255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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― 昨夜、陽だまりパン工房 ― [いつの間にか泣き疲れて眠っていた。 きっと、朝になれば大丈夫って。 いつも通りの笑顔に戻れるって。
――そう、根拠のない夢を見ようとして]
(3) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[ ガ シ ャ ン !!!!
階下の調理場で窓が割れる音がした。 びくりと体が震え、慌てて飛び起き階段を下る。 調理場の窓が割れて、石が転がって―― それだけで終わりじゃなかった。
ば さ り ――……
割れた窓から投げ込まれた袋。 そこから大量の硝子片が辺り一面に飛散する]
(4) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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っ……!!
[あまりの事に、悲鳴すらあげられない。 硝子片はまるで砂塵のような細かさで砕かれていて。
ああ、ああ――……、 執拗に、丁寧に、偏執的なまでに! 砕いて砕いて砕いて砕いて、ばら撒いて。 調理台を、綿棒を、秤を、ボウルも竈も。 硝子片にまみれてざらついて、
――月の光を受けて輝いて、 この世の終わりのように綺麗だった]
(5) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[見えない悪意が日常を浸食していく。 私に残された、数日限りの少ない時間を]
あ……、
[へたりと、その場に崩れ落ちる。 見つめる”目”にも、気付かずに。 体が震える。 衝撃で涙すら流す事も出来ず。
ただただ、硝子片にまみれた調理場を見ていた]
(6) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[そうして、しばらく呆然とした後。]
そう、だ……、自警、団……、
[通報しなきゃ、と思った。 非日常から日常へ、意識を切り替える。 そうして自室の携帯端末から自警団に通報する。
寝間着姿にカーディガンだけ羽織って。 呆然とした顔で。 駆け付けた自警団の人に事情を説明した。
窓硝子が割られて硝子片を投げ込まれたと 店のカウンターに置いたままになっていた剃刀入りの封筒についても相談した]
(7) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[剃刀入りの封筒にはメモが入っていた。 筆跡の分からない、直線直角で書かれた文字で。
どうして笑顔でいられるのかと。 この店を捨てて出て行っても 食べられて死ぬだけなのに、と。
――そう、書かれていた。 自警団の人に話しながら右手を見せて。 恐怖が蘇ってその場で震えて蹲った]
どう、して……? 私が、何を……? 私はただ、みんなに、笑顔でいてほしくて…… い、今まで、頑張って、っ……
[ぽろぽろと、涙が零れて膝に顔を埋める]
(8) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[怖かった、辛かった、分からなかった。 誰がこんな酷い事をしたのか。 でも、これだけははっきり分かった。 この街の中、優しかった人々の中に、 ――私を害そうとする人がいる。
ああ、ああ。 その事実が、恐怖が、痛みが。 涙を止めさせてくれなかった。 体の震えを止めさせてはくれなかった]
(9) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[そうして私は怯え続けて。 心配して残ってくれた自警団の人の前で。 ただただ、蹲っていた。
――……、 気付けばもう朝になってしまった。 いつもならパンを焼いている時間だ。 でも、この調理場の惨状ではパンは焼けない。 笑顔も、浮かべられない。
崩れ始めた私の日常。 浸食する悪意は一体、誰のもの……?]
(10) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[パン屋の店先は自警団の人達で騒がしく。 いつものパンが焼ける良い匂いもしない。
調理場では未だに私は動けないままで。 いつもの笑顔もまた、消えた。**]
(11) 2018/12/04(Tue) 10時頃
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[何もできずにただ震えて蹲る。 見つめる視線に気づきはしない。 私の恐怖を、一体誰が知ってくれるだろう? 私の痛みを、誰が知ってくれるだろう?
いるはずがない。誰も。 見ているはずがない、誰も。 だから――]
……死にたく、ない……、
[痛む右手を握りしめ、また泣いた。 死がこんなに近いのだと気付いて]
(85) 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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[そうして、ポケットに入れた端末が震えた。 それだけで私の体がびくりと強張る。 震える左手でなんとか画面を開いて。 イルマさんからのメールにほっと息を吐く。>>68 安心した、そこに日常がある事に。 安堵する心があるのは、良い事だ、誰にだって。
『心配してくれてありがとう。 少し右手を怪我してしまって、 今から治療院に行こうと思います。
お店の片付けは、してくれるなら助かるわ。 硝子片が飛び散って掃除が大変だから』
何度も打ち間違えて、訂正して。 そうして日常を繋ぎ留め、メールを送る。*]
(87) 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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[気付けば時間はもうお昼過ぎだ。 ずっと蹲って震えていたから、体が軋む。 立ち上がって赤い目元を擦って。 そうしてずっと寝間着姿だったのに気付いた]
着替え、なきゃ……、 あと、顔も洗って、包帯も巻き直して……、
[呟くのは、日常を繋ぎとめる為。 ふらふらと二階にある洗面所で顔を洗う。 左手だけしか使えないのが不便で仕方ない。
ぎくしゃくと身だしなみを整えて着替えをして。 血がにじむ包帯をまた巻き直す。 食欲は――なかったので水だけ飲んで]
(102) 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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[身支度を終われば少し日常が戻って来る。 ほっと息を吐いて。 左手薬指の指輪を握りしめ、前を向く。 今はこれだけが私の心の支え]
――……。 今日も、見守っていてください、あなた。
[一人呟いて、二階から一階へ。 調理場の捜査は自警団の人にお任せして。 私はパン屋を後に治療院に向かった。*]
(103) 2018/12/04(Tue) 23時半頃
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― 治療院 ― [治療院に着いた頃にメールの返信に気付いた。>>95 優しい言葉に日常を噛みしめる。 この距離ならメールより直接話すほうが早い。 治療院の受付で手続きをして、 先生のいる部屋まで案内してもらって。 そこで働いているイルマさんに声をかけた]
メールありがとう、イルマさん。 ……右手、ね、結構深く切れちゃって…、 昨夜、剃刀入りの封筒が届いたの。 それでザックリ……、
[事情を説明する顔色はやっぱり悪い。 差し出した右手の包帯を解いて、ずたずたに切り裂かれた傷口を晒した。 外気に触れて、痛みに顔が歪む。**]
(109) 2018/12/05(Wed) 00時頃
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[治療院に来てすぐにイルマさんに怒られる。>>118 思わずその剣幕に困ったように眉を下げて]
だ、だって夜も遅かったんですもの……、 迷惑にならないかしらって。
[そう言えばまたイルマさんを怒らせちゃうかしら? おろおろと頬に手を当て俯くの。
いつものやり取り。 でも、そこに日常を感じて安堵する]
(160) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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[包帯を解いて傷口を冷静に見れば酷い傷だ。
常連さんの何人かも心配してくれるだろう。 早く良くなるようにって――、 そう心配してくれる様子が目に浮かぶ。
診察室で手当てを受けて。>>119 丁寧に包帯を巻きなおしてもらって]
ありがとうございます、先生。 イルマさんもありがとう。
[やっと人心地ついてほっと微笑んでお礼を言うの。 手は痛いけど、動かせないわけじゃない。 ――だから、死ぬわけじゃない]
(161) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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[相変わらずてきぱきしたイルマさんを見て。 いつも通りのんびり笑って頷いて]
ふふ、頼りにしてますね。 本当に、イルマさんが傍にいてくれてよかっ……、
[泣いてもいいって、 優しい言葉に話の途中に思わず涙が零れた。 慌てて拭おうとするけど、止まってくれない。
嬉しかった、その優しさが。 温かかった、その日常が。 堪えていたものが、安堵から零れていく]
(162) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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[ごしごしと、慌てて目元を拭って。 でも涙が零れて、困ったように笑って]
ああ、だめ、ダメね。私ったら。 ずっと我慢していたのに。 あなたに心配かけちゃいけないって。 最後の日まで笑顔でいようと思ってたのに…、
ごめんなさいね、不甲斐ない姉で。 でも……、ありがとう。
[ずっと言わずにいた気持ちを打ち明けられた気がした。 ごめんねって謝って、 ありがとうってお礼を言って]
(163) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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[そして最後に]
イルマさんの胸、私は好きよ。 スレンダーで、すっきりしてて!
[って、イルマさんの胸について言及するの。 ……そういう意味じゃないって? うふふ、つい悪戯心でね。
そうして一度、イルマさんの着替えを待って。 受付で合流したならパン屋へと向かいましょうか。*]
(164) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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― 陽だまりパン工房 ― [イルマさんとパン工房に帰ってくると自警団の人が迎えてくれる。 どうやら、昼間にセイルズさんが来てくれたそう。 私、はっと頬に手を当てるの]
そうだわ、今日はセイルズさんに帳簿を見せる日! 来てもらったのに、悪いわ……、 後で役所に帳簿を持って行きましょう。
[うんうんって一人頷いて。 でも、まずは掃除ねって箒を握ろうとして――。 イルマさんに怒られそうだから、大人しくしておく事にしたの]
(165) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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[カウンターの椅子に座って一息ついて。 朝からなにも食べてないのに気付いて、 昨日売れ残ったブリオッシュを一つ口にする。
そうしてほっとして。 カウンターに置いたあの人との写真を見て――]
……あら? こんな傷あったかしら?
[よく見れば、あの人の部分に微かな傷が。 いつも写真を見ていたから、分かるもの。
じっと見つめて。 きっと昨日剃刀を落とした時についたのねって。 そう思って、ふいと目を逸らすの。**]
(166) 2018/12/05(Wed) 19時半頃
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[そっぽを向くイルマさんにふふって笑う。>>195 そうしてうんうんって頷くの]
そうね、あの人ならこうしてくれるかしら。 ふふふっ……、
[なんだか懐かしくて、温かくて。 泣いてたのも忘れて微笑むの。 べしっと投げられたハンカチを受け取って。>>196 これ以上顔が丸まらないよう目元を押えましょう。
胸元、すっきりして良いと思ったのに、なんて。 思う私はやっぱりちょっと鈍いのかも。>>194]
(253) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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― 陽だまりパン工房 ― [パン工房ではイルマさんが片付けをしてくれる。>>197 私は椅子に座って、ひと呼吸して。 写真を眺めた後で噂を聞いて顔を上げるの>>198]
まあ、本当? 怖いわ……、 私も気を付けなくちゃいけないわね。
[気を付ける、と言っても昨日の今日だ。 私に出来る事と言えば、 自警団の人に見回りの強化を頼むくらいだろう。 パン屋にいた団員の人に、お願いしますと頭を下げた]
(254) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[帰ったほうがいいのかと言われて。 少し心細いけれど、でも。 あまり迷惑をかけてもいけないわとそう思うの。 だから、努めて平静な顔を心がけて]
片付けありがとう、イルマさん。 何かあれば電話するわ。 だから、大丈夫。心配しないで。 イルマさんも気を付けてね。
[何処かに行くイルマさんをそう見送るの。>>199 仲良くしてる、つもりだけれど――。 でも、いつもイルマさんの歩みは私より先に行くの。*]
(255) 2018/12/05(Wed) 23時半頃
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[イルマさんを見送った後。 お役所に行く前にセイルズさんに会えた。>>244 よかったってほっと一息]
こんにちは、セイルズさん。 自警団の人から聞きましたわ、来てくれたって。 わざわざご足労ありがとうございます。
自警団の人は先程帰りましたわ。 犯人の手掛かりは、特にないみたいで……、 でも、店の周囲を見回りしてくれるみたいです。
[少しだけ不安そうな顔をしながら。 いつも通りにお仕事の話をするセイルズさんに、 いつも通りの日常を噛みしめながら帳簿を手渡すの]
(274) 2018/12/06(Thu) 00時頃
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[店内をぐるっと見回すセイルズさん。>>247 それに答えるように]
お店はイルマさんが片付けてくれましたの。 私は右手が使えなくて見てただけで……、
でも、すぐに良くなりますわ! お医者様もそう言ってくださいましたし。 パンもまた、焼けますとも。 だから、大丈夫です。
[ぎこちなく包帯を見るセイルズさんに。 大丈夫って、そう微笑んで]
(275) 2018/12/06(Thu) 00時頃
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[後継者の話になれば、頷くの]
ええ、孤児院のマーゴと言う子ですわ。 お菓子作りが好きで瞳のきらきらした子で。 きっと美味しいパンを焼いてくれますわ!
……あ、ここのパン屋。 相続をその子にしてあげたいのですが。 手続きに必要な書類を教えてくれませんか?
……それとも、子供じゃなくって信頼できる人。 イルマさんの方がいいのかしら……?
[相続の話になるとむむっと唸って。 日常の話を、いつもの常連さんと。 束の間、恐怖を忘れさせてくれるものだった]
(276) 2018/12/06(Thu) 00時頃
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[だから、だから。 昨夜割られた窓硝子の隙間。
そこにある、封筒に。 今はまだ、気付かない――。*]
(277) 2018/12/06(Thu) 00時頃
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[後継者のお話はやっぱり難しいわ。>>308 頬に手を当てて、うーんと難しい顔をするの]
難しいんですのね……、 私、そう言う事は旦那に任せっきりで。 ダメね、頼ってばかりじゃ。
[くすりって、困ったように苦笑してみせるの。 セイルズさんも困ってしまったみたいで。 少しだけ沈黙ができて、おろおろと。
こんな時は美味しいパンの話かしらって。 そう世間話を続けようとした、所で]
(318) 2018/12/06(Thu) 01時半頃
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はい、なんでしょう……?
[尋ねたい事がある、なんて。>>309 セイルズさんが聞くから小首を傾げて]
セイルズ、さん……?
[傷が治る事が第一だと。 パンが焼けなくても、私は大丈夫、と。 そう言ってくれる言葉に、驚くの]
(319) 2018/12/06(Thu) 01時半頃
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