイーツの案内をする。
 お腹が空いているなら、カルボナーラやボンゴレビアンコ、ラザニアなどのフードメニューもある。]

(189) 2015/06/04(Thu) 22時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ……OK、なぎささん。
 知ってると思うけど、俺、フランクね。一応。
 えっとだな―――

[向こうだけ自分を知っているなんて、対等な立場になれるわけがない。
 しかし、名乗らせて目的を聞いたとは言え――……、]

 ――お酒ね。はいはい……

[声のトーンが落ちたのを感じた。イライラさせると面倒くさくなるタイプの人間だ、と自分の中で彼女を分類する。
 話すより、先に要求を飲んだほうがよさそうだった。

 ―……アイリスの好きな酒…… ]

(200) 2015/06/04(Thu) 23時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[シェイカーを取り出し、ピーチリキュール、レモンジュース、それからグレナデン・シロップを入れ、慣れた手つきでシェイクする。
 コツは力いっぱい振らないこと。手首の力を抜き、小さい動きでゆったりシェイクすれば事足りる。
 それから氷を入れたグラスにその赤い液体を注ぎ、すぐにソーダ水を注ぐ。]

 お待たせしました。
 お子様用ピーチフィズです。

[リキュールの量を少しだけ減らした、甘ったるい桃の香りがするカクテル。
 本当は店ではなく、自分の家で飲ませていたものだ。あくまでこの店は"待ち合わせ用"だった。]

[ピンク色の液体が、アイリスの姉と名乗る女に差し出される。]

(203) 2015/06/04(Thu) 23時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ……でね、なぎささん。
 答えになってなくって……あー。
 だからね、なんでDMでウソついてまで、こんなところに来たのかって……
 酒の好み知りたかったら本人に聞けばいいでしょう。
 ……っつうか、本当の姉さんかどうか、分からないですけど。


 あいりは、………無事なんですか?
 ネットに、ヘンな写真出回ってますけど……。


[本当に家族ならば、何かしら知ってるのは向こうだろう。]

(204) 2015/06/04(Thu) 23時半頃

フランクは、側に駆け寄ってきた店員が、「ロングアイランド・アイスティーって知ってます?」と聞いてきたので、作れるよー、とだけ答えた。

2015/06/04(Thu) 23時半頃


【人】 地下鉄道 フランク

『あっ、あれ、なぎささん?』

[その場にはあまりにも、素っ頓狂な声が響く。>>192
 思わず声の方を向くと、ごく近くの女性三人のテーブルのうち一人が目の前の「なぎさ」に話しかけている。
 どうやら、「なぎさ」という名前だけは本当らしい。

 店員と客の会話より、客同士の会話が優先されるのは当たり前だ。その様子を見守ることにした。
 その間、本当なら絶対にしてはいけないことだが、ポケットに入れっぱなしのスマホに手を伸ばした。
 二度と見たくはなかったが、その「ヘンな写真」を見せようと思ったからだ。2枚目はともかく、1枚目を遠目に見るぐらいはいいだろう。]

(212) 2015/06/04(Thu) 23時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

>>212

[Twitterのホームを開くと、誰かからフォローされていることに気づく。
 そのアイコンに見覚えはなかったため、殆ど手癖でホームへ飛び、プロフィールやツイート内容を確認してしまう。]


  、


[そこにはこう書かれていた。何度も、何度も。]

(221) 2015/06/04(Thu) 23時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

アイリス失踪の犯人は、顔に痣がある女

(222) 2015/06/05(Fri) 00時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ッ、……

[気がつけば、話題がこっちに戻ってきていた。
 慌ててスマホを降ろして彼女に目線を戻すと、
 殆ど身を乗り出すようにして話す、
 目をらんらんと輝かせる女のいびつな表情があった。


 そして、隠せないほどに大きな痣も――……]

(223) 2015/06/05(Fri) 00時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 ……お前がアイリスを殺したのか

[自分の手がカウンターから、彼女の襟元に伸びていた。
 周りには聞こえないほどの声で、小さく、低く聞いた。]

[冷静で居られなかった。この女は異常だ。
 妹の心配なんてこれっぽっちもしていない。]

(227) 2015/06/05(Fri) 00時頃

【人】 地下鉄道 フランク

[カッとなる、とはこういう事を言うんだろう。
 自分の職場でアイリスとの仲をばらし、
 あまつさえ体位だのなんだのと聞いてくる。
 我慢ならなかった。

 しかし、そのぐらいにこの女は異常だ。

 まるで、
 頭 の ネ ジ が ぶ っ 飛 ん で る 。


 失踪した妹のアカウントでわざわざDMを送ってくるのはなぜだ?
 家族のことが心配でないなら、なぜそこまで?
 どうしてそんなに妹を知りたがる?
 何に執着しているんだ?

 その疑問を、誰のものともわからないツイートが全て解決してくれた。
 信じるとか信じないとかではない。自分にとって、最適な答えだった。]

(232) 2015/06/05(Fri) 00時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[フランクの小さい声は、周りには聞こえなくとも、聞き耳を立てていた者には聞こえただろう。**]

(234) 2015/06/05(Fri) 00時半頃

地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 00時半頃


地下鉄道 フランクは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 01時頃


【人】 地下鉄道 フランク

>>239 >>240

[衝動的に襟元を掴んだ事を反省する前に、相手の反応が一気に変わった。
 "ぶたないで" そう、か弱く鳴いたのだ。
 血の気の引いた顔は、あの画像のアイリスを思い出させた。

 あまりの変貌ぶりに呆気にとられる。そして、お陰で少し冷静になれた。
 自分が有利に立っていると(思い込むだけでも)、落ち着けるものだ。
 その証拠に、女に手をあげたことはなかったが、これもそのうちに入っちゃうのかなあ、なんて余計なことを考えた。]

 ………アイリスから、逃げた?

[そのうわ言のような言葉に、つい聞き返す。]

(257) 2015/06/05(Fri) 01時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

>>241

 (否定するより先に、「証拠」かよ……)

[”殺した”は勢いで出た言葉だった。勿論証拠は何もない。
 失踪に関わってるのか?そんな都合のいい言葉でぼやかしてはだめだ。

 殺してない。アイリスは家にいる。
 殺してない。本当はアイリスを心配している。
 殺してない。コラ写真を作っただけだ。
 殺してない。私は姉ではない。ハッキングしてアイリスのアカウントにログインしただけだ。

 ――殺していない、の次の言葉を聞きたかったのだ。]

(265) 2015/06/05(Fri) 01時半頃

【人】 地下鉄道 フランク

[そろそろ同僚に気づかれそうだが、掴んだ右手を離すことはなく。
 左手でスマホを操作し、あの画像を表示させる。] 

 よく見ろッ!これは、あいり、だろ?
 
[スマホに映る、人形のようなその顔。
 何か、反応があるはずだ。何か――]

[もし、本当に彼女が姉で、まともな人間だったなら、ひどいことをしていると思う。
 けど――こいつは、まともじゃない。]

 ネットでも「痣女が犯人」だってさんざん流れてる……
 誰か目撃者がいたんじゃないのか?

 そうじゃないなら、アイリスのことで知ってることを教えろよ……!

(266) 2015/06/05(Fri) 02時頃

【人】 地下鉄道 フランク

 『中島、何してる!』

 っちょ……やめろ!

[スタッフが気付き、数人走りこんできた。そしてフランクの手をなぎさから引き離す。]

 『手を離せ中島!』
 『大変申し訳ございませんお客様!ご飲食代は結構ですので、今のうちに』

 吉田さん、違う!ちがうんだって、俺は………!

[なぎさは、親切な店員のお陰で、フランクの手から開放された。店から逃げることも容易だろう。]

(271) 2015/06/05(Fri) 02時頃

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