人狼議事


146 demi-human... 『亜人の住まう街で』

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視点: 人


紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 00時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

 
― 追憶:雨の音 ―

[――運が悪かったのだと、僅か残された仲間のひとりは言った。
 ――ふざけるな、ともうひとりが叫んだ。
 激しく雨が降る日だったと記憶している。
 冷たい洞と、消えた薪と、折れた三叉槍と、欠けた杯。

 振り返れば、亜人もニンゲンも、兎角無数の屍が転がっていた]

(5) 2015/01/11(Sun) 04時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

   「 ねえ、仲良くしよう? 」

[  ――男だとも、女だとも
 年若いものだとも、年老いたものだとも
 判らぬ儘、儘、知らない「誰か」に戦争の幕は閉じられた。
 「勇者」? ――違う。
 奴は、何もかもを奪って去っていったのだ。
 この怒りも、哀しみも、振り上げた拳の行き先も。

 何をせよというのだ。
   何も無い。
 血塗れた掌を見つめた。

 一族の誇りも、戦いの矜持も、
 守っていると思っていたものは、
 気づけば何もこの手に残っていなかった。
 ――――何の為に生きてきたのだか、わからなくなった。

 記憶の底にこびり付くのは――
 流された血を只、残酷に拭う 雨の音。*]

(6) 2015/01/11(Sun) 04時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

 ― ………… ―

[流れ着いたこの街で
 昔のように剣や盾をつくろうとしても
 掌がどうしようもなく震えて動かなかった。
 代わりに戦士だった頃は鼻で笑った小さな作品を作った。

 それしか生きていく方法がなかったとはいえ、
 それでニンゲン達に厭な思いをさせられるとはいえ、
 それを手にすることで、笑顔になるヒトがいた。

 「綺麗だ」と己の作品を見つめて、
初めて皮肉げに笑ったのは誰だったか……覚えていない。

 その笑顔が、
そして、 ――例えば、穏やかな少女の弾むような声が
 木漏れ日のように点々と 彼が歩く道を照らしていた事は
 憎んでいた筈のものたちに生かされていた事は
 屹度、彼も自覚し得ない「事実」。]

(7) 2015/01/11(Sun) 04時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

―現在―

[酷く静かな朝だった。
 少女を見送った後、何故か寝付けず作業を続け、
うっかり寝床でない場所で眠り、冷えた身体を震わせた。
 一応変温動物である。

 下がった体温を元に戻そうと、日光に当たる為に街に出る。
 店と家に鍵をかけた。]

 ……おい、   こら!

[その途中、店によく来る小鳥の一羽が、やけに騒がしく鳴くから
 彼もそれを落ち着かせようと手を伸ばす。
 聞き分けの無い小鳥はひとしきり喚いた後、
 窓から出て行ってしまった。
「なんだったんだ」と脱力。

 小さな月のような、透き通るクォーツ。
 小鳥が咥えて、どこかにいったことには気づかぬ儘。] 

(8) 2015/01/11(Sun) 04時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[ 黒い影は『何かの強い怨念』を持っているかのように、
この街に住む『パルック』という男を引きずりこんでしまったという。
 彼はその男を見たことがないのだが、それなりに名の知れた男のようでパルックの失踪の噂は瞬く間に街中を駆け回っていた>>#0

 人通りの少なくなった街を歩く。
 遠巻きに突き刺さるニンゲン達の視線が、いつも以上に痛い。
 どうせ亜人を疑っているのだろう。
 それが魔法が使えないリザードマンだろうが、なんだろうが]

( ……昨日、買い物を済ませておいて正解だったかもしれん )

[どこか冷静にそんなことを思った。
 ――そういえば、と昨日聴こえた狼の鳴き声を思い出す。
 あれは、この前店に来た黒い人狼の声だろうか。
 モスキートが仲良くなった「狼さん」だろうか。

 黒い人狼には、野菜の礼をしなくてはならない。
 彼はゆっくりとあてども無く街を歩いて、南へ**]

(9) 2015/01/11(Sun) 04時半頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 05時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

― エルデント:中央にて ―

[ふと、懐かしいにおい>>10がした。
 戦場のにおいか。……違う、これは ]

『嗚呼、お久しぶりです。』

 ……ああ。 この前ぶりだな

[木の上から降りてきたのだろうか、
 濃い木の葉の香と、薄い血の香を漂わせながら
 此方に声をかけた相手に、ゆるく会釈をする。]

 探していた。この前の野菜の礼をしたくてな

[受け取れと小包を手渡すが、受け取って貰えるのだろうか。
 中身はジャムクッキーが数枚に、菓子その他諸々。]

 ……その血のにおいはどうした
[赤い目を見ながら、僅かに訝しがる様子で首を傾げる]

(14) 2015/01/11(Sun) 10時頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 10時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

[小包を貰ってもらえたのなら、一先ず安心。
 その後聴こえた言葉>>17>>18
二、三度ゆっくりと瞬きをした後、「そうか」と返した。
 頭をちらつくのは「影」のこと。

 ……だが、目の前の人狼をそれと結びつけるのは、
 あまりにも短絡過ぎるだろう。
 元々狼は人を喰らうものなのだから。]

『 …ところで、人が異様に少ないですねぇ。
 何かあったんです?』

 ……街でニンゲンの男が影に飲まれて一人消えたのだと
 やつらは亜人がやったのだと疑っている
 だから、外に出てこない

(26) 2015/01/11(Sun) 12時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[と、説明して、
彼は、少し遠くから此方を見ていた痩せ男を睨みつけた。
痩せ男は短い悲鳴をあげて、彼らから視線を外すと、
そそくさと立ち去っていった。

遠巻きから突き刺さるニンゲン達の視線。
交わされる「あいつらが、」という噂話を、
人狼がどう思うかは知らない。
もしかしたら何も思わないのかもしれないが。]

 あまり、――喰ったことは 言わない方がいいだろうな
 お前がニンゲンに負けるとは思わんが 面倒が嫌いなら

[小さな声で告げる。
 ……我ながらおかしいな、と彼は思った。
 こんな事を言う意味はないのだが、
 人狼の心配でもしたのかもしれない。]

(27) 2015/01/11(Sun) 12時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[ どこかで歓声>>24が聞こえた。
 ――なんだ、と、軽く辺りを見る。

『 当たった 』
『 ――のせいだろ』
『 さっさと…………』

  ……厭な、笑い声だ。* ]

(28) 2015/01/11(Sun) 12時半頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 12時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー


[赤い瞳と黒い髪。
 何があったと聞いても、飄々とした儘のように見える。

 それが人狼の本来の気性なのか、>>31>>32
 それとも別なのかもよくわからないが
 蜥蜴にとってはいっそ好感すら覚える様子で]

『小癪なものですね。
こんなものに多くを奪われた
…などと考えるだけで不快になります。』

 ……ああ
 連中は戦争を終わらせたつもりでいるが

[その実、只奪っただけなのだ、と紡ぐ前に、
 視線は宙をさまよう。
 ベンチから起き上がったのは見たことのある不死身の男。
>>35>>36]

(38) 2015/01/11(Sun) 16時頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

 ワクラバ、そこで寝ると風邪を
    ……引かなくても寒いだろう

[そう声をかければ何かしら反応はあっただろうか。
 今しがた、
 ニンゲンに何かされていたのは彼ではない事は判る。]

 すまん

[胸がざわつく。
 人狼の男に断りをいれ、
 逃げていった小さな人影を追って裏路地へ。
 途中、飛んできた小石が首に当たれば、投げてきたものへ
石を――一応、当たらぬよう思い切り投げ返した。
 悲鳴。
 石畳か何かが壊れる音がしたが構わない。]

(39) 2015/01/11(Sun) 16時頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[ 暗い暗い裏路地の、落書きだらけの壁際に、
抱え込んだ一羽と小さく座り込んだ一人>>25の姿を見れば
彼も無表情を僅か歪める。]

  ……モスキート。

[かがみこみ、その顔を見下ろすことは叶うだろうか。**]

(40) 2015/01/11(Sun) 16時頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 16時頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

[行ってらっしゃい、とお構いなく、と云う言葉を背に受けた。
軽くワクラバ>>41と人狼の男>>43に頭を下げ
それから小さな影のもとへ

安堵の溜息が聞こえる。>>42
されど、こんにちは、と挨拶をする声が震えていた。]

 ああ 

[フードを深く被りなおし、しどろもどろに続く言い訳を
 彼はゆっくり聞いて、軽く頬を掻いた。
 逃げたという兎の瞳を見る。]

(45) 2015/01/11(Sun) 18時頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

『…だから、わたし 』

 …………は……。 嘘をつくな。
 怪我は

[もう心には怪我を負っているのだろうけれど。
 今度は此方が小さく溜息を吐いた。
 彼女の頭にふれて、その深く被ったフードをとろうとしたが
 拒否されれば不器用に手を引くだろう。]

(46) 2015/01/11(Sun) 18時頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 18時頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

[伸ばした掌は拒絶される事無く、
儘、そっと迷彩柄のフードを取る
 ガスマスクに目視できるほどのゆがみ。>>48
先ほどの己と同じように石でも投げられたか、ぶたれたか
 何が起きたか察するのは簡単だった。

 冷たい風に撫でられ靡く白い髪は美しくとも
 それ以上に、今の彼女の様子が悲しい。
 差し伸べた掌を思い切り弾かれたも同然なのだから。]

  ……、 モスキート

[ 兎が跳ねて、そっと彼女の傍に立ち寄り添っただろうか。
 零れた嗚咽と、ふいに寄せられた体温に瞬く。>>49
 が、それも一瞬。縋りつく子供の掌を拒むことは無い。

 只、種族の差か。
 華奢なその身体を傷つけそうで、
 頭や背をあやすように撫でる掌は作品を作るときより不器用に]

(52) 2015/01/11(Sun) 20時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー


[沸きあがるのはニンゲンに対する怒り。
――親子でもないのに、さながら父親のような顔をする。]

  ……昨日話していたニンゲンの子では、ないのだな?

[彼女はその子のことを大事そうに話していたから
 モスキートを哀しませたのが、
 その子供でなければいいと、ふと思ったのだった。]

(53) 2015/01/11(Sun) 20時半頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/11(Sun) 20時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー


[少しの間、じっとしていた。]

 そうか

[否定をされれば、少しだけ安心した。>>63
服を掴んだままの彼女の頭が横に振られるのを見て
それから]

 ……ああ、そうだな

[皆少し怖がっているだけなのだという言葉を聴けば
 彼はとりもあえずそれに頷いた。
 ――が、また次があった場合
 怒りを押し留めておけるかは微妙である。

 お前は優しいな、と小さく呟いたのは聴こえたかどうか]

 行こう

(69) 2015/01/12(Mon) 00時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー


[白い髪をフードで被りなおし、猫耳をつけた彼女を見下ろした。
 掌を引かれるのも握られるのも慣れない事ではあるが
 彼女が広場の方へ歩き出していくならば>>64
 それに歩幅を合わせて彼も歩いたことだろう。]

[広場に戻った時には、
丁度人狼の男とニンゲンの少年が喋っている頃だっただろうか
>>61>>62>>@3>>@4
ワクラバは相変わらずベンチで寝ていた気がする>>51

ニンゲンの少年が彼女の友達だと知ったなら、
話しておいでとその背を押してみるのだろうけれど。**]

(70) 2015/01/12(Mon) 00時半頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/12(Mon) 00時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

[それは丁度、
人狼の男が飛んできた石を>>61叩き落していたところ。
大丈夫かとちらりとそちらを見たが、大事には至っていないようで
少しだけほっとする。

少女の手が離れる>>74
 視線の先には不死の男。
 あれはあれでそっけないところがあるが、
まあ、大丈夫だろうと、少女と、それを追う白い兎を見送る。]

『Shalom chaverim, shalom chaverim,
 Shalom, shalom
 L'hit-rah-oat, L'hit-rah-oat
 Shalom, shalom……』

[どこからか歌が聞こえた。
 懐かしく、どこか物悲しい旋律。
 そういえば、似た歌を一族の娘が歌っていたような。 

  意味は―――― ]

(76) 2015/01/12(Mon) 09時頃

【人】 紅茶屋 クリストファー



[    泥を這う音が聞こえた。    ]



[  乾いた風が、白藍の鱗に覆われた頬を撫ぜる。

  潮騒の如き木々のざわめきに、
  妙な寒気を感じて彼は俄かに辺りを見渡す。
  イージアンブルーの紐で縛った赭の髪が揺れた]

       ( ……気のせいか )

[ ――何か、を、感じて
 ゆるく揺らめく尾の先が、僅かに緊張を帯びて震えた**]

(77) 2015/01/12(Mon) 09時頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/12(Mon) 09時頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

『呑気ですねぇ…。
 まあ、彼はそれでいいんでしょうが。』

[ワクラバを一瞥し、そんなことを呟く人狼の男>>79を見て
 彼はただ無表情のまま]

 お前は、それではいけないか

[そんな言葉が零れた。
 質問でも、糾弾でも、叱責でもなく、ただの感想。
 人狼が少年に向けた視線は見えてはいなかったが。>>78

 誰かを憎むのにヒトは理由を欲する
 ふとそんな事を思った]

  ……ああ、そういえば。
  おれは、クリストフォロスという お前は

[名前を未だに聞いていないことに気づいて、
少年と人狼の会話を邪魔しないタイミングで、名を告げてみた**]

(80) 2015/01/12(Mon) 11時頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/12(Mon) 11時頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

 そうか

[相槌。それから、名前を教えてもらえば、
「やっと名を知れた」と、ほんの僅かに表情を和らげた。
アルゼルドがニンゲンの事を一瞬気にしたのには気づかず。

そこで、大きな声。>>@6幼い歓声に
彼もアルゼルド>>87と同じく二、三度瞬きをした。]

 ……ドラゴンではない。
 リザー、……。

[その主張は少年の「すっごーい!」に掻き消された。
 全く昨日から熊耳だの竜だの、
……どうみても蜥蜴にしかならんし見えんだろうと、
ひそかに蜥蜴人としてのなけなしのプライドが傷ついているわけだが、子供達に罪は無い。

 柔らかな頬を林檎色に染める様子は
異種族からしても微笑ましいのだから尚の事だ。
声量を落としてほしいと告げるアルゼルドの言葉に一つ、頷いた>>88]

(93) 2015/01/12(Mon) 18時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[頬を掻く。
視線が眩しい。]

  …………ん、

[逡巡の後、触ってみるか? と、
鱗に覆われ、黒く鋭い爪の生えた大きな掌を差し出してみれば
少年――マリオと言っていた>>@5、はどうしただろうか。]

(94) 2015/01/12(Mon) 18時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[地平線に夕陽がとけていく。]

[少年や人狼と暫し語らっただろうか。
 住宅の影から、此方を何かが覗いていた。
 転がる音。引きずる音。
 どうやら「聴こえている」のは彼のみのようで、
 其方に視線を向けたのも、また彼だけだった。

 広場に繋がる小さな路地を歩いていくセイレーン。
 丁度その白い羽が夕陽に光った時、
 住宅から影が延びてきて、
 ――セイレーンを襲うのが「見えた」から]

  …………――っ、

[咄嗟に地を蹴り、無鉄砲に駆け出していた。
 その姿をどれほどのものが見たかは知らない。
 あの「噂」の影だと気づいたのは、セイレーンの肩を掴んで、
押しのけ、庇うようにその「影」を見上げた後。 ]

(95) 2015/01/12(Mon) 19時頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[ ――それは、まるで、強い怨念のようだった。]


 貴様……!

[彼の背丈以上に伸びた「影」をねめつける。
此れが例の「影」だというなら、随分と卑劣だ。

「逃げろ」、とそのセイレーンに告げれば、
 悲鳴をあげて彼女は走り去った

 それに安堵するも束の間、
 攻撃態勢を整える前に、影が屈強な腕や脚に纏わりつく。
 まるで万力で止められたかのように動かせなくなった手足に、
 彼は目を見開いた。]

(96) 2015/01/12(Mon) 19時頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/12(Mon) 19時頃


紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/12(Mon) 19時半頃


【人】 紅茶屋 クリストファー

―回想:小さな少年と、―

 ……ああ

[そう応える声は無愛想だったが、
 差し出した掌を引っ込めることはなく。

 自分のものよりとてもとても小さな掌>>@7
爪をつついてきたり重ねてきたりする様子を
擽ったそうにしながら見ていた。

ニンゲンがこうして触れてくるというのは初めてだ。
その事実が何だか、落ち着かない。

そうしてアルゼルドの言葉どおり少し声を控えめにした少年の
沸きあがる泉のような質問に言葉少なに答える。>>@8

――その好奇心に溢れた丸い目は、
 不思議とどんな石よりも綺麗に見えたのだった*]

(112) 2015/01/12(Mon) 22時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

―現在:夜の手が撫ぜる小さな路地にて―

       [ずるり。]

[粘りつくような音が聞こえた、気がした。
 これに呑まれたら――どこに、いくのだろう。]

  ――…………は、

[影。質量も何も無い筈なのに確実に触れてくるそれは、
 彼の耳元にぬるい感触を残す。

 睨んだ先に濡れ羽烏の黒。
 底なしの闇の鏡が映し出すは己の邪心。]

”ニンゲンも他の亜人も滅びてしまえ。”
”仲間を、愛したヒトを奪った奴ら――全て殺せ。殺せ!
 声が嗄れる迄 憎悪を叫べ!”

( ……ふざけるな )

(113) 2015/01/12(Mon) 22時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

[頭を振り、邪念を振り払う。]

  [ 縋りついてきた体温>>49]
  [ 微かに添えられた手>>1:141]
  [ …重ねられた小さな掌>>@7]

[こんな影(もの)に呑まれて、否定してたまるか。

 ――そこまで思考を紡いで、彼は、再度目を見開く。]

  ( ああ、――……おれは )

[「          。」
 そんな事に、今更、今更、気づいた。
 刹那、喉仏から頬まで影が這い、彼の薄い唇を覆った。
 呻き、相も変わらず動かぬ身体で足掻く。
 質量の無い影に爪を立てたとて、傷すらつけられない。]

(114) 2015/01/12(Mon) 22時半頃

【人】 紅茶屋 クリストファー

  ――――――………、

[意識が薄まると共に、抵抗も弱く、意志も弱くなっていく。
 置いていかない、と交わした約束は果たせそうにもないし、]

 (  …………悪ぃが、渡せそうにもねえな。 )

[ ちらつくアメジスト。 盲いた闇に苦笑を零す。
 そして、――「呑まれ」「消えて」 後には何も、「残らない」

 誰も居ない路地を乾いた夜風が浚った。**]




        『 ちちっ 』

(115) 2015/01/12(Mon) 22時半頃

紅茶屋 クリストファーは、メモを貼った。

2015/01/12(Mon) 23時頃


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