246 とある結社の手記:9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
― 朝・自室 ―
……。
[男は起きたままの格好でベッドに腰を下ろしていた。 シャツを脱いだまま、肩にかかる髪もそのままに、睨みつけるように机上のコインを見つめている。
暫くそうしていた後。ゆるい癖毛を一度強く掻き回し、苛立ったように立ち上がった。]
……ああ、もう… なんで。
[その苛立ちはコインに対してか、自分に対してか。 立ち上がってもなお、視線はテーブルの上。ぎり、と歯が鳴った。]
(3) 2018/07/29(Sun) 12時半頃
|
ノアは、半裸のまま自室で突っ立っている。
2018/07/29(Sun) 12時半頃
ノアは、聞こえてきたイヴォンのとんでもない声量>>0にびくっとした。
2018/07/29(Sun) 12時半頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 12時半頃
|
[イヴォンの叫び声>>0が上がった後。男はシャツだけ羽織って部屋を出た。 ピスティオの名を呼んでいたということは、彼の部屋で何かあったのか。 よりによって、と顔を引き攣らせながら廊下を走る。途中、へたり込んでいるパティ>>5と、その後ろで固まるラルフ>>6の姿を目にした。
同時に鼻をつく、鉄の臭い。 昨日サイモンの部屋で嗅いだものと、同じ、]
パティ! ラルフ!
[呼びかけて、膝をついてしまったパティの視界を遮るように、彼女と部屋の間に割り込んだ。]
見ない方がいい。 俺が見てくる、から。 ラルフは、パティを頼む。
[時既に遅かったのかもしれないが。少し開いたドアに近付く。]
(7) 2018/07/29(Sun) 14時半頃
|
|
[鼻を片手で覆いながら、開いたドアの隙間からそろそろと中を覗き込む。 部屋一面、眩暈がするような赤に覆われていた。 そして、床に倒れている何かを見た。力なく投げ出された小さな手。]
……ッ、
[一歩、二歩と後ずさりして。男もまた、その場に膝から崩れ落ちた。 あの小さな手。 ここに集まった人々の中で一番、小さな手。]
"おれさ、はじめて酒飲むときは、自分の稼ぎで飲もうって決めてるんだ。"
その時は付き合ってくれよな、と笑う姿>>0:96が脳裏に甦る。 あれは、ほんの数日前の、約束だった。]
なん、で おまえが、
[その先は、言葉にはならなかった。]
(8) 2018/07/29(Sun) 15時頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 15時頃
|
……、結社員を、呼んでくる。
[口を押さえて、喉の奥からせり上がってくる苦いものを堪えながら、どうにかそう口にして。 マリオの体にシーツをかけようとするラルフ>>10に声を掛けられないまま、男はよろよろと一階に降りていった。
暫くすれば結社員が遺体を運び出すだろうが、サイモンの時と同じく、血の痕はそのままなのだろう]
(11) 2018/07/29(Sun) 16時頃
|
ノアは、暫く洗面所に籠った。
2018/07/29(Sun) 16時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 17時半頃
|
― ロビー ―
[洗面所から出て、マリオの部屋の掃除をするなら手伝おうと二階に上がりかけた時、ロイエの懇願の声>>25が耳に届いた。 そうだ、処刑は。誰が選ばれたのか。 ロビーに足を踏み入れて見たものは、結社員に連れてゆかれるワンダと、それを止めようとするロイエの姿だった。
哀願も空しく、ワンダは連行されてゆく。その表情は、男からは見えなかったけれど。]
……。
[ワンダが人狼なのかどうか、男にはわからない。 わかるのは、飲み仲間であるところのワンダの夫の愚痴を聞くにつけ、何だかんだと文句を言いながらも彼女を頼りにしていて― きっと愛しているのだろうと思ったこと、それだけだ。]
……はあ。
[男は深い溜息を吐いた。鼻の奥が、まだ少しつんとした。充血した目の周りは少し赤いように見えるだろう。]
(46) 2018/07/29(Sun) 21時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 21時半頃
|
― 昨夜 ―
[リンダからの問いに答えた後。そっと置かれた紅茶(>>2:403)に気付き、視線を横に移すと、ロイエが物憂げな表情を浮かべていた。]
ああ、俺も恐ろしいよ。 浴びる程飲んで、全部忘れられたら、いいのにねえ。
[ありがとう、とフーバー家のメイド直々の紅茶に口をつけながら、目を伏せて頷いた。傍らに置かれたボトルについては、その場では我慢したものの、恐らく後に空けることになったのだろう…]
(58) 2018/07/29(Sun) 22時頃
|
ノアは、パティからイヴォンへの問いかけ>>87に気付くと、二人にじっと視線を向けた。
2018/07/30(Mon) 00時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 01時頃
|
― ロビー ―
[庭師は、そのやり取りをじっと見つめていた。険しい目つきで、睨むように。ピスティオによってモンド>>121が、イヴォンによってパティ>>127が名指しされた時は僅かに目を見開いてそちらを見たが、すぐに視線を占い師を名乗る二人に、ひたりと戻した。
そして、注目を集めるように片手を挙げて、口を開いた。]
俺も、昨日の結果を話す。
(129) 2018/07/30(Mon) 08時半頃
|
|
俺は昨日、ピスティオを占った。 ピスティオは……人間、だ。
[それは、ピスティオを人間だと占ったイヴォンの言葉を、信じなかったという宣言だった。男はロビーにいる全員をぐるりと見回して、]
モンドとパティが人間か、人狼なのかは。俺にはわからない。 まだ、人狼が誰なのか…マリオを殺したのが、誰なのか。わからない。 俺にわかるのは、ラルフとピスティオが人間だってことだけだ。
[苛立ちと疲弊の滲む表情で、静かに、しかしはっきりとそう告げて。片手で顔を覆って長く、長く息を吐いた。吐いてから、また吸って、]
(130) 2018/07/30(Mon) 08時半頃
|
|
それと、もうひとつ。 俺は占い師が三人いるとは思っていない。昨日リンダお嬢様やモンドさんが言ったように、占い師はこの中に一人だと思う。 つまり、この中の二人が嘘をついている。
だからピスティオを占った。 次は、イヴォンさん。あんたを占おうと、俺は思う。
あんたが占い師でないなら、ピスティオを人間だと断言できるのは。 共鳴者か、人狼しかいないだろう。 共鳴者が占い師を装う理由なんて、俺には思いつかない。
[男はそう宣言して、イヴォンを睨みつけた。]
(131) 2018/07/30(Mon) 09時頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 09時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 20時半頃
|
― 少し前 ―
[ピスティオに人狼だと名指しされたモンドの笑み>>133にはぞっとしたものの。 今のところ男は、彼をあまり疑ってはいなかった。面識は一切ないし、直接言葉を交わしたこともない。ぶっきらぼうで愛想のない流れ者。そんな印象だったが、ルパートやパティと話している様子を見る限りでは、敢えて語らないことはあれど、積極的に嘘をつくようには思えなかった。 故に、モンドに票を入れるか>>138、という問いについては、]
俺は、今日はあんたには入れないよ。
[そう答えた。]
(278) 2018/07/30(Mon) 21時頃
|
|
― 少し前 ―
[男はピスティオが潔白だと主張する夫人>>177に挑むような目を向けたまま、]
感謝される筋合いはないですよ。 俺は、ピスティオを"人狼"だと疑って占ったんだから。
[ピスティオをちらりと見て。はっきりとそう言った。]
まァ…相手を間違えた、ってことだな。無能と言われても仕方ない。
[自嘲するように口の端を歪めて俯く。だが続くイヴォンの哀願には、目を細めるだけで答えはしなかった。]
[そしてベッキーの発言>>154には、一瞬傷付いたような表情を浮かべた。人狼だとは思えない、と言ってくれるのはとてもありがたかったが。この歳になって伴侶どころか恋人すらいない、稼ぎだってそう良くはない飲んだくれにはよくよく刺さる言葉であった。自業自得だが。]
(284) 2018/07/30(Mon) 21時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 21時半頃
|
[今朝連れていかれたワンダが人間だった、と語るリンダの言葉>>244に、眉間に皺を寄せてきつく目を閉じた。 よく知る村の人々から疑われて。疑われたまま、処刑される。孤独を何より恐れる男には、人狼に喰われる方がマシにすら思えた。
リンダが見たというマリオの魂の、色々なものが損なわれている―男には幽霊など見えたことはないからわからないが、恐らくは喰われて、ということなのだろう―という様子を聞けば、赤に沈む小さな手を思い出して、また大きく息を吐いた。
リンダの霊能者である、という告白については、昨夜から特に疑ってはいなかった。 時折、何もないところを見つめる姿を目にしていたため、そういうことか、と納得できた。同時に、その若さで酒に頼るようになってしまったことを、悲しいと思った。きっと、それが見えてしまうのは彼女自身のせいではないのだろうから。]
(285) 2018/07/30(Mon) 22時頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 22時頃
|
["情報に、ならない。"
ユージンの言葉>>261に、マリオを殺した誰かへの憎悪や、ワンダのように処刑されてしまうことへの恐怖や、ピスティオは潔白という一点張りを続けるイヴォンへの苛立ちが、すっと引いていくのがわかった。 どこかへ消えてなくなったわけではない。ただ、優先するべきことを突き付けられた。 そうだ、今一番やらなければならないことは。何よりも優先しなければならないことは。
人狼を、見つけることだ。]
……わかった。
[そう頷いて、考える。 イヴォン以外なら、誰を見るべきか。 今、情報のない誰か。これまで能力者や人狼として名前の上がらなかった誰か、であるべきなのだろうか。
ルパート。ベッキー。スージー。ロイエ。
この四人のうちの誰か、ということになるのだろうか。 そこまで考えて、四人の顔を順繰りに見て。
はあ、と溜息をついた。]
(306) 2018/07/30(Mon) 23時頃
|
|
[そこへ、モンド>>294から声を掛けられて、思わず背筋を伸ばした。強い眼差しにやや怯んだ様子を見せるも、あんたが頼りだ、と言われれば目を瞬いて、]
は、はは…あんた、俺を信じてくれるのか。
[へら、と笑う顔に安堵の色を滲ませて。しかしすぐに、真剣な目に戻る。]
"能力者"以外、だな。 ……考えてみる。
(308) 2018/07/30(Mon) 23時頃
|
|
― 真夜中・自室 ―
[この二日、同じことを繰り返している。 縞模様の浮かぶベッドに腰を下ろした男の上にも、鉄格子の影が落ちていて。手の中に一枚、古いコインが握り込まれている。]
何でこんなことになっちまったんだろうな。
[零した声に答える者はない。
ほんの数日前までの村での暮らしが、すっかり遠くに行ってしまったようだ。 マリオと植木鉢の話>>0:94をしたことも。ワンダから一杯だけならとお赦し>>1:1をもらったことも。 昨日ユージンと飲んだこと>>2:507>>2:518も、もう随分前のような気さえする。
―イヴォンやピスティオに、あんな目を向けることになるなんて。
彼の困ったような表情>>214を見た。 あの時は、怖かった。二人とも敵だと思った。弱みを見せたら負ける、そう思った。 でもきっと、彼も怖かったんだろう。裏切られた、と思ったかもしれない。
独りになって思い返すと、そんなことばかりが頭に浮かんでくる。]
(351) 2018/07/31(Tue) 01時半頃
|
|
寝て起きたら、全部夢だったらいいのになァ。
[そう考えて、浅はかにもしこたま飲んで、翌朝何一つ状況が好転していない、ということが今まで何回あったろう。両手の指ではとても足りない。
マリオが殺されて、ワンダが処刑されて。 明日も誰かが殺されるかもしれない。 明日も誰かが処刑されることは、決まっている。
男は長年、自分に失うものなどないと思っていたけれど。失われて欲しくないものは確かにあった。 それは命を賭けてもいいと思えるほど、眩しくて、温かくて。きっと男には手の届かないもの。
掌を開いて、コインを弾く。 落ちてくるまでの、ほんの一瞬。
男は祈るように目を閉じた。**]
(352) 2018/07/31(Tue) 01時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 02時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 07時頃
|
[スージー贔屓だというユージン>>371には、張り合うように俺も俺も、と言い出して。同じく呆れたような視線を受けたのかもしれない。 スージーの呟きにも>>399、ユージンのモンドも外してほしい、にも。男は頷いた。]
二人とも、ありがとう。 きっと俺独りじゃ決められなかった。
[本当は誰も疑いたくなんてないから。そう小さく呟いて。それからすぐか、もう少し何か話してからか。やがて部屋に戻っていった。**]
(412) 2018/07/31(Tue) 08時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る