82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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― それからの日々 ―
[村で生きる者たちの姿や、 移り変わる季節の色を見つめて過ごした。
ドリベルと並んで過ごす日々は 生前と変わらず穏やかで幸福だったが、 あまりにも静かで、平穏で、平坦で。
半年が過ぎたあたりから、 身体に小さな異変を見つけるようになった。 残っていたはずの左腕の傷が消え、 胴にあったはずの古傷のたぐいも失せた。
さらにふた月もすると、 そこに何があったのかを思い出せなくなった。
肉体を超えて魂が記憶していたはずの 生きていた頃の様々なものが失われていく。]
(277) onecat69 2013/05/21(Tue) 23時頃
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心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。
motimoti 2013/05/21(Tue) 23時頃
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[左腕の傷の手当をしてもらった嬉しさも、 絶対に薄らぐ事が無いと思っていた悲しみや憎悪も。
愛も。尊敬も。欲も。なにもかも。]
……… ああ、ドリー。ドリー。
[記憶の端々に暗い穴が出現し、 隣に居るはずのドリベルの顔を見ても 一瞬…それが誰なのかわからずに 言葉を無くす瞬間さえあった。
そのたび、すぐに思い出し、 数秒前の自分を悔いた。]
(278) onecat69 2013/05/21(Tue) 23時頃
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[一年経つ頃には 陽の光が体を透けるようになっていた。
肉体から離れて時間が経つにつれて 魂は消失へと向かってゆるやかに進んでいたのだ。]
(279) onecat69 2013/05/21(Tue) 23時頃
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− 緩やかな時間の中で −
[数日前なら、夕食後も妙に緊張感を持ったまま 色々な雑務をこなしていた。
だが今は。 紅茶を差し出して、ゆっくりと時間を感じる。 この一瞬一瞬はとても大事な事だと 教えてくれた仲間達に感謝しながら、 板に書かれた主の声を見る>>264]
あまり面白味の無い話ですよ。 私ともう1つの騎士の家の話です。
[それでも望まれるまま、ライマーとラーマを繰り返す もう1つの騎士の家との話や 自分のラーマだった2人の人物の説明や 騎士団での話を、それこそ夜が更けるまで ゆっくりと語り始める]
(280) pannda 2013/05/21(Tue) 23時頃
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…………。
[兄からの言葉を聞けば、 満足そうに笑って。>>276]
わかってる。
[約束するかのように、唇に唇を重ねた。**]
(281) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時頃
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友愛組合 チアキは、メモを貼った。
kasuga 2013/05/21(Tue) 23時頃
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― 一年後 ―
[天上へ逝く事も、 地上への転生も拒み。 永遠を求めた結果の消失への道。
まるで空気に溶けてしまうように 魂ひとつの身が薄れてしまう時間が増え。 それでも現に近い場所を揺蕩ったのは、 いつも傍で過ごすドリベルの存在があったから。
そうして、ようやく、気付いた。 このままでは本当に大切なものが 消えてしまうのだと。]
(282) onecat69 2013/05/21(Tue) 23時頃
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― 現との境目 ―
[一寸先は闇。
闇色の霧に包まれた道の上に立つ。 永遠にドリベルと共に…その希望を捨て。 代わりに胸の内にあるのは、 新しい希望。]
……ドリー、いつかまた。
[隣に立つドリベルと最期のキスを交わして。
手を握り、歩き出す。]
(283) onecat69 2013/05/21(Tue) 23時頃
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いってきます。いってらっしゃい。 ……必ず、帰っておいで。必ず、帰るよ。
[そして真っ直ぐに歩いて行こう。 暗闇の中を。光を目指して。*]
(284) onecat69 2013/05/21(Tue) 23時頃
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― 別れまでのカウントダウン ―
[停滞はなによりの恐怖と、昔誰かが言っていただろうか。 穏やかな日々は何物にも変えがたく、 けれどそれは人として大切なものを喪わせていく。]
……大丈夫ですよ。エル。
[こちらを見て一瞬言葉に詰まり、 次いで悲しげな顔をするサミュエル>>278へと 気休めにもならない言葉をかける。 少し輪郭が朧になった手をそっと撫でる。
幸いにも、自分がラーマとなってからの記憶はまだ残っていて。 けれどライマーだった頃は白紙へと―― 時折自分がライマーであったことすら忘れていた。]
(285) 緋灯 2013/05/21(Tue) 23時頃
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− 復活の後 −
[今はしっかりと唇の動きで意志を読み取る事が出来る。 そのせいで、何度か夕食抜き事件も起きたりしたが]
キリシマ様…。 私が心から敬意と想いを込めてお呼びしたいのは キリシマ様だけです。
[唇が涙を拭うと、その温もりに確かに キリシマの息吹を感じて、嬉しさからまた涙が零れる。 弟子達がいるのは知っていたが、 約束を果たしに戻って来てくれた大切な大切な時。 今だけは目の前のキリシマだけに意識を向けていたい]
キリシマ様。 幾ら弟子の前だからと言って張り切って若返らなくても。
[からかう様に間近の顔を見つめて、耳元に囁いた]
(286) pannda 2013/05/21(Tue) 23時頃
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[ラーマに変質するまでの七年間。 ふと気付けば誰かがいなくなっていた理由を知る。
ともに在りたい。 その我侭を、叶えてくれた愛しい人。
光に消えかけたその身へと手を翳して。 このまま世界に融ける道もあったけれど。 もう一度、輪廻の中で、一緒にと、願って。]
……はい。必ず。
[聞こえた声>>284を手のぬくもりとともに魂に刻み付けて。 光の下での再会を誓った。*]
(287) 緋灯 2013/05/21(Tue) 23時頃
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[再会だけは人目も憚るつもりは無かったから、 離れて、他の村人や弟子達に順番が回って来たのは どれ位後か]
弟子達も随分成長しましたよ。
[キリシマの教えをずっと守っていました、と 自信に満ちた瞳で頷いて]
キリシマ様、戻りましょうか。 私達の家へ。 美味しい腸詰もベーコンも用意しておりますよ。
[誘うのは『私達』の家*]
(288) pannda 2013/05/21(Tue) 23時頃
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―穏やかな夜―
「トルドヴィンの話ならば、なんでも聞きたくてな」
[照れくさくて言い難かったことでさえ今なら言える。 それから、ゆっくり始まる過去の話に耳を傾けた。
思う以上に高貴な出だということを知ることになる。 ラーマとしてこき使いすぎたか、と 今更ながら反省もした。 眠くなればそのままトルドヴィンを腕に抱き、 夢うつつに過去の話にのめり込んでいった。]
(289) meiji 2013/05/21(Tue) 23時頃
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なに……。
[向けられた笑みに、僅かだけ、照れ隠しのように眉間に皺が寄る。 けれど唇が近付けば、皺はすぐに消えて。 かわりに、ゆっくり瞼を閉ざす。]
───……。
[重ね合わせた唇は、永遠を誓い合うかのように───**]
(290) nordwolf 2013/05/21(Tue) 23時頃
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―後日談―
[ラーマとして復活した後の生活は、あまり変わっていない。 小麦から粉をひいて、パンを作って、鍛錬をして。 ご近所のライマーやラーマとは相変わらず助けあって。
違いと言えば、兄と二人で暮らしていた家に、新米ライマーと暮らすようになったくらいだ。
そして時々、自宅近くの草原を訪れては、懐かしげに風を浴びている。下手な歌を歌っているのを誰かに見られたならば、慌ててやめたりしているけど。
武器としてのケヴィンの姿は、片手剣。 重すぎず、短すぎず。オーソドックスで、比較的扱いやすい部類の武器。飾り気もなく、素朴で、悪く言えば地味。本人の印象を表しているような姿だった。
ある程度ライマーが成長し、もっと自分にあった武器を探したい、と言いだせば、送り出して、次の新米ライマーと暮らす。そんな風に繰り返し、見送ったライマーは2人。]
(291) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時頃
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[そして3人目の新米ライマーは、真っ直ぐで、夢を目指す姿が一番弟子に似ていた。将来はいいライマーになるだろうし、なってほしい。
そんな彼と、森の奥に少し足を伸ばしたある曇の日のこと。]
…………!
[奥から迷い出てきたのか、新米ライマーには荷が重い魔物の姿。戸惑うライマーの前に出て、斧を構える。]
……行け、振り返るな!
[自分が武器に变化しても、到底勝てないと踏んで、彼を逃がす道を選んだ。飛びかかってきた魔物の牙に斧を噛ませれば、彼も、自身が足手纏いだと気づいて、助けを呼んでくるから、と踵を返した。
魔物を鋭く睨みつけながらその声を聞いたが、間に合いそうもないと、冷静に考えている自分がいた。]
――――!!
[魔物がこちらへと襲いかかってきて、そして……]
(292) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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[雨が降っていた。
地面を汚す赤は、雨水で流れていく。]
…………。
[木に寄りかかって、空を見上げる。 傍らには、辛くも倒した魔物の死体。 けれどこちらも、致命傷を受けていた。]
……ここまで、か。16…17年……? 短い……いや、長い方、か?
[呟きは雨音に消えていく。 雨のせいで、風を感じにくくなっているのが寂しい。 体温も確実に下がってきていた。]
(293) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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[一度目の死は、痛くて辛くて、悲しかった。 二度目の死は、向こう側に待ってくれている人がいるから、痛いけれども悲しくも怖くもない。
やっと……という思いが強かった。]
……春の朝 露に匂う 花よりなお美しく
秋の宵 空に澄む 月よりなおさやけし───…♪
[そっと、いつか聞いた歌を低い声で口ずさむ。 下手だったけれど、構わない。 聞く者はいないし、雨音が誤魔化してくれるから。]
(294) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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− 穏やかな夜 −
[自分の事は何でも知りたい>>289とは 相変わらず変な主だと思うが、 見つめる目は呆れでは無く、笑っていた]
では私も我が君の話を……。 帳面に纏めて読ませていただきますか?
[要は自伝を書いて読ませろ、と言っているのだ。 読唇術を覚えたり、板に書くのもいいが。 主の全てを持っている気がして、強請ってみた。
主の自伝に付いては攻防が続くだろうが、 自分の話は戦場で主を見つけた時の話も加えて。
もう慣れてしまった主の腕の中、 狭い寝台に身を寄せ合って夢物語の様に語る。 そしていつしか眠りに落ちて。 幸せな夢を見て、日常へと戻るのだった**]
(295) pannda 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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我が 愛し……
……
[次は、何だったか。 歌詞が思い出せない。
―――でも、もうすぐ聞きにいけるから、いいか。
そんな思考が過ぎって。]
――――…
[その場に残るのは、折れた剣と雨の音のみ**]
(296) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。
motimoti 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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―復活の後―
[また泣かせてしまったけれど、 約束を果たすために戻ったのだから今日ばかりは許して欲しい。 何度か頬に唇を押し当てて、その体温に やっと帰還の実感が湧いた。]
そんなに若くなっているのか? 自分では調節出来なくてな。
……変、か?
[もしやとんでもない姿になってしまったのか、 身長に違和感が無いからこどもでは無さそうだが、と 見える範囲で確認する。]
(297) meiji 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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[もう一度唇を寄せてからトルドヴィンを腕から開放すると、 順番にすっかり成長した弟子たちにも抱きつく。]
ああ、楽しみだな。 強くなったんだろ?
[自分も1つだけ皆を驚かせる物がある、 過去の被害者達にそれを見せる為に、明日は腕を振るおう。
誘われるまま、歩は懐かしいあの家への路*]
(298) meiji 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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―穏やかな夜―
私の話? …………ええ?
[本にまとめるとなると、酷い羞恥を伴うのだが、 それ込みでの話だろうかと、 眠気が何処かに逃げた顔でトルドヴィンを見つめた。 知られたくない部分は黙っていれば良いと思うのだけど とそれから暫く頭を悩ませる事になる。
結果、誰にも見せないときつく言ってから、 後日出来上がったものを見せることになった。]
(299) meiji 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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全てを知っていて良いのは、トルドヴィンだけだからな。
[その中には戦場でトルドヴィンを見かけた時のこと、 ライマーとして憧れていたことは多めに残しておいた。
狭いベッドの中で二人寄り添っている、 ただそれだけの幸せを抱きしめて眠りに落ちた。 目覚めたらまたいつも通りの日常が、始まる**]
(300) meiji 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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─ 17年目の或る日 ─
[天の国の時間の流れは曖昧で、もうだいぶ、長く留まっているようでもあり、つい先日からのようでもあり。
行く魂、来る魂。 一体、いくつ出会ったろう。 けれど、待っているのはひとりだけ。
───その日は、何かの”予感”があった。]
………。 もう少し、ゆっくりしてきても良かったのに。
[そう呟くが、表情は、おそらく誰の目にも分かるほど穏やかで、幸せそうなものだったろう。]
(301) nordwolf 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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───♪
夏の夕暮れ 青葉わたる 風よりなおかぐわしく
冬の日に 降り積もる 雪よりなお清けし
[歌を口ずさみながら、ゆっくりと、人の世と霊界、空との狭間へ歩いてゆく。]
我が 愛しき───……
恋人
(302) nordwolf 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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……ケヴィン……
[そして、ゆっくりと歩み寄り───>>-1575]
(303) nordwolf 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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―17年後 >>-1574>>-1575―
………。
[ゆっくりと歩み寄ってくる、その姿。 最後に別れた時から、何も変わっていない。]
…………、
[会いたかったその姿に、感極まって声も出なくて。 ただ、唇を重ねて、抱きしめた。]
………兄さん。待っててくれて、ありがとう。
[夢じゃない、幻でもない。嬉しくて、笑って、泣く。]
……なあ。 ……また、歌を、たくさん聞かせてくれな?
[*離れていた時間を、これから埋めよう*]
(304) mikanseijin 2013/05/21(Tue) 23時半頃
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心意六合拳 攻芸は、メモを貼った。
motimoti 2013/05/22(Wed) 00時頃
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―幾年月の後―
[武器として生きることがなくなれば、自然と、その刃は毀れていった。 決して主にはそれを気取らせることはないようにと、努めて平静を装いながら。
いや、主のことだから、気付いているのかもしれない。 どちらにせよ、死ぬ時は彼と共にと心に決めていたのだ。
出会った頃。 自分は武器としても、またその心もどちらも尖り。 主の手の中で、その鋭さを誇っていたものだ。
だが、主が戦場に出なくなってからは、全てが変わっていった。 心穏やかな暮らしの中。 その心が安まるのと同時に、少しずつ、刃もその鋭さを失っていった。]
(305) Hund 2013/05/22(Wed) 00時頃
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[戦う為に、ラーマとして戻ったのだ。 戦う心を失った男が、ラーマとしての刃を欠けさせていったのは、致し方ないことだったのかもしれない。
だが、それを主に気取らせる訳にはいかない。 自分が先に逝けば、主を悲しませることになる。 ただその一心で、日常を続けていた。
――なればこそ。
主がその生命を全うしたならば。 毀れた刃はその任を終えたかのように、やがて、静かにその後を追った。
眠る主の元に、まるで寄り添うかのように――…。**]
(306) Hund 2013/05/22(Wed) 00時頃
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ホレーショーは、ケヴィン、愛してるよ───……これからも、ずっと……
nordwolf 2013/05/22(Wed) 00時頃
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